1711

SDSホールディングス(1711)は何で稼いでいるか — 事業の柱と依存度

建設業 建設・資材

事業の概要

  • 省エネルギー事業
    SDSホールディングスは、省エネルギー事業を核としています。顧客企業に対し、エネルギー効率を高めるためのソリューションサービスを提供しており、具体的には省エネルギー関連設備の導入、企画、設計、販売、施工、そしてコンサルティング業務を一貫して手掛けています。これにより、企業のコスト削減と環境負荷低減に貢献し、収益を得ています。
  • 不動産関連事業
    子会社である株式会社イエローキャピタルオーケストラが中心となり、不動産に関する販売やコンサルティング業務を行っています。リノベーション後の物件販売、資産運用コンサルティング、宅地建物取引、不動産の分譲・売買・賃貸・管理、およびそれらの仲介・コンサルティングなど、多岐にわたるサービスを提供し、不動産市場での収益を追求しています。
  • 再生可能エネルギー事業
    連結子会社の株式会社ONE EXEを通じて、太陽光発電設備の保有と売電事業も展開しています。これは、安定的な電力供給と売電収入を確保することで、グループ全体の収益基盤を強化する狙いがあります。環境に配慮した事業を通じて、持続可能な社会への貢献と収益の両立を目指しています。
出典: FY2025 有価証券報告書(AI要約)
セグメント構成
  • 省エネルギー関連事業
    この事業セグメントは、省エネルギー設備の導入、企画、設計、販売、施工、コンサルティングを主な内容としています。最新年度の売上高は6.89627億円、営業利益は0.51051億円を計上しており、グループの基盤となる事業の一つです。顧客企業のエネルギーコスト削減と環境負荷低減に貢献することで収益を上げています。
  • リノベーション事業
    このセグメントは、リノベーション後の物件販売、資産運用コンサルティング、宅地建物取引、不動産の分譲・売買・賃貸・管理、およびそれらの仲介・コンサルティングを行っています。最新年度の売上高は33.45864億円、営業利益は1.45766億円と、グループの中で最も大きな売上と利益を上げており、主力事業として位置づけられています。
  • 太陽光売電事業
    株式会社ONE EXEが保有する太陽光設備による売電事業です。この事業は、再生可能エネルギーの普及に貢献しつつ、安定的な売電収入を確保することでグループの収益源を多様化しています。具体的な売上高や営業利益は他のセグメントに比べて小さい可能性がありますが、持続可能な事業ポートフォリオの一部を構成しています。
2025-03 セグメント別業績
セグメント区分売上(億)営業利益(億)営業利益率
SavingEnergyRelated 事業 7 1 7.4%
RinobeshonBuisinessReportableSegment 事業 33 1 4.4%
有価証券報告書「事業の内容」の全文を見る(年度切替)
FY2026|436 文字
3 【事業の内容】当社グループは、当社及び子会社5社(連結子会社3社、非連結子会社2社)で構成されております。当社の主な事業の内容は省エネルギー事業の推進により、顧客企業にエネルギー・ソリューション・サービスの提供と不動産に関する販売及びコンサルティング業務を行っております。子会社である株式会社省電舎は省エネルギー関連における設備導入、企画、設計、販売、施工及びコンサルティング業務を行っており株式会社イエローキャピタルオーケストラはリノベーション及びリノベーション後の物件販売、資産運用に関するコンサルティング、宅地建物取引業、不動産の分譲、売買、賃貸及び管理並びにそれらの仲介及びコンサルティングを行っております。株式会社ONE EXEでは、太陽光設備を保有し売電事業を行っております。事業系統図は次の通りとなっております。 非連結子会社である株式会社SDSおひさま1号並びに 株式会社HARUMI TRUSTは重要性がないため事業系統図への記載を省略しております。

事業の優位性(モート)

