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オータケ(7434)は何で稼いでいるか — 事業の柱と依存度

卸売業 商社・卸売

事業の概要

  • 管工機材の販売
    オータケグループは、主に管工機材と呼ばれる、配管や空調設備などに使われる部品や材料を販売しています。これは、建物の建設やインフラ整備に不可欠なもので、専門的な知識と流通網が求められる事業です。
  • 不動産賃貸業
    グループは、管工機材の販売だけでなく、土地や建物を貸し出す不動産賃貸業も行っています。これにより、安定した賃料収入を得ることができ、事業の多角化と収益基盤の安定化に貢献しています。
  • グループ構成
    オータケグループは、親会社であるオータケと、連結子会社の株式会社田中産業、そして非連結子会社の中国器材株式会社の合計3社で構成されています。これにより、事業の効率化と専門性の向上を図っています。
出典: FY2025 有価証券報告書(AI要約)
セグメント構成
  • 管工機材卸売業
    オータケグループの主要な事業セグメントは、管工機材の卸売業です。これは、配管や空調設備などに使用される様々な部品や材料を、建設業者や設備工事業者などに販売する事業で、グループの中核をなしています。
  • 重要性の乏しい事業
    管工機材卸売業以外の事業は、その重要性が低いため、有価証券報告書ではセグメント別の詳細な記載が省略されています。これには、不動産賃貸業などが含まれると考えられますが、グループ全体の収益に占める割合は小さいと判断されています。
  • 単一報告セグメント
    オータケグループは、管工機材卸売業を唯一の報告セグメントとしています。これは、他の事業が規模や収益性において相対的に小さく、投資判断に与える影響が限定的であると会社が判断していることを示しています。
有価証券報告書「事業の内容」の全文を見る(年度切替)
FY2026|207 文字
3 【事業の内容】 当社グループは、当社及び連結子会社(株式会社田中産業)、非連結子会社(中国器材株式会社)の計3社で構成され、管工機材の販売及び不動産賃貸業を主な事業としております。 なお、報告セグメントは管工機材卸売業のみであり、その他の事業は重要性が乏しいためセグメント別の記載を省略しております。 事業の系統図は次のとおりであります。 (注)中国器材㈱は重要性が乏しいと判断し、非連結子会社としております。

事業の優位性(モート)

事業の質(有価証券報告書から抽出)
数字に出ない事業の性質を、同じ物差しで全銘柄そろえています。FY2025時点の記載が出典です。
価格決定力値上げを通せるか。強いほどインフレ耐性が高い 弱い
仕入価格の変動に対して販売価格への転嫁を努力しているが、急激な価格変化には対応できない場合があるため。
景気敏感度業績が景気循環にどれだけ振られるか シクリカル
会社が挙げる主要リスク:設備投資動向等の影響 / 取引先の信用リスク / 仕入価格の変動
同じ条件で他の銘柄を探す → 定性スクリーニング(価格決定力・参入障壁・景気敏感度などで絞り込めます)
モート総合 5 / 25 5類型それぞれの強度と、そう判定した根拠
無形資産☆☆☆☆☆
根拠:弱いブランド・特許・許認可

提供された財務サマリに無形資産に関する具体的な情報や、ブランド力、特許、規制ライセンス、独占的IPに関する記述がないため、現時点では評価不能。

スイッチングコスト★☆☆☆☆
根拠:弱い乗り換えの手間・コスト

卸売業という業態上、既存顧客との取引関係は存在するものの、顧客が他の卸売業者へ乗り換える際の顕著な損失や手間に関する情報は提供されておらず、スイッチング・コストは限定的と考えられる。

ネットワーク効果☆☆☆☆☆
根拠:弱い利用者増が価値を生む

ネットワーク効果が発生するようなプラットフォームビジネスや、ユーザー数の増加がサービス価値を向上させるビジネスモデルではないため、ネットワーク効果は期待できない。

