事業の概要
- 風水力機械製造販売真空ポンプ、送風機、圧縮機、輸送装置といった風水力機械の製造と販売が主要な事業です。原材料を仕入れ、自社で機械加工、組み立て、検査を行い、顧客に直接販売する一貫体制を採っています。これは、産業機械や生産設備に組み込まれる部品として、様々な業界の企業に提供されています。
- 不動産の賃貸管理ビルや駐車場の賃貸および管理を行う不動産事業も展開しています。これは製造事業とは異なる安定的な収益源となり、事業ポートフォリオの多様化に貢献しています。
- 二つの事業区分製造事業と不動産事業の二つの主要な事業部門があり、それぞれが独立した収益構造を持っています。製造事業は製品の生産と販売、不動産事業は賃貸収入と管理手数料が主な収益源です。これにより、事業リスクの分散を図っています。
出典: FY2026 有価証券報告書(AI要約)
セグメント構成
- 製造事業真空ポンプ、送風機、圧縮機、輸送装置などの風水力機械の製造販売が主な事業です。売上高は43.06891億円、営業利益は1.09514億円と、同社の主力事業であり、収益の大部分を占めています。国内外の産業機械市場の設備投資動向に影響を受けやすい特性があります。
- 不動産事業ビルや駐車場の賃貸および管理を行う事業です。売上高は6.47641億円、営業利益は4.8479億円と、売上規模は製造事業に劣るものの、高い営業利益率を誇ります。これは、安定した賃貸収入が主な収益源であり、製造事業とは異なる安定的な収益基盤を提供しています。
- 二つの事業の貢献製造事業は売上高の大部分を占める主要な稼ぎ頭であり、技術力と製品競争力で市場での地位を確立しています。一方、不動産事業は売上規模は小さいものの、高い収益性で全体の利益に大きく貢献しており、事業ポートフォリオの安定化に寄与しています。
2025-03 セグメント別業績
| セグメント | 区分 | 売上(億) | 営業利益(億) | 営業利益率 |
|---|---|---|---|---|
| Manufacturing | 事業 | 43 | 1 | 2.5% |
| RealEstate | 事業 | 6 | 5 | 74.9% |
有価証券報告書「事業の内容」の全文を見る(年度切替)
3 【事業の内容】当社は風水力機械のメーカーとして、真空ポンプ、送風機・圧縮機、輸送装置等の製造販売を行う製造事業と、不動産の賃貸及び管理を行う不動産事業を主な事業として取り組んでおります。なお、次の2部門は「第5 経理の状況 2 財務諸表等 (1) 財務諸表 注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一であります。製造事業の真空ポンプ等製品は、原材料等を購入し、当社にて機械加工、組立、検査を行い、当社にて得意先に販売しております。不動産事業は、ビル並びに駐車場の賃貸及び管理を行っております。 事業の系統図は次のとおりであります。 (注) 当社には、その他の関係会社「株式会社ウノザワコーポレーション」がありますが、独自に事業活動を行っており、当社と直接の取引はないことなどから事業の系統図には入れておりません。
事業の優位性(モート)
事業の質(有価証券報告書から抽出)
数字に出ない事業の性質を、同じ物差しで全銘柄そろえています。FY2025時点の記載が出典です。
| 価格決定力値上げを通せるか。強いほどインフレ耐性が高い | 弱い 競合企業からの類似製品や低価格製品の市場投入により競争が激化しているため。 |
|---|---|
| 参入障壁新規参入を阻む要因の種類 | 技術 「真空ポンプのウノザワ」としてドライ真空ポンプ等の高付加価値商品を投入し差別化を図っている。 |
| 顧客集中度特定顧客への依存度。高いほど失注リスクが大きい | 中程度 |
| 景気敏感度業績が景気循環にどれだけ振られるか | シクリカル |
| 設備投資の性質稼いだ現金がどれだけ設備維持に消えるか | 混合 |
| 規制依存規制は障壁にも足枷にもなる | 低い |
会社が挙げる主要リスク:市場環境の変化 / 景気動向や設備投資動向の影響 / 受注残の確保
同じ条件で他の銘柄を探す → 定性スクリーニング(価格決定力・参入障壁・景気敏感度などで絞り込めます)
モート総合 4 / 25 5類型それぞれの強度と、そう判定した根拠
無形資産☆☆☆☆☆
宇野澤組鐵工所は、特定のブランド力や特許、規制ライセンスに関する公開情報が乏しく、無形資産による競争優位性は現時点では確認できません。
スイッチングコスト★☆☆☆☆
