研究開発費(時系列)
| 年度 | R&D費用(億円) | 設備投資(億円) |
| 2025-12 |
- |
79 |
| 2024-12 |
- |
118 |
| 2023-12 |
- |
110 |
| 2022-12 |
- |
59 |
| 2021-12 |
- |
42 |
研究開発活動(本文)
FY2025|835 文字
6 【研究開発活動】当社グループは、「人と創造力をつなぐ。」企業として筆記具を中心に、独自性を追求した新製品と品質重視の製品開発を行っております。ステイショナリー用品事業においては、お客様が「書く」ことを通じて、より「創造力」を発揮して高める事ができるよう、各種筆記具を中心とした開発を進めております。当社グループが長年開発・製造してきた技術を更に深化させ、万年筆のペン先素材及び加工技術、ボールペンのチップ加工技術(コーン、パイプ、シナジーチップ)を強化しております。また、インキ技術においては、ゲルインキやフリクションインキの性能向上を図り、マーカーでは、当社グループ独自のペン先と速乾インキを使用した蛍光マーカー「KIRE-NA(キレーナ)」や、書きやすさを追求した油性ペン「おなまえ上手」等のラインナップを強化しております。さらに、シャープ芯等の固形芯の開発技術や、新規素材、組成の探索にも注力しており、高品質で付加価値の高い筆記具の開発を進めております。これらの筆記具は、安全性と環境配慮も重要視しております。その他事業においては、筆記具の開発と製造で培った基礎技術をもとに、当社グループ独自のクロミック技術を応用した新しい玩具の開発や、万年筆の加工技術で培った貴金属加工技術を活かした宝飾リング製品の開発、筆記具設計技術を応用した他社との共創によるデジタルペン開発、更には、シャープ芯製造で培った技術を基にした高精度な微細孔・多孔のセラミックスの産業資材の開発を行っております。このセラミックス材料は、小型化が進む自動車部品や半導体製造装置等の市場に向けた付加価値の高い産業資材として、お客様にご愛顧いただいております。また、保有技術を応用した分析機器用途、医療分野向けの機材開発も開始しております。なお、当社グループは日本国内においてのみ研究開発を行っており、当連結会計年度の研究開発費の総額2,462百万円を、全額日本セグメントにおいて計上しております。
FY2024|684 文字
6 【研究開発活動】当社グループは、「人と創造力をつなぐ。」企業として筆記具を中心とした品質重視の製品開発を行っております。ステイショナリー用品事業においては、お客様が「書く」ことを通じて、より「創造力」を発揮して高める事ができる各種筆記具を中心とした開発を進めております。当社グループが長年開発・製造しているインキ技術、万年筆やボールペンをはじめとした各種筆記具の設計技術、万年筆やボールペンのペン先の加工及び開発技術、シャープ替芯等の固形芯の加工及び開発技術、これらの技術を応用して、高品質で付加価値の高い各種筆記具の開発を進めております。これらの各種筆記具は、長年培った基礎技術を活用する事により、安全性と環境保全に配慮しております。その他事業においては、筆記具の開発と製造にて長年培った基礎技術を中心とした開発を進めております。当社グループ独自のインキ技術を応用した新しい玩具の開発、当社グループの原点である万年筆の加工技術で培った貴金属加工技術を応用した宝飾リング製品の開発、筆記具の設計技術を応用した他社との共創によるデジタルペンの開発、シャープ替芯製造で培った技術を応用した高精度な微細孔・多孔のセラミックスの産業資材の開発を行っております。このセラミックの産業資材については、小型化が進む自動車部品、半導体製造装置等の市場に向けた付加価値の高い産業資材として、お客様にご愛顧いただいております。なお、当社グループは日本国内においてのみ研究開発を行っており、当連結会計年度の研究開発費の総額2,197百万円を、全額日本セグメントにおいて計上しております。
FY2023|614 文字
