9708

帝国ホテル(9708)

サービス業 情報通信・サービスその他 株価 2026-10-27 時点

株価

現在株価
900 円
2026-10-27
52週高値
1,645 円
52週安値
900 円
時価総額
1,314 億円

主要指標

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株価推移

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▶ 詳細チャート(日足/週足/月足切替)

10年財務トレンド

年度 売上(億) 営業利益(億) 純利益(億) FCF(億) ROE(%) EPS(円) 配当(円) 自己資本比率(%)
FY2018 584 50 37 52 6.2 62.1 15.0 73.2
FY2019 546 32 24 55 4.0 40.5 16.0 76.2
FY2020 221 -117 -144 -81 -31.2 -242.1 16.0 70.4
FY2021 286 -111 -79 -32 -20.8 -132.9 4.0 64.2
FY2022 438 3 20 24 4.9 32.9 4.0 64.8
FY2023 533 28 34 11 7.9 28.5 8.0 65.5
FY2024 526 16 26 -71 5.7 21.8 — 65.7
FY2025 — — — — — — 6.0 —
FY2026 — — — — — — 7.0 —
FY2027 — — — — — — 6.0 —

バフェット流モート診断

無形資産
●●●●○
4/5
スイッチング
●●●○○
3/5
ネットワーク
○○○○○
0/5
コスト優位
●○○○○
1/5
効率規模
●●○○○
2/5

総合スコア:10/25 主要モート:無形資産 持続性:判定中

無形資産4/5

「帝国ホテル」ブランドは、高級ホテルとしての高い知名度と信頼性を確立しており、長年にわたり富裕層やビジネス層から支持を得ている。特に、その歴史と伝統に裏打ちされたホスピタリティは、他社が容易に模倣できない無形資産となっている。東京、大阪、成田に主要ホテルを持ち、国際的なブランドイメージを維持している。

スイッチングコスト3/5

帝国ホテルは、ロイヤルティプログラム「インペリアルクラブ」を通じて顧客の囲い込みを図っている。会員特典や限定イベントへの参加機会は、顧客が他のホテルへ乗り換える際の心理的・経済的ハードルを高める。特に、長年の利用者は、築き上げた関係性や特典を失うことを惜しむ可能性がある。

ネットワーク効果0/5

ホテル業界において、明確なネットワーク効果(ユーザーが増えるほどサービス価値が増す構造)は限定的である。帝国ホテルも、個々の顧客体験の質に依存するビジネスモデルであり、プラットフォーム型のようなネットワーク効果は観察されない。

コスト優位1/5

高級ホテルとしての高いサービス品質維持のため、人件費や設備投資は必然的に高水準となる。スケールメリットによるコスト削減余地は限定的であり、構造的なコスト優位性は低い。競合ホテルとの価格競争力よりも、ブランド価値による価格設定が中心となる。

規模の経済2/5

帝国ホテルは、東京、大阪、成田といった主要都市に拠点を持ち、一定の規模を持つホテルグループである。しかし、グローバル展開する大手ホテルチェーンと比較すると、その規模は限定的であり、業界全体に対する支配力は高くない。効率規模による圧倒的な優位性は見られない。

競合との比較優位

ホテルニューオータニ

同様に歴史とブランド力を持つ高級ホテル。立地や施設規模、宴会・婚礼需要への強みで競合する。帝国ホテルはホスピタリティの質で差別化を図る。

オークラ ニッコーホテルズ

複数のブランドを展開し、規模の経済を活かした運営。帝国ホテルは単一ブランドでの高級路線を追求し、ブランドイメージの濃淡で差別化。

外資系高級ホテルチェーン(例:マリオット、ヒルトン)

グローバルなネットワークと大規模なロイヤルティプログラムが強み。帝国ホテルは、日本ならではのきめ細やかなサービスと伝統的なブランド価値で対抗。

強気シナリオ

「帝国ホテル」ブランドのさらなる強化と、富裕層向けサービスの拡充による単価上昇。

インバウンド需要の回復と、国際的なブランドイメージを活かした新規顧客獲得。

新規事業(例:ホテル開発・運営受託)による収益源の多様化と成長。

弱気シナリオ(モート侵食)

競合ホテルによる、より革新的で魅力的なサービスや体験の提供。

国内経済の低迷やパンデミック再燃による、高級ホテル需要の長期的な減退。

ブランドイメージを損なうようなサービス低下や不祥事の発生。

反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)

この投資が失敗するには、帝国ホテルが長年培ってきた「高級ホテル」としてのブランドイメージと、それに伴う顧客からの信頼が失われる必要がある。具体的には、競合他社がより革新的で魅力的な顧客体験を提供し、帝国ホテルがそれに追随できず、顧客層が流出するシナリオが考えられる。また、サービス品質の低下や、衛生問題、不祥事などが発生し、ブランド価値が毀損されることも、投資の失敗につながるだろう。さらに、国内の経済状況が長期的に悪化し、高級ホテルへの需要そのものが縮小することも、帝国ホテルの収益基盤を揺るがす要因となりうる。これらの要因が複合的に作用した場合、現在の競争優位性は失われ、投資は失敗する可能性が高い。

5年後のモート予測

強気

インバウンド需要の回復とブランド力強化により、客室単価・稼働率が上昇。新規事業も軌道に乗り、増収増益を達成する。

中立

緩やかな経済成長とインバウンド需要の回復に伴い、既存事業が安定的に推移。新規事業は限定的な貢献に留まる。

弱気

国内経済の停滞や競合激化により、客室単価・稼働率が低迷。ブランドイメージの陳腐化が進み、収益性が悪化する。

グレアム防衛的投資家 7基準

1. 適切な企業規模 時価総額 1,314億
2. 健全な財務 自己資本比率 65.7%
3. 利益の安定性 8年連続黒字
4. 配当の継続性 ?年連続配当
5. 利益成長 EPS 3年成長 —%
6. 適度なPER PER 50.9倍
7. 適度なPBR PBR 2.90倍

合格数:2/7 部分的合格

直近の適時開示

帝国ホテルについてよくある質問

帝国ホテル(9708)は割安ですか?
帝国ホテルのPERは50.85倍、PBRは2.90倍です。グレアムの7基準では2項目を満たしており、基準の一部を満たしていません。※投資助言ではありません。
帝国ホテル(9708)に堀(モート)はありますか?
帝国ホテルのモート判定は「無形資産」で、5類型の総合スコアは25点満点中10点です。「帝国ホテル」ブランドのさらなる強化と、富裕層向けサービスの拡充による単価上昇。インバウンド需要の回復と、国際的なブランドイメージを活かした新規顧客獲得。新規事業(例:ホテル開発・運営受託)による収益源の多様化と成長。
帝国ホテル(9708)の財務は健全ですか?
自己資本比率65.7%、現預金199億円。

出典:有価証券報告書(EDINET)・株価データをもとにモート先生が集計(株価は2026-10-27時点)。

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