コスト優位★★☆☆☆
根拠:中程度同じ物を安く作れる

卸売業は一般的に薄利多売の傾向があり、規模の経済や効率的なサプライチェーン管理がコスト競争力に影響する。オータケ固有のコスト優位性を示す具体的な情報は現時点では不明。

規模の経済★★☆☆☆
根拠:中程度規模が参入障壁になる

卸売業は市場規模に対して事業規模が影響するが、オータケの市場シェアや業界内でのポジションに関する情報が不足しているため、効率規模による優位性は現時点では判断が難しい。

  • 広範な事業領域
    オータケグループは、管工機材の販売と不動産賃貸業という異なる事業を展開しています。これにより、特定の市場の変動リスクを分散し、安定した収益基盤を構築していると考えられます。
  • 専門性の高い流通網
    管工機材の販売は、専門的な知識と効率的な流通網が不可欠です。長年の経験と実績により培われた販売ネットワークは、顧客への安定供給と信頼関係の構築に貢献していると推測されます。
  • グループシナジー効果
    連結子会社である株式会社田中産業との連携により、事業の効率化や顧客基盤の拡大が期待できます。グループ全体で協力することで、個々の企業だけでは実現できない相乗効果を生み出している可能性があります。
出典: FY2025 有価証券報告書(AI要約)

