事業の概要
- キャリアショップ運営ベルパークは、ソフトバンク、au、ドコモ、ワイモバイルといった主要な携帯キャリアのショップを266店舗直営で運営しています。これらの店舗では、携帯電話の新規契約や機種変更、料金プランの相談、故障修理の受付、通信料金の収納など、多岐にわたるサービスを提供しており、これが主な収益源となっています。
- 法人向けソリューション法人顧客に対して、携帯電話の契約取次だけでなく、クラウドサービスの導入支援、セキュリティ関連商品の販売、端末設定・管理サポート、アフターサービスなどを提供しています。これにより、企業の通信環境やITインフラの最適化を支援し、新たな収益機会を創出しています。
- 商品販売と手数料収入売上は、情報通信機器(携帯電話など)の販売による「商品売上高」と、通信サービスの契約取次や各種受付業務、継続的な通信料金の一部から得られる「受取手数料」の二本柱で構成されています。特に商品販売は仕入原価以下の価格で販売されることが多く、受取手数料が利益の大部分を補填する構造です。
出典: FY2025 有価証券報告書(AI要約)
セグメント構成
- 情報通信機器販売サービス事業ベルパークグループは「情報通信機器販売サービス事業」の単一セグメントで事業を展開しています。これは、携帯電話などの情報通信機器の販売と、それに付随する各種サービス提供を包括する事業領域を指します。事業全体として、この分野に特化していることが特徴です。
- キャリアショップ事業この事業は、ソフトバンク、au、ドコモ、ワイモバイルといった主要な移動体通信事業者の代理店として、直営266店舗およびフランチャイズ57店舗のキャリアショップを運営しています。主な業務は、新規契約・機種変更の取次、情報通信機器の販売、料金プラン変更、故障修理受付、通信料金収納などであり、グループの主要な収益源となっています。
- 法人ソリューション事業法人顧客向けに特化した事業で、携帯電話等の通信サービス契約取次ぎに加え、クラウドサービス、セキュリティ関連商材の販売、端末設定・管理支援、アフターサービスなどを提供しています。これにより、法人顧客のビジネス課題解決を支援し、キャリアショップ事業とは異なる顧客層へのアプローチと収益の多角化を図っています。
有価証券報告書「事業の内容」の全文を見る(年度切替)
3【事業の内容】当社グループは、当社(㈱ベルパーク)及び連結子会社(㈱ベルパークネクスト)により構成されており、キャリアショップの運営を中心に情報通信機器等の販売及びサービスを提供する事業を展開しております。2025年12月31日現在、移動体通信事業者との代理店委託契約等に基づき当社グループが運営するキャリアショップ(ソフトバンクショップ、auショップ、ドコモショップ、ワイモバイルショップ)は、266店舗となっております。また、当社グループと再委託契約を締結した販売代理店(二次代理店)が、キャリアショップ(フランチャイズ店)57店舗を運営しております。 (注)ソフトバンクショップ、auショップ並びにワイモバイルショップは一次代理店として、ドコモショップは二次代理店として運営しております。 当社グループは「情報通信機器販売サービス事業」の単一セグメントではありますが、キャリアショップ事業と法人ソリューション事業の2つの事業があります。 「キャリアショップ事業」キャリアショップ事業では、情報通信サービスの新規契約等の取次、情報通信機器等商品の販売、割賦契約の斡旋、故障修理や料金プランの変更等受付、並びに通信料金の収納受付等を行っており、直営店とフランチャイズ店で営業内容に差異はございません。 「法人ソリューション事業」法人ソリューション事業では、法人のお客様に対して携帯電話等の通信サービスの契約取次ぎ、クラウドサービスの取次ぎ、セキュリティ関連商材の販売、端末の設定及び管理の支援、故障受付等のアフターサービスの提供等を行っております。 (売上高、売上原価について)当社グループは、顧客や二次代理店に販売した情報通信機器等商品の販売価格を商品売上高、当社グループ及び二次代理店の情報通信サービス契約取次及び故障修理や料金プラン変更等各種受付業務に対する手数料、並びに新規契約等を締結した加入者の毎月の通信料金の一定割合を一定期間にわたり受け取る手数料(継続手数料)等で主に移動体通信事業者から受け取る手数料を受取手数料とし、商品売上高と受取手数料を売上高としております。移動体通信事業者等から仕入れた情報通信機器、各種付属品等の商品のうち当社グループが顧客又は二次代理店に販売した商品の仕入価格を商品売上原価、当社グループが二次代理店に委託した業務(情報通信サービスの新規契約等の取次、情報通信機器等商品の販売、割賦契約の斡旋、故障修理や料金プランの変更等受付、並びに通信料金の収納受付等)の対価として、当社グループが移動体通信事業者等から受け取る手数料を原資として二次代理店に支払う手数料を支払手数料とし、商品売上原価と支払手数料を売上原価としております。 事業の系統図は、次のとおりであります。