6 【研究開発活動】当社グループは、「人と創造力をつなぐ。」企業として筆記具を中心とした品質重視の製品開発を行っております。筆記具の開発と製造にて長年培った基礎技術を中心として、高品質かつ安全性と環境保全にも配慮した中で、お客様が「書く」ことを通じて、より「創造力」を発揮して高める事ができる製品の開発に取り組んでおります。ステイショナリー用品事業におきましては、当社グループが長年開発・製造しているインキ技術、万年筆やボールペンをはじめとした各種筆記具の設計技術、万年筆やボールペンのペン先の加工及び開発技術、シャープ替芯等の固形芯の加工及び開発技術、これらの技術を応用して、高品質で付加価値の高い各種筆記具の開発を進めております。その他事業におきましては、当社グループ独自のインキ技術を応用した新しい玩具の開発、当社グループの原点である万年筆の加工技術で培った貴金属加工技術を応用した宝飾リング製品の開発、シャープ替芯製造で培った技術を応用した高精度な微細孔・多孔のセラミックスの産業資材の開発を行っております。このセラミックの産業資材については、小型化が進む自動車部品、半導体製造装置等の市場に向けた付加価値の高い産業資材として、お客様にご愛顧いただいております。なお、当社グループは日本国内においてのみ研究開発を行っており、当連結会計年度の研究開発費の総額2,065百万円を、全額日本セグメントにおいて計上しております。
FY2022|614 文字
5 【研究開発活動】当社グループは、「人と創造力をつなぐ。」企業として筆記具を中心とした品質重視の製品開発を行っております。筆記具の開発と製造にて長年培った基礎技術を中心として、高品質、且つ安全性と環境保全にも配慮した中で、お客様が「書く」ことを通じて、より「創造力」を発揮して高める事ができる製品の開発に取り組んでおります。ステイショナリー用品事業におきましては、当社グループが長年開発・製造しているインキ技術、万年筆やボールペンをはじめとした各種筆記具の設計技術、万年筆やボールペンのペン先の加工及び開発技術、シャープ替芯等の固形芯の加工及び開発技術、これらの技術を応用して、高品質で付加価値の高い各種筆記具の開発を進めております。その他事業におきましては、当社グループ独自のインキ技術を応用した新しい玩具の開発、当社グループの原点である万年筆の加工技術で培った貴金属加工技術を応用した宝飾リング製品の開発、シャープ替芯製造で培った技術を応用した高精度な微細孔・多孔のセラミックスの産業資材の開発を行っています。このセラミックの産業資材については、小型化が進む自動車部品、半導体製造装置等の市場に向けた付加価値の高い産業資材として、お客様にご愛顧いただいております。なお、当社グループは日本国内においてのみ研究開発を行っており、当連結会計年度の研究開発費の総額1,851百万円を、全額日本セグメントにおいて計上しております。
FY2021|615 文字
5 【研究開発活動】当社グループは、「書く、を支える。」企業として筆記具を中心とした品質重視の製品開発を行っています。筆記具の開発と製造にて長年培った基礎技術を中心として、高品質で且つ安全性と環境保全にも配慮した、お客様が「快適に、安心して」引き続きご愛用頂きながら、書く事がより一層好きになる製品の開発に取り組んでおります。ステイショナリー用品事業におきましては、当社グループが長年開発と製造しているインキ技術、万年筆やボールペンをはじめとした各種筆記具の設計技術、万年筆やボールペンのペン先の加工及び開発技術、シャープ替芯等の固形芯の加工及び開発技術、これらの技術を応用して、高品質で付加価値の高い各種筆記具の開発を進めております。その他事業におきましては、当社グループ独自のインキ技術を応用した新しい玩具の開発、当社グループの原点である万年筆の加工技術で培った貴金属加工技術を応用した宝飾リング製品の開発、シャープ替芯製造で培った技術を応用した高精度な微細孔・多孔のセラミックスの産業資材の開発を行っています。このセラミックの産業資材については、小型化が進む自動車部品、半導体製造装置等の市場に向けた付加価値の高い産業資材として、お客様にご愛顧いただいております。なお、当社グループは日本国内においてのみで研究開発を行っており、当連結会計年度の研究開発費の総額1,649百万円を、全額日本セグメントにおいて計上しております。
