事業の概要
- 建設事業が主力大末建設グループは、主に建物の建設を行う「建設事業」で収益を上げています。特に分譲マンションの建設に強みを持っており、これがグループの主要な稼ぎ頭となっています。建設プロジェクトの企画から完成までを一貫して手掛けることで、安定的な収益を確保しています。
- 不動産事業も展開建設事業に加えて、不動産の賃貸や売買を行う「不動産事業」も手掛けています。これは、建設で培ったノウハウを活かして、土地の有効活用や建物の付加価値向上を図ることで、収益源の多様化と安定化を目指すものです。
- 多角的なサービス提供子会社を通じて、保険代理業、労働者派遣業、警備業、さらには訪問看護事業といった幅広いサービスも提供しています。これにより、建設事業で培った顧客基盤やネットワークを活かしつつ、新たな収益機会を創出し、グループ全体の事業ポートフォリオを強化しています。
出典: FY2025 有価証券報告書(AI要約)
セグメント構成
- 建設事業が主要セグメント大末建設グループの主な事業は「建設事業」です。これは、建物の新築や改修工事などを手掛ける事業で、グループ全体の収益の大部分を占める中心的な稼ぎ頭となっています。特に分譲マンションの建設に強みを持っています。
- 建設事業の構成建設事業には、当社(大末建設本体)のほか、連結子会社の大末テクノサービス株式会社や株式会社神島組、非連結子会社の川西土木株式会社、関連会社の金岡単身寮PFI株式会社などが関わっています。これらの会社が協力し、多様な建設プロジェクトに対応しています。
- その他の事業展開建設事業以外にも、「その他」の事業として不動産事業、保険代理業、労働者派遣業、警備業、訪問看護事業などを展開しています。これらは、連結子会社の大末テクノサービス株式会社ややすらぎ株式会社が担っており、グループ全体の収益源の多角化と安定化に貢献しています。
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3【事業の内容】当社グループは、当社、子会社4社及び金岡単身寮PFI株式会社他1社で構成され、建設事業を主な事業としております。当社グループの事業に係る位置付け及びセグメントとの関連は、次のとおりであります。なお、当社グループは、建設事業並びにこれらの付帯業務の単一の報告セグメントであるため、事業区分別に記載しております。 建 設 事 業当社、連結子会社である大末テクノサービス株式会社及び株式会社神島組、非連結子会社である川西土木株式会社、関連会社である金岡単身寮PFI株式会社は、建設事業を営んでおります。そ の 他当社及び連結子会社である大末テクノサービス株式会社は、不動産事業を営んでおります。また、大末テクノサービス株式会社は、保険の代理業、労働者派遣業、警備業を営んでおります。連結子会社であるやすらぎ株式会社は訪問看護事業を営んでおります。 (注)※は持分法非適用会社であります。
事業の優位性(モート)
事業の質(有価証券報告書から抽出)
数字に出ない事業の性質を、同じ物差しで全銘柄そろえています。FY2025時点の記載が出典です。
| 価格決定力値上げを通せるか。強いほどインフレ耐性が高い | 弱い 資材価格等の大幅な上昇を価格転嫁することが困難な場合があるため。 |
|---|---|
| 参入障壁新規参入を阻む要因の種類 | 技術 タブレット配筋検査、建設現場支援ロボット開発、鼻先PCa工法、ゼロエネ関連技術など。 |
| 景気敏感度業績が景気循環にどれだけ振られるか | シクリカル |
| 設備投資の性質稼いだ現金がどれだけ設備維持に消えるか | 混合 |
| 規制依存規制は障壁にも足枷にもなる | 高い |
会社が挙げる主要リスク:建設事業の縮小 / 資材価格等の変動 / 取引先の信用不安
同じ条件で他の銘柄を探す → 定性スクリーニング(価格決定力・参入障壁・景気敏感度などで絞り込めます)
モート総合 9 / 25 5類型それぞれの強度と、そう判定した根拠
無形資産★☆☆☆☆
大末建設は特定のブランド力や特許による強固な無形資産は限定的。長年の実績や信頼は存在するが、直接的な競争優位性としては弱い。
スイッチングコスト★★☆☆☆
建設業においては、施主との関係性や過去の実績が次の受注に繋がる側面がある。しかし、設計変更や追加工事の容易さ、他社への乗り換えコストは一般的に高くない。
ネットワーク効果★☆☆☆☆
建設業特有の業界内ネットワークや協力会社との関係は存在するが、それが直接的な顧客獲得や価格決定力に繋がるネットワーク効果は限定的。
コスト優位★★☆☆☆
建設業は規模の経済が働きやすいが、個々のプロジェクトにおけるコスト優位性を築くのは難しい。資材調達や効率的な施工管理によるコスト削減努力は行われている。
規模の経済★★★☆☆