事業の優位性(モート)
事業の質(有価証券報告書から抽出)
数字に出ない事業の性質を、同じ物差しで全銘柄そろえています。FY2025時点の記載が出典です。
| 価格決定力値上げを通せるか。強いほどインフレ耐性が高い | 弱い 商品売上高は仕入原価以下の価格で販売する場合が多く、受取手数料で補填する収益構造のため。 |
|---|---|
| 参入障壁新規参入を阻む要因の種類 | 規制 移動体通信事業者との代理店委託契約等に基づきキャリアショップを運営しているため。 |
| 顧客集中度特定顧客への依存度。高いほど失注リスクが大きい | 高い(依存) |
| 景気敏感度業績が景気循環にどれだけ振られるか | ディフェンシブ |
| 規制依存規制は障壁にも足枷にもなる | 高い |
会社が挙げる主要リスク:携帯電話販売市場の環境変化 / ソフトバンクグループへの依存 / 大規模な自然災害、重大な感染症、地政学リスク
同じ条件で他の銘柄を探す → 定性スクリーニング(価格決定力・参入障壁・景気敏感度などで絞り込めます)
モート総合 4 / 25 5類型それぞれの強度と、そう判定した根拠
無形資産☆☆☆☆☆
ベルパークは、携帯電話販売代理店事業を主軸としており、特定の強力なブランド、特許、規制ライセンス、独占的IPといった無形資産による競争優位性は見られません。事業の性質上、これらの要素は競争力の源泉とはなりにくいと考えられます。
スイッチングコスト★☆☆☆☆
携帯電話の契約や乗り換えは、通信キャリアや端末の選択肢が多く、顧客が乗り換える際の直接的な金銭的損失や手間は限定的です。ただし、長年のキャリア利用によるポイントプログラムや、特定の端末・プランへの慣れがわずかなスイッチングコストとなる可能性はあります。
ネットワーク効果☆☆☆☆☆
ベルパークの事業は、顧客と通信キャリア・端末メーカーを繋ぐ仲介業であり、プラットフォーム型のビジネスモデルではありません。そのため、ユーザー数の増加がサービスの価値を直接高めるネットワーク効果は発生しません。
コスト優位★☆☆☆☆
携帯電話販売代理店業界は競争が激しく、価格競争に陥りやすい側面があります。ベルパークが構造的に他社より大幅に低いコストで仕入れや販売を行えるような、顕著なコスト優位性は現時点では確認できません。販促費や人件費の効率化が主なコスト管理となります。
規模の経済★★☆☆☆
全国に多数の店舗を展開し、一定の規模を持つことで、仕入れ交渉力やブランド認知度において小規模な競合他社に対して優位性を持つ可能性があります。しかし、業界全体で見ると、通信キャリア直営店や大手家電量販店など、より巨大なプレイヤーも存在するため、絶対的な効率規模の優位性は限定的です。
- 主要キャリアとの連携ソフトバンク、au、ドコモ、ワイモバイルといった国内主要キャリアの正規代理店として、266店舗の直営キャリアショップを運営しています。これにより、幅広い顧客層に対して多様な通信サービスを提供できる強みがあります。特にソフトバンクグループとの取引が約9割を占めており、強固な関係性を築いています。
- 全国規模の店舗網全国に展開する266店舗の直営キャリアショップは、顧客にとってアクセスしやすい物理的な接点を提供し、対面でのきめ細やかなサポートを可能にしています。これにより、オンライン販売では得られない顧客体験を提供し、顧客満足度向上に貢献しています。
- 法人顧客への総合提案力単なる携帯電話販売に留まらず、法人顧客に対してクラウドサービスやセキュリティ商材の提案、端末管理支援など、幅広いソリューションを提供しています。これにより、企業の多様なニーズに応えることができ、顧客との長期的な関係構築と安定的な収益確保に繋がっています。
出典: FY2025 有価証券報告書(AI要約)
