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植木組(1867)は何で稼いでいるか — 事業の柱と依存度

建設業 建設・資材

事業の概要

  • 建設事業が主力
    植木組グループは、建設工事の受注・施工を中核事業としています。自社だけでなく、子会社6社も建設工事を手掛け、さらに建設資材の賃貸事業も行い、グループ全体で建設関連の収益を上げています。
  • 不動産事業も展開
    建設事業と並ぶもう一つの柱が不動産事業です。不動産の売買、賃貸、開発を手掛けており、子会社の植木不動産も宅地開発などを行っています。建設事業との連携により、グループ内で工事の一部を受注する形で収益を創出しています。
  • 多角的な事業構成
    建設と不動産を主軸としつつ、建材の製造販売、ソフトウェア開発・販売、介護福祉、ゴルフ場運営、損害保険代理業など、多岐にわたる事業を展開しています。これにより、特定の事業に依存しない安定した収益構造を目指しています。
出典: FY2025 有価証券報告書(AI要約)
セグメント構成
  • 建設事業が収益の柱
    建設事業は、売上高444億8,068万円、営業利益22億5,652万円と、グループ全体の売上と利益の大部分を占める主力事業です。主に建設工事の受注と施工を手掛け、安定した収益基盤を形成しています。
  • 不動産事業も貢献
    不動産事業は、売上高27億7,232万円、営業利益3億924万円を計上しています。不動産の売買、賃貸、開発を通じて収益を上げており、建設事業との連携により、グループ全体の事業ポートフォリオを強化しています。
  • 建材製造販売事業
    建材製造販売事業は、売上高6億9,412万円、営業利益1億1,624万円を記録しています。自社で使用する建設資材の製造販売を行うほか、一部の子会社にも販売しており、グループ内のシナジー効果を生み出しています。
2025-03 セグメント別業績
セグメント区分売上(億)営業利益(億)営業利益率
ConstructionBusiness 地域 444 23 5.1%
RealEstateBusiness 地域 28 3 11.2%
ABusinessThatManufacturesAndSellsConstructionMaterial 地域 7 1 16.7%
有価証券報告書「事業の内容」の全文を見る(年度切替)
FY2026|628 文字
3【事業の内容】 当社のグループは、子会社13社及び関連会社3社で構成され、建設事業、不動産事業を主な事業としており、その他の事業では建材製造販売等の事業、ソフトウェアの開発及び販売事業、介護福祉事業、ゴルフ場運営事業等各事業に関連するサービスを展開しております。 当社グループの事業に係る位置付け及びセグメントとの関連は、次のとおりであります。建設事業 当社が建設工事の受注、施工を行うほか、北陸施設工業㈱他5社が建設工事の受注、施工を行っており、㈱植木機工が建設資材の賃貸事業を行っております。不動産事業 当社が不動産の売買、賃貸及び開発に関する事業を行っているほか、子会社の植木不動産㈱が不動産事業を行っております。当社は植木不動産㈱が行っている宅地開発事業等について工事の一部を受注しております。建材製造販売事業 当社が建設資材の製造販売を行っており、自社で使用するほか、一部の建設事業を営む子会社へ販売しております。その他 その他の主な事業として、子会社の㈱ユニテックがソフトウェアの開発及び販売事業を行っており、当社はソフトウェアの開発等を発注しております。また、㈱はまなす保険企画が損害保険代理事業を、㈱さくら介護サービスが有料老人ホームの運営事業を、高浜観光開発㈱がゴルフ場の運営事業を行っております。 事業系統図を示すと次のとおりです。 (注)1.上記子会社の一部は、複数の事業を行っております。 2.*1の会社は、連結子会社であります。

事業の優位性(モート)