FY2020|602 文字
5 【研究開発活動】当社グループは、「書く、を支える。」企業として筆記具を中心とした品質重視の製品開発を行っています。筆記具の開発と製造にて長年培った基礎技術を中心として、高品質で且つ安全性と環境保全にも配慮した、お客様が「快適に、安心して」ご愛用し続けて頂ける製品を、開発する事に取り組んでいます。ステイショナリー用品事業におきましては、当社グループが長年開発と製造しているインキ技術、万年筆やボールペンをはじめとした各種筆記具の設計技術、万年筆やボールペンのペン先の加工及び開発技術、シャープ替芯等の固形芯の加工及び開発技術、これらの技術を応用して、高品質で付加価値の高い各種筆記具の開発を進めております。その他事業におきましては、当社グループ独自のインキ技術を応用した新しい玩具の開発、当社グループの原点である万年筆の加工技術で培った貴金属加工技術を応用した宝飾リング製品の開発、シャープ替芯製造で培った技術を応用した高精度な微細孔・多孔のセラミックスの産業資材の開発を行っています。このセラミックの産業資材については、小型化が進む自動車部品、半導体製造装置等の市場に向けた付加価値の高い産業資材として、お客様にご愛顧いただいております。なお、当社グループは日本国内においてのみで研究開発を行っており、当連結会計年度の研究開発費の総額1,467百万円を、全額日本セグメントにおいて計上しております。
FY2019|487 文字
5 【研究開発活動】当社グループは、「書く、を支える。」企業として筆記具を原点とした基礎技術を基に、独創的であり安全性と環境保全に配慮した、お客様に充分満足いただける製品の開発に積極的に取り組んでおります。ステイショナリー用品事業におきましては、当社グループ独自のインキ及び機構の設計技術、ボールペンチップ及びシャープ替芯等の加工技術を応用し、新規で付加価値の高い各種筆記具を中心とした開発を進めております。また、その他事業におきましても当社グループ独自のインキ技術を応用した新しい玩具及び当社グループの原点である万年筆の製造技術で培った貴金属加工技術を応用した宝飾リングの製品化、さらにはゲルインキ技術を応用した測定装置のキーデバイス、シャープ替芯製造で培った技術を応用した高精度な微細孔・多孔のセラミックスで小型化が進む自動車部品、半導体製造装置等の市場に向けた産業資材関連を中心とした市場開拓を進めております。なお、当社グループは日本国内においてのみ研究開発を行っており、当連結会計年度の研究開発費の総額1,434百万円を、全額日本セグメントにおいて計上しております。
FY2018|2,437 文字
5 【研究開発活動】当社グループは、「書く、を支える。」企業として筆記具を原点とした基礎技術を基に、独創的であり安全性と環境保全に配慮した、お客様に充分満足いただける製品の開発に積極的に取り組んでおります。ステイショナリー用品事業におきましては、当社グループ独自のインキ及び機構の設計技術、ボールペンチップ及びシャープ替芯等の加工技術を応用し、新規で付加価値の高い各種筆記具を中心とした開発を進めております。また、その他事業におきましても当社グループ独自のインキ技術を応用した新しい玩具及び当社グループの原点である万年筆の製造技術で培った貴金属加工技術を応用した宝飾リングの製品化、さらにはゲルインキ技術を応用した測定装置のキーデバイス、シャープ替芯製造で培った技術を応用した高精度な微細孔・多孔のセラミックスで小型化が進む自動車部品、半導体製造装置等の市場に向けた産業資材関連を中心とした市場開拓を進めております。なお、当社グループは日本国内においてのみ研究開発を行っており、当連結会計年度の研究開発費の総額13億95百万円を、全額日本セグメントにおいて計上しております。以下は主な成果であります。 1.