中堅ゼネコンとして一定の規模を持ち、大規模プロジェクトの受注実績がある。これにより、より多くのプロジェクトへのアクセスや、資材調達における交渉力を持つ可能性がある。
- 顧客対応力と技術力お客様の期待に応える高い対応力と、常に新しい技術や革新性を追求する姿勢が強みです。これにより、高品質な住環境を提供し、お客様からの信頼を得ることで、継続的な受注に繋げています。
- 総合建設企業としての実績長年にわたる建設事業の経験と実績により、洗練された住環境を創造する総合建設企業としての地位を確立しています。特に分譲マンション建設におけるノウハウは、他社との差別化要因となっています。
- 多角化による安定性建設事業だけでなく、不動産事業やその他のサービス事業を展開することで、特定の事業に依存しない収益構造を構築しています。これにより、市場環境の変化に強い安定した経営基盤を築いています。
出典: FY2025 有価証券報告書(AI要約)
経営戦略
- 創業100周年に向けた挑戦2037年の創業100周年に向けて、2024年度からの中長期経営計画「Road to 100th anniversary~飛躍への挑戦~」を策定しています。この計画を通じて、収益性の改善と企業価値の向上を目指し、持続的な成長を実現することを目標としています。
- つの重点戦略計画では「建築事業の強靭化」「高収益ポートフォリオの拡充」「経営基盤の次世代化」という3つの挑戦を掲げています。建築事業の競争力を高めつつ、収益性の高い事業を増やし、組織体制や人材育成を強化することで、企業全体の力を底上げする方針です。
- 持続的な企業価値向上安定した配当を継続するための財務体質強化や、継続的な発展を可能にする人材育成に注力しています。また、内部統制の強化やコンプライアンスの徹底を通じて社会的責任を果たし、建設業を通じて豊かな人間生活に貢献することを目指しています。
出典: FY2025 有価証券報告書(AI要約)
有価証券報告書「経営方針・対処すべき課題・MD&A」の全文を見る(年度切替)
経営方針・経営戦略
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は以下のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。誠実をもってお客様の信頼を得るという一貫した理念に基づき、建設業を通じて豊かな人間生活に貢献することを経営理念としております。当社グループの強みは、「お客様の期待に応える対応力」と「高い技術と革新性を常に追求する姿勢」であり、洗練された最高の住環境をお客様と共に創り上げる総合建設企業として、日々夢をもって技術向上を目指し、研鑽を積んでまいります。今後の見通しにつきましては、米国の通商政策や金融政策の動向に加え、ウクライナ情勢や中東地域を中心とした地政学的リスクの長期化等の影響を受け、消費者物価の上昇など我が国の経済情勢も、依然として不透明な状況が続くものと想定されます。建設業界におきましては、エネルギー価格や資材価格の高止まりに加え、労務費の上昇および技能労働者不足の深刻化等により、引き続き厳しい事業環境の継続が見込まれ、工事採算の確保の重要性は一層高まっております。このような情勢のなか、当社グループは2023年度に中長期経営計画「Road to 100th anniversary~飛躍への挑戦~」を策定し、全社一丸となって取り組んでまいりました。策定から約2年が経過した現在、当社の業績は当初の想定を大きく上回るペースで推移しており、2030年度に想定していた主要な経営指標について、2025年度に前倒しで達成となりました。こうした状況を踏まえ、株主・投資家の皆様をはじめとするステークホルダーの期待に引き続き応えていくべく、当社は中長期経営計画の見直しを実施し、2030年度に向けた新たな目標を設定いたしました。一般建築事業の更なる強化、事業拡大に向けたM&A、成長の原動力となる人材基盤の強化、生産性向上に向けたDXの活用を中心に、従前戦略をアップデートし、次の成長段階に向けて、より高い目標に挑戦してまいります。また、お客様の満足を実現するために、株主、協力会社、地域社会等の皆様と共生し、社員と家族が安心できる、誇りとやりがいをもって働ける組織づくりを目指してまいります。さらに、今後も安定した配当を継続するための財務体質の強化、継続的な発展を可能にする人材育成に注力し、企業価値の更なる向上に努めてまいります。同時に、内部統制の強化、コンプライアンスの徹底等、社会的責任への対応も継続し、建設業を通じて豊かな人間生活に貢献すべく、全社一丸となって取り組んでまいります。
対処すべき課題