同社は主に産業機械の製造・販売を行っており、顧客は特定の用途に合わせた設備を導入するため、代替品への切り替えには一定のコストや手間が発生する可能性があります。しかし、その程度は限定的と考えられます。
ネットワーク効果☆☆☆☆☆
同社の事業内容は、製品の利用者が増えることで価値が増大するネットワーク効果を生み出す性質のものではないため、ネットワーク効果による競争優位性は見られません。
コスト優位★☆☆☆☆
製造業として一定の生産ノウハウは有していると考えられますが、同業他社と比較して構造的に顕著なコスト優位性を示す情報は現時点では確認できません。
規模の経済★★☆☆☆
産業機械分野において、一定の生産規模と実績を有していると考えられます。しかし、業界全体で見ると、より大規模な競合企業も存在するため、効率規模による優位性は限定的と評価されます。
- 長年の技術力と実績同社は「真空ポンプのウノザワ」として、長年の経験で培った技術力を持ち、特にドライ真空ポンプなどの高付加価値製品で競合との差別化を図っています。特種仕様の大型ブロワや顧客のプロセスに応じたソリューション提供により、顧客からの信頼を獲得しています。
- 品質保証体制の確立ISO9001の認証を取得した品質保証体制を確立しており、高いレベルの製品とサービスを提供しています。これにより、製品の信頼性を高め、顧客満足度を向上させることで、安定した受注に繋げています。
- 修理サービスと短納期メーカーとしての品質と短納期を強みとした修理サービスを提供しています。これは、製品のライフサイクル全体にわたる顧客サポートを可能にし、顧客との長期的な関係構築に貢献しています。また、製品の稼働率維持に不可欠なサービスとして、顧客にとって高い価値を提供しています。
出典: FY2026 有価証券報告書(AI要約)
経営戦略
- 新たな営業戦略の推進高付加価値のブロワ、真空ポンプ、修理サービスの拡販を重点課題としています。具体的には、特種仕様の大型ブロワの拡販、顧客のプロセスに合わせた真空ポンプのソリューション提供、メーカー品質と短納期を強みとした修理サービスの推進により、収益性の向上を目指しています。
- 生産能力の増強多様な受注に対応するため、生産能力の増強を進めています。生産計画の高度化によるリードタイム短縮、大型加工設備の改修による大型ブロワの生産能力増強、多能工化による生産台数・修理受入台数の増加を図ります。2027年と2028年には新工場棟の竣工も計画しており、将来的な成長基盤を強化します。
- 働き甲斐のある職場の実現新工場を含めた職場環境の改善や、評価制度・報酬制度の見直しを通じて、従業員のモチベーション向上と生産性向上を目指しています。これにより、人材の確保と育成を促進し、持続的な企業成長を支える強固な組織体制を構築することを目標としています。
出典: FY2026 有価証券報告書(AI要約)
有価証券報告書「経営方針・対処すべき課題・MD&A」の全文を見る(年度切替)
経営方針・経営戦略
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。 今後の当社を取り巻く環境としましては、競合他社との価格競争が激しくなるなか、地政学リスクの高まり、米国の通商政策の動向等、世界経済の不確実性による設備投資の先送り等が懸念され、当社を取り巻く環境は厳しい状況で推移するとみられます。 このような環境に対し、当社は「新たな営業戦略の推進」と「生産能力の増強」を重点課題とし、経営理念の実現及び安定的に利益が出せる製造事業の構築に注力してまいります。そのため、当面の具体策として以下の基本的な課題に取り組んでまいります。 1. 新たな営業戦略 付加価値の高いブロワ、真空ポンプ及び修理の拡販を推進します。 ① 長年の経験で培った技術力により、特種仕様の大型ブロワを拡販します。 ② 顧客の使用プロセスに応じたソリューションを提供し、真空ポンプを拡販します。 ③ メーカー品質と短納期により、修理を拡販します。2. 生産能力の増強 新たな営業戦略を支える多様な受注に対応するため、生産能力の増強を進めます。 ① 生産計画の高度化により、生産リードタイムの短縮を図ります。 ② 大型加工設備の改修を進め、大型ブロワの生産能力を増強します。 ③ 多能工化を推進し、製品の生産台数及び修理の受入れ台数を増やします。 ④ 2027年新機械加工棟、2028年新組立棟の竣工を計画的に進めます。また、工事期間中も生産台数を落とさない運営を行います。3. 働き甲斐のある職場の実現 ① 新工場を含めて職場環境の改善を図ります。 ② 従業員のモチベーションを高め生産性向上を図るため、評価制度、報酬制度の見直しを行っていきます。