経営戦略

有価証券報告書「経営方針・対処すべき課題・MD&A」の全文を見る(年度切替)
経営方針・経営戦略
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 経営の基本方針当社グループは、お取引先の皆様方の直面する課題解決に向けた最適ソリューションをご提案し続けることはもとより、企業をつなぎ・必要とされ続ける「ベスト・パートナー」、働きやすさを追求する「ベスト・カンパニー」を目指しております。建設設備関連に不可欠な基礎資材である「管工機材」を通じて、マイホームからプラントまであらゆる分野で付加価値の高い商品と高品質なサービスを提供し、未来を創造するサステナブルな社会に貢献してまいります。 (2) 取巻く経営環境当管工機材業界におきましては、建設設備関連事業や民間設備投資の動向による影響、また、同業他社との競争激化などの要因もあり、経営環境は引き続き厳しい状況で推移するものと予想されます。 (3) 目標とする経営指標および対処すべき課題このような状況下において、当面の経営目標として掲げた売上高経常利益率3%以上及び第2次中期経営計画で目指すことといたしました自己資本利益率8%以上を達成するため、引き続き、以下の重点施策を実施いたします。① 営業基盤・商品開拓の強化新規顧客の開拓、既存顧客でのシェアの拡大による営業基盤の強化及び市場ニーズに合った商品の開拓が急務の課題であります。このため、顧客第一主義を徹底し、地域戦略や商品戦略の見直しによる顧客ニーズに合った高付加価値商品やサービスの提供をするとともに、物流体制の見直しによる一層きめ細かいデリバリーを展開し、営業基盤の強化を図ってまいります。② 商品構成の変革管工機材商品だけでなく、従来の市場にとらわれない商品の開拓や販売ルートの開拓による抜本的な商品構成の変革を進めてまいります。このため、電材、建材、土木関連商品など販売ルートの開拓により取扱商品の拡充を図り、商品構成の変革により収益力の強化を図ってまいります。③ 人材育成の強化・活用従業員一人ひとりの能力・考える力・創造力を最も重要な経営資源ととらえ、「会社を信頼して働ける職場づくり」「恒常的・自発的な知恵/改善を促進する仕組みづくり」「個々人の役割遂行とチームワークの促進」に加え、「徹底的な人材育成」に努めてまいります。また、チャレンジを促進する企業風土を醸成するため、人材育成の目指す方向性の明示とプランを確立させ、積極的な人材登用と適材適所による人材の有効活用を図り、将来にわたり活力に満ちた人材集団を形成してまいります。(4) 対処すべき課題への取組状況具体的な取組方法といたしましては、まず第一にお客様との接点を多くもち、お客様をよりよく知り、お客様により多くの提案を行っていくことです。そのため、お客様への訪問頻度を高めるため、社内営業体制等の見直しを行い、より多くの訪問ができる体制を作ります。また、担当者から社長まで、お客様の情報を共有し、グループ全社一丸となって、お客様のお役に立てるようにいたします。また人材育成の面から、商品勉強会を積極的に行い、商品特性を把握し、お客様のニーズに最適な商品提案ができるようにしてまいります。次に、従前から鋭意取り組んで参りましたローコスト経営につきましても引き続き、固定費削減等に努力するとともに、リスク管理の徹底により不良債権の発生を抑え、経営コストの縮減に努めてまいります。昨今の厳しい経済環境のもと、従来より掲げてまいりました①営業基盤の強化、②収益力の強化、③人材育成強化の重点施策を、上記具体策により一層早く実施・定着させ、お客様から更なる信頼を得、良きビジネスパートナーになるようにしてまいります。 (5) 不適切な会計処理に関する特別調査委員会による調査結果を踏まえた今後の課題 当社は、第5〔経理の状況〕〔注記事項〕(追加情報)(不適切な会計処理について)に記載の通り、特別調査委員会から不適切な会計処理についての指摘を受けました。 受領した調査結果での提言を真摯に受け止め、独占禁止法の遵守に関する内部統制システムの仕組みやコンプライアンス体制を強化するとともに、当社グループ一丸となって再発防止策の具体的な施策に取り組んでまいります。上場会社としての信頼性確保に向けた全社的な意識改革として、当社取締役会及び監査等委員会は、調査報告書の内容及び提言を踏まえ、再発防止策の実施状況について定期的に報告を受け、その進捗及び実効性を監督してまいります。また、収益認識基準に関する会計基準及び独占禁止法に関する研修を行うことで適切な会計処理を行う体制を整備し、グループ全体でのコンプライアンス意識の浸透を推進いたします。
対処すべき課題