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は以下のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。誠実をもってお客様の信頼を得るという一貫した理念に基づき、建設業を通じて豊かな人間生活に貢献することを経営理念としております。当社グループの強みは、「お客様の期待に応える対応力」と「高い技術と革新性を常に追求する姿勢」であり、洗練された最高の住環境をお客様と共に創り上げる総合建設企業として、日々夢をもって技術向上を目指し、研鑽を積んでまいります。今後の見通しにつきましては、米国の通商政策や金融政策の動向に加え、ウクライナ情勢や中東地域を中心とした地政学的リスクの長期化等の影響を受け、消費者物価の上昇など我が国の経済情勢も、依然として不透明な状況が続くものと想定されます。建設業界におきましては、エネルギー価格や資材価格の高止まりに加え、労務費の上昇および技能労働者不足の深刻化等により、引き続き厳しい事業環境の継続が見込まれ、工事採算の確保の重要性は一層高まっております。このような情勢のなか、当社グループは2023年度に中長期経営計画「Road to 100th anniversary~飛躍への挑戦~」を策定し、全社一丸となって取り組んでまいりました。策定から約2年が経過した現在、当社の業績は当初の想定を大きく上回るペースで推移しており、2030年度に想定していた主要な経営指標について、2025年度に前倒しで達成となりました。こうした状況を踏まえ、株主・投資家の皆様をはじめとするステークホルダーの期待に引き続き応えていくべく、当社は中長期経営計画の見直しを実施し、2030年度に向けた新たな目標を設定いたしました。一般建築事業の更なる強化、事業拡大に向けたM&A、成長の原動力となる人材基盤の強化、生産性向上に向けたDXの活用を中心に、従前戦略をアップデートし、次の成長段階に向けて、より高い目標に挑戦してまいります。また、お客様の満足を実現するために、株主、協力会社、地域社会等の皆様と共生し、社員と家族が安心できる、誇りとやりがいをもって働ける組織づくりを目指してまいります。さらに、今後も安定した配当を継続するための財務体質の強化、継続的な発展を可能にする人材育成に注力し、企業価値の更なる向上に努めてまいります。同時に、内部統制の強化、コンプライアンスの徹底等、社会的責任への対応も継続し、建設業を通じて豊かな人間生活に貢献すべく、全社一丸となって取り組んでまいります。
MD&A(経営者による分析)
4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】(1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は以下のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況当連結会計年度における日本経済は、雇用・所得環境が改善され、緩やかな回復が続いております。一方、中東をはじめとする地政学リスクの高まりや、米国の関税政策を巡る不確実性に伴う物価変動が景気に与える影響も引き続き注視していく必要があります。当建設業界では、建設資材の価格高騰や慢性的な労働者不足といった課題が依然として続いておりますが、公共投資や民間設備投資などの需要は引き続き堅調に推移しております。このような情勢のなか、当社グループは、中長期経営計画「Road to 100th anniversary~飛躍への挑戦~」(2024年度~2030年度)の目標達成を目指して営業活動を展開した結果、当連結会計年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。 a.財政状態当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度比4,054百万円増の59,649百万円となりました。当連結会計年度末の負債合計は、前連結会計年度比1,836百万円増の34,438百万円となりました。当連結会計年度末の純資産合計は、前連結会計年度比2,217百万円増の25,211百万円となりました。 b.経営成績受注高が154,357百万円(前連結会計年度比34.5%増)、売上高は105,554百万円(前連結会計年度比18.6%増)、繰越工事高は179,939百万円(前連結会計年度比38.1%増)となりました。利益面につきましては、営業利益が6,579百万円(前連結会計年度比78.0%増)、経常利益が6,609百万円(前連結会計年度比78.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益が3,800百万円(前連結会計年度比84.4%増)となりました。なお、当社グループは単一の報告セグメントのためセグメント情報の記載は行っておりません。 ②キャッシュ・フローの状況営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前当期純利益の計上などにより、9,299百万円の資金の増加(前連結会計年度は3,059百万円の資金の減少)となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは、投資有価証券の取得による支出などにより、305百万円の資金の減少(前連結会計年度は808百万円の資金の増加)となりました。また、財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金の支払などにより、2,676百万円の資金の減少(前連結会計年度は2,066百万円の資金の減少)となりました。これらの結果、当連結会計年度における現金及び現金同等物は、前連結会計年度より6,318百万円増加し、10,776百万円となりました。 ③生産、受注及び販売の実績当社グループでは生産実績を定義することが困難であるため、「生産の実績」は記載しておりません。a.受注実績(単位:百万円) 区分前連結会計年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日)建設事業114,727154,357合計114,727154,357(注)当社グループにおいては建設事業以外では受注生産形態をとっておりません。 b.売上実績(単位:百万円) 区分前連結会計年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日)建設事業88,163104,699その他864854合計89,027105,554(注)売上高総額に対する割合が100分の10以上の相手先別の売上実績及びその割合は、次のとおりであります。前連結会計年度 該当事項はありません。当連結会計年度 該当事項はありません。 なお、参考のため提出会社個別の事業の状況は次のとおりであります。建設事業における受注工事高及び施工高の状況a.受注工事高、完成工事高、繰越工事高及び施工高(単位:百万円) 期別区分期首繰越工事高期中受注工事高計期中完成工事高期末繰越工事高前事業年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)建築工事102,991113,715216,70786,563130,143土木工事-----計102,991113,715216,70786,563130,143当事業年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日)建築工事130,143152,882283,026103,446179,579土木工事-----計130,143152,882283,026103,446179,579(注)1.前事業年度以前に受注した工事で、契約の変更により請負金額の増減がある場合は、期中受注工事高にその増減額を含みます。したがって、期中完成工事高にもかかる増減額が含まれます。2.期末繰越工事高は(期首繰越工事高+期中受注工事高-期中完成工事高)であります。 b.受注工事高の受注方法別比率工事の受注方法は、特命と競争に大別されます。(単位:%) 期別区分特命競争計前事業年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)建築工事75.424.6100土木工事---当事業年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日)建築工事85.015.0100土木工事--- c.完成工事高(単位:百万円) 期別区分官公庁民間計前事業年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)建築工事84285,72186,563土木工事---計84285,72186,563当事業年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日)建築工事132103,313103,446土木工事---計132103,313103,446(注)完成工事高総額に対する割合が100分の10以上の相手先別の完成工事高及びその割合は、次のとおりであります。前事業年度 穴吹興産株式会社 8,891百万円 10.3%当事業年度 該当事項はありません。 d.手持工事高(2026年3月31日現在)(単位:百万円) 区分官公庁民間計建築工事256179,323179,579土木工事---計256179,323179,579 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は以下のとおりであります。なお、文中における将来に関する事項は、有価証券報告書提出日現在において当社グループが判断したものであります。 ①当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容a.