事業の概要
- アミューズメント関連事業パチンコホール向けの製品開発、製造、販売、アフターサービスが主力です。プリペイドカードシステムやデータ管理システムなどを提供し、ホールの運営効率化と売上向上を支援しています。リース事業や不動産賃貸・管理も行い、多角的な収益源を確保しています。
- スマートソリューション事業RFIDやバーコードを活用した自動認識システムを企業に提案・販売しています。IoT対応の冷蔵物販自販機や無人チェックイン端末なども製造・販売しており、省人化や効率化を求める企業のニーズに応えています。
- ホテル・レストラン事業マースガーデンホテル博多やマースガーデンウッド御殿場、銀明翠銀座といったホテルやレストランを運営しています。観光需要の取り込みやブランド力向上に努め、安定的な収益基盤の構築を目指しています。
出典: FY2026 有価証券報告書(AI要約)
セグメント構成
- アミューズメント関連事業パチンコホール向けの製品開発、製造、販売、アフターサービスが中心です。最新年度の売上高は約335.1億円、営業利益は約119.4億円と、グループ全体の収益の大部分を占める稼ぎ頭です。
- スマートソリューション関連事業RFIDやバーコードを活用した自動認識システム、IoT対応の自販機や無人チェックイン端末などを提供しています。最新年度の売上高は約61.2億円、営業利益は約7.1億円で、DX需要の拡大を背景に成長が期待される分野です。
- ホテル・レストラン関連事業マースガーデンホテル博多などのホテルやレストランを運営しています。最新年度の売上高は約26.2億円、営業利益は約0.8億円で、インバウンド需要の回復により堅調に推移していますが、人件費高騰などの課題もあります。
2025-03 セグメント別業績
| セグメント | 区分 | 売上(億) | 営業利益(億) | 営業利益率 |
|---|---|---|---|---|
| AmusementRelatedBusiness | 地域 | 335 | 119 | 35.6% |
| SmartSolutionSystemRelatedBusiness | 地域 | 61 | 7 | 11.6% |
| HotelRelatedBusiness | 地域 | 26 | 1 | 2.9% |
有価証券報告書「事業の内容」の全文を見る(年度切替)
3【事業の内容】当社グループは当社、子会社12社(連結子会社9社、非連結子会社3社)により構成されており、アミューズメント関連事業、スマートソリューション関連事業、ホテル・レストラン関連事業を営んでおります。なお、当社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しており、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。当社グループの事業内容及び当社と子会社の当該事業に係る位置付けは次のとおりであります。また、報告セグメントと同一の区分であります。(1)アミューズメント関連事業㈱マースエンジニアリングは、主にアミューズメント施設向け製品の開発・製造・販売を、㈱マースシステムズ東日本、㈱マースシステムズ東海、㈱マースシステムズ西日本は、製品の販売及びアフターサービスを行っております。㈱マースコーポレーションは、リース事業及び不動産賃貸事業、グループ会社の不動産管理事業を行っております。㈱マースネットワークスは、アミューズメント施設のデータ管理を行っております。㈱マースウインテックは、新製品の開発を行っております。(2)スマートソリューション関連事業㈱マーストーケンソリューションは、RFIDやバーコード等を活用した自動認識システムの提案販売を行っております。㈱マースウインテックは、IoT対応の冷蔵物販自販機や無人チェックイン端末等の製品の製造、販売を行っております。(3)ホテル・レストラン関連事業㈱マースプランニングは、マースガーデンホテル博多、マースガーデンウッド御殿場、銀明翠銀座等を運営しております。 (事業系統図)以上述べた事項を事業系統図によって示すと、次のとおりであります。
事業の優位性(モート)
事業の質(有価証券報告書から抽出)
数字に出ない事業の性質を、同じ物差しで全銘柄そろえています。FY2025時点の記載が出典です。
| 価格決定力値上げを通せるか。強いほどインフレ耐性が高い | 中程度 開発型企業グループとして製品の優位性や手厚いサービス体制で差別化を図っているため。 |
|---|---|
| 参入障壁新規参入を阻む要因の種類 | 技術 お客様ニーズに合った製品の開発やプロダクトアウト型製品の開発に注力している。 |
| 顧客集中度特定顧客への依存度。高いほど失注リスクが大きい | 中程度 |
| 設備投資の性質稼いだ現金がどれだけ設備維持に消えるか | 混合 |
| 規制依存規制は障壁にも足枷にもなる | 高い |
会社が挙げる主要リスク:法的規制等の改正 / 競合による利益率や市場シェアの低下 / 債権の貸し倒れ
同じ条件で他の銘柄を探す → 定性スクリーニング(価格決定力・参入障壁・景気敏感度などで絞り込めます)
モート総合 6 / 25 5類型それぞれの強度と、そう判定した根拠
無形資産☆☆☆☆☆
マースグループホールディングスは、特定の強力なブランド、特許、規制ライセンス、または独占的IPを保有しているという明確な情報は現時点では確認できません。事業内容は主に自動販売機関連であり、無形資産による競争優位性は限定的と考えられます。
スイッチングコスト★★☆☆☆
自動販売機設置・運営事業においては、設置場所のオーナーとの契約関係や、設置されている自動販売機の機種・機能、メンテナンス体制などが顧客(設置場所のオーナー)の乗り換え障壁となり得ます。しかし、契約期間満了や競合他社のより魅力的な提案があれば乗り換えの可能性はあります。
