事業の概要
- 有価証券の売買と受託東洋証券グループは、お客様から依頼を受けて株や債券などの有価証券を売買する取引や、自社で有価証券を売買する取引を行っています。これにより、売買手数料や売買益を得て収益を上げています。これは証券会社の基本的な収益源となります。
- 有価証券の引受・募集・売出し企業が新しく株を発行したり、すでに発行された株を市場で売り出したりする際に、その手続きをサポートし、投資家への販売を仲介する業務です。これにより、企業から手数料を受け取り、収益としています。企業の資金調達を支援する重要な役割を担っています。
- 金融商品取引業全般上記の他にも、投資信託の販売や資産運用に関するアドバイスなど、幅広い金融商品取引サービスを提供しています。国内の金融商品取引市場を中心に営業拠点を展開し、個人投資家や法人顧客に対して多様な投資機会と金融サービスを提供することで、収益の柱を多角化しています。
出典: FY2017 有価証券報告書(AI要約)
セグメント構成
- 有価証券の売買等お客様から注文を受けて株式や債券などの有価証券を売買する「委託売買」と、自社で有価証券を売買する「自己売買」が主な事業内容です。これにより、売買手数料や売買益を得ており、証券会社の基本的な収益源となっています。市場の動向に収益が左右される特徴があります。
- 有価証券の引受け・募集・売出し企業が新しく株式を発行したり、すでに発行された株式を投資家に販売したりする際に、その手続きを支援し、販売を仲介する業務です。これにより、企業から手数料を受け取ります。企業の資金調達をサポートする重要な役割を担っており、資本市場の活性化にも貢献しています。
- その他の金融商品取引業投資信託の販売や、お客様の資産運用に関するコンサルティングサービスなど、上記の主要業務以外の幅広い金融商品取引サービスを提供しています。国内の金融商品取引市場を中核として営業拠点を展開し、個人投資家や法人顧客に対して多様な投資機会と金融サービスを提供することで、収益の多角化を図っています。
有価証券報告書「事業の内容」の全文を見る(年度切替)
3 【事業の内容】当社グループは、当社及び子会社2社から構成されており、その主たる事業は、有価証券の売買等及び売買等の受託、有価証券の引受け及び売出し、有価証券の募集及び売出しの取扱い、その他の金融商品取引業であります。国内金融商品取引市場を中核として営業拠点を設け、投資・金融サービスを提供しております。事業の系統図は次のとおりであります。 (注)株式会社ダブルチェックは2026年4月1日付で東洋リサーチアドバイス株式会社に商号変更しております。
事業の優位性(モート)
事業の質(有価証券報告書から抽出)
数字に出ない事業の性質を、同じ物差しで全銘柄そろえています。FY2025時点の記載が出典です。
| 価格決定力値上げを通せるか。強いほどインフレ耐性が高い | 弱い インターネット取引専業証券や同業他社、異業種からの参入により厳しい競合が予想されるため |
|---|---|
| 参入障壁新規参入を阻む要因の種類 | 規制 金融商品取引業は「金融商品取引法」及び「金融商品取引業等に関する内閣府令」等の法的規制を受ける |
| 景気敏感度業績が景気循環にどれだけ振られるか | シクリカル |
| 規制依存規制は障壁にも足枷にもなる | 高い |
会社が挙げる主要リスク:金融商品取引業の収益変動リスク / 競合による競争優位性維持のリスク / 災害等による事業活動制限のリスク
同じ条件で他の銘柄を探す → 定性スクリーニング(価格決定力・参入障壁・景気敏感度などで絞り込めます)
モート総合 4 / 25 5類型それぞれの強度と、そう判定した根拠
無形資産☆☆☆☆☆
東洋証券は特定のブランド力や特許、規制ライセンス、独占的IPによる競争優位性は見られない。一般的な証券会社としてのサービス提供であり、差別化要因は限定的。
スイッチングコスト★☆☆☆☆
一部の富裕層向けサービスや、長年の取引で築かれた顧客との関係性から、限定的なスイッチング・コストが存在する可能性はある。しかし、一般的な個人投資家にとっては、証券口座の乗り換えは比較的容易である。
ネットワーク効果☆☆☆☆☆
同社の事業モデルには、ユーザー数の増加がサービスの価値を増幅させるネットワーク効果は存在しない。取引プラットフォームの利用者は増えても、個々の顧客にとってのサービスの質が直接向上するわけではない。
コスト優位★☆☆☆☆
証券業界全体として、IT投資による業務効率化や、オンライン取引の普及によりコスト削減が進んでいる。東洋証券も一定の効率化は図っていると考えられるが、他社と比較して構造的なコスト優位性を持つほどの顕著な特徴は見られない。
規模の経済★★☆☆☆
東洋証券は中堅の証券会社であり、業界全体で見ると規模の経済性は限定的である。大手証券会社と比較すると、リソースや顧客基盤において劣後する可能性がある。しかし、特定のニッチ市場や地域においては、一定のシェアを確保している可能性はある。