事業の質(有価証券報告書から抽出)
数字に出ない事業の性質を、同じ物差しで全銘柄そろえています。FY2025時点の記載が出典です。
価格決定力値上げを通せるか。強いほどインフレ耐性が高い 弱い
原材料の価格高騰を請負金額に反映することが困難な場合があるため。
参入障壁新規参入を阻む要因の種類 規制
建設業法、建築基準法、宅地建物取引業法、会社法、金融商品取引法等の法的規制を受けている。
景気敏感度業績が景気循環にどれだけ振られるか シクリカル
設備投資の性質稼いだ現金がどれだけ設備維持に消えるか 混合
規制依存規制は障壁にも足枷にもなる 高い
会社が挙げる主要リスク:受注環境の変化 / 取引先の信用リスク / 資材価格の変動
同じ条件で他の銘柄を探す → 定性スクリーニング(価格決定力・参入障壁・景気敏感度などで絞り込めます)
モート総合 9 / 25 5類型それぞれの強度と、そう判定した根拠
無形資産★☆☆☆☆
根拠:弱いブランド・特許・許認可

植木組は建設業であり、特定のブランド力や特許といった無形資産による競争優位性は限定的。長年の歴史と信頼は存在するものの、定量化しにくい。

スイッチングコスト★★☆☆☆
根拠:中程度乗り換えの手間・コスト

建設プロジェクトは、顧客とゼネコン間の長期的な関係や、仕様変更の難しさから、一定のスイッチングコストが存在する。ただし、新規参入の余地もある。

ネットワーク効果★☆☆☆☆
根拠:弱い利用者増が価値を生む

建設業において、サプライヤーや下請け業者とのネットワークは重要だが、それが直接的な競争優位性につながるほどの強固なネットワーク効果は限定的。

コスト優位★★☆☆☆
根拠:中程度同じ物を安く作れる

建設業は規模の経済や効率的な調達、建設技術のノウハウ蓄積によりコスト優位性を築く可能性がある。しかし、植木組特有の顕著なコストリーダーシップは不明瞭。

規模の経済★★★☆☆
根拠:中程度規模が参入障壁になる

売上高が500億円規模であり、建設業においては一定の規模を持つ。大規模プロジェクトの受注能力や、資材調達における交渉力に繋がる可能性がある。

  • 総合的な事業展開力
    植木組グループは、建設工事の受注・施工から不動産開発、さらには建材製造までを一貫して手掛けることができます。これにより、グループ内で効率的な連携を図り、顧客に対して幅広いニーズに対応できる総合的なサービスを提供しています。
  • 地域社会への貢献
    同社グループは、社会資本整備や地域社会の安全・安心で快適なコミュニティ創りに貢献することを経営理念としています。地域に根差した事業展開を通じて、顧客からの信用と評価を獲得し、安定した事業基盤を築いています。
  • 人材育成と技術力強化
    建設業界全体で技術者不足や高齢化が課題となる中、同社は「人財力の強化」を重点課題に掲げています。グループ全体での人材交流や育成、i-constructionなどの新技術導入により、提案力と建設技術力の向上に努め、競争優位性を高めています。
出典: FY2025 有価証券報告書(AI要約)