ステイショナリー用品事業① 創立100周年記念万年筆創立100周年を記念して、当社の漆芸作家グループ『國光會(こっこうかい)』による創立100周年記念漆芸セット「七福神」(税抜500万円)を全世界限定25セット、創立100周年記念万年筆「富士」(税抜100万円)を全世界限定100本、「富士と明治丸」(税抜15万円)を全世界限定800本で発売しました。創業者が掲げた「山は富士、万年筆はパイロット」という言葉にちなんだ富士山のモチーフを漆芸で表現しております。② 油性ボールペンなめらかな書き味とカスレのない書き出しが特長の低粘度油性インキ“アクロインキ”を採用したスリムボディの「アクロ1000」、「アクロ300」を発売しました。「アクロ1000」は、マット塗装で仕上げ、高級感あるデザインとしました。さらに握り部の形状を先太りにし、金属を使用することで、前方に重心が位置するため、握りやすく安定した筆記ができます。極細ボディを実現した多色ボールペン「スーパーグリップG2・3・4」を発売しました。単色の「スーパーグリップG」が10.6mmの最大径であるのに対し、2色・3色ボールペンで最大径10.7mm、4色ボールペンで11.8mmの極細ボディを実現しました。格子状の溝が入った“グリッドグリップ”で指の動きをしっかりとキャッチし、力の弱い人でも安定した握りを実現します。③ 「フリクション」シリーズ「フリクションボールノック1.0mm太字」を発売しました。これまでボール径が0.38mm、0.4mm、0.5mm、0.7mmを展開し、摩擦熱で筆跡を消去できる特長から多くの方にご利用いただいておりますが、「もっと太い筆跡幅のフリクションがほしい」というニーズを受けて、シリーズ初の太字1.0mmボールを搭載しました。よりなめらかな書き味と、太くはっきりとした濃い筆跡が特長で、校正やメモ書きに最適です。女子中高生はもちろん、社会人の事務用使用も可能な、筆跡を熱摩擦で消去できる細字のカラーペン「フリクションファインライナー」を発売しました。万年筆同様に“毛細管現象”によってインキを常にペン先に供給し続けるため、筆圧をかけずに軽い力で書くことができ、新開発のプラスチックチップは丈夫でつぶれにくく、最初から最後まで同じ線幅で細書きができます。筆跡幅は「ボールペンでは細くて物足りない」、「カラーペン(中字)では太すぎる」という声に合わせて、文字を書いてもつぶれない、イラストを描いても細すぎない適度な細書きです。④ マーカー細かい文字書きが可能な「ジュースペイント(極細)」と、広い面の塗りつぶしに最適な「ジュースペイント(太字)」を発売しました。水性顔料インキを採用し、紙だけでなくプラスチックやガラス等の非浸透面への筆記が可能で、耐水性、耐光性に優れ、黒地等濃い色面でも鮮やかに発色します。極細は筆記面を汚さないように、筆記時にインキの飛沫が出にくい新開発のチップを採用、太字は「ジュースペイント」シリーズ初の平芯で、広い面に簡単に色を塗ることができ、工作等に最適です。写真への文字書きや雑貨へのデコレーション、POPの作成からDIYまで幅広い用途にお使いいただけます。 ⑤ 文具全ページ黒い紙のみを使用した真っ黒な紙製品の「ブラックシリーズ」を発売しました。発色性の高い黒い紙を使用しているので、パステルカラーやメタリックカラーのインキ等を使用して書くと、鮮やかな筆跡が残ります。当社のゲルインキボールペン「ジュース」と「ジュース アップ」のパステルカラーやメタリックカラー、水性マーカー「ジュース ペイント」、カラーシャープペンシル「カラーイーノ」と合わせてお使いいただけます。B6サイズのノート及びノートパッド、A7サイズのメモ帳等のバリエーションがあります。 2.その他事業① 玩具事業1992年の発売以来、子どもの優しさと思いやりの心を育んできた愛育ドール「メルちゃん」シリーズは、引き続きご好評いただいております。慶應義塾大学文学部赤ちゃんラボ主宰の皆川泰代教授と共同プロジェクトでの研究調査を実施した結果、お世話人形を使った“ごっこ遊び”は、子どもの心の発達に貢献するという結果が判明しました。皆川教授より「メルちゃんは、小さい子どもにとって持ちやすく、抱っこしやすいサイズです。さらに可愛らしい表情も愛着を醸成しやすいため、初期のごっこ遊びを始めた子どもたちに最適なお世話人形ではないでしょうか。」とのコメントをいただいております。② 産業資材事業ファインセラミックス製品で、半導体製造装置に組み込まれる静電チャックのOEM供給を開始しました。