財政状態<資産>当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度比4,054百万円増の59,649百万円となりました。流動資産は前連結会計年度比4,788百万円増の53,053百万円、固定資産は前連結会計年度比734百万円減の6,596百万円となりました。流動資産増加の主な要因は、「現金預金」が6,318百万円増加したことなどによるものです。<負債>当連結会計年度末の負債合計は、前連結会計年度比1,836百万円増の34,438百万円となりました。流動負債は前連結会計年度比2,308百万円増の30,361百万円、固定負債は前連結会計年度比471百万円減の4,077百万円となりました。流動負債増加の主な要因は、「電子記録債務」が2,060百万円増加したことなどによるものです。<純資産>当連結会計年度末の純資産合計は、前連結会計年度比2,217百万円増の25,211百万円となりました。増加の主な要因は、親会社株主に帰属する当期純利益の計上等により「利益剰余金」が2,313百万円増加したことなどによるものです。 b.経営成績<受注高>当連結会計年度の受注高は、中長期経営計画「Road to 100th anniversary~飛躍への挑戦~」(2024年度~2030年度)の目標達成を目指して営業活動を展開した結果、一般建築の複数の大型受注が寄与し、前連結会計年度比39,629百万円増(34.5%増)の154,357百万円となりました。<売上高>売上高につきましては、期首手持工事完成高の増加により、「完成工事高」が前連結会計年度比16,536百万円増(18.8%増)の104,699百万円、「不動産事業等売上高」が前連結会計年度比9百万円減(1.1%減)の854百万円となり、全体の売上高につきましては、前連結会計年度比16,526百万円増(18.6%増)の105,554百万円となりました。<利益>(営業利益)売上総利益につきましては、前連結会計年度比3,673百万円増(44.4%増)の11,949百万円、販売費及び一般管理費が増えた一方で、工事採算の改善や売上高の増加により、営業利益につきましては前連結会計年度比2,883百万円増(78.0%増)の6,579百万円となりました。(経常利益)営業外収益につきましては、「為替差益」が58百万円増加したことなどにより、前連結会計年度比28百万円増(23.4%増)の148百万円となりました。営業外費用につきましては、「支払手数料」が5百万円増加したことなどにより、前連結会計年度比12百万円増(12.1%増)の118百万円となりました。 これらの結果、経常利益につきましては、前連結会計年度比2,899百万円増(78.1%増)の6,609百万円となりました。(税金等調整前当期純利益及び親会社株主に帰属する当期純利益)税金等調整前当期純利益は、前連結会計年度比1,649百万円増(46.4%増)の5,199百万円となり、「法人税、住民税及び事業税」と「法人税等調整額」を差引いた親会社株主に帰属する当期純利益につきましても、前連結会計年度比1,739百万円増(84.4%増)の3,800百万円となりました。 ②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報a.キャッシュ・フロー営業活動によるキャッシュ・フローは、9,299百万円の資金の増加(前連結会計年度は3,059百万円の資金の減少)となりました。主な要因は、税金等調整前当期純利益5,199百万円の計上などによるものです。投資活動によるキャッシュ・フローは、305百万円の資金の減少(前連結会計年度は808百万円の資金の増加)となりました。主な要因は、投資有価証券の取得による支出498百万円などによるものです。また、財務活動によるキャッシュ・フローは、2,676百万円の資金の減少(前連結会計年度は2,066百万円の資金の減少)となりました。主な要因は、配当金の支払による支出1,475百万円などによるものです。(参考)キャッシュ・フロー関連指標の推移 2022年3月期2023年3月期2024年3月期2025年3月期2026年3月期自己資本比率(%)42.447.238.241.442.3時価ベースの自己資本比率(%)27.427.129.935.462.6キャッシュ・フロー対有利子負債比率(年)0.20.1--0.3インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍)562.31,342.7--150.0(注)自己資本比率:自己資本/総資産時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/キャッシュ・フローインタレスト・カバレッジ・レシオ:キャッシュ・フロー/利払い※各指標は、いずれも連結ベースの財務数値により算出しております。