- 地域密着型リテール証券お客様本位の経営を掲げ、世代を超えて信頼される資産運用・資産形成のアドバイザーとして、地域に根差したリテール(個人向け)営業を重視しています。きめ細やかな対面サービスとアフターフォローを通じて顧客満足度を高め、顧客基盤の拡大を図ることで、安定的な収益確保を目指しています。
- 中国株のパイオニアとしての実績長年にわたり中国株投資に注力し、「中国株のパイオニア」としてのブランドを確立しています。この専門性と実績は、中国株に関心のある投資家にとって大きな魅力となり、他社との差別化要因となっています。独自の知見とネットワークを活かし、付加価値の高い情報提供やコンサルティングサービスを提供しています。
- 強固な自己資本規制比率金融商品取引法で定められている自己資本規制比率(120%以上)を大幅に上回る394.7%(2025年3月末現在)を維持しており、財務基盤の安定性が非常に高いです。これは、事業継続性や顧客からの信頼獲得において重要な競争優位性となります。健全な財務状況は、市場の変動に対する耐性も高めます。
出典: FY2017 有価証券報告書(AI要約)
経営戦略
- お客さまとの信頼獲得の強化対面サービスの質と量を向上させ、きめ細やかなアフターフォローを通じて顧客満足度を追求することを最重要戦略としています。これにより、顧客との長期的な信頼関係を構築し、顧客基盤の拡大と安定的な収益確保を目指します。顧客本位の経営を徹底し、選ばれる証券会社となることを目指しています。
- 付加価値サービスの提供コンサルティングサービスの強化や、中国株のパイオニアとしてのブランドを再構築することで、他社にはない付加価値の高いサービスを提供します。また、お客さまセミナーを積極的に開催し、投資知識の向上を支援することで、顧客の資産形成に貢献し、顧客満足度とエンゲージメントを高めます。
- 得意分野への選択と集中アジア関連投資信託や資本市場へのアプローチ強化、IFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)プラットフォームビジネスなど、強みを持つ分野に経営資源を集中させます。これにより、効率的な事業運営と収益性の向上を図り、中期経営計画の目標であるROE8%以上の達成を目指します。
出典: FY2025 有価証券報告書(AI要約)
有価証券報告書「経営方針・対処すべき課題・MD&A」の全文を見る(年度切替)
経営方針・経営戦略
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は以下のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 (1)経営環境の概況当連結会計年度における世界経済は、緩やかな拡大が続きました。しかし、米国政府の経済・通商政策の動向や中国経済の停滞、東欧・中東地域を中心とした地政学的リスク等、先行き不透明な状況が続きました。このような環境下、国内株式市場において、日経平均株価は期初35,961.19円で始まりました。トランプ米大統領による相互関税の発表を受け、リスク回避姿勢が強まり、幅広い銘柄が売られ、4月7日に安値30,792.74円まで下落する場面がありました。その後は、適度な調整を交えながら徐々に持ち直し、下値を切り上げる展開となりました。9月以降、AI市場の成長による半導体や関連需要の拡大期待、高市新政権の財政拡張的な経済政策や成長投資への期待等を背景に上昇し、11月には一時52,000円台まで上昇する場面がありました。2026年に入り衆議院選挙で自民党が大勝したことなどから、2月26日に高値59,332.43円まで上昇しました。期末にかけては中東情勢の悪化が嫌気され、3月末の日経平均株価は51,063.72円で取引を終了しました。米国株式市場において、ダウ工業株30種平均は期初41,879.75米ドルで始まりました。年度前半は、トランプ米大統領による相互関税の発表を受け、リスク回避姿勢が強まり、4月7日に安値36,611.78米ドルを付けましたが、関税交渉進展に伴い株式市場は徐々に持ち直しました。年度後半は、雇用指標の鈍化を受けて米連邦準備理事会(FRB)が9月に利下げ再開を決定したことや、企業業績が底堅く推移したことを背景に、株式市場は上昇基調を強め、2月10日に史上最高値50,512.79米ドルを付けました。その後は、中東情勢の緊迫化など地政学的リスクの高まりを受けて投資家心理が悪化したことで、株価は軟調に推移しました。3月末のダウ工業株30種平均は46,341.51米ドルで取引を終了しました。当社が注力している中国・香港株式市場において、主要株価指数であるハンセン指数は期初23,217.11ポイントで始まりました。相互関税発表が世界同時株安を引き起こし、ハンセン指数は4月7日に20,000ポイントを割り込んだものの、中国政府による景気刺激策、市場テコ入れ策、中国テック企業への再評価やバリュエーション面での割安感などからリバウンドも早く、5月初旬には急落前の水準を回復しました。