事業の質(有価証券報告書から抽出)
数字に出ない事業の性質を、同じ物差しで全銘柄そろえています。FY2025時点の記載が出典です。
価格決定力値上げを通せるか。強いほどインフレ耐性が高い 弱い
競合他社が収益性を度外視した価格設定や取引条件を提示する可能性があるため。
参入障壁新規参入を阻む要因の種類 規制
建設業法、宅地建物取引業法等の法的規制により、事業継続には許認可が必要。
景気敏感度業績が景気循環にどれだけ振られるか シクリカル
規制依存規制は障壁にも足枷にもなる 高い
会社が挙げる主要リスク:法的規制による事業遂行への支障 / 競争激化に伴う利益減少 / 国内の住宅市場の動向による業績悪化
同じ条件で他の銘柄を探す → 定性スクリーニング(価格決定力・参入障壁・景気敏感度などで絞り込めます)
モート総合 6 / 25 5類型それぞれの強度と、そう判定した根拠
無形資産★☆☆☆☆
根拠:弱いブランド・特許・許認可

SDSホールディングスは建設業であり、特許やブランド力といった無形資産による競争優位性は限定的である。過去の財務データからも、顕著なブランド価値や技術的優位性を示す兆候は見られない。

スイッチングコスト★☆☆☆☆
根拠:弱い乗り換えの手間・コスト

建設業においては、顧客が他の建設業者へ切り替える際のスイッチングコストは比較的低いと考えられる。特定の技術やシステムに依存しているわけではなく、標準的な建設サービスを提供しているため、顧客の乗り換え障壁は低い。

ネットワーク効果★☆☆☆☆
根拠:弱い利用者増が価値を生む

建設業は、一般的にネットワーク効果が働きにくい産業である。SDSホールディングスも、特定のプラットフォームやコミュニティを形成しているわけではなく、ネットワーク効果による競争優位性は期待できない。

コスト優位★☆☆☆☆
根拠:弱い同じ物を安く作れる

建設業は、規模の経済や独自の仕入れルートによるコスト優位性を築きにくい。SDSホールディングスも、他社と比較して顕著なコスト優位性を持つ要因は見当たらない。原材料価格の変動リスクに晒されている。

規模の経済★★☆☆☆
根拠:中程度規模が参入障壁になる

売上高は直近5期で340億円から413億円程度で推移しており、一定の規模は有している。しかし、建設業界全体で見ると中堅規模であり、圧倒的な規模の経済による競争優位性は限定的である。今後の成長による規模拡大が鍵となる。

  • 省エネルギー技術の専門性
    SDSホールディングスグループは、省エネルギー関連設備の導入からコンサルティングまでを一貫して手掛ける専門性を持っています。子会社である株式会社省電舎が、企画、設計、販売、施工、コンサルティングの全工程を担うことで、顧客企業に対して質の高いエネルギーソリューションを提供し、他社との差別化を図っています。
  • 不動産事業の多角化
    子会社の株式会社イエローキャピタルオーケストラは、リノベーション物件の販売から資産運用コンサルティング、不動産売買・賃貸・管理・仲介まで、幅広い不動産サービスを提供しています。これにより、多様な顧客ニーズに対応し、不動産市場における収益機会を最大化することで、事業の安定性を高めています。
  • 許認可に基づく事業展開
    グループは、建設業法に基づく特定建設業許可(建築工事業、電気工事業など)や宅地建物取引業法に基づく許認可を取得しており、これらが事業活動の基盤となっています。これらの許認可は、事業の信頼性を高め、顧客からの信頼を得る上で重要な要素であり、安定的な事業継続に寄与しています。
出典: FY2025 有価証券報告書(AI要約)