経営戦略
事業リスク
- 携帯販売市場の変化インターネット販売の普及など、携帯電話の販売方法や販路が多様化しており、これにより実店舗での販売規模が縮小する可能性があります。市場環境の変化に対応できない場合、ベルパークの業績や事業計画に重大な影響を及ぼす恐れがあります。
- ソフトバンクグループへの依存ベルパークの売上高と仕入金額の約9割がソフトバンクグループとの取引に依存しています。ソフトバンクグループの事業方針変更(新商品投入時期、料金プラン、広告戦略など)や、代理店委託契約の解除事由(業績不振、契約違反など)が発生した場合、ベルパークの業績に極めて大きな影響を与える可能性があります。
- 取引条件の変動リスクベルパークの収益構造は、商品販売の赤字部分を受取手数料で補填することで利益を上げています。ソフトバンク株式会社との間の受取手数料の金額、支払対象期間、サービス内容、通信料金に対する割合、仕入価格などの取引条件が変更された場合、ベルパークの収益性が大幅に悪化し、業績に重大な影響を及ぼす可能性があります。
出典: FY2025 有価証券報告書(AI要約)
有価証券報告書「事業等のリスク」の全文を見る(年度切替)
3【事業等のリスク】有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクを次のとおり重要性が高い順に記載しております。なお、当連結会計年度末現在において、これらのリスクが顕在化する可能性は認識しておりません。文中の将来に関する記載は当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであり、また、以下の記載は必ずしもすべてのリスクを網羅したものではなく、記載されたリスク以外のリスクも存在します。(1)携帯電話販売市場の環境変化について携帯電話販売市場では、インターネット販売の普及等販売方法や販路の多様化等の変化が生じる可能性があります。この変化により販売規模が著しく縮小する等当社グループの業績及び事業計画に重大な影響を及ぼす可能性があります。当社グループでは、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題」に記載の4つの経営課題に全力で取り組むことで対応してまいります。 (2)ソフトバンクグループ(ソフトバンク株式会社及びソフトバンク株式会社の関係会社、以下(2)において同じ)への依存について①主要な事業活動の前提となる契約について当社グループの主要な事業である情報通信機器販売サービス事業において、ソフトバンク株式会社が認定するキャリアショップ(「ソフトバンクショップ」及び「ワイモバイルショップ」)の売上高及び仕入金額が全体の約9割を占めております。このため、ソフトバンク株式会社と当社との間で締結されている「代理店委託契約」は当社グループの主要な事業活動の前提となっております。同契約は、1年毎に自動更新されますが、契約上は、ソフトバンク株式会社及び当社の双方とも、2ヵ月前までに事前告知の上解除することが可能となっているほか、以下のような事由が生じた場合には、契約を解除できるものと定めております。イ.双方が第三者からの差押・仮差押・仮処分を受けた時、破産・民事再生・会社更生・解散した場合ロ.支払不能・手形の不渡り・契約違反に該当した場合等ハ.ソフトバンク株式会社又は同社の顧客に対して虚偽の請求、報告を行う等、背信的行為を行った場合、ソフトバンク株式会社の信用名誉及び信頼関係を毀損する行為を行った場合ニ.当社の経営主体に重大な変更が生じた場合ホ.当社及び当社の関係者等に反社会的勢力等が含まれていること等が判明した場合ヘ.当社の代理店業務の実績が一定の期間を通じて不振である場合なお、提出日現在において、解除事由について該当する事項がないため、代理店委託契約が解除となる可能性は低く、当社事業の継続に支障を来たす要因は発生していないものと認識しております。しかしながら、これらの解除事由に抵触する事由が生じた場合には、当社グループの業績及び事業計画に重大な影響を与える可能性があります。 ②ソフトバンクグループの提供するサービスへの依存について当社グループの売上高及び仕入金額のうち、ソフトバンクグループの提供するサービスが占める割合は約9割となっております。