対処すべき課題
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。 今後の当社を取り巻く環境としましては、競合他社との価格競争が激しくなるなか、地政学リスクの高まり、米国の通商政策の動向等、世界経済の不確実性による設備投資の先送り等が懸念され、当社を取り巻く環境は厳しい状況で推移するとみられます。 このような環境に対し、当社は「新たな営業戦略の推進」と「生産能力の増強」を重点課題とし、経営理念の実現及び安定的に利益が出せる製造事業の構築に注力してまいります。そのため、当面の具体策として以下の基本的な課題に取り組んでまいります。 1. 新たな営業戦略 付加価値の高いブロワ、真空ポンプ及び修理の拡販を推進します。 ① 長年の経験で培った技術力により、特種仕様の大型ブロワを拡販します。 ② 顧客の使用プロセスに応じたソリューションを提供し、真空ポンプを拡販します。 ③ メーカー品質と短納期により、修理を拡販します。2. 生産能力の増強 新たな営業戦略を支える多様な受注に対応するため、生産能力の増強を進めます。 ① 生産計画の高度化により、生産リードタイムの短縮を図ります。 ② 大型加工設備の改修を進め、大型ブロワの生産能力を増強します。 ③ 多能工化を推進し、製品の生産台数及び修理の受入れ台数を増やします。 ④ 2027年新機械加工棟、2028年新組立棟の竣工を計画的に進めます。また、工事期間中も生産台数を落とさない運営を行います。3. 働き甲斐のある職場の実現 ① 新工場を含めて職場環境の改善を図ります。 ② 従業員のモチベーションを高め生産性向上を図るため、評価制度、報酬制度の見直しを行っていきます。
MD&A(経営者による分析)
4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】(1) 経営成績等の状況の概要当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 (経営成績の状況)当事業年度におけるわが国経済は、雇用や所得環境の改善を背景に、景気は緩やかに回復しました。一方、ウクライナ、中東情勢等地政学リスク、資源・エネルギー及び原材料価格の高止まりに加え米国の通商政策の変更等、先行きは不透明な状況が続いております。このような環境のなか、当事業年度の業績は、売上高4,917百万円(前年同期比0.7%減)、損益面におきましては、営業利益562百万円(前年同期比5.3%減)、経常利益607百万円(前年同期比1.8%減)、当期純利益433百万円(前年同期比9.3%増)となりました。 セグメント別の概況は以下のとおりです。① 製造事業 真空ポンプの売上は前年同期比減少したものの、送風機・圧縮機、部品、修理の売上が増加し、売上高は4,279百万円(前年同期比0.6%減)となりました。損益面におきましては、セグメント利益86百万円(前年同期比20.6%減)となりました。 売上高を製品別に示しますと、真空ポンプは1,418百万円(前年同期比26.6%減)、送風機・圧縮機は1,323百万円(前年同期比29.5%増)、部品は908百万円(前年同期比5.4%増)、修理は629百万円(前年同期比28.4%増)の結果となりました。 また、輸出関係におきましては、売上高は418百万円(前年同期比27.2%減)となりました。② 不動産事業 売上高637百万円(前年同期比1.5%減)、セグメント利益475百万円(前年同期比1.9%減)となりました。 (財政状態の状況)当事業年度末の財政状態は、前事業年度末と比べ、総資産は30百万円減少し8,394百万円、負債は471百万円減少し4,595百万円、純資産は441百万円増加し3,798百万円となりました。 (キャッシュ・フローの状況)当事業年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前事業年度末に比べ171百万円減少し、2,711百万円となりました。