経営戦略

  • 社会貢献と地域密着
    植木組グループは、建設・不動産事業を核に、介護福祉やソフトウェア開発など多角的な事業を通じて社会資本整備に貢献し、地域社会の安全で快適なコミュニティ創りを目指しています。地元雇用の創出も重視し、地域に根差した経営を追求しています。
  • 中期経営計画の推進
    2025年4月からの第15次中期経営計画では、「営業力強化」「技術力強化」「人財力強化」を重点テーマに掲げています。顧客期待に応える価値提供、建設新技術の研究開発、DX促進、働きがいのある職場環境づくりを通じて、持続的な成長を目指します。
  • 市場変化への対応
    少子高齢化や環境意識の高まり、消費者の価値観多様化といった市場構造の変化に対応するため、事業エリアや事業領域の積極的な開拓を進めています。地方圏では街づくりのリーダーとして課題解決と活性化を促進し、エネルギー・エンジニアリング分野など新たな領域にも挑戦しています。
出典: FY2025 有価証券報告書(AI要約)
有価証券報告書「経営方針・対処すべき課題・MD&A」の全文を見る(年度切替)
経営方針・経営戦略
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 当社グループは、建設事業・不動産事業を柱に、その他、介護福祉事業、ソフトウェア開発・販売事業、ゴルフ場運営事業等の各事業活動を通じて、社会資本整備の充実に努めるとともに、地域社会の安全、安心で快適なコミュニティ創りに貢献し、顧客から信用と評価を得る満足度の高いサービスの提供を行っていくこと及び人口減少社会の中で地元の雇用の場となるグループ経営を共通の理念としております。 なお、2025年4月からの第15次中期経営計画(2025-2027年度)では、新たに長期ビジョン「UEKI VISION 150」で掲げた3つの挑戦を継続すべく「営業力強化」/「技術力強化」/「人財力強化」を重点テーマに置き、お客様の期待に応える価値を提供するとともに、建設新技術の研究開発とDXの促進を図り、働きがいのある職場環境づくりに取り組んでまいります。 (2)経営戦略等 少子高齢化の進展に伴うニーズや生活様式の変化、環境や安全に対する意識の高まり、消費者の価値観の多様化により市場構造や規模も大きく変わってきています。市場動向に応じた事業エリア、事業領域の積極的な開拓を展開し、地方圏においては街づくりのリーダーとして課題を解決し、活性化を促進しながら、効率的に連携を図り、エネルギー・エンジニアリング分野などに建設事業等を通じお客様が満足できるサービスを展開してまいります。 (3)経営環境 わが国経済は、雇用・所得環境の改善が進み、個人消費やインバウンド需要を背景に、景気は緩やかに回復しましたが、国内の物価上昇の継続や国際情勢の不安定化に伴う景気の下押しリスクの高まりが懸念されるなど、依然として先行き不透明な状況が続きました。 建設業界におきましては、公共投資、民間設備投資ともに底堅い推移が見られたものの、建設資材やエネルギー価格は高い水準にあり、また、労務需給の逼迫等が建設コストの上昇圧力となるなど引き続き厳しい経営環境が続きました。 (4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社グループの中核をなす建設事業を推進するにあたり、建設技術者、技能労働者及び次世代を担う人材の不足、高齢化が建設業全体の問題として懸念されております。そのため、中期経営計画において、「人財力の強化」を経営課題の一つに掲げました。全グループを通じた人材交流、育成を中長期的に図り、1人当たりの生産性を改善させるとともに、省人・省力化を促進することを毎年目標に掲げ、社員一人一人の能力とパフォーマンスの向上に全社を挙げて取り組んでいます。 また、公共工事においては、総合評価方式により企業の技術力が重視されてきています。このような現状をふまえ、技術資格取得の奨励と教育指導の徹底による個々の技術力の向上を通じて現場力をアップさせるとともに、i-construction等の情報化技術や新技術の取り込みにより、提案力及び建設技術力の強化に全社一体となって取り組んでいます。 さらに、社会・経済の動向に即した顧客対応の向上が最も重要であるとの認識から、組織営業力の向上に力を注いでおります。このため、営業、設計、施工部門が一体となった受注活動を展開しています。 (5)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループでは持続的成長とステークホルダーからの高い信頼と評価を得ることを重視しており、第15次中期経営計画では、下記の数値を主要な目標として取り組んでおります。 2027年3月期計画(連結)2026年3月期実績(連結)売上高 (百万円)65,00063,290営業利益 (百万円)3,2503,721自己資本利益率(ROE)7.0%以上7.9% 配当性向33.6%32.8%
対処すべき課題