その後も上昇基調が続き、1月29日に場中の高値28,056.10ポイントと、およそ4年半ぶりの高値を付けました。しかし、目先の達成感と弱い経済指標から次第に利益確定の売りが優勢となり、上値の重さが意識される展開になりました。2月28日に始まった米国とイスラエルによるイランへの攻撃、ホルムズ海峡の事実上の封鎖が招いた原油価格の高騰で、世界的なリスクオフの動きが広がったことで、下落基調を辿りました。3月末のハンセン指数は24,788.14ポイントで取引を終了しました。 (2)中期的経営ビジョン当社グループは、2024年10月30日、「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応」を踏まえ現状分析と評価を行い、株主・投資家並びにお客さまをはじめ、従業員を含むすべてのステークホルダーの皆さまの期待にお応えするため、更なる成長戦略等が必要と考え、改めて第六次中期経営計画の見直しを公表しております。PBR1倍以上の達成を目指した財務施策を打ち出すとともに、中長期的な企業価値向上を実現するために「経営理念」に立ち返り、お客さまはもちろんのこと、ステークホルダーの皆さまとの信頼関係をより深め、期待に応えてまいります。 (3)戦略骨子・施策概要「お客さまの信頼獲得」に加え、「付加価値サービスの提供」、「得意分野の選択・集中」に軸足を置いた戦略展開を図ると同時に、コスト構造改革の実践を並行して継続させることにより、中期経営計画終了年度(2028年3月期)におけるROE8%以上の達成を目指してまいります。 <重点施策>○お客さまとの信頼獲得 戦略・対面サービスの「質」と「量」の強化・きめ細やかなアフターフォロー・お客さま満足度の追求○付加価値サービスの提供 戦略・コンサルティングサービスの強化・中国株のパイオニアとしての東洋ブランドの再構築・お客さまセミナーの開催強化○得意分野の選択・集中 戦略・アジア関連投資信託・資本市場へのアプローチ強化・IFAプラットフォームビジネス○コスト構造改革 Project ESTトップダウン・ボトムアップ型のカイゼンによる適切なコスト削減により、今後増加する費用を抑え成長分野に資金を投じ、「経営資本の有効活用」を図ってまいります。 第六次中期経営計画~お客さまの信頼がすべて~の項目と数値目標および実績は以下のとおりです。[中期経営計画] 項目数値目標(2028年3月末)当期実績(2026年3月末現在)KGIROE8%以上(2028年3月期)12.9%KPI預り資産残高1兆5,000億円以上1兆5,740億円株式投信残高5,000億円以上4,018億円NISA口座残高1,040億円以上987億円CX指標購入意向・継続意向・推奨意向(毎期)前期比改善6.38(前期実績6.28)
対処すべき課題
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は以下のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 (1)経営環境の概況当連結会計年度における世界経済は、緩やかな拡大が続きました。しかし、米国政府の経済・通商政策の動向や中国経済の停滞、東欧・中東地域を中心とした地政学的リスク等、先行き不透明な状況が続きました。このような環境下、国内株式市場において、日経平均株価は期初35,961.19円で始まりました。トランプ米大統領による相互関税の発表を受け、リスク回避姿勢が強まり、幅広い銘柄が売られ、4月7日に安値30,792.74円まで下落する場面がありました。その後は、適度な調整を交えながら徐々に持ち直し、下値を切り上げる展開となりました。9月以降、AI市場の成長による半導体や関連需要の拡大期待、高市新政権の財政拡張的な経済政策や成長投資への期待等を背景に上昇し、11月には一時52,000円台まで上昇する場面がありました。2026年に入り衆議院選挙で自民党が大勝したことなどから、2月26日に高値59,332.43円まで上昇しました。期末にかけては中東情勢の悪化が嫌気され、3月末の日経平均株価は51,063.72円で取引を終了しました。米国株式市場において、ダウ工業株30種平均は期初41,879.75米ドルで始まりました。年度前半は、トランプ米大統領による相互関税の発表を受け、リスク回避姿勢が強まり、4月7日に安値36,611.78米ドルを付けましたが、関税交渉進展に伴い株式市場は徐々に持ち直しました。年度後半は、雇用指標の鈍化を受けて米連邦準備理事会(FRB)が9月に利下げ再開を決定したことや、企業業績が底堅く推移したことを背景に、株式市場は上昇基調を強め、2月10日に史上最高値50,512.79米ドルを付けました。その後は、中東情勢の緊迫化など地政学的リスクの高まりを受けて投資家心理が悪化したことで、株価は軟調に推移しました。3月末のダウ工業株30種平均は46,341.51米ドルで取引を終了しました。