ネットワーク効果☆☆☆☆☆
同社の事業モデルは、ユーザー数が増えることでサービス価値が増大するようなネットワーク効果を生み出す構造にはなっていません。個々の自動販売機の設置場所や顧客との関係性が中心であり、プラットフォーム型のビジネスではありません。
コスト優位★☆☆☆☆
自動販売機の製造・調達、設置、メンテナンス、飲料等の仕入れにおいて、規模の経済や効率化によるコスト優位性は一部存在する可能性があります。しかし、業界全体で価格競争や仕入れコストの変動リスクがあり、構造的なコスト優位性は限定的と考えられます。
規模の経済★★★☆☆
自動販売機設置・運営事業において、全国的な設置網や多数の設置場所を確保していることは、一定の規模の経済と事業展開における優位性をもたらします。特に、主要な駅、商業施設、オフィスビルなどへの集中的な設置は、効率的な運営に寄与する可能性があります。
- 開発型企業グループ顧客ニーズに合わせた製品開発に注力し、競合他社との差別化を図っています。特にアミューズメント関連事業では、プリペイドカードシステム「EVOALLシリーズ」など、豊富な製品ラインナップで市場シェア拡大を目指しています。
- 全国サービス体制全国にサービス拠点を配置し、製品の販売からアフターサービスまで一貫したサポートを提供しています。これにより、顧客との密接な関係を築き、迅速かつきめ細やかな対応で顧客満足度を高めています。
- 多角的な事業展開アミューズメント関連事業を基盤としつつ、スマートソリューションやホテル・レストラン事業にも展開しています。これにより、特定の市場変動リスクを分散し、グループ全体の安定的な成長と収益確保を目指しています。
出典: FY2026 有価証券報告書(AI要約)
経営戦略
- グループ経営体制強化グループ会社間の連携を深め、人的融合と事業協調を推進し、強い企業集団を目指します。経営の効率化と商品開発力の強化を通じて、安定した収益確保と持続的な成長を図ります。
- 開発体制の強化開発型企業として、顧客ニーズを取り込んだ新製品開発を円滑に進めるため、グループ会社間でタイムリーな情報共有と横断的な開発体制を構築します。これにより、経営資源の集約と迅速な製品提供を目指します。
- 成長分野への投資とDX推進M&Aを積極的に活用し、成長事業の促進や新規事業の創出を図り、事業ポートフォリオの最適化を進めます。また、クラウドやAIを活用した業務プロセス改革とDXを推進し、企業価値の向上を目指します。
出典: FY2026 有価証券報告書(AI要約)
有価証券報告書「経営方針・対処すべき課題・MD&A」の全文を見る(年度切替)
経営方針・経営戦略
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。(1) 経営方針 当社グループは、「開発型企業グループ」として、すべての顧客の満足を勝ち取るために、顧客本位のシステム作り、行き届いたサービスを提供することを基本としております。また、企業の安全を図り、経営の安定を図り、持続的な成長と中長期的な企業価値の向上を目指していくことで、社会に貢献してまいります。(2) 経営戦略等① グループ経営体制の強化 今後の発展を期するため、グループ会社間の人的融合と事業の協調体制を図りながら強い企業集団を目指してまいります。さらに経営の効率化を進め経営基盤の強化を図るとともに、安定した収益確保のため、商品開発力の強化に取り組んでまいる所存であります。② サービス体制の充実 全国にサービス拠点となるサービスステーションを配置し、身近な窓口として一層の顧客満足を勝ち得る体制を確保してまいります。③ 開発体制の強化 当社グループは開発型企業グループとして当社を中心にグループ会社各社で開発を進めております。顧客ニーズを取り込んだ製品の開発を円滑に進めるため、タイムリーな情報の共有化を図ってまいります。また、グループ各社の開発部門が横断的に開発できる柔軟な組織体制を敷き、経営資源の集約及びタイムリーな製品の提供に努めてまいります。④ 組織の強化及び人員配置の最適化 事業環境の変化に応じて柔軟に対応できる強力な組織へ再構築するとともに、企業の成長を支える人材の育成並びに効率的な配置転換を推進してまいります。⑤ 成長分野への積極的な投資 M&Aを積極的に活用し、成長事業の促進や新規事業の創出を図るとともに、事業ポートフォリオの最適化を図ってまいります。⑥ 業務プロセス改革やDXの推進 当社グループは、デジタル技術を活用した価値創造と持続的成長の実現を経営の中核に据え、業務プロセス改革及びDXを推進しており、2026年には経済産業省が定める「DX認定事業者」の認定を取得しました。クラウドやAIを活用した事業の推進や業務効率化に加え、DX人財の育成にも注力し、経営課題の早期解決と企業価値の向上を目指してまいります。(3) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、営業利益拡大により強固な財務体質を維持しつつ、資本の有効活用を踏まえ、成長事業への投資を機動的に実行していく等、積極的な事業展開を図り、更なる企業価値の増大を目指しております。また、株主還元を重要な資本政策と位置づけ、配当性向30%を基準に長期的で安定的な配当の継続と適正な利益配分を実施しております。(4) 経営環境 アミューズメント関連事業におきまして、主要販売先であるパチンコ業界は、参加人口の長期的な減少に加え、人件費・光熱費の上昇や遊技機の高機能化に伴う設備投資負担の増加等により、依然として厳しい経営環境が続いており、二極化が一層進んでおります。