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 当社グループは、建設事業・不動産事業を柱に、その他、介護福祉事業、ソフトウェア開発・販売事業、ゴルフ場運営事業等の各事業活動を通じて、社会資本整備の充実に努めるとともに、地域社会の安全、安心で快適なコミュニティ創りに貢献し、顧客から信用と評価を得る満足度の高いサービスの提供を行っていくこと及び人口減少社会の中で地元の雇用の場となるグループ経営を共通の理念としております。 なお、2025年4月からの第15次中期経営計画(2025-2027年度)では、新たに長期ビジョン「UEKI VISION 150」で掲げた3つの挑戦を継続すべく「営業力強化」/「技術力強化」/「人財力強化」を重点テーマに置き、お客様の期待に応える価値を提供するとともに、建設新技術の研究開発とDXの促進を図り、働きがいのある職場環境づくりに取り組んでまいります。 (2)経営戦略等 少子高齢化の進展に伴うニーズや生活様式の変化、環境や安全に対する意識の高まり、消費者の価値観の多様化により市場構造や規模も大きく変わってきています。市場動向に応じた事業エリア、事業領域の積極的な開拓を展開し、地方圏においては街づくりのリーダーとして課題を解決し、活性化を促進しながら、効率的に連携を図り、エネルギー・エンジニアリング分野などに建設事業等を通じお客様が満足できるサービスを展開してまいります。 (3)経営環境 わが国経済は、雇用・所得環境の改善が進み、個人消費やインバウンド需要を背景に、景気は緩やかに回復しましたが、国内の物価上昇の継続や国際情勢の不安定化に伴う景気の下押しリスクの高まりが懸念されるなど、依然として先行き不透明な状況が続きました。 建設業界におきましては、公共投資、民間設備投資ともに底堅い推移が見られたものの、建設資材やエネルギー価格は高い水準にあり、また、労務需給の逼迫等が建設コストの上昇圧力となるなど引き続き厳しい経営環境が続きました。 (4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社グループの中核をなす建設事業を推進するにあたり、建設技術者、技能労働者及び次世代を担う人材の不足、高齢化が建設業全体の問題として懸念されております。そのため、中期経営計画において、「人財力の強化」を経営課題の一つに掲げました。全グループを通じた人材交流、育成を中長期的に図り、1人当たりの生産性を改善させるとともに、省人・省力化を促進することを毎年目標に掲げ、社員一人一人の能力とパフォーマンスの向上に全社を挙げて取り組んでいます。 また、公共工事においては、総合評価方式により企業の技術力が重視されてきています。このような現状をふまえ、技術資格取得の奨励と教育指導の徹底による個々の技術力の向上を通じて現場力をアップさせるとともに、i-construction等の情報化技術や新技術の取り込みにより、提案力及び建設技術力の強化に全社一体となって取り組んでいます。 さらに、社会・経済の動向に即した顧客対応の向上が最も重要であるとの認識から、組織営業力の向上に力を注いでおります。このため、営業、設計、施工部門が一体となった受注活動を展開しています。 (5)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループでは持続的成長とステークホルダーからの高い信頼と評価を得ることを重視しており、第15次中期経営計画では、下記の数値を主要な目標として取り組んでおります。 2027年3月期計画(連結)2026年3月期実績(連結)売上高 (百万円)65,00063,290営業利益 (百万円)3,2503,721自己資本利益率(ROE)7.0%以上7.9% 配当性向33.6%32.8%
MD&A(経営者による分析)
4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】(1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度の建設業界におきましては、公共投資、民間設備投資ともに底堅い推移が見られたものの、建設資材やエネルギー価格は高い水準にあり、また、労務需給の逼迫等が建設コストの上昇圧力となるなど引き続き厳しい経営環境が続きました。 このような経営環境の中、当社グループは、ESG/SDGsに配慮した企業活動を通じて、建設業従事者の処遇改善と生産性向上を推進するとともに、安全と品質の確保並びに工期遵守を優先しながら鋭意事業活動を展開してまいりました。 この結果、手持ちの大型工事が順調に進捗したことなどにより完成工事高が増加したことから、売上高は632億90百万円(前年同期比24.8%増)となりました。利益面につきましては、主力の建設事業において、適正な人員配置やICT技術等の活用により生産性を高めると共に、建設コストの変化に応じた適正価格での契約に努めたことから、営業利益は37億21百万円(同30.4%増)、経常利益は38億14百万円(同29.3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は24億7百万円(同24.4%増)となりました。 セグメントの業績は次のとおりです。 (建設事業) 建設事業におきましては、建築部門を中心に前期繰越の大型工事が順調に進捗したことにより、売上高は570億49百万円(前年同期比28.4%増)となり、セグメント利益は32億57百万円(同44.4%増)となりました。(不動産事業) 不動産事業におきましては、販売用不動産の売上が減少したことにより、売上高は24億26百万円(同12.5%減)となり、セグメント利益は2億27百万円(同26.5%減)となりました。(建材製造販売事業) 建材製造販売事業におきましては、販売数量の減少により、売上高は6億81百万円(同1.8%減)となりましたが、適切な価格転嫁を実施したことにより、セグメント利益は1億20百万円(同3.4%増)となりました。(その他) その他の事業におきましては、設計監理業務等の売上が増加したことにより、売上高は31億32百万円(同12.3%増)となりましたが、その他の事業全般において物価高騰によるコストの増加により、セグメント利益は2億44百万円(同16.6%減)となりました。 