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 経営の基本方針当社グループは、お取引先の皆様方の直面する課題解決に向けた最適ソリューションをご提案し続けることはもとより、企業をつなぎ・必要とされ続ける「ベスト・パートナー」、働きやすさを追求する「ベスト・カンパニー」を目指しております。建設設備関連に不可欠な基礎資材である「管工機材」を通じて、マイホームからプラントまであらゆる分野で付加価値の高い商品と高品質なサービスを提供し、未来を創造するサステナブルな社会に貢献してまいります。 (2) 取巻く経営環境当管工機材業界におきましては、建設設備関連事業や民間設備投資の動向による影響、また、同業他社との競争激化などの要因もあり、経営環境は引き続き厳しい状況で推移するものと予想されます。 (3) 目標とする経営指標および対処すべき課題このような状況下において、当面の経営目標として掲げた売上高経常利益率3%以上及び第2次中期経営計画で目指すことといたしました自己資本利益率8%以上を達成するため、引き続き、以下の重点施策を実施いたします。① 営業基盤・商品開拓の強化新規顧客の開拓、既存顧客でのシェアの拡大による営業基盤の強化及び市場ニーズに合った商品の開拓が急務の課題であります。このため、顧客第一主義を徹底し、地域戦略や商品戦略の見直しによる顧客ニーズに合った高付加価値商品やサービスの提供をするとともに、物流体制の見直しによる一層きめ細かいデリバリーを展開し、営業基盤の強化を図ってまいります。② 商品構成の変革管工機材商品だけでなく、従来の市場にとらわれない商品の開拓や販売ルートの開拓による抜本的な商品構成の変革を進めてまいります。このため、電材、建材、土木関連商品など販売ルートの開拓により取扱商品の拡充を図り、商品構成の変革により収益力の強化を図ってまいります。③ 人材育成の強化・活用従業員一人ひとりの能力・考える力・創造力を最も重要な経営資源ととらえ、「会社を信頼して働ける職場づくり」「恒常的・自発的な知恵/改善を促進する仕組みづくり」「個々人の役割遂行とチームワークの促進」に加え、「徹底的な人材育成」に努めてまいります。また、チャレンジを促進する企業風土を醸成するため、人材育成の目指す方向性の明示とプランを確立させ、積極的な人材登用と適材適所による人材の有効活用を図り、将来にわたり活力に満ちた人材集団を形成してまいります。(4) 対処すべき課題への取組状況具体的な取組方法といたしましては、まず第一にお客様との接点を多くもち、お客様をよりよく知り、お客様により多くの提案を行っていくことです。そのため、お客様への訪問頻度を高めるため、社内営業体制等の見直しを行い、より多くの訪問ができる体制を作ります。また、担当者から社長まで、お客様の情報を共有し、グループ全社一丸となって、お客様のお役に立てるようにいたします。また人材育成の面から、商品勉強会を積極的に行い、商品特性を把握し、お客様のニーズに最適な商品提案ができるようにしてまいります。次に、従前から鋭意取り組んで参りましたローコスト経営につきましても引き続き、固定費削減等に努力するとともに、リスク管理の徹底により不良債権の発生を抑え、経営コストの縮減に努めてまいります。昨今の厳しい経済環境のもと、従来より掲げてまいりました①営業基盤の強化、②収益力の強化、③人材育成強化の重点施策を、上記具体策により一層早く実施・定着させ、お客様から更なる信頼を得、良きビジネスパートナーになるようにしてまいります。 (5) 不適切な会計処理に関する特別調査委員会による調査結果を踏まえた今後の課題 当社は、第5〔経理の状況〕〔注記事項〕(追加情報)(不適切な会計処理について)に記載の通り、特別調査委員会から不適切な会計処理についての指摘を受けました。 受領した調査結果での提言を真摯に受け止め、独占禁止法の遵守に関する内部統制システムの仕組みやコンプライアンス体制を強化するとともに、当社グループ一丸となって再発防止策の具体的な施策に取り組んでまいります。上場会社としての信頼性確保に向けた全社的な意識改革として、当社取締役会及び監査等委員会は、調査報告書の内容及び提言を踏まえ、再発防止策の実施状況について定期的に報告を受け、その進捗及び実効性を監督してまいります。また、収益認識基準に関する会計基準及び独占禁止法に関する研修を行うことで適切な会計処理を行う体制を整備し、グループ全体でのコンプライアンス意識の浸透を推進いたします。
MD&A(経営者による分析)
