6 【研究開発活動】当社グループは、光源・光学技術、精密印刷技術、装置設計技術、画像処理技術などの要素技術の開発から新製品の開発まで、積極的な研究開発活動を行っております。 なお、当連結会計年度における当社グループの研究開発費の総額は567百万円であり、ランプ事業は122百万円、製造装置事業は444百万円となっております。 当連結会計年度の各セグメントにおける研究開発活動は、以下のとおりであります。 ① ランプ事業ランプ事業は引き続き露光装置(MLS装置)の交換球の売上に依存しています。これを脱却すべく水銀灯ランプの産業用途への転換やLED光源を検査用装置のユニットへ組み込む等、半導体製造装置分野での需要を見据えた開発を行っております。しかしながら、これらの製品は現在、試作や評価段階にとどまっており、量産化には至っておりません。今後は、ターゲット市場の範囲を拡大して需要の深掘りと外部との連携を強化し、より効率的な製品開発体制の構築を図ってまいります。なお、光源ユニット製品では、UVランプを搭載した半導体製造向けの照射ユニットの受注を受け、設計・製造を進めており、更なる受注獲得に向けて多種多様な光源開発を推進しております。引き続き、保有する光源技術を基盤にしたユニット製品や装置の開発を含む新たな成長分野への事業展開を推進してまいります。 ② 製造装置事業世界各国で2030年を目標とする「持続可能な開発目標(SDGs)」の達成に向けた取り組みが進められており、産業機械においても生産性を向上しながら「環境負荷低減」を実現すべく、製品ライフサイクル各段階で省エネルギー、省資源への対応が求められております。当社で取り扱うインクジェット印刷機は、水系顔料インクを利用した揮発性有機化合物等の排出量低減による環境保全の推進、省消費電力と高塗着による省エネルギー化の推進につながります。版を使用しないデジタル印刷方式であり、直接印刷により従来方式よりも使用部材を減らす環境負荷低減の推進など幅広い生産用途の要求に対応できる装置となります。今後も材料メーカーと共同で最適なインクの開発、インク供給システムの開発、インク吐出制御の開発などを進め、さらなる用途展開を図ってまいります。社会インフラから家電製品に至る幅広い分野で使用されるパワー半導体の中でも、従来のSiパワー半導体に比べ高効率化を実現するSiCパワー半導体が実用化され、需要が高まっております。こうした中、SiCウェハーの研磨装置の開発を進めており、今後も事業化に向け積極的に取り組んでまいります。
FY2024|1,095 文字
6 【研究開発活動】当社グループは、光源・光学技術、精密印刷技術、装置設計技術、画像処理技術などの要素技術の開発から新製品の開発まで、積極的な研究開発活動を行っております。 なお、当連結会計年度における当社グループの研究開発費の総額は504百万円であり、ランプ事業は180百万円、製造装置事業は324百万円となっております。 当連結会計年度の各セグメントにおける研究開発活動は、以下のとおりであります。 ① ランプ事業ランプ事業は露光装置(MLS装置)の交換球の売上に依存しています。これを脱却すべく半導体のウェハー加熱・洗浄・エッチング工程用のLED/VCSEL光源ユニットの開発や、半導体製造で使用する検査機用途のLED光源ユニットの開発を進めております。しかしながら、半導体業界への参入は、評価期間が長く、また、お客様の開発案件の要素が強いため、量産採用に至っておりません。対応として、半導体業界以外の業種に拡販しております。一方、従来技術として保有しているハロゲンヒーターは遠赤照射に対してはLEDより優れており、真空装置内の基板加熱用途や半導体エピタキシャル工程用への参入を進めております。同じく、従来技術として保有している水銀灯に関しても、UV-C領域においてLEDでは強度不足のため、当面は市場があります。新規事業としてLEDやVCESLの光源・ユニット・装置の開発・量産を中心に活動するとともに、既存技術であるハロゲンヒーターや水銀灯のシェア拡大を図ります。 ② 製造装置事業非接触で印刷を行うインクジェット印刷機については、基材表面を問わず任意の形状に印刷可能なため様々な業種において採用が進んでおり、今後も幅広い生産用途への採用が見込まれるところになります。このような中においてより付加価値の高いパネルとして、①「カラー印刷」②「異形や曲面への印刷」に対応するべく開発に注力してまいりました。