財政状態につきましては、当連結会計年度末の総資産は563億38百万円となり、前連結会計年度末に比べ54億41百万円増加いたしました。その主な要因といたしましては、受取手形・完成工事未収入金等が66億48百万円増加したことによります。 負債の部におきましては、負債合計は245億24百万円となり、前連結会計年度末に比べ26億89百万円増加いたしました。その主な要因といたしましては、短期借入金が35億91百万円増加したことによるものです。 純資産の部におきましては、純資産合計は318億13百万円となり、前連結会計年度末に比べ27億51百万円増加いたしました。その主な要因といたしましては、親会社株主に帰属する当期純利益24億7百万円によるものです。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ26億92百万円減少し、当連結会計年度末には35億23百万円となりました。 各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりです。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果使用した資金は37億90百万円(前期は得られた資金26億49百万円)となりました。これは主に税金等調整前当期純利益による収入があった一方、工事の進捗により売上債権が増加したことによるものです。(投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は13億83百万円(前期は使用した資金10億83百万円)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出によるものです。(財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果得られた資金は24億82百万円(前期は得られた資金7億93百万円)となりました。これは主に借入金による資金の調達によるものです。 ③生産、受注及び販売の実績 受注実績(連結)セグメントの名称前連結会計年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)(千円)当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日)(千円)建設事業67,224,58359,249,041(11.9%減)不動産事業2,769,5412,426,370(12.4%減)建材製造販売事業694,123679,473(2.1%減) 報告セグメント計70,688,24762,354,884(11.8%減)その他2,825,3383,134,377(10.9%増)合計73,513,58765,489,261(10.9%減) 売上実績(連結)セグメントの名称前連結会計年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)(千円)当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日)(千円)建設事業44,448,06857,049,374(28.4%増)不動産事業2,772,3212,426,374(12.5%減)建材製造販売事業694,123681,401(1.8%減) 報告セグメント計47,914,51360,157,150(25.6%増)その他2,789,0623,132,850(12.3%増)合計50,703,57563,290,000(24.8%増) (注)当社グループでは生産実績を定義することが困難であるため「生産の状況」は記載しておりません。 なお、参考のため提出会社単独の事業の状況は次のとおりであります。建設事業における受注工事高及び完成工事高の状況 受注工事高、完成工事高及び次期繰越工事高 期 別区分前期繰越工事高(千円)当期受注工事高(千円)計(千円)当期完成工事高(千円)次期繰越工事高(千円)前事業年度 (自2024年4月1日 至2025年3月31日) 土木工事25,379,77428,027,67253,407,44626,106,23727,301,209 建築工事11,695,65839,675,92351,371,58215,176,35836,195,223計37,075,43367,703,596104,779,02941,282,59563,496,433当事業年度 (自2025年4月1日 至2026年3月31日) 土木工事27,301,20931,026,82258,328,03130,706,34527,621,686 建築工事36,195,22325,558,05061,753,27424,349,29437,403,979計63,496,43356,584,873120,081,30655,055,64065,025,666 (注)1.前事業年度以前に受注した工事で、契約の変更により請負金額の増減がある場合は、当期受注工事高にその増減額を含んでおります。したがって、当期完成工事高にもかかる増減額が含まれます。2.次期繰越工事高は(前期繰越工事高+当期受注工事高-当期完成工事高)であります。 受注工事高の受注方法別比率 工事の受注方法は、特命と競争に大別されます。期別区分特命(%)競争(%)計(%)前事業年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)土木工事10.289.8100建築工事27.372.7100当事業年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)土木工事9.990.1100建築工事20.879.2100 (注) 百分比は請負金額比です。 