4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】(1)経営成績等の状況の概要 文中の将来に関する事項は当連結会計年度末現在において判断したものであります。なお、当社グループは、報告セグメントが管工機材卸売業のみであり、その他の事業は重要性が乏しいためセグメント情報の記載を省略しております。 ①財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度における我が国経済は、実質GDP成長率が昨年度に続きプラス成長となりました。政府の物価高対策の効果によりインフレ率は低下傾向にあり、企業収益の底堅さや人手不足を背景に高水準の賃上げが続くことで実質賃金が改善、個人消費を下支えすることで引き続き景気の回復が続きました。一方で、中東情勢に起因する資源価格の上昇や原材料・部品調達における供給制約の影響により、今後の一時的な景気の減速は避けられない状況となっており、また、中国のレアアース輸出規制による製造業の生産下押しなども懸念され、景気が緩やかな回復基調に戻るには時間がかかると考えられます。 当管材業界におきましても、生産能力の増強や自動化への投資、半導体需要の高まりなどにより受注の回復が続きましたが、慢性的な人手不足や地政学リスクの高まりによる部材価格の高騰・供給制約は企業収益の押し下げ要因となっており、当社グループを取り巻く事業環境は今後も予断を許さない状況にあります。 このような状況の下、当社グループは前連結会計年度より「第2次中期経営計画(2025年5月期~2027年5月期)」を策定し取り組んでおります。 基本方針(目指す方向) 本中期経営計画の最終年度(2027年5月期)に創業80周年を迎えるにあたり、創業来培ってきた管工機材業界における商品調達力、供給力、提案力、販売力に一層の磨きをかけて、社会環境整備と未来環境創造に貢献していく。 戦略ビジョン「既存事業の収益力強化」「事業領域拡大による成長促進」「サステナビリティ/人的資本経営の実践」「資本コストや株価を意識した経営の実現」 営業体制の強化により主力商品の売上を拡大し安定的な利益を確保するとともに、管工事部門の受注体制の整備、ECサイト再構築等により事業領域を拡大することで、収益の確保と一層の売上拡大を図ってまいります。また、人的資本経営への取組として、デジタルトランスフォーメーション推進、働きやすい職場環境の整備、多様な人材の採用、女性活躍の推進等を進めてまいります。 今後も「第2次中期経営計画」ビジョン実現を目指していくとともに、更なる企業価値の向上に取り組んでまいります。 この結果、当連結会計年度における財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。 イ.財政状態 当連結会計年度末の資産につきましては、流動資産合計が173億76百万円となり、前連結会計年度末と比較して1億47百万円増加しました。これは主に受取手形が9億7百万円、現金及び預金が2億71百万円減少したものの、電子記録債権が6億81百万円、商品が6億96百万円増加したこと等によります。 固定資産合計は、135億11百万円となり、前連結会計年度末と比較して46億74百万円増加しました。これは主に土地が24億82百万円、投資有価証券が19億33百万円増加したこと等によります。 以上の結果、当連結会計年度末の資産合計は、前連結会計年度末と比較して48億22百万円増加し、308億87百万円となりました。 負債につきましては、流動負債合計が109億45百万円となり、前連結会計年度末と比較して16億51百万円増加しました。これは主に短期借入金が7億円、電子記録債務が4億13百万円増加したこと等によります。 固定負債合計は、24億74百万円となり、前連結会計年度末と比較して10億92百万円増加しました。これは主に繰延税金負債が5億44百万円、長期借入金が4億73百万円増加したこと等によります。 以上の結果、当連結会計年度末の負債合計は、前連結会計年度末と比較して27億44百万円増加し、134億20百万円となりました。 純資産につきましては、当連結会計年度末の純資産合計は174億66百万円となり、前連結会計年度末と比較して20億78百万円増加しました。これは主にその他有価証券評価差額金が13億32百万円、利益剰余金が7億33百万円増加したこと等によります。 ロ.経営成績 売上高は356億53百万円(前年同期比8.1%増)となりました。 利益面につきましては、営業利益は11億21百万円(前年同期比14.7%増)、経常利益は13億62百万円(前年同期比12.3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は8億78百万円(前年同期比2.8%増)となりました。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、営業活動により資金を13億91百万円獲得(前連結会計年度は9億83百万円の獲得)し、投資活動により29億68百万円資金を使用(前連結会計年度は5億34百万円の使用)し、財務活動により13億6百万円資金を獲得(前連結会計年度は3億99百万円の使用)したことにより、2億71百万円減少し24億28百万円となりました。 なお、当連結会計年度におけるフリー・キャッシュ・フローは、△15億77百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果獲得した資金は13億91百万円となりました。