一部、Mobile向けのHard Cort印刷や車載曲面パネルへの印刷に対応した印刷機の納入を行いましたが、今後も更なる用途展開を図るべく開発を進めてまいります。また、電子機器による情報化社会の進展はこれからも加速していくことが予想されることから、電子機器に不可欠な半導体の必要性は今後も増大し続けていくことが見込まれます。そして省エネルギー社会の実現に向けた取り組みとしてパワー半導体が注目される中、これまでのシリコンよりも省エネに適したSiCを材料とした半導体の需要が高まっており、これらの半導体の分野における製造装置の開発を継続して進め、積極的に事業化を図ってまいります。
FY2023|938 文字
6 【研究開発活動】当社グループは、光源・光学技術、精密印刷技術、装置設計技術、画像処理技術などの要素技術の開発から新製品の開発まで、積極的な研究開発活動を行っております。 なお、当連結会計年度における当社グループの研究開発費の総額は424百万円であり、ランプ事業は214百万円、製造装置事業は210百万円となっております。 当連結会計年度の各セグメントにおける研究開発活動は、以下のとおりであります。 ① ランプ事業SDGs目標7「エネルギーをみんなに、そしてクリーンに」のターゲット7.1に「2030年までに、世界全体のエネルギー効率の改善率を倍増させる。」があります。当社グループは、産業用光源開発においてこのテーマに取り組み、従来、水銀灯が使われていた液晶パネル生産工程や配向露光工程向けに当社LED製品の開発を進めてまいりました。 これらの動きは、今後さらに加速するものと考えられ、カラーフィルター露光や周辺露光、タイトラ―のLED化に加えて、検査用光源のLED化、ウエハー加熱装置のLED化の開発を進めてまいります。一方、LED光源の明るさ性能は日々進化していますが、UV-Cや中・遠赤外線では十分な明るさが確保できないため、従来の水銀灯やハロゲンヒーターを使用した装置が多く存在します。当社は長年培ってきた同製品の技術・ノウハウを活用し、これらの市場に新たな交換用光源の供給を図ってまいります。 ② 製造装置事業近年、自動車のEV化の進展、車載コネクテッドサービスの導入あるいは導入の検討が進むなど、内装のデジタル化が加速し車載用ディスプレイの需要が一段と高まりを見せているとともに重要性を増しております。このような中、車載ディスプレイの搭載枚数が増加し、加えて大画面化、曲面化、高精細化が進んでおります。非接触印刷の為基材表面を問わず高精度で任意の形状に印刷可能なインクジェット印刷機については、幅広い業種において今後も採用が見込まれますが、生産難易度が高く高収益の車載ディスプレイの生産用途においても採用が見込まれることから、「異形や曲面に対する塗布技術」と「Color化の技術」に開発を注力し、より付加価値の高いパネルに対応した装置開発を進めてまいります。
FY2022|955 文字
5 【研究開発活動】当社グループは、光源・光学技術、精密印刷技術、装置設計技術、画像処理技術などの要素技術の開発から新製品の開発まで、積極的な研究開発活動を行っております。 なお、当連結会計年度における当社グループの研究開発費の総額は392百万円であり、ランプ事業は213百万円、製造装置事業は178百万円となっております。 当連結会計年度の各セグメントにおける研究開発活動は、以下のとおりであります。 ① ランプ事業一般照明として従来主力であった蛍光灯や電球、水銀灯はLED器具に置き換わり、また産業用ランプについてもLED化が進み、今後もその勢いは加速するものと見込まれます。 一般照明用ランプについては、引き続き新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、厳しい経営環境で推移するものと見込まれますが、産業用ランプについては、LEDを採用した製品開発が幅広い分野で期待されており、当社グループはその実用化に向け各企業と開発を進めております。これまで培った豊富な光学設計技術、自社製造装置の設計製作で培った創意工夫を凝らした高レベルの機械設計技術、及びランプ特性を熟知した点灯技術の蓄積に基づく電気回路設計技術を要素技術として、さらなる事業の成長を図ってまいります。 ② 製造装置事業新型コロナウイルス感染症対策に伴うテレワーク、外出自粛による巣ごもり需要等により、大幅に増加した液晶パネル需要が一定期間高止まりするものと見込まれるほか、付加価値を高める様々な形態や機能を搭載したディスプレイの登場が見込まれ、ディスプレイ製造装置の設備投資が比較的高い状況で推移することが予測されます。インクジェット印刷機については、今後も幅広い業種において多くの生産用途で採用が見込まれることから、「異形や曲面に対する塗布技術」と「Color化の技術」に開発を注力し、より付加価値の高いパネルに対応した装置開発を進めてまいります。また、多数の印刷機の納入実績を生かし、既存装置の機能向上、生産性向上、品質向上を目的とした改造工事の提案を行うと共に、お客様ごとの最良な印刷版の更なる拡販に注力し、収益安定化を目指してまいります。さらに新たな分野として半導体業界向け装置の開発や関連部材の拡販にも引き続き取り組んでまいります。
FY2021|798 文字
5 【研究開発活動】当社グループは、光源・光学技術、精密印刷技術、装置設計技術、画像処理技術などの要素技術の開発から新製品の開発まで、積極的な研究開発活動を行っております。 なお、当連結会計年度における当社グループの研究開発費の総額は339百万円であり、ランプ事業は197百万円、製造装置事業は142百万円となっております。 当連結会計年度の各セグメントにおける研究開発活動は、以下のとおりであります。 ① ランプ事業LED-COBにつきましては、紫外領域と赤外領域の特定波長の製品を複数開発し、産業機器及び分析機器向けにサンプル出荷を実施しております。また、自社LED-COBを使用した応用製品としては、主に液晶パネル製造プロセス向け紫外線照射ユニットを開発中であり、近々サンプル出荷を予定しております。広帯域LEDにつきましては、分光器用の光源を含め、用途に応じた必要波長を選択できるよう3タイプの波長領域のLEDを開発いたしました。レーザーアブレーザーにつきましては、接着強度の改善など樹脂の表面改質を目的に開発し、表面改質試験を経てサンプル提供を行っております。また、新型コロナウイルス感染拡大に伴い、紫外線ランプを使った空気除菌装置を開発いたしました。 ② 製造装置事業多様途に応用されるインクジェット印刷の開発に取り組み、車載向けのハードコート、3Dカバーガラスへのインクジェット印刷機の量産機の納入を始めました。引き続き様々な材料に適合するインクジェット印刷技術の開発を行うとともに、お客様の生産性向上に向けた「より高い精度」と「より高い安定性」を求め、さらなるコストパフォーマンスに優れた装置開発を進めております。また、露光光源ユニットを応用した装置の開発機、半導体ウエハー研磨工程で使用する装置の開発機の製作を進めるとともに、様々な分野へ採用される装置開発に取り組んでおります。
FY2020|918 文字
5 【研究開発活動】当社グループは、光源・光学技術、精密印刷技術、装置設計技術、画像処理技術などの要素技術の開発から新製品の開発まで、積極的な研究開発活動を行っております。 なお、当連結会計年度における当社グループの研究開発費の総額は429百万円であり、ランプ事業は249百万円、製造装置事業は180百万円となっております。 当連結会計年度の各セグメントにおける研究開発活動は、以下のとおりであります。 ① ランプ事業広帯域LEDについては、各種内部品質検査装置用としての、小型分光器光源への採用が見込まれております。広帯域LED以外では特殊波長のLED-COBを開発し、分析機器を対象とした顧客へサンプルを提供いたしました。また、これらのLEDを使用し、非侵襲血液分析装置の開発を目的として、測定システムの開発にも取り組んでおります。自社LED-COBを使用した応用製品としては、夜間の防犯遠距離撮影を目的としたIR(赤外線)照射ユニットの開発を行い、また、産業用途分野のUV-LEDに関しては、同じく自社開発LED-COBを搭載したライン光源ユニットを開発し、それぞれ納入を開始しております。 その他の用途研究開発として、インク乾燥用途向けをはじめとしてLEDを使用したLED昇温照射ユニットの研究開発を実施いたしております。LED以外にも半導体レーザーを使用した、レーザーアブレーザーを開発し、接着強度の改善を目指して樹脂の表面改質等の研究開発に取り組んでおります。産業用水銀灯はサンプル提出を開始し、顧客にて順次評価を実施頂いている状況です。 ② 製造装置事業多種多様な用途に使用されるインクジェット印刷の開発は、車載向けのハードコート、3Dカバーガラスへの印刷が実験機から量産機へシフトされるほか、新たな材料に適合するためにフレキソ印刷・インクジェット印刷・グラビアオフセット印刷など、それぞれの印刷法から長所を引き出して高度な印刷要求に応えるため引き続き開発を進めております。また、半導体ウエハの研磨工程に用いられる装置の開発や露光光源ユニットで培った技術の応用開発も合わせて多くの分野へ採用されるよう開発を進めております。