遊技機の動向におきましては、パチスロ市場においてスマスロの普及が進展する一方、パチンコ市場ではスマパチの普及は限定的に留まっております。 スマートソリューション関連事業におきましては、DXの拡大や労働人口不足といった課題を背景に、自動認識技術分野における省人化・効率化ニーズが高まっており、AIやIoTを活用したシステムへの需要が拡大しております。 ホテル・レストラン関連事業におきましては、円安を背景としたインバウンド需要の拡大により、観光関連需要は堅調に推移しております。一方で、人手不足の深刻化や人件費・食材・エネルギーコストの上昇など、収益環境は依然として厳しい状況にあります。(5) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題当社グループは開発・製造・販売・アフターサービスの一貫体制で、直接販売を通じて、顧客ニーズの情報収集を迅速かつ的確に行い、競合他社との差別化を図るべく、新製品の開発や付加価値の提供に努めてまいります。長年築き上げてきたアミューズメント関連事業を基盤事業として強化を図りつつ、M&Aや業務提携を通じて新しい分野への事業拡大を図ってまいります。 また、グループ会社間の人材交流や育成を図り、柔軟で機動的な組織体制の構築に努めてまいります。 ① アミューズメント関連事業 アミューズメント関連事業において、当連結会計年度におけるプリペイドカードシステム(パーソナルPCシステムやスマートユニットを含む)導入(実稼働)店舗数は累計1,376店舗(市場シェア23.9%)となりました。競合他社の参入もありますが、顧客ニーズに適した新製品の開発で同業他社との差別化を図り、製品力の優位性を持って更なる市場シェアの拡大に努めてまいります。「EVOALL(エヴォール)シリーズ」を中心とした豊富なラインナップを武器に、ホール運営の業務効率化と売上・利益の最大化を支援するシステムを提供してまいります。 多様化する顧客ニーズに対してきめ細かいサービスを提供していくため、㈱マースシステムズ東日本・㈱マースシステムズ西日本の2社販売会社体制による営業活動を行っております。また、当社グループは、顧客に対するサービスを重要視し、全国にサービスステーションを配置しております。② スマートソリューション関連事業 スマートソリューション関連事業は、DXの拡大や労働人口不足といった課題を背景に、自動認識技術分野における省人化・効率化ニーズが高まっており、AIやIoTを活用したシステムへの需要が拡大しております。当社グループは、主要分野である製造・物流・医療領域を中心に、AI画像認識システムやIoT対応の冷蔵物販自販機や無人チェックイン端末等、製品・ソリューションの開発・販売を推進してまいります。③ ホテル・レストラン関連事業 ホテル・レストラン関連事業は、円安を背景としたインバウンド需要の拡大により、観光関連需要は堅調に推移しております。一方で、人手不足の深刻化や人件費・食材・エネルギーコストの上昇など、収益環境は依然として厳しい状況にあります。当社グループは、各施設の立地特性を活かした集客や料金戦略の最適化を図り、運営効率の改善とサービス品質の維持・向上に努めてまいります。また、テレビCM等の活用や各種イベントの実施を通して、ブランド力の向上や付加価値型サービスの強化に取り組み、CX(顧客経験価値)の最大化を図ることで安定的な収益基盤を構築してまいります。④ グループシナジーの創出 各事業会社の業務効率化を追求し、生産性の向上を進めてまいります。また、グループ会社間の人材交流や育成を図り、柔軟で機動的な組織体制の再構築に努めてまいります。⑤ 経営人材の育成及び生産性の向上 各事業会社の役割や責任を明確にし、経営人材の育成を推し進めてまいります。また、当社グループは、社員一人ひとりが才能を十分に発揮し躍動するには、心身の健康保持を増進し、働きやすい職場環境を整えることが企業経営の重要課題の1つであるという考えの下に「健康経営」を行っております。これらの活動が評価され、経済産業省が主催する「健康経営優良法人」に9年連続で認定されました。また、福利厚生の充実にも力を入れており、福利厚生表彰・認証制度実行委員会が主催する「ハタラクエール2026」に福利厚生推進法人として4年連続で表彰・認証されました。長時間労働の是正、有給休暇取得の促進、在宅勤務や時差出勤の推進等を通して、社員のワークライフバランスを実現し、働きがいを持って仕事ができる環境や制度の整備を進めてまいります。
対処すべき課題
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。(1) 経営方針 当社グループは、「開発型企業グループ」として、すべての顧客の満足を勝ち取るために、顧客本位のシステム作り、行き届いたサービスを提供することを基本としております。また、企業の安全を図り、経営の安定を図り、持続的な成長と中長期的な企業価値の向上を目指していくことで、社会に貢献してまいります。(2) 経営戦略等① グループ経営体制の強化 今後の発展を期するため、グループ会社間の人的融合と事業の協調体制を図りながら強い企業集団を目指してまいります。さらに経営の効率化を進め経営基盤の強化を図るとともに、安定した収益確保のため、商品開発力の強化に取り組んでまいる所存であります。② サービス体制の充実 全国にサービス拠点となるサービスステーションを配置し、身近な窓口として一層の顧客満足を勝ち得る体制を確保してまいります。③ 開発体制の強化 当社グループは開発型企業グループとして当社を中心にグループ会社各社で開発を進めております。顧客ニーズを取り込んだ製品の開発を円滑に進めるため、タイムリーな情報の共有化を図ってまいります。また、グループ各社の開発部門が横断的に開発できる柔軟な組織体制を敷き、経営資源の集約及びタイムリーな製品の提供に努めてまいります。