経営戦略

  • コーポレート・ガバナンスの強化
    企業価値向上と株主利益最大化のため、コーポレート・ガバナンスの確立を最重要課題と認識しています。独立役員である社外取締役(監査等委員)3名を選任し、客観的かつ中立的な視点から経営監視を依頼することで、ガバナンス体制の充実を図っています。今後もグループ全体のガバナンスを徹底し、連結経営の基盤強化と企業体質の健全化を目指します。
  • 財務基盤の抜本的強化
    長年の事業赤字により連結純資産が738百万円まで減少しており、経営成績のみでの急速な回復は困難な状況です。そのため、業容拡大と収益力強化を推進するためには、連結純資産の増強が喫緊の課題と認識しています。早期に新株発行による増資を実施し、財務基盤の強化を図ることで、事業の安定性と成長性を確保する方針です。
  • 低コスト体制と人材育成
    企業間競争が激化する中で、徹底したコスト管理による低コスト体制の確立は極めて重要な課題です。グループ全体でコスト管理に注力し、競争優位性を高めます。また、業績回復と事業拡大のためには優秀な人材の確保・育成が不可欠であり、社員のスキル育成や省エネルギーシステム・設備構築をマネジメントできる技術者の積極的な確保を図り、事業基盤を強化します。
出典: FY2025 有価証券報告書(AI要約)
有価証券報告書「経営方針・対処すべき課題・MD&A」の全文を見る(年度切替)
経営方針・経営戦略
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末において、当社グループが判断したものであります。 (1)会社の対処すべき課題① コーポレート・ガバナンスの充実当社は、企業価値を向上させ、株主利益を最大化するとともに、ステークホルダーと良好な関係を築いていくためには、コーポレート・ガバナンスの確立が不可欠であると認識しております。当社では、当社グループのコーポレート・ガバナンスのあり方について、独立役員3名(社外取締役監査等委員)を選任して客観的かつ中立的な視点から経営監視を依頼することなどにより、コーポレート・ガバナンスの充実を図っておりますが、社外役員への情報提供のより一層の充実を図るなど、今後も、持株会社として、グループ各社のコーポレート・ガバナンスを徹底することで、連結経営の基盤強化、企業体質の健全性を高めてまいります。② 財務基盤の強化当社グループは、長年に渡る事業赤字の計上により、2026年3月末における連結純資産は741百万円まで棄損しており、経営成績のみによる連結純資産の急速な回復は困難な状況であります。このため、当社グループが、業容拡大、収益力の強化を推し進めるためには、著しく減少している連結純資産の増強が喫緊の課題であり、早期に新株発行による増資を行い、連結純資産の増強を目指します。③ 低コスト体制の徹底企業間競争が進む中で、低コスト体制の徹底は極めて重要な課題と認識しております。当社グループでは、コスト管理に注力を続け、低コスト体制の強化に取り組んでまいります。④ 人材の確保・育成業績の回復、業容の拡大及び経営体質の強化を図っていく上で、優秀な人材の確保・育成は極めて重要なものと認識しております。そこで、当社グループは、社員のスキル育成のための効果的な仕組みを構築するとともに、省エネルギーシステム、設備構築を確実にマネジメントし、技術的な問題等を理解し、解決できる人材については積極的に確保を図ってまいります。⑤ 事業基盤の強化当社グループでは、常に進展する技術等に対応し、より幅広い顧客層を開拓するため、パートナー企業とのより強固な連携が課題となっております。特に、商材の開発及び顧客開拓においては、これまでの業務提携先、取引先等と積極的な事業協力を行ってまいります。 (2)買収防衛策について該当事項はありません。
対処すべき課題
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末において、当社グループが判断したものであります。 (1)会社の対処すべき課題① コーポレート・ガバナンスの充実当社は、企業価値を向上させ、株主利益を最大化するとともに、ステークホルダーと良好な関係を築いていくためには、コーポレート・ガバナンスの確立が不可欠であると認識しております。当社では、当社グループのコーポレート・ガバナンスのあり方について、独立役員3名(社外取締役監査等委員)を選任して客観的かつ中立的な視点から経営監視を依頼することなどにより、コーポレート・ガバナンスの充実を図っておりますが、社外役員への情報提供のより一層の充実を図るなど、今後も、持株会社として、グループ各社のコーポレート・ガバナンスを徹底することで、連結経営の基盤強化、企業体質の健全性を高めてまいります。② 財務基盤の強化当社グループは、長年に渡る事業赤字の計上により、2026年3月末における連結純資産は741百万円まで棄損しており、経営成績のみによる連結純資産の急速な回復は困難な状況であります。このため、当社グループが、業容拡大、収益力の強化を推し進めるためには、著しく減少している連結純資産の増強が喫緊の課題であり、早期に新株発行による増資を行い、連結純資産の増強を目指します。③ 低コスト体制の徹底企業間競争が進む中で、低コスト体制の徹底は極めて重要な課題と認識しております。当社グループでは、コスト管理に注力を続け、低コスト体制の強化に取り組んでまいります。④ 人材の確保・育成業績の回復、業容の拡大及び経営体質の強化を図っていく上で、優秀な人材の確保・育成は極めて重要なものと認識しております。そこで、当社グループは、社員のスキル育成のための効果的な仕組みを構築するとともに、省エネルギーシステム、設備構築を確実にマネジメントし、技術的な問題等を理解し、解決できる人材については積極的に確保を図ってまいります。⑤ 事業基盤の強化当社グループでは、常に進展する技術等に対応し、より幅広い顧客層を開拓するため、パートナー企業とのより強固な連携が課題となっております。特に、商材の開発及び顧客開拓においては、これまでの業務提携先、取引先等と積極的な事業協力を行ってまいります。 (2)買収防衛策について該当事項はありません。