FY2019|758 文字
5 【研究開発活動】当社グループは、光源・光学技術、精密印刷技術、装置設計技術、画像処理技術などの要素技術の開発から新製品の開発まで、積極的な研究開発活動を行っております。 なお、当連結会計年度における当社グループの研究開発費の総額は436百万円であり、ランプ事業は247百万円、製造装置事業は188百万円となっております。 当連結会計年度の各セグメントにおける研究開発活動は、以下のとおりであります。 ① ランプ事業血液検査や食品などの内部品質検査などの検査装置用光源として、紫外域から赤外域をカバーする、高出力な広帯域LEDパッケージの開発に成功いたしました。現在は更なる高出力化の開発に取り組み、このLEDを使ったアプリケーションの開発にも取り組んでおります。 また、産業用途を目的として紫外、赤外分野のLEDパッケージ、COBの開発を行うと共に、このLEDを使ったユニットの開発を行っております。中でも特殊な光学系を駆使し、光っている事を全く認識させない赤外LED灯光器の開発に成功いたしました。産業用水銀灯は引き続き開発を行い、顧客へのサンプル出し段階に至っております。 ② 製造装置事業精密印刷分野では、引き続きインクジェット印刷による高精細パネル印刷の開発を進めるほか、車載向けの曲面印刷をガラス供給メーカーへ納入したほか、中国で開催された展示会へ出展するなど、インクジェット印刷の強みでもある汎用性を生かした開発がFlat Panel Display業界以外にも注目され始めております。今後も引き続き異形なパネルへの印刷のほか、配線印刷など新しい分野での採用に向けた開発を進めてまいります。また、露光光源ユニットについても、培った技術とライセンスをもとに別の用途に向けた開発にも取り組んでまいります。
FY2018|737 文字
5 【研究開発活動】当社グループは、光源・光学技術、精密印刷技術、装置設計技術、画像処理技術などの要素技術の開発から新製品の開発まで、積極的な研究開発活動を行っております。 なお、当連結会計年度における当社グループの研究開発費の総額は3億95百万円であり、ランプ事業は1億97百万円、製造装置事業は1億97百万円となっております。 当連結会計年度の各セグメントにおける研究開発活動は、以下のとおりであります。 ① ランプ事業検査用光源では、DCショートアークメタルハライドランプ2種類の開発を完了させ、引き続きAC350W超高圧水銀灯1品種の開発を行っております。LEDランプユニットRleds(アールレッズ)においては、水銀灯400W及びナトリューム灯250W代替屋外照明用LEDランプユニットを新たに開発いたしました。加えて、屋内照明用コンパクト蛍光灯代替LEDダウンライトを開発し、アミューズメント施設等にご採用頂きました。産業用水銀灯においては、複数の品種を開発し現在量産に向けての準備を行っています。また、紫外線及び赤外線分野でLEDのパッケージング、COB開発を行っており、これらを使用したユニットの開発にも注力いたしております。② 製造装置事業Flat Panel Display業界は、中国におけるテレビ向け設備投資の拡大に加え、スマートフォンやタブレット端末などは引き続き旺盛な需要を背景に市場の拡大が堅調でありました。その環境のもとで、引き続きPI配向膜印刷では、インクジェット印刷による高精細パネル印刷の開発を更に進めております。その他にも車載向け曲面印刷や3D(立体物)印刷、カラーグラフィック印刷と今後の多種多様な用途の印刷技術を開発しております。
FY2017|1,043 文字