④ 組織の強化及び人員配置の最適化 事業環境の変化に応じて柔軟に対応できる強力な組織へ再構築するとともに、企業の成長を支える人材の育成並びに効率的な配置転換を推進してまいります。⑤ 成長分野への積極的な投資 M&Aを積極的に活用し、成長事業の促進や新規事業の創出を図るとともに、事業ポートフォリオの最適化を図ってまいります。⑥ 業務プロセス改革やDXの推進 当社グループは、デジタル技術を活用した価値創造と持続的成長の実現を経営の中核に据え、業務プロセス改革及びDXを推進しており、2026年には経済産業省が定める「DX認定事業者」の認定を取得しました。クラウドやAIを活用した事業の推進や業務効率化に加え、DX人財の育成にも注力し、経営課題の早期解決と企業価値の向上を目指してまいります。(3) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、営業利益拡大により強固な財務体質を維持しつつ、資本の有効活用を踏まえ、成長事業への投資を機動的に実行していく等、積極的な事業展開を図り、更なる企業価値の増大を目指しております。また、株主還元を重要な資本政策と位置づけ、配当性向30%を基準に長期的で安定的な配当の継続と適正な利益配分を実施しております。(4) 経営環境 アミューズメント関連事業におきまして、主要販売先であるパチンコ業界は、参加人口の長期的な減少に加え、人件費・光熱費の上昇や遊技機の高機能化に伴う設備投資負担の増加等により、依然として厳しい経営環境が続いており、二極化が一層進んでおります。遊技機の動向におきましては、パチスロ市場においてスマスロの普及が進展する一方、パチンコ市場ではスマパチの普及は限定的に留まっております。 スマートソリューション関連事業におきましては、DXの拡大や労働人口不足といった課題を背景に、自動認識技術分野における省人化・効率化ニーズが高まっており、AIやIoTを活用したシステムへの需要が拡大しております。 ホテル・レストラン関連事業におきましては、円安を背景としたインバウンド需要の拡大により、観光関連需要は堅調に推移しております。一方で、人手不足の深刻化や人件費・食材・エネルギーコストの上昇など、収益環境は依然として厳しい状況にあります。(5) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題当社グループは開発・製造・販売・アフターサービスの一貫体制で、直接販売を通じて、顧客ニーズの情報収集を迅速かつ的確に行い、競合他社との差別化を図るべく、新製品の開発や付加価値の提供に努めてまいります。長年築き上げてきたアミューズメント関連事業を基盤事業として強化を図りつつ、M&Aや業務提携を通じて新しい分野への事業拡大を図ってまいります。 また、グループ会社間の人材交流や育成を図り、柔軟で機動的な組織体制の構築に努めてまいります。 ① アミューズメント関連事業 アミューズメント関連事業において、当連結会計年度におけるプリペイドカードシステム(パーソナルPCシステムやスマートユニットを含む)導入(実稼働)店舗数は累計1,376店舗(市場シェア23.9%)となりました。競合他社の参入もありますが、顧客ニーズに適した新製品の開発で同業他社との差別化を図り、製品力の優位性を持って更なる市場シェアの拡大に努めてまいります。「EVOALL(エヴォール)シリーズ」を中心とした豊富なラインナップを武器に、ホール運営の業務効率化と売上・利益の最大化を支援するシステムを提供してまいります。 多様化する顧客ニーズに対してきめ細かいサービスを提供していくため、㈱マースシステムズ東日本・㈱マースシステムズ西日本の2社販売会社体制による営業活動を行っております。また、当社グループは、顧客に対するサービスを重要視し、全国にサービスステーションを配置しております。② スマートソリューション関連事業 スマートソリューション関連事業は、DXの拡大や労働人口不足といった課題を背景に、自動認識技術分野における省人化・効率化ニーズが高まっており、AIやIoTを活用したシステムへの需要が拡大しております。当社グループは、主要分野である製造・物流・医療領域を中心に、AI画像認識システムやIoT対応の冷蔵物販自販機や無人チェックイン端末等、製品・ソリューションの開発・販売を推進してまいります。③ ホテル・レストラン関連事業 ホテル・レストラン関連事業は、円安を背景としたインバウンド需要の拡大により、観光関連需要は堅調に推移しております。一方で、人手不足の深刻化や人件費・食材・エネルギーコストの上昇など、収益環境は依然として厳しい状況にあります。当社グループは、各施設の立地特性を活かした集客や料金戦略の最適化を図り、運営効率の改善とサービス品質の維持・向上に努めてまいります。また、テレビCM等の活用や各種イベントの実施を通して、ブランド力の向上や付加価値型サービスの強化に取り組み、CX(顧客経験価値)の最大化を図ることで安定的な収益基盤を構築してまいります。④ グループシナジーの創出 各事業会社の業務効率化を追求し、生産性の向上を進めてまいります。また、グループ会社間の人材交流や育成を図り、柔軟で機動的な組織体制の再構築に努めてまいります。⑤ 経営人材の育成及び生産性の向上 各事業会社の役割や責任を明確にし、経営人材の育成を推し進めてまいります。また、当社グループは、社員一人ひとりが才能を十分に発揮し躍動するには、心身の健康保持を増進し、働きやすい職場環境を整えることが企業経営の重要課題の1つであるという考えの下に「健康経営」を行っております。これらの活動が評価され、経済産業省が主催する「健康経営優良法人」に9年連続で認定されました。また、福利厚生の充実にも力を入れており、福利厚生表彰・認証制度実行委員会が主催する「ハタラクエール2026」に福利厚生推進法人として4年連続で表彰・認証されました。長時間労働の是正、有給休暇取得の促進、在宅勤務や時差出勤の推進等を通して、社員のワークライフバランスを実現し、働きがいを持って仕事ができる環境や制度の整備を進めてまいります。