FY2017|1,962 文字
6 【研究開発活動】当社グループは、筆記具を原点とした基礎技術を基に、独創的であり安全性と環境保全に配慮した、お客様に充分満足いただける商品の開発に積極的に取り組んでおります。ステイショナリー用品事業におきましては、当社グループ独自のインキ及び機構の設計技術、ボールペンチップ及びシャープ芯等の加工技術を応用し、新規で付加価値の高い各種筆記具を中心とした開発を進めております。また、その他事業におきましても、当社グループ独自のインキ技術を応用した新しい玩具、当社グループの原点である万年筆の製造技術で培った貴金属加工技術を応用した宝飾リングの製品化、さらにはゲルインキ技術を応用した測定装置のキーデバイス、シャープ芯製造で培った技術を応用した高精度な微細孔・多孔のセラミックスで小型化が進む自動車部品、半導体製造装置等の市場に向けた産業資材関連を中心とした市場開拓を進めております。なお、当社グループは日本国内においてのみ研究開発を行っており、当連結会計年度の研究開発費の総額13億49百万円を、全額日本セグメントにおいて計上しております。以下は主な成果であります。1.ステイショナリー用品事業① 創業当初から続く技と精神を継承した蒔絵万年筆の最高峰として、世界各国で高い評価を得ている「Namiki」ブランドでは世界99本限定の「登龍門」、同ブランドの「ユカリロワイヤル」シリーズでは縁起物のモチーフである「蛙」を発売しました。② 万年筆では、子供から大人まで広い層に好評で日常で気負わず使える低価格ベーシック万年筆「カクノ」にインキ色と残量が外観から見える透明軸、ペン先はこれまでの細字、中字に加え極細字を追加しました。また、20年のロングセラー商品「カヴァリエ」シリーズ(万年筆・ボールペン・シャープペンシル)をフルモデルチェンジしました。細身の金属ボディは、重厚なマーブル柄とスタイリッシュなメタリック色が手帳等にも合い、女性を中心に好評をいただいております。③ シャープペンシルでは、細書きの0.3㎜でも“モグって、折れない。”、衝撃を吸収し軽快な筆記を実現する0.3㎜用アクティブサスペンション機構を搭載した「モーグルエアー03」を発売しました。芯の繰り出しは、一般的なノック式に加え、ペン本体を振るだけで簡単に芯を送り出すことができる当社独自のフレフレ機構を採用し、芯を出す際、持ち替えが不要で、思考を中断することなく連続筆記が可能です。④ 油性ボールペンでは、海外先行発売した「スーパーグリップG」のノック式0.5㎜極細/0.7㎜細字、キャップ式0.5㎜極細/0.7㎜細字/1.0㎜中字/1.2㎜極太/1.6㎜超極太を、国内に向けて発売しました。新開発インキでなめらかな書き味、濃く鮮やかな筆跡を実現し、指の動きをしっかりホールドできる新開発の“グリッドグリップ”で握る力の強弱、持ち方や持つ位置にかかわらず握りやすくなっています。⑤ こすると消える「フリクション」シリーズでは『国内発売10周年記念キャンペーン』を実施し、フリクションインキの濃さ、消去性の良さが再認識され好評をいただいております。⑥ マーカーでは、海外先行発売した油性マーカー「パーマネントマーカー100/400」を国内に向け発売しました。新開発のCSPインキは添加剤が皮膜となってペン先を覆うため、インキの蒸発を防ぎ、24時間キャップを開けたままの状態でも筆記することができます。さらには濃い筆跡で非浸透面への密着性が強く、汎用品以下の価格であることが評価され、日本経済新聞社の2017年第2四半期新製品ランキングで第1位になりました。⑦ 立てればペンスタンドのように、さらに寝かせてペントレーのようにも使え、シーンによって使いやすい形を選べるペンケース「Tatemo(タテモ)」を発売しました。 2.その他事業(1) 玩具事業今年で発売25周年を迎えたロングセラー商品「メルちゃん」シリーズが、日本おもちゃ大賞2017にて特別賞を受賞しました。