当事業年度における各区分ごとのキャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 営業活動によるキャッシュ・フローは、売上債権及び契約資産の増加171百万円、仕入債務の減少470百万円、法人税等の支払205百万円等の減少要因があったものの、税引前当期純利益664百万円、減価償却費203百万円、棚卸資産の減少368百万円等の増加要因により、440百万円の資金の増加(前年同期は761百万円の資金の増加)となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは、投資有価証券の売却による収入100百万円等の増加要因があったものの、有形固定資産の取得による支出518百万円等の減少要因により、446百万円の資金の減少(前年同期は258百万円の資金の減少)となりました。財務活動によるキャッシュ・フローは、長期借入れによる収入740百万円、長期借入金の返済による支出850百万円、配当金の支払54百万円等により、165百万円の資金の減少(前年同期は165百万円の資金の減少)となりました。 (2) 生産、受注及び販売の実績① 生産実績当事業年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称生産高(千円)前年同期比(%)製造事業3,571,160△0.6不動産事業――合計3,571,160△0.6 (注) 金額は製造原価によっております。 ② 受注実績当事業年度における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称受注高(千円)前年同期比(%)受注残高(千円)前年同期比(%)製造事業3,540,549△22.71,595,877△31.7不動産事業――――合計3,540,549△22.71,595,877△31.7 ③ 販売実績当事業年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称販売高(千円)前年同期比(%)製造事業4,279,779△0.6不動産事業637,747△1.5合計4,917,526△0.7 (注) 主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合 相手先前事業年度相手先当事業年度販売高(千円)割合(%)販売高(千円)割合(%)東急不動産㈱636,97212.9東急不動産㈱637,70013.0樫山工業㈱601,83912.1樫山工業㈱337,0306.9 金額は販売価格によっております。 (3) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容当社の当事業年度の財政状態及び経営成績は、次のとおりであります。(a) 経営成績の分析(売上高)当事業年度における売上高は4,917百万円(前年同期比0.7%減)となり、前事業年度と比べ37百万円減少しました。製造事業におきましては、売上高は4,279百万円(前年同期比0.6%減)となり、前事業年度と比べ27百万円減少しました。不動産事業におきましては、売上高は637百万円(前年同期比1.5%減)となり、前事業年度と比べ9百万円減少しました。(営業損益)当事業年度における営業利益は562百万円(前年同期比5.3%減)となり、前事業年度と比べ31百万円減少しました。製造事業におきましては、営業利益は86百万円(前年同期比20.6%減)となり、前事業年度と比べ22百万円減少しました。不動産事業におきましては、営業利益は475百万円(前年同期比1.9%減)となり、前事業年度と比べ9百万円減少しました。 (b) 財政状態の分析 (資産)当事業年度末における総資産は8,394百万円となり、前事業年度末に比べ30百万円減少しました。これは、売掛金が361百万円、建設仮勘定が333百万円増加したものの、現金及び預金が171百万円、電子記録債権が170百万円、仕掛品が127百万円、原材料及び貯蔵品が234百万円減少したこと等が主な要因です。 (負債)当事業年度末における負債は4,595百万円となり、前事業年度末に比べ471百万円減少しました。これは、退職給付引当金が54百万円増加したものの、電子記録債務が418百万円、長期借入金(1年内返済予定の長期借入金を含む。)が110百万円減少したこと等が主な要因です。 (純資産)当事業年度末における純資産は3,798百万円となり、前事業年度末に比べ441百万円増加しました。これは、利益剰余金が378百万円、その他有価証券評価差額金が63百万円増加したことが主な要因です。 当社の経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「3 事業等のリスク」に記載のとおりであります。 ② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報(a) キャッシュ・フローの分析キャッシュ・フローの分析につきましては、「(1) 経営成績等の状況の概要 (キャッシュ・フローの状況)」に記載のとおりであります。 (b) 資本の財源及び資金の流動性当社の運転資金需要のうち主なものは、製造事業における原材料の仕入のほか、製造費、販管費及び一般管理費等の営業費用であります。投資を目的とした資金需要は、主に設備投資によるものであります。短期運転資金は自己資金及び金融機関からの短期借入を基本としており、設備投資や長期運転資金の調達につきましては、自己資金及び金融機関からの長期借入を基本としております。 ③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この財務諸表の作成にあたって、当事業年度における財務状態及び経営成績に影響を与えるような見積り、予測を必要としております。当社は、過去の実績値や状況を踏まえ合理的と判断される前提に基づき、継続的に見積り、予測を行っております。そのため実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは以下のとおりであります。 繰延税金資産当社は、繰延税金資産について、その回収可能性を考慮して評価性引当額を計上しております。評価性引当額を計上する際には、将来の課税所得を合理的に見積っております。繰延税金資産の回収可能性は将来の課税所得の見積りに依存するため、その見積額が減少した場合は繰延税金資産が減額され税金費用が計上される可能性があります。
事業リスク
- 市場環境と需要変動日本、アジア、欧州、米州など多様な地域に製品を供給しているため、これらの国・地域の経済状況の変化や、対象市場での製品需要の変化が業績に影響を与える可能性があります。特定の国・地域に偏らない営業活動でリスク分散を図っています。
- 設備投資動向と受注残主力製品が生産部門や研究開発部門の装置に設置されるため、景気動向や企業の設備投資動向に大きく左右されます。また、当期末の受注残高が減少しており、期中の受注確保が不可欠です。新たな営業戦略で高付加価値製品の拡販を進め、受注確保に努めています。
- 原材料調達と価格変動鋳物を主材料とし、モーターや電気・電子部品も多く使用するため、原材料価格や電気料金の高騰、為替変動、サプライチェーンの混乱が業績に影響を与える可能性があります。国内鋳物業者数の減少や地政学リスクによる調達難のリスクもあり、海外も含めた調達先の多様化で対応しています。
出典: FY2026 有価証券報告書(AI要約)
有価証券報告書「事業等のリスク」の全文を見る(年度切替)
3 【事業等のリスク】当社の事業展開上、財政状態等や投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性があると考えられる主なリスク要因は以下のとおりです。これらのリスク要因を認識したうえで、当該リスクの発生に伴う影響を極力回避するための努力をしてまいります。なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。 ① 市場環境について当社は、日本、アジア、欧州、米州等の様々な国・地域に商品を供給しております。従って、これら国・地域の経済状況の変化や、対象市場での当社商品に対する需要変化の影響を受けます。その対策として、海外市場に注力する一方、特定の国・地域に偏ることのない案件毎の営業活動に取り組んでまいります。② 製品特性について当社製品は、生産部門、研究開発部門で使用する装置等に設置されるポンプ・送風機等が主力であるため、景気動向はもとより各企業の設備投資動向の影響を受けます。その対策として、「1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」における「1. 新たな営業戦略」に記載の取組みを行い、付加価値の高いブロワ、真空ポンプ及び修理の拡販を推進してまいります。③ 受注残について当期末における製品受注残高は1,595百万円(前年同期比739百万円減)となっており、期中における受注の確保が不可欠となっております。その対策として、「1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 1. 新たな営業戦略」に記載の取組みを行い、受注の確保を図ってまいります。