MD&A(経営者による分析)
4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】経営成績等の状況の概要(1)財政状態及び経営成績の状況当連結会計年度における我が国経済は、雇用・所得環境の改善を背景に個人消費が持ち直し、インバウンド需要も堅調に推移するなど、内需を中心に緩やかな回復基調で推移しました。一方で、長期化するウクライナ情勢、米国の通商政策の動向、中東情勢を背景とした資源・エネルギー価格の高騰等、国際情勢は不安定な状況が続きました。また、国内においては円安の長期化による原材料価格や物価の上昇もあり、景気の先行きは依然として不透明な状況が続いております。このような状況の中、当社グループは「世の中にないものを作り続けて半世紀 システムの力で遊びも仕事もスッキリさせる会社」の実現に向け、アミューズメント関連事業、スマートソリューション関連事業、ホテル・レストラン関連事業の各事業を通じてお客様の「満足」を勝ち取るために新たな付加価値の追求をしてまいりました。また、変化の激しい社会や進化するデジタル技術に対応するため、DXを推進し、事業を通じて社会課題の解決に取り組むとともに、ウェルビーイング経営を掲げ、DX人材の育成だけでなく、人財である社員一人ひとりの幸福度と働きがい、そして組織への愛着を育む企業を目指しております。これらの取り組みが評価され、当社は経済産業省が定める「DX認定」を取得しました。この結果、当連結会計年度の業績は、売上高322億81百万円(前期比23.6%減)、営業利益87億95百万円(同28.7%減)、経常利益96億93百万円(同25.9%減)、親会社株主に帰属する当期純利益66億40百万円(同23.8%減)となりました。セグメントの実績は次のとおりであります。 [アミューズメント関連事業]アミューズメント関連事業の主要販売先であるパチンコ業界では、参加人口の長期的な減少や人件費・光熱費の上昇、遊技機の高機能化に伴う設備投資の負担増加等、依然として経営環境は厳しい状況にあります。警察庁の発表によると、パチンコホール数(2025年12月末時点)は6,464店舗(前年比較で242店舗の減少)、遊技機の総設置台数3,234,357台(同91,533台の減少)、1店舗当たりの平均設置台数は500.4台(同4.4台の増加)と店舗の大型化が進み、優劣がより鮮明になっております。遊技機の動向におきましては、多様なスペックやゲーム性が支持されて好調なパチスロ市場では、パチスロ全体に占めるスマスロの普及率が5割を超え、パチスロの設置台数も増加しました。パチンコ市場では、新基準の遊技機の導入が始まりましたが、パチンコ全体に占めるスマパチの普及率は約2割に留まりました。このような市場環境の中、当社グループは、「EVOALL(エヴォール)シリーズ」を中心とした豊富なラインナップを武器にトータルシステムでの提案・販売に注力しました。エヴォールシリーズは、「進化×真価×深化」をコンセプトに、利便性・効率化・省力化を徹底追求したトータルソリューションです。スマート遊技機対応ユニットやPOSシステム、セルフ交換機に加え、クラウド環境で営業データを可視化・分析する「エヴォールクラウド」等をラインナップし、ホール運営の業務効率化と売上・利益の最大化を支援するシステムを提供してきました。当連結会計年度におけるプリペイドカードシステム(パーソナルやスマート遊技機専用ユニットを含む)の売上実績は12店舗、導入(実稼働)店舗数は累計1,376店舗(市場シェア23.9%)となりました。この結果、アミューズメント関連事業の売上高は、235億3百万円(前期比29.9%減)、セグメント利益は84億94百万円(同28.9%減)となりました。前期は新札対応に伴う特需があり、2期連続で過去最高業績となりましたが、特需による設備投資需要が一巡したことから減収減益となりました。 [スマートソリューション関連事業]主要販売先である自動認識システム業界は、DXの拡大やAIの活用を背景に、バーコードやRFIDによる省人化ソリューションやオペレーションの効率化が進んでおります。また近年はAIとIoTの連携による自動化が進展し、市場の更なる成長が期待されております。当社子会社である株式会社マーストーケンソリューションでは、主要分野である製造・物流・医療領域を中心に、AIやIoT技術を活用した製品・ソリューションの開発・販売に注力してまいりました。AI画像認識システム「VisAI(ビズアイ)シリーズ」は、業務の省人化・効率化を支援するソリューションとして販売を推進しました。また、医療分野では健診プラットフォーム「macmo(マクモ)」において「いつでも予約EX」をはじめとする機能拡充を進めるなど、サービス基盤の強化を図りました。更に、X線事業では自社開発の高分解能X線源を強みに、研究開発用途から生産現場まで幅広いニーズに対応しました。当社子会社の株式会社マースウインテックでは、省人化・無人化を実現する「Infinity Station(インフィニティステーション)」シリーズを中心に、IoT対応の無人販売ソリューションの開発・販売を推進しました。大容量デジタルストア型IoT自販機「MV-31」や冷蔵ロッカー型DX自販機「COLD+」の導入実績を積み上げるとともに各種展示会に出展し、販路の拡大に注力しました。 この結果、スマートソリューション関連事業の売上高は、60億22百万円(前期比1.6%減)、セグメント利益は7億26百万円(同2.0%増)となりました。 [ホテル・レストラン関連事業]ホテル業界及び外食業界においては、2025年の訪日外国人旅行者数が4,268万人(日本政府観光局推計値)と過去最高を更新し、円安を背景としたインバウンド需要の拡大により、観光関連需要は堅調に推移しました。一方で、人手不足の深刻化、人件費・食材・エネルギーコストの上昇により、厳しい収益環境に加え、主要観光地におけるオーバーツーリズムへの対策等、事業運営上の課題が顕在化しております。このような状況の中、「マースガーデンホテル博多」では、JR博多駅から徒歩1分という立地優位性を活かし、ビジネス需要を中心とした安定的な集客に加え、インバウンド需要や観光需要の回復を見据えた販売施策を展開してきました。客室構成や料金戦略の最適化に取り組むとともに女性専用フロアの運営やアメニティの充実、九州産食材を取り入れた食事プランの提供等、滞在価値の向上を図り、レジャー客やファミリー層の取り込みにも努めました。「マースガーデンウッド御殿場」は、開業15周年を迎えました。開業以来培ってきたブランド価値を基盤に、自然環境や非日常性を訴求した宿泊体験の提供に注力するとともに、記念企画やCMによるプロモーション施策を通じて認知度の向上とリピーター獲得を図りました。また、運営効率の改善やサービス品質の維持向上に取り組み、持続的な収益基盤の強化に努めました。レストラン事業では、東京・銀座エリアの「銀明翠GINZA」「銀座松月」を中心に、高品質な食材を活かしたメニュー開発や季節性を意識した販売施策を推進するとともに、接客品質の向上と付加価値の高い食体験の提供に注力しました。あわせて、原価管理やオペレーションの効率化を進め、変化する顧客ニーズに対応した事業運営を行いました。この結果、ホテル・レストラン関連事業の売上高は、27億54百万円(前期比5.1%増)、セグメント利益は87百万円(前期比16.4%増)となりました。 (2)キャッシュ・フローの状況当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、389億63百万円となり、前連結会計年度末より25億89百万円増加(前期比7.1%増)となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー)営業活動の結果得られた資金は、78億14百万円(前連結会計年度末は106億51百万円の収入)となりました。これは主に税金等調整前当期純利益98億55百万円等によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー)投資活動の結果支出した資金は、24億80百万円(前連結会計年度末は5億58百万円の支出)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出22億39百万円、投資有価証券の取得による支出4億89百万円等によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー)財務活動の結果支出した資金は、27億65百万円(前連結会計年度末は30億69百万円の支出)となりました。これは主に配当金の支払額27億65百万円によるものであります。生産、受注及び販売の実績(1)生産実績当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。セグメントの名称当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日)前期比(%)アミューズメント関連事業(千円)12,598,42959.2スマートソリューション関連事業(千円)1,737,805114.4ホテル・レストラン関連事業(千円)--合計(千円)14,336,23462.8(注)1.金額は販売価格によっており、セグメント間の内部振替前の数値によっております。 2.当連結会計年度において、生産実績に著しい変動がありました。これは主にアミューズメント関連事業において、新紙幣発行に伴う特需による設備投資需要が一巡したためであります。 (2)商品仕入実績当連結会計年度の商品仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。セグメントの名称当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日)前期比(%)アミューズメント関連事業(千円)43,84545.1スマートソリューション関連事業(千円)1,650,64198.1ホテル・レストラン関連事業(千円)61,578109.1合計(千円)1,756,06495.6(注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。 2.当連結会計年度において、商品仕入実績に著しい変動がありました。これは主にアミューズメント関連事業において、新紙幣発行に伴う特需による設備投資需要が一巡したためであります。 (3)受注実績当社グループは、見込み生産を行っているため、該当事項はありません。 (4)販売実績当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。セグメントの名称当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日)前期比(%)アミューズメント関連事業(千円)23,503,77770.1スマートソリューション関連事業(千円)6,022,68898.4ホテル・レストラン関連事業(千円)2,754,691105.1合計(千円)32,281,15776.4(注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。 