MD&A(経営者による分析)
4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】(業績等の概要) 文中における将来に関する事項は、当連結会計年度の末日現在において当社グループが判断したものであります。(1) 業績当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善や各種政策の効果もあって、緩やかな回復基調を維持しております。一方で、中東情勢を始めとした不安定な国際情勢の影響によるエネルギー価格の上昇や円安に伴う物価高騰が深刻化し、生活コストの増大が懸念され先行きについては、不透明な状況が続いております。このような状況の中、当社は「私たちを取り巻く脅威に対処し、遠い未来・近い将来・今の社会に貢献する」ことを経営理念として活動して参りました。地球温暖化・災害・衛生リスクという3つの脅威に対し、省エネルギー設備の導入、その他施設改修等のソリューションに加え、リノベーション事業に進出し、グループをあげて受注活動を行って参りました。以上の結果、当連結会計年度における売上高は、5,251百万円(前連結会計年度比1,216百万円増)となりました。損益に関しましては、販売費及び一般管理費が703百万円(前連結会計年度比159百万円増)となり、営業利益114百万円(前連結会計年度 営業損失14百万円)、経常利益1百万円(前連結会計年度 経常損失97百万円)となりました。純損益に関しましては、主に、ゴルフ会員権の売却益として特別利益の4百万円の計上、法人税等の47百万円を計上したことにより、親会社株主に帰属する当期純損失68百万円(前連結会計年度 親会社株主に帰属する当期純損失151百万円)となりました。 セグメントの業績については、次のとおりであります。 (省エネルギー関連事業)省エネルギー関連事業におきましては、省エネルギー事業の推進により、顧客企業にエネルギー・ソリューション・サービスの提供を行っております。また省エネルギー関連における設備導入、企画、設計、販売、施工及びコンサルティング業務を行っております。当連結会計年度における業績は、売上高896百万円(前年同期比206百万円増)、セグメント利益(営業利益)は121百万円(前年同期比138.9%増)となりました。(リノベーション事業)リノベーション事業におきましては、リノベーション及びリノベーション後の物件販売、資産運用に関するコンサルティング、宅地建物取引業、不動産の分譲、売買、賃貸及び管理並びにそれらの仲介及びコンサルティングを行っております。当連結会計年度における業績は、売上高4,355百万円(前年同期比1,009百万円増)、セグメント利益は228百万円(前年同期比56.5%増)となりました。 (2) キャッシュ・フローの状況当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末と比較して258百万円減少し、161百万円となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況は以下のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー)当連結会計年度の営業活動によるキャッシュ・フローは89百万円の支出となりました。これは主に、資金の増加要因として、前受金の増加112百万円、資金の減少要因としては、売上債権の増加109百万円、棚卸資産の増加63百万円、長期未払金の減少11百万円などによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー)当連結会計年度の投資活動によるキャッシュ・フローは1,012百万円の支出となりました。これは有形固定資産の取得による支出1,015百万円等によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー)当連結会計年度の財務活動によるキャッシュ・フローは843百万円の収入となりました。これは主に、借入金による収入4,265百万円と借入金の返済による支出3,465百万円、新株予約権の行使による株式の発行による収入43百万円によるものであります。 (生産、受注及び販売の状況) (1) 生産実績当社グループの業態は、生産活動を行っておりませんので、記載を省略いたします。 (2) 受注状況当連結会計年度における受注状況を事業内容ごとに示すと次のとおりであります。 事業の名称受注高受注残高金 額前年同期比金 額前年同期比 千円%千円%省エネルギー関連事業896,000132.992,131146.0合 計896,000132.992,131146.0 (3) 販売実績当連結会計年度における販売実績を事業内容ごとに示すと、次のとおりであります。 事業の名称販売高金 額前年同期比 千円%省エネルギー関連事業896,006129.9リノベーション事業4,355,510130.2合 計5,251,516130.1 (注)主要な販売先については、総販売実績に対する販売割合が10%以上の相手先がないため記載を省略しております。 (財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析)文中における将来に関する事項は、有価証券報告書提出日(2026年6月26日)現在において当社グループが判断したものであります。 (1)重要な会計方針及び見積り当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたって採用している重要な会計方針については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項 重要な会計上の見積り」に記載のとおりであります。 (2)財政状態の分析①流動資産当連結会計年度末における流動資産は、2,877百万円(前連結会計年度末比280百万円増)となりました。これは主に、現金及び預金の減少265百万円、売掛金の増加109百万円、販売用不動産の増加341百万円等によるものであります。②固定資産当連結会計年度末における固定資産は、2,760百万円(前連結会計年度末比652百万円増)となりました。これは主に、建物222百万円の増加、土地450百万円の増加等によるものであります。③流動負債当連結会計年度末における流動負債は、2,686百万円(前連結会計年度末比397百万円増)となりました。これは主に、短期借入金の増加228百万円と1年内返済予定の長期借入金29百万円の増加、前受金の増加104百万円等によるものであります。④固定負債当連結会計年度末における固定負債は、2,209百万円(前連結会計年度末比532百万円増)となりました。これは主に、長期借入金の増加542百万円、長期未払金の減少11百万円等によるものであります。⑤純資産当連結会計年度末における純資産は、741百万円(前連結会計年度末比3百万円増)となりました。これは主に、親会社株主に帰属する当期純損失68百万円を計上したことと新株予約権の行使による新株発行で45百万円の資本金等の増加によるものであります。 (3) 経営成績の分析① 売上高及び売上総利益「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 業績」に記載したとおりであります。② 販売費及び一般管理費当連結会計年度における販売費及び一般管理費は 703百万円(前年同期比159百万円増)となりました。これは主に営業活動によりコストが増加したためであります。③ 営業利益当連結会計年度における営業利益は 114百万円(前年同期 14百万円の営業損失)となりました。これは主にリノベーション事業が好調に推移したものであります。④ 経常利益当連結会計年度における経常利益は 1百万円(前年同期 97百万円の経常損失)となりました。これは借入金の支払利息97百万円、支払手数料19百万円の計上等によるものであります。⑤ 親会社株主に帰属する当期純利益当連結会計年度における親会社株主に帰属する当期純損失は68百万円(前年同期 151百万円の親会社株主に帰属する当期純損失)となりました。これは主に特別利益として以前より保有していたゴルフ会員権売却を売却した売却益4百万円の計上とリノベーション事業の利益に対する法人税等47百万円を計上したこと等によるものであります。 (4) キャッシュ・フローの分析当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という)の残高は、161百万円(前年同期比 258百万円減)となりました。なお、キャッシュ・フローの状況については、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2)キャッシュ・フローの状況」に記載したとおりであります。 (5) 経営成績に重要な影響を与える要因について経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載したとおりであります。 (6) 経営戦略の現状と見通し当社グループは、再生可能エネルギーの活用、環境・衛生ソリューションの提供を通じて、社会に貢献することを、経営の目標としております。さらに、今期以降につきましては、これまでの省エネルギーに関するノウハウを、AIデータセンターにも活用し、エネルギー効率が高い、コンテナ型データセンターの構築に取り組むことを公表しております。高まる一方のAI需要を支えるデータセンターについて、限られた土地や効率的なエネルギー利用によってこれを展開することは、当社の新たな成長事業になると考えております。一方で、原材料価格や国内外の経済環境の動向は不透明感を増しており、当社としてはこれらの変化に合わせた、ビジネスモデルの構築に着手しております。 今後は、M&Aへの積極的な取組や、100%子会社としました、HARUMI TRUST社を中心とした、投資事業(マイナー出資を含む)を積極的に展開し、業容の拡大を図って参ります。既存事業においても、再生可能エネルギー事業のノウハウをさらに進め、セカンダリー市場における売買収益及び、安定収益の確保と、不動産市場におけるリノベーション案件への積極的な取組みを中心に、環境・衛生ソリューション事業、再生可能エネルギー事業、リノベーション事業の3つの既存事業を、それぞれ確実な収益部門として確立させ、次なる成長へ繋げることを、今後の目標としております。 現時点での次期の連結業績見通しは、次のとおりであります。売上高 6,170百万円営業利益 120百万円経常利益 74百万円親会社株主に帰属する当期純利益 6百万円 (注)業績予想に関しましては現時点で入手可能な情報に基づき当社にて判断したものであり、リスクや不確定要素が含まれております。そのため、様々な要因の変化により、実際の成果や業績等は記載の予測とは異なる可能性があります。 (7) 事業等のリスクに記載した重要事象等を解消するための対応策当社グループには、「3.事業等のリスク」に記載のとおり、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況が存在しております。当該重要事象等を解消し、経営基盤の安定化への対応策は、「第2「事業の状況」3「事業等のリスク」(4) 継続企業の前提に関する重要事象等について」に記載のとおりであります。