完成工事高期別区分官公庁(千円)民間(千円)計(千円)前事業年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)土木工事14,040,52812,065,70826,106,237建築工事1,085,83214,090,52615,176,358計15,126,36026,156,23541,282,595当事業年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)土木工事19,223,19311,483,15230,706,345建築工事1,501,27122,848,02324,349,294計20,724,46434,331,17555,055,640 (注)1.完成工事のうち主なものは、次のとおりです。前事業年度日揮株式会社平井ブルー水素・アンモニア実証試験 地上プラント設備工事東京都財務局新河岸川防潮堤耐震補強工事(その4)ルートイン開発株式会社(仮称)ホテルルートイン砺波インター新築工事北陸地方整備局大河津分水路山地部掘削その22当事業年度株式会社重松製作所(仮称)船引事業所 第三工場新築計画大和証券リアルティ株式会社(仮称)南篠崎町2丁目計画新築工事北陸地方整備局千曲川静間地区築堤護岸他その2工事東京都財務局新河岸川防潮堤耐震補強工事(その5) 2.完成工事高総額に対する割合が100分の10以上の相手先別の完成工事高及びその割合は、次のとおりです。前事業年度 該当する相手先はありません。当事業年度 同上 次期繰越工事高(2026年3月31日現在)区分官公庁民間合計(千円)土木工事18,723,1238,898,56227,621,686建築工事6,616,30830,787,67037,403,979計25,339,43239,686,23365,025,666 (注)次期繰越工事のうち主なものは、次のとおりであります。ルートイン開発株式会社(仮称)ルートイン十日町新築工事2026年11月完成予定株式会社ベストランス(仮称)袖ケ浦上泉食品倉庫新築工事2027年1月完成予定東京都水道局朝霞市宮戸一丁目地先導水管(2200mm)制水弁設置工事2027年5月完成予定 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりです。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。①重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表作成のための重要な会計方針及び見積りについては、「第5 経理の状況」に記載しております。なお、見積りにつきましては、過去の実績や状況に基づき合理的に継続して評価、検討を行っておりますが、見積り特有の不確実性があるため、実際の結果は異なる場合があります。②当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 当社グループの当連結会計年度の経営成績等につきましては、手持ちの大型工事が順調に推移したことなどにより完成工事高が増加したことから、売上高は632億90百万円(前年同期比24.8%増)となりました。 当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因としては、公共投資や民間設備投資などが挙げられます。 当連結会計年度においては、公共投資は底堅く推移し、民間建設投資も持ち直しの動きが見られましたが、建設資材・エネルギー価格の高止まりや労務コストの上昇等の影響により、引き続き厳しい事業環境が続きました。 当社グループの資本の財源及び資金の流動性につきましては、短期運転資金は自己資金及び金融機関からの短期借入を基本とし、設備投資や長期運転資金の調達については、金融機関からの長期借入を基本としております。 経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標については、3年ごとに策定する中期経営計画及び中期経営計画をベースに毎年策定する単年度の経営計画の目標値を、各統括部、各本店等に細分化した数値と、月次決算の値を経営上の達成状況を確認する指標として活用しております。 当社グループは、2025年度を初年度とする「中期経営計画(2025~2027年度)」の目標達成に向けて「営業力」、「技術力」、「人財力」を重点テーマに掲げております。省人化に繋がる研究開発を推進すると共に、人材育成の強化や働きやすい職場環境づくりで従業員の活躍を後押しすることで人的資本経営を実践し、持続的成長と企業価値の向上を目指す所存であります。 2027年度3月期は、海外情勢の不透明感が続き、資材価格や労務コストの高騰等による利益率の低下が懸念されます。社内ネットワークを駆使した早期の資材調達や技能労働者の確保を引き続き図るものの、売上高は650億円(当期比2.7%増)、営業利益32億円(同14.0%減)、経常利益32億50百万円(同14.8%減)、親会社株主に帰属する当期純利益21億50百万円(同10.7%減)を見込んでおります。 第15次中期経営計画の目標値は、以下のとおりです。項 目2025年度実績2027年度目標増減連結個別連結個別連結個別業績指標売上高(百万円)63,29056,66165,00055,2001,710△1,461営業利益(百万円)3,7212,9643,4002,830△321△134営業利益率(%)5.95.25.25.1△0.7△0.1経営指標ROE(%)7.98.57.0%以上---配当性向(%)32.835.730.0%以上---