2.当連結会計年度において、販売実績に著しい変動がありました。これは主にアミューズメント関連事業において、新紙幣発行に伴う特需による設備投資需要が一巡したためであります。3.最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。相手先前連結会計年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日)金額(千円)割合(%)金額(千円)割合(%)株式会社ダイナム9,875,47723.45,276,55616.3 経営者の視点による経営成績の状況に関する分析・検討内容 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。(1) 重要な会計方針及び見積り当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般的に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表の作成にあたり、見積りが必要となる事項につきましては、合理的な基準に基づき、会計上の見積りを行っておりますが、見積り特有の不確実性が存在するため、実際の結果はこれらの見積りと異なる場合があります。当社グループの連結財務諸表の作成に係る重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載しておりますが、特に以下の会計方針が連結財務諸表作成における重要な見積りの判断等に影響を及ぼすと考えております。 ① 貸倒引当金の計上基準債権の貸倒れによる損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を勘案し、回収不能見込額を繰入計上しております。将来、顧客の財務状況等が悪化し支払能力が低下した場合には、引当金の追加計上または貸倒損失が発生する可能性があります。 ② 有価証券の減損当社グループが保有する有価証券について市場価格のあるものについては、期末における時価が取得原価に比べ50%以上下落した場合に時価まで減損処理を行い、30%以上50%未満下落した株式等の減損については、個別銘柄ごとに回復の可能性を総合的に検討し実施することとしております。また、市場価格のないものについては、実質価額が著しく低下し、かつ、回復する見込みがないと判断した場合には減損処理を行っております。 ③ 固定資産の減損当社グループは、固定資産のうち減損の兆候がある資産又は資産グループについて、当該資産又は資産グループから得られる割引前将来キャッシュ・フローの総額が帳簿価額を下回る場合には、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として計上しております。減損の兆候の把握、減損損失の認識及び測定に当たっては慎重に検討しておりますが、事業計画や市場環境の変化により、その見積り額の前提とした条件や仮定に変更が生じ減少した場合、減損処理が必要となる可能性があります。 (2) 当連結会計年度の経営成績の分析当連結会計年度における売上高は322億81百万円(前期比23.6%減)、販売費及び一般管理費は84億5百万円(同1.3%減)、営業利益は87億95百万円(同28.7%減)、経常利益は96億93百万円(同25.9%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は66億40百万円(同23.8%減)となりました。なお、セグメント別の分析は、第2[事業の状況] 4[経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析] 「経営成績等の状況の概要 (1)財政状態及び経営成績の状況」の項目を参照ください。 (3) 当連結会計年度の財政状態の分析流動資産当連結会計年度末の流動資産の残高は526億30百万円(前連結会計年度末520億4百万円)となり、6億25百万円増加しました。増加の主な内訳は、現金及び預金(363億73百万円から389億63百万円へ25億89百万円増加)であります。固定資産当連結会計年度末の固定資産の残高は416億32百万円(前連結会計年度末349億96百万円)となり、66億35百万円増加しました。増加の主な内訳は、投資有価証券(161億13百万円から208億50百万円へ47億37百万円増加)、建物及び構築物(純額)(57億91百万円から67億99百万円へ10億7百万円増加)であります。流動負債当連結会計年度末の流動負債の残高は43億90百万円(前連結会計年度末59億96百万円)となり、16億5百万円減少しました。減少の主な内訳は、未払消費税等(12億23百万円から1億32百万円へ10億90百万円減少)、支払手形及び買掛金(16億27百万円から12億39百万円へ3億88百万円減少)であります。 固定負債当連結会計年度末の固定負債の残高は41億38百万円(前連結会計年度末27億74百万円)となり、13億64百万円増加しました。増加の主な内訳は、繰延税金負債(8億97百万円から24億39百万円へ15億42百万円増加)であります。純資産当連結会計年度末の純資産の残高は857億33百万円(前連結会計年度末782億30百万円)となり、75億3百万円増加しました。その増加の主な内訳は、利益剰余金(629億91百万円から668億65百万円へ38億73百万円増加)、その他有価証券評価差額金(54億44百万円から85億79百万円へ31億34百万円増加)であります。 (4) キャッシュ・フローの分析第2 [事業の状況] 4 [経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析]に記載のとおりであります。 (5) 経営成績に重要な影響を与える要因について第2 [事業の状況] 3 [事業等のリスク]に記載のとおりであります。 (6) 資本の財源及び資金の流動性当社グループでは、運転資金及び投資資金は基本的に自己資金で賄うこととしており、フリーキャッシュ・フローの状況や流動比率から見ても、事業運営に必要な資金を調達することは可能と考えております。 (7) 経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等当社グループは、売上収益及び営業利益を経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標として用いています。
事業リスク
- 法的規制の変更主要顧客であるパチンコホールは風営法などの法的規制を受けており、これらの規制が改正されると、製品の導入や設置に影響が出ます。これにより、マースグループの業績や財政状態に重大な影響を及ぼす可能性があります。
- 競合激化による影響開発型企業として製品の優位性や手厚いサービスで差別化を図っていますが、販売競争の激化により利益率や市場シェアが低下するリスクがあります。これは、マースグループの業績や財政状態に悪影響を与える可能性があります。
- 債権の貸し倒れ売掛金が多い顧客が倒産した場合、債権が回収できなくなるリスクがあります。これにより、マースグループの業績や財政状態に重大な影響を及ぼす可能性があります。与信管理規程に基づき、慎重な調査を行っています。
出典: FY2026 有価証券報告書(AI要約)
有価証券報告書「事業等のリスク」の全文を見る(年度切替)
3【事業等のリスク】有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財務状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。① 法的規制等について当社グループの事業は、製品そのものは直接的には法的規制の対象ではありませんが、当社グループの主要販売先となるパチンコホールは、「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律」(いわゆる「風営法」)、「国家公安委員会規則」、「都道府県条例」等による法的規制を受けており、プリペイドカードシステムを使用する際には、届出が必要になっております。以上の法的規制の改正が行われた場合、パチンコホールへの導入・設置に際して、当社グループの業績及び財政状態に重大な影響を及ぼす可能性があります。当社グループは、お客様ニーズに合った製品の開発を進めるとともに、持株会社体制へと移行し、変化するニーズに対し、柔軟に対応できる体制を構築しております。② 競合について当社グループは開発型企業グループとして、お客様ニーズに合った製品の開発やプロダクトアウト型製品の開発に注力し、製品の優位性や手厚いサービス体制で競合他社との差別化を図っております。また、販売体制の見直しを行い、迅速できめ細かい対応に努めておりますが、販売競争の激化による利益率や市場シェアの低下が、当社グループの業績及び財政状態に重大な影響を及ぼす可能性があります。③ 債権の貸し倒れについて債権残の大きい顧客が倒産した場合、当社グループの業績及び財政状態に重大な影響を及ぼす可能性があります。当社グループでは、「与信管理規程」に基づき、販売先の信用限度の調査を慎重に行っております。また、貸し倒れの影響を最小限にとどめるためにグループ会社間で情報の共有化を図っております。④ 情報の管理について万が一、企業機密や顧客データ等の情報が流出した場合には、社会的信用の失墜等により、営業活動に支障をきたし、その結果、当社グループの業績及び財政状態に重大な影響を及ぼす可能性があります。当社グループは、その対策として企業機密や顧客データ等の情報を諸法令や社内で定める「情報管理規程」に則り、厳重に管理を行うとともに、ISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)に準拠した体制の構築を行っております。⑤ 訴訟について当社グループは、他社が保有する知的財産権を侵害しないように、慎重に調査しておりますが、訴訟が提起され、多額の損害賠償を負った場合や、業務の停止を受けた場合、当社グループの業績及び財政状態に重大な影響を及ぼす可能性があります。⑥ 投資について当社グループは、M&Aやキャピタルゲインを目的とした投資を行っております。成長戦略の一つの手段として位置づけるM&Aは、厳密にデューデリジェンスを行い、リスクの回避に努めておりますが、偶発債務等が顕在した場合や投資先企業の業績の悪化により、当社グループの業績に重大な影響を及ぼす可能性があります。キャピタルゲインを目的とした投資につきましても、株価・為替の変動により、当社グループの業績及び財政状態に重大な影響を及ぼす可能性があります。⑦ 固定資産の減損会計適用について当社グループは、固定資産を保有しておりますが、固定資産の減損に係る会計基準の対象となる資産について減損損失を認識すべきであると判定した場合には、当社グループの業績及び財政状態に重大な影響を及ぼす可能性があります。⑧ 自然災害について想定を超える大規模な自然災害が発生し、当社グループが保有する生産工場や企業機密・顧客データ等の情報を集約・管理する管理センターの倒壊、システム障害等が生じた場合には事業を中断せざるを得ず、当社グループの業績に重大な影響を及ぼす可能性があります。当社グループは、自然災害に備えた設備を構築するとともにバックアップ体制を整えております。