事業リスク

  • 法的規制と許認可の喪失
    建設業法や宅地建物取引業法など、事業に必要な法的規制や許認可は、グループの事業継続に不可欠です。もしこれらの許認可が取り消されたり、更新が認められなかったりした場合、事業活動に重大な支障が生じ、業績に悪影響を及ぼす可能性があります。特に、役員の法令違反や不誠実な行為が原因となるリスクがあります。
  • 競争激化と収益性低下
    省エネルギー事業や不動産事業において、他社との価格競争や取引条件の競合に常にさらされています。競合他社が収益性を度外視した価格設定や、より有利な条件を提示した場合、グループは商機を逃したり、利益率の低下を余儀なくされたりする可能性があります。これにより、事業活動や財政状態、経営成績に悪影響が及ぶリスクがあります。
  • 脆弱な財務基盤と資金調達難
    長期間にわたる赤字経営により、グループの純資産は738百万円と脆弱な状況です。担保となる資産も少ないため、金融機関からの借り入れによる資金調達が困難であり、投資家からの借入やエクイティ・ファイナンスに依存しています。もし資金調達が困難になったり、不利な条件を強いられたりした場合、事業の継続や拡大に支障をきたし、債務超過に陥るリスクがあります。
出典: FY2025 有価証券報告書(AI要約)
有価証券報告書「事業等のリスク」の全文を見る(年度切替)
FY2026|4,709 文字
3 【事業等のリスク】以下において、当社グループの事業展開上のリスク要因となる可能性があると考えられる主な事項を記載しております。また、必ずしもそのようなリスク要因に該当しない事項につきましても、投資家の投資判断上、重要であると考えられる事項については、投資家に対する積極的な情報開示の観点から開示しております。なお、当社グループはこれらのリスク発生の可能性を認識した上で、その発生の回避及び発生した場合の対応に努める方針ですが、投資判断は以下の特別記載事項及び本項以外の記載事項を慎重に検討した上で行なわれる必要があります。また、以下の記載は投資に関するすべてのリスクを網羅しているものではありませんのでご留意ください。なお、文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日(2026年6月26日)現在において、当社グループが判断したものであります。 (1)外部環境によるリスク①法的規制について当社グループが施工業務を行うにあたり、建設業を営む者の資質の向上、建設工事の請負契約の適正化等を図ることによる適正な施工品質の維持や発注者の保護等を定めた建設業法の規制を受けております。建設業法第3条第1項の規定により建設工事の種類ごとの許可制となっているため、当社グループは以下に記載する特定建設業許可を取得しております。当社グループの主要な事業活動の継続には下記許可が必要ですが、現時点において、当社は建設業法第8条、第28条及び第29条に定められる免許の取消(当社の役員が禁固以上の刑に処せられ、あるいは傷害、脅迫、背任等の罪により罰金の刑に処されたとき等)、営業停止(請負契約に関し不誠実な行為をしたとき等)又は更新欠格(免許の取消事由に該当する場合及び許可の有効期限までに更新を行わなかった場合等)事由に該当する事実はないと認識しております。しかしながら、将来、許可の取消し等の事由が生じた場合、当社グループの事業遂行に支障をきたし、当社の業績に重大な影響を及ぼす可能性があります。当社グループは施工業務に係る経営資源を当社の100%子会社である株式会社省電舎に集約し、事業を推進してまいります。このため、株式会社省電舎で新たに電気工事業、管工事業、土木工事業他さまざまな工事業に係る建設業許可を取得しております。 許可を受ける事業会社取得年月許認可等の名称所管官庁等許認可等の内容有効期限株式会社省電舎2022年7月特定建設業東京都知事(国土交通省)建築工事業 大工工事業 左官工事業 とび・土工工事業 石工事業 屋根工事業 管工事業 鉄鋼構造物工事業 鉄筋工事業 板金工事業 ガラス工事業タイル・れんが・ブロック工事業 塗装工事業 防水工事業 内装仕上工事業熱絶縁工事業 建具工事業解体工事業許可番号(特-4)第138760号2022年7月30日から2027年7月29日まで以後5年ごとに更新株式会社省電舎2022年11月特定建設業許可東京都知事(国土交通省)電気工事業許可番号(般-4)第138760号 2022年11月30日から2027年11月29日まで以後5年ごとに更新 当社グループであるイエローキャピタルオーケストラ社においては、その主たる事業を行うに当たり、「宅地建物取引業法」の許認可を受けております。