当社が注力している中国・香港株式市場において、主要株価指数であるハンセン指数は期初23,217.11ポイントで始まりました。相互関税発表が世界同時株安を引き起こし、ハンセン指数は4月7日に20,000ポイントを割り込んだものの、中国政府による景気刺激策、市場テコ入れ策、中国テック企業への再評価やバリュエーション面での割安感などからリバウンドも早く、5月初旬には急落前の水準を回復しました。その後も上昇基調が続き、1月29日に場中の高値28,056.10ポイントと、およそ4年半ぶりの高値を付けました。しかし、目先の達成感と弱い経済指標から次第に利益確定の売りが優勢となり、上値の重さが意識される展開になりました。2月28日に始まった米国とイスラエルによるイランへの攻撃、ホルムズ海峡の事実上の封鎖が招いた原油価格の高騰で、世界的なリスクオフの動きが広がったことで、下落基調を辿りました。3月末のハンセン指数は24,788.14ポイントで取引を終了しました。 (2)中期的経営ビジョン当社グループは、2024年10月30日、「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応」を踏まえ現状分析と評価を行い、株主・投資家並びにお客さまをはじめ、従業員を含むすべてのステークホルダーの皆さまの期待にお応えするため、更なる成長戦略等が必要と考え、改めて第六次中期経営計画の見直しを公表しております。PBR1倍以上の達成を目指した財務施策を打ち出すとともに、中長期的な企業価値向上を実現するために「経営理念」に立ち返り、お客さまはもちろんのこと、ステークホルダーの皆さまとの信頼関係をより深め、期待に応えてまいります。 (3)戦略骨子・施策概要「お客さまの信頼獲得」に加え、「付加価値サービスの提供」、「得意分野の選択・集中」に軸足を置いた戦略展開を図ると同時に、コスト構造改革の実践を並行して継続させることにより、中期経営計画終了年度(2028年3月期)におけるROE8%以上の達成を目指してまいります。 <重点施策>○お客さまとの信頼獲得 戦略・対面サービスの「質」と「量」の強化・きめ細やかなアフターフォロー・お客さま満足度の追求○付加価値サービスの提供 戦略・コンサルティングサービスの強化・中国株のパイオニアとしての東洋ブランドの再構築・お客さまセミナーの開催強化○得意分野の選択・集中 戦略・アジア関連投資信託・資本市場へのアプローチ強化・IFAプラットフォームビジネス○コスト構造改革 Project ESTトップダウン・ボトムアップ型のカイゼンによる適切なコスト削減により、今後増加する費用を抑え成長分野に資金を投じ、「経営資本の有効活用」を図ってまいります。 第六次中期経営計画~お客さまの信頼がすべて~の項目と数値目標および実績は以下のとおりです。[中期経営計画] 項目数値目標(2028年3月末)当期実績(2026年3月末現在)KGIROE8%以上(2028年3月期)12.9%KPI預り資産残高1兆5,000億円以上1兆5,740億円株式投信残高5,000億円以上4,018億円NISA口座残高1,040億円以上987億円CX指標購入意向・継続意向・推奨意向(毎期)前期比改善6.38(前期実績6.28)
MD&A(経営者による分析)
4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】(1)経営成績等の状況の概要当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。なお、当社グループの業績は、高市政権への期待、米連邦準備理事会(FRB)の利下げ、トランプ政権の政策の不透明感、地政学リスクなどから日米中の株式相場が乱高下しつつも大きく上昇した環境の中で投資信託の販売手数料、投資信託の代行手数料、国内株委託手数料、中国株手数料やソリューションビジネス関連収益が増加しました。ただし、固定資産の減損及び繰延税金資産の計上の前提となる将来収支計画の見積りに関しては、将来の不確実性等一定の影響を考慮して算定しております。 ① 財政状態及び経営成績の状況当連結会計年度における世界経済は、緩やかな拡大が続きました。しかし、米国政府の経済・通商政策の動向や中国経済の停滞、東欧・中東地域を中心とした地政学的リスク等、先行き不透明な状況が続きました。このような状況のもと、当連結会計年度の当社グループの業績は、投資信託の販売手数料、投資信託の代行手数料、国内株委託手数料、中国株手数料やソリューションビジネス関連収益が増加したため、営業収益は135億76百万円(前連結会計年度比20.2%増)、経常利益は32億59百万円(前連結会計年度比214.3%増)と大幅に増収増益となりました。一方、投資有価証券売却益(特別利益)が減少したため、親会社株主に帰属する当期純利益は39億37百万円(前連結会計年度比48.3%増)と経常利益と比較して増加率は減少しました。なお、主な内訳は以下のとおりであります。