④ 製品・機種別売上構成について当社は多くのユーザーのニーズに応えるため多品種の真空ポンプ・送風機を製造販売しておりますが、採算性は機種別に大きく異なります。採算性の高い機種を重点商品として取り組んでおりますが、採算管理の不備により受注段階で計画した利益を確保できないことも想定されます。また、当社全体として計画した売上高を確保しても、機種別売上構成によっては想定した利益を確保できないことも想定されます。その対策として、「1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」における「1. 新たな営業戦略」、「2. 生産能力の増強」に記載の取組みを行い、想定した利益の確保に努めてまいります。⑤ 製品価格について当社は「真空ポンプのウノザワ」としてドライ真空ポンプ等の高付加価値商品の投入で競合企業との差別化を図ってまいりましたが、国内のみならず海外の競合先から当社類似製品や低価格製品が市場投入されており、競争が激化しております。その対策として、「1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」における「1. 新たな営業戦略」、「2. 生産能力の増強」に記載の取組みを行い、製品競争力の強化を図ってまいります。⑥ 原材料等について当社製品では鋳物を主材料として使用しており、原材料や電気料金などの高騰や為替相場の変動などにより、資材の仕入価格が上昇し、当社の業績に影響を与える可能性があります。また、国内鋳物業者数の減少により、原材料の安定的な調達に支障をきたす可能性があります。また、モーターやその他の電気・電子部品も多く使用しており、地政学リスクの高まり等様々な原因によるサプライチェーンの混乱により、安定的な調達に支障をきたす可能性があります。その対策として、海外も含めた調達先の多様化を図ってまいります。 ⑦ 品質管理、納期管理について当社はISO9001の認証取得を含む品質保証体制を確立し、高いレベルのサービスを提供しておりますが、予期せぬ不良が発生して対応を余儀なくされる場面も想定されます。また、大口顧客に対するロットの大きい製品が出荷されていること、大口の海外ユーザーもあることから、万一の不良が発生した際の影響が大きくなることが想定されます。大型で仕様の複雑な製品においては、納期管理の不備に伴うペナルティの負担が発生することも想定されます。その対策として、「1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」における「2. 生産能力の増強」に記載の取組みを行い、不良の発生の低減及び納期管理を徹底し、追加コストの発生回避を図ってまいります。なお、製品納入後に発生する保証費用に備えるため、製品保証引当金を計上しております。⑧ 与信管理について同業他社との競争激化に対応すべく、国内外ともに営業活動を強化しております。海外ユーザーの割合が増加すること及び新規取引先の増加が見込まれますが、販売先の与信管理が不十分で回収懸念や貸倒れが発生した場合には、当社の業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。その対策として、取引先の与信枠を設定するとともに、海外についてはL/C決済等により貸倒れリスクの低減を図ってまいります。⑨ 人材の確保と育成に係るリスク当社は、「ブロワ・真空ポンプのプロフェッショナルとしてお客様信頼度No.1の企業を目指します。」というビジョンのもと、プロフェッショナル人材の育成に注力しております。しかし、今後、従業員の安全・健康の確保、高齢化対策、技術や技能及びノウハウの継承、多能工化、事業拡大のための人材の確保・育成等に課題が生じた場合は、業績及び財政状態に影響が出る可能性があります。その対策として、新規採用を通じて人材の確保を図るとともに、「1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」における「3. 働き甲斐のある職場の実現」に記載の取組みを行い、人材の確保、育成に努めてまいります。⑩ 災害等について大規模な地震、津波、台風等の自然災害により、工場等への物理的な損害、従業員への人的被害並びに顧客への被害等があった場合、当社の業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。その対策として、震災対応マニュアルを定め、物理的、人的被害の低減を図るとともに、損害保険に加入し、被害による金銭的負担を担保しております。