今後、宅地建物取引業法、及び関連法令の改廃、及び新たな法的規制が生じた場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。また、上記許認可には、原則として有効期間があり、当社グループとしては、現時点では許認可の取消しまたは更新拒否の事由に該当する事実はなく、今後もその円滑な更新に努めて参りますが、将来、なんらかの理由で当該許認可等が取り消され、又はそれらの更新が認められない場合には、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。その他に不動産事業において、建物の区分所有等に関する法律等の法的規制を受けるほか、会社法、金融商品取引法、法人税法、独占禁止法など、様々な法的規制を受けており、社会情勢の変化により、改正や新たな法的規制が設けられる可能性があります。その場合には、当社グループの業績等に影響を与える可能性があります。 ②競争激化に伴うリスク当社グループは、価格設定、取引条件などにおいて、他社との競合に晒されております。競合他社が、収益性を度外視した価格設定、取引条件を提示してきた場合、当社は商機を逸する可能性があります。また、競合他社が、当社グループより規模が大きい場合、又は資金調達コストが低い場合など、価格を抑えつつ利益を確保できる可能性があります。当社グループが、これら他社と競り合う場合、利益が減少する可能性があります。このような場合、当社グループの事業活動や財政状態及び経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。 ③国内の住宅市場の動向に関するリスク 当社グループの業績は、国内における住宅市場の動向に大きく依存しております。国内の経済状況の低迷や景気の見通しの後退、それらに起因する雇用環境の悪化や個人消費の落ち込みは、お客様の住宅購買意欲を減退させる可能性があります。また、各国の金利政策や住宅関連政策の変更、地価の変動、木材等の資材価格の変動による建築コストの変動等も、お客様の住宅購買意欲に大きな影響を与えるため、これらの顧客ニーズの変化が住宅市況やコスト構造を悪化させ、当社グループの経営成績等に影響を与える可能性があります。上記リスクに対して、国内の住宅・建築事業では、次のような対策により、当社の独自性を強調し、住宅市場における優位性の確保を図っております。リノベーション事業への本格的な参入による収益の拡大 不動産の仕入れについては十分な精査をするとともに、収益性を重視し、継続して機動的な事業活動を展開してまいります。しかしながら、これらの施策を講じても、想定外の市場環境の悪化や、予期せぬ事象が発生した場合には、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (2)当社グループの経営基盤に関するリスク①資金調達に伴うリスク当社グループは長期に渡って赤字を継続しており、現状、銀行を始めとする金融機関等からの借り入れによる資金調達は困難な状況であります。このため、当社は、投資家からの借入、エクイティ・ファイナンスなどによる資金調達を図っております。しかしながら、当社グループの業績回復の遅れ、経済情勢の変動などの要因により、資金調達が困難となった場合、又は、通常より著しく不利な条件での資金調達を余儀なくされた場合、当社グループの事業及び業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 ②財務基盤が脆弱であることによるリスク当社グループの当連結会計年度末における純資産は741百万円となっており、財務基盤が脆弱な状況となっております。当社は、省エネルギー設備の導入に関連する企画・設計・販売・施工ならびにコンサルティングをコアな業務とする事業展開、低コスト体制の確立などにより業績の回復に注力する一方で、エクイティ・ファイナンスによる資本増強も検討しておりますが、これらの取り組みに遅れが生じた場合、あるいは実現しなかった場合、当社は債務超過となり、当社グループの事業及び業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 (3)その他のリスク①役職員の不正によるリスク当社グループは、役職員に対するコンプライアンスマインドの徹底、内部管理体制の整備を通じ、役職員による不正の探知、又は事前防止に努めておりますが、これによっても防げない不正、予測し得ない不正等によって当社グループに著しい損害が生じた場合には、当社グループの事業に悪影響を及ぼす可能性があります。 ②情報漏えいによるリスク当社グループは、大量の機密情報、顧客情報を取り扱っており、これらの情報漏えいを防止することは重要な経営課題であると認識しております。しかしながら、機密情報、顧客情報等の漏えいが生じ、損害賠償請求や監督官庁による行政処分等を受けた場合には、損害賠償額の支払や対応コスト等の発生、あるいは、顧客、取引先、株主等からの信用が低下することなどによって、当社グループの事業及び業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 ③小規模組織であることによるリスク当社グループは2026年3月31日現在、役員7名(監査等委員でない取締役4名、監査等委員である社外取締役3名)、従業員21名の小規模組織であり、内部管理体制も現在の組織規模に応じたものとなっております。当社グループは、今後の事業の拡大に伴い人員の増強、内部管理体制の一層の充実に努める方針でありますが、当社グループが必要な人員が確保できない場合や内部管理体制の充実に適切かつ充分な対応ができない場合、当社グループの業務遂行及び事業拡大に影響を及ぼす可能性があります。また、一方で事業の拡大に向けて組織体制を拡充することは、固定費の増加につながり、当社グループの業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 ④人的資源が確保できないことによるリスク当社グループでは、省エネルギー関連事業を展開していくうえで人材が最も重要な経営資源であると考えており、優秀な人材を確保、育成していくことを重視しております。採用した人材が知識と経験を身に付け、これら事業における総合的な提案を実践可能になるには、教育期間が必要であります。当社グループとしては今後の事業の拡大のため優秀な人材を確保していく方針でありますが、当社グループが求める人材が確保できない場合、または、当社グループから人材が流出するような場合には、当社グループの業務遂行に悪影響を及ぼす可能性があります。 ⑤新型コロナウイルス等、感染拡大によるリスク当社グループの従業員に新型コロナウイルス、インフルエンザ、ノロウイルス等の感染が拡大した場合、一時的に操業を停止するなど、当社グループの経営成績、財務状況等に悪影響を与える可能性があります。当社グループではこれらのリスクに対応するため、予防や拡大防止に対して適切な管理体制を構築しております。 ⑥リスク管理が十分に機能しないリスク当社グループは、リスク管理の強化に取り組んでおりますが、当社グループが新しい分野へ事業進出した場合、既存事業が急速に拡大した場合、又は外部要因の急速な変化が生じた場合等の要因によりリスク管理が十分に機能しない可能性があります。この場合、当社の事業活動や財政状態及び業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 (4)継続企業の前提に関する重要事象等について当社グループは、2025年5月に策定した中期事業計画に基づき、省エネルギー関連事業、リノベーション事業の推進により安定した収益を創出することに注力した結果、営業利益の黒字化は達成しておりますが、親会社株主に帰属する当期純損失とマイナスの業績となっております。この現状をふまえて資金繰りに重要な懸念が発生する可能性があることから、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象及び状況が存在していると認識しております。この状況を解消すべく、当社代表取締役である吉野勝秀と2025年6月26日の取締役会決議において極度額3億円のコミットメントライン基本契約を締結し資金手当て行う旨、同意を得ており、運転資金を十分に賄える状況と判断しております。従いまして、継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められないものと判断しております。

このページのバフェット流コメンタリーは順次自動生成中です。生成されると、ここに「数値の読み解き方」「同業比較」「投資判断のポイント」を表示します。

もっと深く分析したい?

モート先生 AI が SDSホールディングス の事業を 4 賢人の理論で詳しく解説します

モート先生に聞く →