イ 受入手数料受入手数料の合計は113億91百万円(前連結会計年度比32.8%増)になりました。科目別の概況は以下のとおりであります。(委託手数料)当連結会計年度の東証の1日平均売買代金は7兆1,018億円(前連結会計年度比33.1%増)になりました。当社の国内株式委託売買代金は1兆431億円(前連結会計年度比20.1%増)、外国株式委託売買代金は693億円(前連結会計年度比23.4%増)になりました。その結果、当社グループの委託手数料は51億4百万円(前連結会計年度比41.2%増)になりました。(引受け・売出し・特定投資家向け売付け勧誘等の手数料)引受け・売出し・特定投資家向け売付け勧誘等の手数料は主幹事案件があったため33百万円(前連結会計年度比42.5%増)になりました。(募集・売出し・特定投資家向け売付け勧誘等の取扱手数料)主に証券投資信託の販売手数料で構成される募集・売出し・特定投資家向け売付け勧誘等の取扱手数料は株式投資信託の募集金額が1,154億円(前連結会計年度比32.5%増)に増加したため、29億63百万円(前連結会計年度比34.9%増)になりました。(その他の受入手数料)証券投資信託の代行手数料が中心のその他の受入手数料は株式投資信託の預り資産の平均残高が3,868億円(前連結会計年度比13.9%増)に増加したため、32億90百万円(前連結会計年度比19.9%増)になりました。ロ トレーディング損益トレーディング損益は、米国株店頭取引売買代金の減少等により株券等が11億47百万円(前連結会計年度比31.5%減)と減少したため、合計で13億9百万円(前連結会計年度比33.4%減)になりました。ハ 金融収支金融収益は受取債券利子の増加等により7億63百万円(前連結会計年度比18.0%増)になりました。また、金融費用は支払利息の増加等により2億39百万円(前連結会計年度比33.3%増)になりました。この結果、差引金融収支は5億24百万円(前連結会計年度比12.1%増)になりました。ニ 販売費・一般管理費販売費・一般管理費は、取引関係費が12億59百万円(前連結会計年度比7.5%減)、事務費が20億28百万円(前連結会計年度比4.1%減)と減少したものの、業績の回復に伴い人件費が51億82百万円(前連結会計年度比4.6%増)と増加したため、合計で103億92百万円(前連結会計年度比0.8%増)になりました。 ホ 営業外損益営業外収益は投資事業組合運用益の増加等により4億73百万円(前連結会計年度比25.5%増)、営業外費用は投資事業組合運用損の増加等により34百万円(前連結会計年度比0.1%増)で差引損益は4億39百万円(前連結会計年度比28.0%増)になりました。ヘ 特別損益特別利益は投資有価証券売却益等により14億29百万円(前連結会計年度比36.4%減)、特別損失は金融商品取引責任準備金繰入れにより9百万円(前連結会計年度比97.1%減)になりました。この結果、差引損益14億20百万円(前連結会計年度比25.7%減)になりました。ト 資産の状況資産合計は719億50百万円と前連結会計年度末に比べ25億63百万円の増加になりました。主な要因は、顧客分別金信託が33億49百万円減少したものの、信用取引貸付金が51億91百万円、退職給付に係る資産が12億86百万円増加したことによるものであります。チ 負債の状況負債合計は413億11百万円と前連結会計年度末に比べ20億46百万円の増加になりました。主な要因は、顧客からの預り金が41億61百万円減少したものの、その他の預り金が20億69百万円、信用取引借入金が10億98百万円、受入保証金が8億66百万円、長期借入金(1年内返済予定の長期借入金を含む)が8億円、短期借入金が6億円増加したことによるものであります。リ 純資産の状況純資産合計は306億39百万円と前連結会計年度末に比べ5億16百万円の増加になりました。主な要因は、その他有価証券評価差額金が4億82百万円減少したものの、退職給付に係る調整累計額が5億円、利益剰余金が4億28百万円増加したことによるものであります。 ② キャッシュ・フローの状況当連結会計年度における現金及び現金同等物の期末残高は222億17百万円と前連結会計年度に比べ36百万円の増加になりました。(営業活動によるキャッシュ・フロー)営業活動によるキャッシュ・フローは、信用取引負債の増減額11億62百万円(前連結会計年度比25億33百万円の増加)、税金等調整前当期純利益46億79百万円(前連結会計年度比17億30百万円の増加)、受入保証金の増減額8億66百万円(前連結会計年度比14億16百万円の増加)、信用取引資産の増減額△51億50百万円(前連結会計年度比67億33百万円の減少)、立替金及び預り金の増減額△23億円(前連結会計年度比12億34百万円の減少)、約定見返勘定の増減額△38百万円(前連結会計年度比7億55百万円の減少)等により△4億99百万円(前連結会計年度比13億53百万円の減少)になりました。