これは主に法人税等の支払いが4億78百万円あったことや棚卸資産の増加が6億96百万円ありましたが、税金等調整前当期純利益を12億75百万円計上し、仕入債務の増加により5億43百万円、売上債権の減少により4億17百万円増加したこと等によります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は29億68百万円となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出が28億34百万円あったこと等によります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果獲得した資金は13億6百万円となりました。これは配当金の支払額が1億44百万円ありましたが、長期借入れによる収入が8億42百万円、短期借入れによる収入が7億円あったこと等によります。 (注)フリー・キャッシュ・フローは、営業活動によるキャッシュ・フローと投資活動によるキャッシュ・フローを合算したものであります。 ③仕入及び販売の実績不動産賃貸業については、重要性が乏しいため記載を省略しております。なお、当社グループは管工機材卸売業が主要な事業のため、受注の状況は記載を省略しております。 イ.仕入実績当連結会計年度における仕入実績を品目別に示すと次のとおりであります。区分商品仕入高(千円)前年比(%)バルブ類10,118,488105.4継手類5,459,425102.8冷暖房機器類3,607,811105.9衛生・給排水類2,981,707101.6パイプ類5,268,708131.0その他3,701,096114.0計31,137,238109.2(注) 金額は、仕入価格によっております。 ロ.販売実績当連結会計年度における販売実績を品目別に示すと次のとおりであります。区分商品売上高(千円)前年比(%)バルブ類11,650,318106.1継手類6,502,494100.1冷暖房機器類3,999,437104.5衛生・給排水類3,253,621101.1パイプ類5,648,585126.3その他4,599,227115.0計35,653,685108.1 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 文中の将来に関する事項は当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであり、予測しえない様々な要因があるため、その結果について保証するものではありません。 ①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 イ.財政状態の状況に関する認識及び分析・検討内容 (資産) 当連結会計年度末の資産につきましては、流動資産合計が173億76百万円となり、前連結会計年度末と比較して1億47百万円増加しました。これは主に受取手形が9億7百万円、現金及び預金が2億71百万円減少したものの、電子記録債権が6億81百万円、商品が6億96百万円増加したこと等によります。 固定資産合計は、135億11百万円となり、前連結会計年度末と比較して46億74百万円増加しました。これは主に土地が24億82百万円、投資有価証券が19億33百万円増加したこと等によります。 以上の結果、当連結会計年度末の資産合計は308億87百万円となり、前連結会計年度末と比較して48億22百万円増加しました。 (負債) 当連結会計年度末の負債につきましては、流動負債合計が109億45百万円となり、前連結会計年度末と比較して16億51百万円増加しました。これは主に短期借入金が7億円、電子記録債務が4億13百万円増加したこと等によります。 固定負債合計は、24億74百万円となり、前連結会計年度末と比較して10億92百万円増加しました。これは主に繰延税金負債が5億44百万円、長期借入金が4億73百万円増加したこと等によります。 以上の結果、当連結会計年度末の負債合計は134億20百万円となり、前連結会計年度末と比較して27億44百万円増加しました。 (純資産) 当連結会計年度末の純資産につきましては、純資産合計は174億66百万円となり、前連結会計年度末と比較して20億78百万円増加しました。これは主にその他有価証券評価差額金が13億32百万円、利益剰余金が7億33百万円増加したこと等によります。 ロ.経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 (売上高) 当連結会計年度の売上高は356億53百万円となり、前連結会計年度と比較して26億60百万円の増加となりました。 (営業利益) 当連結会計年度の営業利益は11億21百万円となり、前連結会計年度と比較して1億43百万円の増加となりました。 (経常利益) 当連結会計年度の経常利益は13億62百万円となり、前連結会計年度と比較して1億49百万円の増加となりました。 (親会社株主に帰属する当期純利益) 当連結会計年度の親会社株主に帰属する当期純利益は8億78百万円となり、前連結会計年度と比較して23百万円の増加となりました。 ハ.セグメントごとの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 当社グループの報告セグメントは管工機材卸売業のみであり、その他の事業は重要性が乏しいためセグメント別の記載を省略しております。 ②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当連結会計年度のキャッシュ・フローの分析につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」に記載したとおりであります。 なお、当社グループのキャッシュ・フロー指標等の推移は、下記のとおりであります。 (参考)キャッシュ・フロー関連指標の推移 第70期2022年5月期第71期2023年5月期第72期2024年5月期第73期2025年5月期第74期2026年5月期自己資本比率(%)61.460.260.859.056.5時価ベースの自己資本比率(%)29.728.528.326.422.4 キャッシュ・フロー対有利子負債比率(%)--5.97.3109.6 インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍)636.8595.1739.1267.274.2自己資本比率 : 自己資本/総資産時価ベースの自己資本比率 : 株式時価総額/総資産キャッシュ・フロー対有利子負債比率 : 有利子負債/キャッシュ・フローインタレスト・カバレッジ・レシオ : キャッシュ・フロー/利払い(注)1 株式時価総額は自己株式を除く発行済株式数をベースに計算しております。2 キャッシュ・フローは、営業キャッシュ・フローを利用しております。3 第73期は、有利子負債は連結貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っている全ての負債を対象としております。4 第73期より連結財務諸表を作成しているため、第72期までは株式会社オータケ単体の数値を記載しております。 資本の財源及び資金の流動性に係る情報につきましては、下記のとおりであります。 当社グループの事業活動における資金需要につきましては、運転資金及び設備資金などがあります。資金需要への対応としては内部資金または借入により資金調達することとしております。運転資金については主に短期借入金、設備資金等については長期借入金にて調達することとしております。 2026年5月31日現在において複数の金融機関との間で合計57億円の当座貸越契約及び合計20億円のコミットメントライン契約を締結しております。 ③経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループが掲げる経営指標は「売上高経常利益率3%以上及び自己資本利益率8%以上の達成」であります。 当社グループの過去3期分の経営指標推移は以下のとおりであります。指標2024年5月期(実績)2025年5月期(実績)2026年5月期(実績)売上高経常利益率 3.6% 3.7% 3.8%自己資本利益率(ROE) 5.4% 5.6% 5.3%(注)2025年5月期より連結財務諸表を作成しているため、2024年5月期は株式会社オータケ単体の数値を記載しております。また、2025年5月期の自己資本利益率(ROE)は期末自己資本に基づいて計算しております。 原材料価格の高騰もありメーカー各社からの値上げ要請を踏まえ、価格転嫁を図れた事等により経営指標である売上高経常利益率は達成できました。引き続き売上総利益の改善やコスト縮減などにより、経営指標の安定的な達成に向けて取り組んでまいります。 ④重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成に際し、決算日における資産・負債の数値、報告期間における収益・費用の報告数値に影響を与える見積り及び仮定設定を行っております。この見積り及び仮定設定に関しては、過去の実績や状況に応じた合理的かつ妥当な判断を行っておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、当初の見積りと異なる場合があります。 連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 〔注記事項〕 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。