※株式時価総額は、期末株価終値×期末発行済株式数(自己株式控除後)により算出しております。※キャッシュ・フローは、連結キャッシュ・フロー計算書の営業活動によるキャッシュ・フローを使用しております。また、利払いについては連結キャッシュ・フロー計算書の利息の支払額を使用しております。※有利子負債は、連結貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っている全ての負債を対象としております。※2024年3月期及び2025年3月期のキャッシュ・フロー対有利子負債比率及びインタレスト・カバレッジ・レシオについては、キャッシュ・フローがマイナスのため表示しておりません。 b.資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当社グループは、事業活動のための適切な資金調達、適切な流動性の維持及び財務構造の安定化を図ることを基本方針としております。 運転資金需要のうち主なものは、工事完成までの外注費用等の支出金並びに人件費をはじめとする販売費及び一般管理費であり、必要な流動性資金は十分確保しております。 資金調達につきましては、金融機関からの借入により調達しており、市場の環境や金利の動向等を総合的に勘案したうえで決定しております。 また、資金調達手法の一つとして金融機関との間でコミットメントライン契約を締結しており、機動的かつ安定的な資金調達手段を確保しております。 ③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表はわが国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して作成しております。その作成には経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額及び開示に影響を与える見積りを必要としております。経営者は、これらの見積りについて過去の実績等を勘案し総合的に判断しておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。 当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1.(1)連結財務諸表 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載しております。
事業リスク
- 建設市場の変動リスク分譲マンション建設を主軸としているため、建設市場が縮小したり、景気変動によってマンション需要が落ち込んだりすると、業績が悪化する可能性があります。市場の動向を常に注視し、非マンション分野の強化や不動産・土木事業への進出でリスク分散を図っています。
- 資材価格高騰リスク建設プロジェクトは長期にわたるため、計画時と比べて労務費や資材価格が大幅に上昇した場合、工事原価が増加し、利益を圧迫する可能性があります。価格転嫁が難しい場合は、業績に大きな影響が出るため、契約段階での確認や予測可能な範囲での原価内包で対応しています。
- 取引先の信用不安リスク建設業界特有の商習慣により、売上が増えると売掛金も増加します。工事代金を受領する前に取引先が倒産するなど信用不安に陥った場合、代金が回収できなくなり、貸倒損失が発生して業績に悪影響を及ぼす可能性があります。取引開始前の与信管理を徹底し、リスクを低減しています。
出典: FY2025 有価証券報告書(AI要約)
有価証券報告書「事業等のリスク」の全文を見る(年度切替)
3【事業等のリスク】当社グループの事業展開に影響を及ぼす可能性のあるリスクについては、建設業の特性である工事の着工から完成引渡しまでの期間が長く、引き渡し後も契約不適合について訴求されやすいという事情があり、以下の項目を認識しております。なお、以下の項目には将来に関する事項が含まれておりますが、当該事項は当連結会計年度末現在において当社グループがリスクとして判断したものであります。 リスクの種類リスクの概要発生可能性影響度対応策等建設業特有のリスク事業環境の変化・当社グループは建設事業、特に分譲マンション建設事業を主業としており、建設事業が著しく縮小した場合、業績の悪化に繋がる可能性があります。中大・非マンション分野の強化、不動産・土木事業への進出による、バランスの取れた事業ポートフォリオの構築・競争優位性の確保資材価格等の変動・建設事業はプロジェクトが長期にわたるため、計画・見積段階から労務賃金・資材価格が大幅に上昇し、それを価格転嫁することが困難な場合には、工事原価が上昇し業績等に影響を及ぼす可能性があります。中大・予測可能な範囲で各工事原価に内包・物価高騰時に価格転嫁交渉を行う旨、事業主に契約段階で確認取引先の信用不安・建設事業は、建設業界特有の商習慣により売上高の増加に伴い売掛金が増加します。