(投資活動によるキャッシュ・フロー)投資活動によるキャッシュ・フローは、投資有価証券の売却による収入22億62百万円(前連結会計年度比20百万円の減少)、定期預金の払戻による収入3億90百万円(前連結会計年度比3億19百万円の減少)等により23億45百万円(前連結会計年度比50百万円の増加)になりました。(財務活動によるキャッシュ・フロー)財務活動によるキャッシュ・フローは、自己株式の取得による支出△0百万円(前連結会計年度比79億99百万円の増加)、長期借入金による収入8億円(前連結会計年度比5億円の増加)、配当金の支払額△35億9百万円(前連結会計年度比26億75百万円の減少)、短期借入金の純増減額6億円(前連結会計年度比23億円の減少)等により△21億9百万円(前連結会計年度比33億50百万円の増加)になりました。 ③ 生産、受注及び販売の実績当社グループの主たる事業区分は、「投資・金融サービス業」という単一の事業セグメントに属しており、当該箇所において記載できる情報がないことから、当該業務の収益の実績等については、「①財政状態及び経営成績の状況」欄に含めて記載しております。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 重要な会計方針及び見積り当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている企業会計の基準に基づき作成しております。当社グループは、特に重要な判断と見積りを伴う以下の会計方針が、連結財務諸表の作成に影響を及ぼす可能性があります。イ 貸倒引当金当社グループは、顧客との取引により発生する債権等の回収不能見込額について、貸倒引当金を計上しております。債務者の財政状態が悪化し、その支払能力が低下した場合は、追加引当が必要となる可能性があります。なお、当連結会計年度末現在、貸倒引当金を1億37百万円計上しております。ロ 有価証券の減損当社グループは、持続的な成長及び企業価値向上の観点から、取引先との中長期的・安定的な取引関係の構築・維持もしくは強化または事業の円滑な推進に資する場合に、他社が発行する株式を保有しております。保有する株式については時価の下落が一時的でないと判断した場合、有価証券評価損を計上しております。市場価格のない株式等については、発行会社の財政状態や将来性等、当社所定のルールに従い算定した額を時価とみなし、判定をしております。なお、当連結会計年度は、該当事項はありませんでした。ハ 固定資産の減損当社グループのグルーピングは、当社においては管理会計上で区分した部及び支店並びに賃貸用不動産をキャッシュ・フローを生み出す最小単位として捉え、その単位を基礎に、連結子会社においては会社全体を1つの単位として、グルーピングを行っております。また、本店、厚生施設等については独立したキャッシュ・フローを生み出さないことから共用資産としてグルーピングを行っております。当社グループは、固定資産の収益性が低下し、その固定資産に対して投資した金額が回収できないと認識した場合に、所定のルールに従い、回収可能な金額まで固定資産の帳簿価額を減額し、当該減少額を減損損失として計上しております。固定資産の減損損失の認識に際して用いた割引前将来キャッシュ・フローや、測定に際して用いた回収可能価額は第六次中期経営計画を基礎とした将来収支計画の見積りに基づいており、将来収支計画の見積りはトランプ大統領による関税政策をめぐる不透明感等の一定の影響を考慮して算定しております。なお、当連結会計年度は、すべての資産グループにおいて、用途変更や著しい収益の悪化等の減損の兆候がないため、減損損失を計上しておりません。ニ 繰延税金資産当社グループは、繰延税金資産について、将来の課税所得及び実現性の高い税務計画を検討し、回収可能性が高いと認められる金額について計上しております。ただし、回収可能性の判断に変更が生じた場合には、計上した繰延税金資産の全部または一部について取崩しを行い法人税等調整額を計上することとなります。繰延税金資産の算定に際して用いた将来の課税所得の算定の基礎となる収支計画の見積りにおいては中東における地政学リスク等の一定の影響を考慮して算定しております。なお、当連結会計年度末現在、繰延税金資産を3億71百万円計上しております(うち、3億53百万円については連結貸借対照表上、繰延税金負債と相殺表示)。ホ 年金給付費用当社は、確定給付企業年金制度及び確定拠出年金制度を設けております。確定給付企業年金制度における従業員退職給付費用及び債務は、数理計算上で設定される前提条件に基づいて算出しております。これらの前提条件には、割引率、予想昇給率、退職率、直近の統計数値に基づいて算出する死亡率及び年金資産の長期期待運用収益率等が含まれます。割引率は、退職給付の支払見込期間及び支払見込期間ごとの金額を反映した単一の加重平均割引率により算出しており、長期期待運用収益率は、年金資産が投資されている資産の長期期待運用収益率に基づいて計算しております。