6 【研究開発活動】当社グループは、光源・光学技術、精密印刷技術、装置設計技術、画像処理技術などの要素技術の開発から新製品の開発まで、積極的な研究開発活動を行っております。 なお、当連結会計年度における当社グループの研究開発費の総額は2億65百万円であり、ランプ事業は1億55百万円、製造装置事業は1億10百万円となっております。 当連結会計年度の各セグメントにおける研究開発活動は、以下のとおりであります。 ① ランプ事業プロジェクター用光源においては、高輝度プロジェクター向けにACランプの高ワッテージ化に取り組み、465wランプの開発を完了させました。露光用光源では、昨年来開発に取り組んでいた電力アップにおいて、350wランプシステムの開発を完了し、世界最大級のサイズであるG10.5露光機への搭載にも成功しました。また、コンベンショナルな産業用水銀灯の開発にも着手し、現在評価試験を開始いたしております。LEDランプユニットRleds(アールレッズ)においては、昨年に引き続き高効率化と高照度製品の開発に取り組み1000wメタルハライドランプ代替えLEDランプユニットを開発しました。 また代替が非常に困難とされていた、360wナトリューム灯照明のLED化に成功し、アミューズメント施設などの外壁照明としてご採用頂いております。 ② 製造装置事業Flat Panel Display業界は、前年から続く新興国をはじめとする、世界各国の通貨安が影響し、世界経済は復調せずFPD製品需要は引き続き弱いままでありますが、テレビ用液晶パネルの大型化や古いパネル製造工場の閉鎖が重なり、大型パネルの供給不足が生じた結果、パネル価格が上昇して比較的高い稼働率を維持しました。また、中国メーカーなどは設備投資意欲が引き続き旺盛であり、特に有機EL(AMOLED)は先行する韓国メーカーに対抗するために一段と設備投資を増やしております。その環境のもとで、カバーガラス基板への遮光膜(額縁)の高品位な印刷を量産できるレベルまで実現しました。また、高速かつ大面積に印刷をする技術の開発を進め、量産できる装置を市場へ投入いたしました。更にPI配向膜印刷では、インクジェット印刷による高精細パネルへの適応を実現し、量産機として中国、台湾のメーカーに採用されました。今後ますます拡大する高精細パネル需要に対応した装置の開発を進めており、多種多様な印刷用途に適合した印刷技術を引き続き開発してまいります。
FY2016|1,028 文字
6 【研究開発活動】当社グループは、光源・光学技術、精密印刷技術、装置設計技術、画像処理技術などの要素技術の開発から新製品の開発まで、積極的な研究開発活動を行っております。 なお、当連結会計年度における当社グループの研究開発費の総額は2億56百万円であり、製造装置事業は1億6百万円、ランプ事業は1億29百万円、検査装置事業は20百万円となっております。 当連結会計年度の各セグメントにおける研究開発活動は、以下のとおりであります。 ① ランプ事業プロジェクター用光源においては、ACランプのDLP用点灯装置の開発に取り組み、ソフトウェアの開発最終段階に至っております。露光用光源においては、電力アップに対応した点灯装置であるバラストの開発を完了し、現在露光装置システムとしての最適化を実現するために各種条件での信頼性試験を実施いたしております。また、当該システムは今後大型化する露光装置に搭載が決定されており、実機ベースの開発設計にも着手いたしました。LEDランプユニットRleds(アールレッズ)においては、大型施設向けLEDランプユニットの高効率化の開発に取り組み、水銀灯300w及び水銀灯400w代替えの2機種において、30%の効率アップを実現いたしました。今後も引き続き複数品種の高効率化開発に取り組んでまいります。 ② 製造装置事業Flat Panel Display業界は、ドル高に伴う新興国の通貨安が影響して液晶テレビをはじめとするセット機器の価格が上昇したことに加え、液晶パネル各社が高い稼働率を維持したことによる供給過剰が顕在化し、厳しい環境となりましたが、一方で中国メーカーなどは設備投資意欲が引き続き旺盛であり、特に高精細のLTPSや有機ELへ投資をシフトしており、これが新たな設備需要を喚起しています。その環境のもとで、カバーガラス基板への遮光膜(額縁)の高品位な印刷向けに材料メーカー及びヘッドメーカーと協業してエンドユーザーの厳しい要求に応える印刷を実現しました。また、高速かつ大面積に印刷するための開発、更にフルカラーの高精細印刷技術の開発を実施し、新規市場への進出を果たしました。更にPI配向膜印刷では、インクジェット印刷による高精細パネルへの適応を実現し、今後ますます拡大する高精細パネル需要に対応した装置の開発を進めております。今後も高精細の印刷技術と多種多様な印刷用途に対応するため、引き続き開発を行ってまいります。