事業リスク

  • 受注環境の変動リスク
    公共事業の削減や入札制度の変更は、建設工事の受注量に直接影響を与え、業績が悪化する可能性があります。特に公共事業への依存度が高い場合、政策変更が経営に大きな打撃を与える可能性があります。
  • 取引先の信用リスク
    建設工事は長期にわたるため、発注者の経営状況が悪化すると工事代金の回収が遅れたり、貸倒れが発生したりするリスクがあります。これにより、資金繰りや収益に悪影響を及ぼす可能性があります。
  • 資材価格の変動リスク
    建設資材の価格が高騰した場合、請負金額にその上昇分を十分に転嫁できないと、工事の採算性が悪化し、利益が圧迫される可能性があります。特に予期せぬ価格高騰は業績に大きな影響を与えかねません。
出典: FY2025 有価証券報告書(AI要約)
有価証券報告書「事業等のリスク」の全文を見る(年度切替)
FY2026|935 文字
3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、有価証券報告書提出日現在において経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のようなものがあります。 なお、当社グループは、これらのリスク発生の可能性を認識した上で、発生の回避及び発生した場合の対応に努める所存であります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。(1)受注環境の変化について 予想を上回る公共事業の削減や、入札方法等の制度改正が行われた場合には、業績に影響を受ける可能性があります。(2)取引先の信用リスクについて 建設業においては、工事の受注から完成までに相当の時間を要することから、発注者側の業況悪化等により工事代金回収に遅延や貸倒が発生する可能性があります。(3)資材価格の変動について 原材料の価格が高騰した際、請負金額に反映することが困難な場合には、業績に影響を受ける可能性があります。(4)資産保有リスクについて 当社では不動産・有価証券を保有しているため、時価の下落等により、評価損の計上が必要となる可能性があります。(5)退職給付債務について 年金資産の時価の下落や、運用利回り・割引率等の退職給付債務算定に用いる前提に変更があった場合には、業績に影響を受ける可能性があります。(6)繰延税金資産について 当連結会計年度末において計上している繰延税金資産については、今後の利益(課税所得)をもって全額回収可能と考えておりますが、制度面の変更等によっては、一部取り崩しを求められる可能性があります。(7)法的規制について 当社グループは、建設業法、建築基準法、宅地建物取引業法、会社法、金融商品取引法、独占禁止法、個人情報保護法等の法的規制を受けております。これらの法令等の新たな制定、改廃、適用基準の変更等により、当社グループの事業活動が影響を受け、業績に影響を及ぼす可能性があります。また、仮にこれら法令等に違反をした場合には、事業運営への規制や信用失墜等により、業績に影響を及ぼす可能性があります。

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