実際の結果が前提条件と異なる場合、その影響は退職給付に係る調整累計額として純資産を加減算することとなります。当連結会計年度は、確定給付企業年金制度に係る退職給付費用を△4億51百万円計上し、当連結会計年度末現在の年金運用資産の額が退職給付債務額を上回っているため、その差額を退職給付に係る資産として、54億59百万円計上しております。 ② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容イ 当連結会計年度の経営成績の分析当社グループは、お客さま本位の業務運営を追求し、お客さま満足度の向上により顧客基盤を拡充することで、企業価値向上を図るビジネスモデルの確立を目指しております。このビジネスモデルの確立に向けて、当社グループは、国内株式や投資信託に加えて、中国株・米国株等の外国株をお客さまの中長期的な資産形成の選択肢の一つとしてポートフォリオへ組み入れることを提案しております。当連結会計年度の当社グループの国内株、中国株の取引高は増加し、当社グループの委託手数料は51億4百万円と前連結会計年度に比べ14億91百万円増加しましたが、米国株の店頭取引売買代金の減少等によりトレーディング損益は13億9百万円と前連結会計年度に比べ6億57百万円減少しました。また、当社グループは、預り資産の残高拡大を中心に、顧客基盤の拡充を通して得られる安定的な収益の確保を目指しております。当該方針のもと、当連結会計年度は投資信託の販売に注力し、投資信託の販売手数料は29億62百万円と前連結会計年度に比べ7億67百万円増加、また、信託報酬(代行手数料)は28億1百万円と前連結会計年度に比べ3億25百万円増加しました。販売費・一般管理費はコストの見直しにより取引関係費、事務費が減少したものの、業績の回復による賞与の増加等により、人件費が増加したため、合計で103億92百万円となり、前連結会計年度に比べ91百万円増加しました。この結果、当社グループの営業利益は28億20百万円となり、前連結会計年度に比べ21億26百万円の増加となりました。ロ 経営成績に重要な影響を与える要因について当社グループの中核事業が金融商品取引業であることから、営業収益は国内外の金融商品取引市場の変動に大きく影響を受けるため、当社グループの経営成績は金融商品取引市場の環境により大きく変動する可能性があります。このため、当社グループは上記のとおり、預り資産の残高拡大を中心に、顧客基盤の拡充を通して得られる安定的な収益の確保を目指しております。ハ 資金の財源及び流動性についての分析当連結会計年度における現金及び現金同等物の期末残高は222億17百万円と前連結会計年度に比べ36百万円の増加になりました。営業活動によるキャッシュ・フローは、信用取引資産の増加等により4億99百万円の支出、投資活動によるキャッシュ・フローは、投資有価証券の売却による収入等により23億45百万円の収入、財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金の支払い等により21億9百万円の支出となりました。 この結果、当社グループの現金及び現金同等物の期末残高は前連結会計年度末に比べ36百万円増加し222億17百万円となり、十分に資金の財源及び流動性が確保されております。また、不測の事態に備えるため、当社は取引銀行10行それぞれと当座貸越契約を締結しており、連結子会社は取引銀行1行と当座貸越契約を締結しております。このほか、緊急時対応についてもコンティンジェンシープランを策定し、全社的な緊急時対応体制を構築しております。
事業リスク
- 金融市場の変動による収益変動証券会社の主要事業である金融商品取引業は、国内外の株式市場や債券市場の動きに大きく左右されます。市場が大きく変動したり低迷したりすると、売買手数料収入や自社での運用益が減少し、会社の財政状態や経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。
- 激しい競合と業界再編金融商品取引業界は、インターネット専業証券や異業種からの新規参入、同業他社との競争激化、業界再編などにより、非常に厳しい競争環境にあります。競争優位性を維持できない場合、顧客獲得や収益確保が困難になり、会社の業績に悪影響を与える可能性があります。
- システム障害と情報セキュリティインターネット取引を含む業務遂行に不可欠なコンピュータシステムが、品質不良や外部からの不正アクセス、サイバー攻撃などにより障害を起こした場合、業務が停止したり、顧客情報を含む重要情報が流出したりする可能性があります。これにより、会社の信用失墜や財政状態、経営成績に重大な影響を及ぼすリスクがあります。
出典: FY2025 有価証券報告書(AI要約)
有価証券報告書「事業等のリスク」の全文を見る(年度切替)