事業リスク

  • 設備投資動向の影響
    管工機材業界は、公共投資や民間の設備投資の動向に大きく左右されます。景気の悪化や地政学リスクの高まりにより、これらの投資が減少した場合、オータケグループの業績に悪影響を及ぼす可能性があります。
  • 取引先の信用リスク
    オータケグループは、売上の大部分を信用販売で行っており、取引先の財務状況悪化により売掛金が回収不能となるリスクがあります。与信管理や支払保証契約でリスク軽減を図っていますが、急激な悪化には対応しきれない可能性もあります。
  • 仕入価格の変動
    取扱商品の仕入価格は、素材の供給状況や市場価格によって変動します。急激な価格上昇があった場合、販売価格への転嫁が間に合わず、利益率の悪化や財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。
出典: FY2025 有価証券報告書(AI要約)
有価証券報告書「事業等のリスク」の全文を見る(年度切替)
FY2026|2,201 文字
3 【事業等のリスク】有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項は、以下のとおりであります。なお、以下の事項には将来に関する事項が含まれておりますが、当該事項は当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。(1) 設備投資動向等の影響について当社グループが属する管工機材業界は、公共投資、民間設備投資の動向に業績が左右される傾向にあります。経済活動は緩やかに回復することが期待されていますが、一方で地政学リスクの高まり等、景気の先行きへの不透明感もあります。こうした環境下、今後の公共投資や民間設備投資が減少した場合には、当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に悪影響を及ぼす可能性があります。当社グループは「1[経営方針、経営環境及び対処すべき課題等](4)対処すべき課題への取組状況」に記載のとおり対処してまいります。(2) 取引先の信用リスクについて当社グループは、売上の大部分を信用販売によって行っています。このため得意先財務情報を入手し、取引のリスクを軽減すべく与信管理を行っていますが、取引先の収益及び財政状態の急激な悪化によっては、保有する売上債権の一部について回収不能となるリスクがあり、当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に悪影響を及ぼす可能性があります。当社グループは信用リスク管理の一環として取引先に対する与信限度額の設定や債権回収に懸念がある場合への備えとして支払保証契約(ファクタリング会社との保証取引契約)などにより不良債権発生等の抑制に対処してまいります。(3) 仕入価格の変動について 当社グループの取扱商品の仕入価格は、素材の供給状況や市場価格の動向により変動する可能性があります。当社グループは仕入価格の変動に対しては在庫水準の調整や販売価格への転嫁を柔軟かつ迅速に対応するように努力していますが、急激な価格変化に対しては十分な対応ができない場合があり、当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に悪影響を及ぼす可能性があります。当社グループは商品部及び営業本部を中心として、販売動向や価格動向などを注視しながら、機動的な商品戦略により価格変動リスクの抑制に対処してまいります。(4) 物流コスト上昇の影響について 当社グループの取扱商品は提携する運送会社各社等の協力により最適な配送網を構築しております。しかしながら、足元における配送ドライバーの人手不足問題等により更なる物流コストの上昇によっては当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に悪影響を及ぼす可能性があります。当社グループは各拠点における在庫水準の適正化を図りながら拠点間における物流網の見直しを実施し、コスト抑制に対処してまいります。(5) 減損損失について 営業用資産について、各拠点の収益力の低下により将来キャッシュ・フローの総額が帳簿価額を下回ることとなった場合は、減損処理を行うため、当社グループの財政状態、経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。当社グループは拠点別の収益とコストの月次推移を注視しながら、顧客の地域性を踏まえた商品販売戦略の展開により、収益向上に努めて、損失計上リスク抑制に対処してまいります。(6) 自然災害発生時のリスクについて 当社グループは保有する土地・建物等の不動産及び什器備品等の動産を本社及び全国の各拠点で使用しております。しかし、地震や水害等の自然災害の不測の事故が発生した場合には、財産的な損害ばかりではなく、正常な業務処理や活発な営業活動ができなくなり、当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を及ぼす可能性があります。当社グループは営業設備の整備・強化し、防災管理体制についても各種災害対策を講じて対処してまいります。 (7) 社会的評価の低下リスクについて 当社グループは従業員等による独占禁止法その他の企業活動上遵守すべき法令・規制違反等が生じた場合、過料や課徴金納付命令や損害賠償請求に伴う経済的な損失、追徴課税等による損失、あるいはそれに伴う社会的評価の低下によって当社グループの業績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 当社は、第5〔経理の状況〕〔注記事項〕(追加情報)(不適切な会計処理について)に記載の通り、特別調査委員会から不適切な会計処理についての指摘を受けました。 当該調査の結果、当社取引のうち、商流に競合他社が介在する一部取引については、独占禁止法上の不当な取引制限に該当する可能性が高いことが確認されております。加えて、当社が競合他社から仕入れる取引については経済合理性を欠くことから、当該仕入金額に含まれる設備メーカーから直接購入した価格と競合他社から購入した価格の差額については、本来の売上原価を構成するものではないことから、当該差額を営業外費用として計上することが適切であるとの指摘を受けました。 受領した調査結果での提言を真摯に受け止め、独占禁止法の遵守に関する内部統制システムの仕組みやコンプライアンス体制を強化するとともに、当社グループ一丸となって再発防止策の具体的な施策に取り組んでまいります。

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