工事代金を受領する前に事業主である取引先が信用不安等に陥った場合、回収遅延や貸倒損失の発生などにより、業績等に影響を及ぼす可能性があります。中中・取引開始前の与信管理の徹底契約不適合の発生・設計、施工等において重大な契約不適合責任による損害賠償が発生した場合、業績等に影響を及ぼす可能性があります。低大・工程内検査、完成検査等各種品質検査の実施・社員教育の徹底重大事故の発生・人身や施工物等に関わる重大な事故が発生した場合、工事の中止・遅延が発生し、工事原価の上昇を招く場合があります。また損害賠償、指名停止を含む取引停止、営業停止等の行政処分などに繋がる場合も想定され、業績等に影響を及ぼす可能性があります。低中・安全パトロールの厳格化、安全教育の徹底・適切な工事保険の付保建設技術者・技能労働者不足・長時間労働による人材流出や、需給関係が急激に逼迫し、必要人員の確保が困難になった場合、受注機会の喪失や労働力不足による工事遅延や工事原価の上昇により業績等に影響を及ぼす可能性があります。中中・DXの推進、新工法や新技術の採用による省力化、効率化・建設技術者の計画的な採用・協力会社会による技能労働者の確保 リスクの種類リスクの概要発生可能性影響度対応策等事 業全般のリスク大規模自然災害の発生・天候等の原因により予期せぬ大規模災害が発生した場合、従業員や保有資産に対する損害の他、社会的責任及びその使命として社会インフラの復旧等を優先することがあります。これにより施工中の一般工事の取扱が劣後となり、当該工事の遅延や工事原価の上昇を招き、業績等に影響を及ぼす可能性があります。低大・大規模災害に備えた危機管理マニュアルの整備・BCPの継続的見直しや訓練の実施法令違反・法的規制・当社グループが事業を行う上で遵守すべき法令等を一部において何らかの理由で遵守できなかった場合、工事の遅延や営業活動の停止などにより業績等に影響を及ぼす可能性があります。また、新たな法規制や法令の改廃等があった場合には、事業計画の変更による工事の大幅な変更や遅延により業績等に影響を及ぼす可能性があります。低大・コーポレートガバナンス体制の強化・法令等の教育の徹底・外部専門家の活用新規事業やM&Aのリスク・リスクや偶発債務の事後的な判明や急激な市場変化の発生、買収した企業について効率的な経営資源の活用ができなかったこと等により、利益計画が未達となったり、のれんの減損や株式評価損の計上を余儀なくされた場合、業績等に影響を及ぼす可能性があります。中大・事業計画の精査・専門家を交えた財務や法務などの各種調査・M&A後の速やかな統合作業(PMI)金利水準の変動リスク・金利が急激に上昇した場合、資金調達コストの増加により事業収支が悪化し、業績等に影響を及ぼす可能性があります。中中・中長期の資金計画による資金需要の把握・資金調達方法の多様化気候変動に関するリスク・脱炭素社会への移行に向けて、建築物の新築に関連する各種規制の強化や炭素税の導入等がなされた場合、また気候変動に伴う物理的な影響として、気温上昇に伴う労働環境の悪化や気象災害が増加・激甚化が発生した場合、業績等に影響を及ぼす可能性があります。中中・TCFD提言への賛同を表明し、気候変動関連リスク・機会の特定及び、分析結果に基づく対応策を推進保有資産の時価下落・当社グループの保有する不動産・株式等について、時価が大幅に下落した場合、業績等に一定の影響を及ぼす可能性があります。中中・保有資産の適正管理情報漏洩・顧客情報などの個人情報の流出、役職員のパソコン・スマートデバイス等の紛失・盗難、操作上の錯誤等による情報漏洩が発生した場合、社会的信用を失うとともに、企業イメージの毀損、取引停止、損害賠償金の支払などにより業績等に影響を及ぼす可能性があります。低中・個人情報の取り扱いに関するルール、体制整備・適切な情報の取り扱い、セキュリティシステムの構築・社員教育の徹底 リスクの種類リスクの概要発生可能性影響度対応策等事 業全般のリスクサイバー攻撃・標的型メールやマルウェアによるウィルス感染、不正アクセス等のサーバー攻撃の被害にあった場合、事業活動や企業評価に影響を及ぼす可能性があります。低中・ウィルスの常時監視等情報セキュリティ対策の強化・重要データのバックアップ体制の構築・標的型メール訓練など社員教育の徹底繰延税金資産・繰延税金資産の一部又は全部が回収できないと判断した場合や、法人税の減税等制度面における変更により、繰延税金資産の額が過大となった場合には、繰延税金資産は費用として計上され、業績等に影響を及ぼす可能性があります。低中・安定的な収益基盤の構築感染症の流行・新型コロナウイルス感染症の影響は、感染者数の減少とともに現時点では限定的になっておりますが、再度の感染拡大や新たな感染症が発生する可能性は否定できず、事業環境の悪化により業績等に影響を及ぼすリスクと判断しています。低大・テレワークの推進・時差出勤の設定・新規取引先の開拓・購買ルートの多面的な拡大