3 【事業等のリスク】有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)金融商品取引業の収益変動リスクについて当社グループの中核事業が金融商品取引業であることから、営業収益は国内外の金融商品取引市場の変動に大きく影響を受け、当社グループの財政状態及び経営成績は大きく変動する可能性があります。当社グループは、お客さま本位の経営で、世代を超えて信頼され、資産運用・資産形成のアドバイザーとして選ばれる地域密着型のリテール証券会社を目指しております。お客さまの満足度の高いサービス提供を通じて顧客基盤の拡大を図り、一時的な金融市場の変動に影響されない安定的な収益の確保に努めてまいります。 (2)競合について当社グループの中核事業である金融商品取引業は、インターネット取引専業証券やリテール営業中心の同業他社に加えて異業種からの参入及び業界再編等により、今後も厳しい競合が予想され、当社グループの競争優位性が維持できない場合、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。一方で、個人の資産運用ニーズは益々高まっており、ビジネスチャンスも広がっていると考えております。当社グループは、このようなビジネスチャンスを捉え、お客さま満足度の高いサービス提供を通じてお客さまに選ばれる地域密着型のリテール証券会社を目指します。 (3)災害等に関するリスクについて地震・津波および水害等の大規模災害、気候変動等に起因する自然災害等の発生や、病原性感染症の拡大等により、当社グループの事業活動が制限された場合、当社グループの事業継続に影響を及ぼす可能性があります。また、病原性感染症の拡大等に際しては、感染拡大を防止するため、衛生管理の徹底や在宅勤務等を実施しております。 (4)法的規制等について当社グループの中核である当社は、事業に関連する法令・諸規則等の法的規制を受けております。当社グループが法令等に違反した場合、当社グループの事業の継続性、財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。当社グループは営業部門のコンプライアンス態勢、内部管理態勢及び監査部門の強化、並びに経営陣によるガバナンス態勢の強化等により法令等を遵守し、一層お客さま本位の業務運営に努めております。また、当社グループの中核である当社は、「金融商品取引法」及び「金融商品取引業等に関する内閣府令」に基づき、自己資本規制比率による制限が設けられております。金融商品取引法では、自己資本規制比率を120%以上に維持することが求められており、それを下回った場合、金融庁はその証券会社に対して監督命令を発することができることとなっております。当社の自己資本規制比率は2026年3月末現在388.6%であり、120%を下回る可能性は低いと考えております。 (5)重要な訴訟等に関するリスクについて当社グループのお客さまに対する営業活動において不法行為があった場合、また、職場等においてハラスメントなど不正行為があった場合に、訴訟等の法的手続きの対象となる場合があります。当連結会計年度末現在において、当社グループの事業に重要な影響を及ぼす訴訟は提起されておりませんが、将来において、重要な訴訟等が提起された場合には、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。当社は営業部門のコンプライアンス態勢を徹底するとともに、お客さまのクレーム等に対してはお客さま相談室を設置し対応しております。また、当社グループにおいてはホットライン(東洋証券内部通報制度)を設け、公正で健全な職場環境の確立に努めております。 (6)システムに関するリスクについてコンピュータ・システムの利用は、インターネット取引をはじめ、当社グループの業務遂行上必要不可欠なものとなっております。インターネット取引や当社グループが業務上使用するコンピュータ・システムが品質不良、外部からの不正アクセス等によって障害を起こした場合、障害の規模によっては当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。当社は、2018年11月の基幹システムの移行に際して、基幹システムの安全性や信頼性を検討し、現在、外部業者より共同利用型サービス(ASP型サービス)の提供を受けております。また、IT業務(システム開発・運用等)における内部統制の有効性を証明する「米国保証基準AT-C 320報告書」を入手しております。 (7)情報セキュリティに係るリスクについて将来的に不測の事態により顧客情報を含む社内重要情報が社外に不正流出した場合、信用を失墜し当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。当社グループは、情報セキュリティに関する必要な組織体制及び社内規程等を整備しており、安全な情報管理に努めております。また、サイバー攻撃など外部からの不正アクセスに備えて同業他社との情報交換や金融ISACに加入しサイバーセキュリティに関する情報を共有するなど情報資産の保護に努めております。