25年にわたって愛され続け、さらに近年ではファンを拡大し続けていることで、女児玩具市場を拡大・活性化している功績を称されての選定となりました。(2) 宝飾事業“しあわせな未来へ連れていってくれる魔法の靴”がモチーフのファンタジックで可愛いマリッジリングブランド「insembre(インセンブレ)」を立ち上げ、プラチナ(Pt900)、イエローゴールド(K18)、ピンクゴールド(K18)の3つの素材で発売しました。(3) 産業資材事業手書きメモを機能性に富んだデジタルファイルに変換するデバイス用の極細インキレフィル、ゲルインキ技術を応用した測定装置のキーデバイスのOEM供給を開始しました。
FY2016|1,457 文字
6 【研究開発活動】当社グループは、筆記具を原点とした基礎技術を基に、独創的であり安全性と環境保全に配慮した、お客様に充分満足いただける商品の開発に積極的に取り組んでおります。ステイショナリー用品事業におきましては、当社グループ独自のインキ及び機構の設計技術、ボールペンチップ及びシャープ芯等の加工技術を応用した、新規で付加価値の高い各種筆記具を中心とした開発を進めております。また、その他文具事務用品につきましても各種素材、インキ及び機構開発を含めた新規商材の開発に努めております。その他事業におきましても、当社グループの原点である万年筆の製造技術で培った貴金属加工技術を応用した宝飾リング、また、当社グループ独自のインキ技術を応用した新しい玩具の開発、製品化、さらには独自のセラミック微細加工技術の応用展開として自動車部品、IoT、AI、自動運転システム等の市場に向けた産業資材関連を中心とした市場開拓を進めております。なお、当社グループは日本国内においてのみ研究開発を行っており、当連結会計年度の研究開発費の総額14億7百万円を、全額日本セグメントにおいて計上しております。以下は主な成果であります。(1) ステイショナリー用品事業① 万年筆では、エボナイトに黒漆の蝋色仕上げをほどこした太軸ボディ、ソフトな書き味でしなりも楽しめる18Kの30号大型ペン先を搭載した「カスタムURUSHI(ウルシ)」を発売しました。② シャープペンシルでは、ペン先が"モグる"ことでシャープ芯が折れることを防ぎ、強い筆圧による衝撃を吸収し軽快な筆記を実現する「アクティブサスペンション」機構を搭載した「モーグルエアー」を発売しました。③ 油性ボールペンでは、なめらかな書き味、濃く鮮やかな筆跡、クロムフリーの新開発インキで、握りやすく滑りにくいラバーグリップを搭載した「スーパーグリップG」を海外に向けて発売しました。国内に向けては、濃くなめらかな書き味で好評をいただいております「アクロボール3」の後部に蛍光ペンを搭載し、筆記とマーキングが手軽にできる1本で4役の多機能筆記具「アクロボールスポットライター」や、カレンダー等への上向き筆記でもインキが逆流することがなく、飲食店の伝票等、水に濡れる可能性のある筆記シーンでも使用でき、手に触れるパーツに抗菌剤を配合した「ダウンフォースR」を発売しました。④ 水性ボールペンでは、細書きに最適な細いパイプ形状のペン先でありながら、ペン先が曲がりにくくなめらかな筆記ができる新構造の「シナジーチップ」を搭載し、顔料を均一分散し安定させる添加剤を配合した新開発インキで、筆記時に超極細のペン先からインキをスムーズに出すことができ「細書き」と「なめらかな筆記」を同時に実現したゲルインキボールペン「ジュースアップ」を発売しました。⑤ マーカーでは、濃い筆跡で非浸透面への密着性が強く、キャップオフ性能24時間を達成した油性マーカー「パーマネントマーカー100/400」を海外に向けて発売しました。国内に向けては、紙だけでなくプラスチックやガラス等非浸透面にも筆記できる、カラフルで色数豊富な水性顔料マーカー「ジュースペイント」を発売しました。(2) 玩具事業「おえかきどうぶつずかん」を発売しました。水で書くから汚れず、乾けば何度でも書くことができ、動物のことが学べる学習性とプレイバリューが高評価をいただき日本おもちゃ大賞2016エデュケーショナル・トイ部門優秀賞を受賞しました。