このため、ソフトバンクグループの新商品の投入時期、料金プラン等の新サービスの動向、広告宣伝方針の他、法令違反等によるイメージの悪化等により重大な影響を受ける可能性があります。 ③取引条件について当社グループの収益構造は、情報通信機器を販売する商品売上高、情報通信機器の販売及び移動体通信事業者が提供する各種サービスの契約取次等の対価である受取手数料から構成されております。このうち商品売上高は、事業の特徴上、仕入原価以下の価格で顧客に販売する場合が多く赤字傾向にあり、これを移動体通信事業者からの受取手数料で補填することにより利益を生む収益構造となっております。このため、受取手数料の金額、支払対象期間、支払対象となるサービス業務の内容、通信料金に対する割合、仕入価格等のソフトバンク株式会社と当社との間における取引条件は、ソフトバンク株式会社の事業方針等により変更されますので、大幅な取引条件の変更等が生じた場合には、当社グループの業績及び事業計画に重大な影響を及ぼす可能性があります。 ④出店計画についてソフトバンク株式会社の認定ショップ(「ソフトバンクショップ」及び「ワイモバイルショップ」)の出店は同社の戦略に基づいて決定されるため、当社の出店計画もソフトバンク株式会社の戦略に左右されます。ソフトバンク株式会社の戦略に大幅な変更等が生じた場合には、当社グループの業績及び事業計画に影響を及ぼす可能性があります。当社グループは、上記①から④の対応策として、電気通信事業法等の各種関連法令を遵守し、かつお客様及びソフトバンクグループからの評価を高めるために役職員への教育研修及び管理体制の強化等に努めてまいります。 (3)大規模な自然災害、重大な感染症、地政学リスクの発生について①大規模な自然災害ここ数年、気候変動等がもたらす自然災害の発生リスクが年々高まっております。火災、地震、風水害等の大規模な自然災害等の緊急事態が発生した場合には、当社グループの事業活動が停滞し、業績及び事業計画に影響を及ぼす可能性があります。また、取引先からの商品供給不足や仕入価格の高騰、特定商品の欠品による機会損失が発生し、売上高及び利益が減少する等、当社グループの業績、財政状態及び事業計画に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは、これら自然災害に対する備えとして、危機管理マニュアル及び事業継続計画(BCP)を役員・従業員に周知するとともに、災害対策用の備蓄品を各店舗、事務所に配備し、商品及び店舗設備等に損害保険を付保し、自然災害の影響を低減させる対策を講じております。 ②重大な感染症当社グループでは新型コロナウイルス等重大な感染症が長期間にわたり拡大・蔓延した場合には、出店施設の臨時休業、時短営業、外出自粛による来店客数の減少、取扱い業務の制限、取引先からの商品供給不足等が生じる恐れがあり、当社グループの業績及び事業計画に影響を及ぼす可能性があります。当社グループでは、重大な感染症が流行又は発生した場合には、監督官庁及び関連する行政機関の指針に従うとともに、キャリアショップにおいては通信事業者と適切な連携を図り、お客様、取引先及び従業員の安全を最優先に考え、関係機関と連携しながら感染症拡大防止に努めてまいります。 ③地政学リスク 米中対立やロシア・ウクライナ情勢、中東情勢の不安定化等、近年国際関係の緊張が高まっております。各国の経済安全保障政策の強化や様々な法規制の実施、戦争や紛争、暴動、テロ事件等が発生した場合、サプライチェーンの混乱、エネルギー価格や原材料価格の高騰、商品価格の上昇、商品の調達困難等が生じる可能性があります。これらの事象が発生した場合には、商品供給の遅延や仕入価格の上昇等を通じて、当社グループの業績、財政状態及び事業計画に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは、商品等を前倒しで確保する等、当該影響を軽減させる等の対策を講じております。 (4)商品の供給制約及び価格上昇による影響について 当社グループが販売する商品の一部部品の需要の増加、メーカーによる生産調整や供給方針の変更、為替相場の変動等を背景として、当該商品の供給制約や仕入価格が上昇する可能性があります。これにより、商品の供給遅延や欠品が発生した場合には販売機会の損失につながる可能性があります。また、商品価格の上昇により、顧客の購買意欲の低下や買替えサイクルの長期化等が生じ、販売数量が減少する可能性があります。その結果、当社グループの業績、財政状態及び事業計画に影響を及ぼす可能性があります。当社グループは、取引先との連携強化や需要動向を踏まえた適正在庫の確保等を通じて、商品の安定供給の確保及び販売機会の最大化に努めてまいります。 (5)法的規制等について当社グループは、電気通信事業法等の事業固有の法令はもとより、企業活動に関わる各種法令等(環境、公正な競争、消費者保護、個人情報保護、労務、租税に関するものを含みますが、これらに限りません。)の規制を受けております。当社グループ及びその役職員がこれらの法令等に違反する行為を行った場合、違反の意図の有無にかかわらず、行政機関から行政処分や行政指導(登録・免許の取消や罰金を含みますが、これらに限りません。)を受けたり、損害賠償請求や代理店契約の解除、営業停止等の処分を受ける可能性があり、当社グループの業績及び事業計画に重大な影響を及ぼす可能性があります。また、将来、当社グループの事業に不利な影響を与える法令等の導入又は改正がされた場合についても、当社グループの業績及び事業計画に重大な影響を及ぼす可能性があります。当社グループは、企業活動の根幹となるコンプライアンス(法規や倫理の遵守)の基本として「コンプライアンス・コード」を定め、役職員に対し、これらの周知・浸透に努めております。また、企業活動に関わる各種法令等の遵守を徹底するため教育研修を継続してまいります。 (6)事業買収等による今後の事業拡大について当社グループは、情報通信機器販売サービス事業の拡大及び新たな収益の柱の構築のために、企業買収、事業譲受け及び新規事業への投資等を行う可能性があり、将来において当該企業買収等を行った場合に、事前調査で把握できなかった問題が生じた場合や、事業環境の変化等により当初想定した効果が得られない場合、有形固定資産又は無形固定資産の減損処理等によって当社グループの業績、財政状態及び事業計画に影響を及ぼす可能性があります。当社グループでは、これらの意思決定に際しては、詳細な調査、分析を行い、その結果を基に取締役会において十分な検討を図り意思決定を行うことでリスクを低減するように努めております。 (7)人材の確保及び育成について当社グループの主要な事業である情報通信機器販売サービス事業には、キャリア認定ショップの販売員及び法人営業部門の営業要員の確保が必要不可欠であります。しかしながら、通信事業者の提供する商品・サービスの進化に伴う業務の高度化、採用環境の変化等により、退職者が増加し、予定どおりの人材の確保及び育成を行えなかった場合には、当社グループの業績及び事業計画に影響を及ぼす可能性があります。当社グループは、新卒者の定期採用及び中途の通年採用により人材を確保するとともに、専門部署による教育研修やOJT等により人材育成に努めてまいります。また、育児等と仕事の両立を図れるよう、従業員が安心して働き続けることができる職場環境づくりを進めてまいります。 (8)情報セキュリティについて当社グループは、事業上の機密情報や事業活動の過程で入手した個人情報及び取引先情報等を保有しております。当社グループでは、情報セキュリティに関する基本方針を定め、管理体制を整備し、運用しております。しかしながら、巧妙化・複雑化するサイバー攻撃や役職員の意図的な不正行為により、業務システムの停止やデータの改ざん、漏えい、破壊等の事象が発生する可能性があります。このような事態が発生した場合には、信用の低下やビジネス機会の喪失、重要な業務の停滞、損害賠償請求及び重要な契約の解除等により、当社グループの業績及び事業計画に影響を及ぼす可能性があります。当社グループでは、このようなサイバー攻撃等に対応できるよう情報システム部門の体制を強化するとともに、各種のセキュリティ対策を講じる等情報セキュリティの強化に努めてまいります。 (9)訴訟等について当社グループが事業活動を行うに当たっては、偶発的に発生する訴訟や訴訟に至らない請求等を受ける可能性があります。このような訴訟等が発生し、予期せぬ結果となった場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。当社グループは、役職員に対しコンプライアンス意識の醸成のために定期的に啓蒙活動を行うと同時に、訴訟等の当事者となる可能性のある案件の発生を適切なモニタリングにより未然に防げるよう努めてまいります。