6538

ディスラプターズ(6538)は何で稼いでいるか — 事業の柱と依存度

サービス業 情報通信・サービスその他

事業の概要

  • 持株会社体制とグループ経営管理
    2024年10月に持株会社体制へ移行し、商号を株式会社ディスラプターズに変更しました。これにより、グループ全体の経営管理が主な収益源となり、子会社からの経営管理料、経営指導料、配当収入が収益の中心を占める構造になっています。グループ全体の戦略策定や資源配分を通じて、各事業の成長を支援しています。
  • マーケティング事業
    株式会社キャリアインデックスと株式会社ホワイトキャリアが中心となり、HR領域(転職、アルバイト・派遣)と不動産領域(個人向け賃貸、法人向け賃貸)で事業を展開しています。特にHR領域では「ポータルオブポータルズモデル」という独自のビジネスモデルで、複数の求人サイトの情報を一括検索・応募できるサービスを提供し、ユーザー情報を求人関連サービスに移送することで収益を得ています。
  • DX事業
    株式会社マージナル、ContractS株式会社、株式会社Sales Xが担い、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援しています。オンライン面接システム『BioGraph』、契約ライフサイクル管理システム『ContractS CLM』、SaaS型営業支援クラウドサービス『Leadle』などを提供し、企業の業務効率化や生産性向上に貢献しています。
出典: FY2025 有価証券報告書(AI要約)
セグメント構成
  • マーケティング事業(Marketing Business)
    主にHR領域(転職、アルバイト・派遣)と不動産領域(個人向け賃貸、法人向け賃貸)でサービスを展開しています。売上高は30.93億円、営業利益は4.5億円と、グループの主要な収益源であり、安定した利益を創出しています。インターネット広告市場を中心に事業を拡大しています。
  • DX事業(DX Business)
    企業のデジタルトランスフォーメーションを支援するSaaSサービス(オンライン面接システム、契約管理システムなど)とDX営業支援を提供しています。売上高は12億円ですが、営業利益は-1.04億円と、現時点では投資段階にあり、今後の成長が期待される事業です。
  • グループ経営管理事業
    持株会社体制への移行に伴い、子会社からの経営管理料、経営指導料、配当収入が中心となる事業です。具体的な売上や利益の数字はセグメント別実績には記載されていませんが、グループ全体の戦略的な意思決定と各事業の成長支援を通じて、間接的に収益に貢献しています。
2025-03 セグメント別業績
セグメント区分売上(億)営業利益(億)営業利益率
MarketingBusiness 地域 31 5 14.5%
DXBusiness 地域 12 -1 -8.7%
有価証券報告書「事業の内容」の全文を見る(年度切替)
FY2026|2,878 文字
3【事業の内容】当社グループは、2024年10月1日付で持株会社体制に移行すると同時に、同日付で商号を株式会社キャリアインデックスから株式会社ディスラプターズへと変更しております。これに伴い、グループ経営管理事業に関する収益が当社の収益構造の中心となりました。その構成は子会社からの経営管理料、経営指導料、配当収入となっております。 また、当社グループは連結子会社(株式会社キャリアインデックス、株式会社ホワイトキャリア、ContractS株式会社、株式会社Sales X、株式会社マージナル)において「マーケティング事業」と「DX事業」を展開しております。 なお、当該事業区分は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一であります。 (1)マーケティング事業 マーケティング事業は、株式会社キャリアインデックス及び株式会社ホワイトキャリアが主体となり、HR(人材)領域と不動産領域において事業を運営しております。 HR領域においては、当社グループが創業期に開発した独自のビジネスモデルである「アグリゲーションモデル」を転職情報サイト、アルバイト・派遣情報サイトとして運営しております。「アグリゲーションモデル」とは、複数の求人サイトに情報を移送するための共通テンプレートを作成し、求人関連サービス(求人サイト、スカウトサービス、職業紹介サービス)と当社ウェブサイトをシステム連携することにより、インターネットユーザーが求人情報を一括検索できるだけでなく、複数のサイトに登録・応募ができるモデルとなります。 さらに「アグリゲーションモデル」をベースとして、求職者に向けインターネットサイト・アプリを主とした広告出稿や特集ページの作成といったマーケティング活動を行い、ユーザーの登録・応募を促進するとともに、その情報を求人サイト、スカウトサービス、職業紹介サービスに移送することで収益を得ております。 他、厚生労働省が運営するハローワークの求人情報を掲載し、ウェブサイト上で応募書類(履歴書及び職務経歴書)を作成・郵送できる独自サービスやファッション・アパレル業界に特化した転職情報サイト、成果報酬型採用支援サービスも展開し、事業会社向けにも求職者の登録・応募支援を行っております。 株式会社ホワイトキャリアにおいてもマーケティング事業をHR領域で展開しております。同社ではマーケティング活動により、主に正社員での雇用を望む求職者層に対しユーザー登録を促し、職業紹介を行うとともに、自社のマーケティングノウハウを他の職業紹介事業者に対して提供することで収益を得ております。 加えて、HR領域では、労働力不足が深刻化するなか、グループ間のシナジー創出を目的として「求人シェアリング事業(アライアンス・マーケティング)」を展開した結果、グループ全体の収益を牽引することができました。同事業は業績面のみならず、人的交流や組織の活性化においてもシナジー創出の成功事例となっております。 不動産領域(個人向け賃貸)は、「アグリゲーションモデル」を個人向け不動産賃貸サービスに展開したものです。複数の賃貸物件情報サイトと当社ウェブサイトをシステム連携することにより、ユーザーが物件情報を一括検索できるだけでなく、複数の問い合わせをまとめて行える仕組みを提供しております。「敷金・礼金なし」に特化した物件情報サービスが好評を得ており、集客効率の改善により安定した収益基盤を構築しております。 不動産領域(法人向け賃貸)は、レンタルオフィス、シェアオフィス、コワーキングスペース(以下、フレキシブルオフィスと総称します。)の情報をフレキシブルオフィス情報サイトとして運営しております。営業プロセスの効率化を推進した結果、高単価案件の獲得が進捗しております。 マーケティング事業で展開している主なサービスは下記のとおりです。 転職情報サイト『CAREER INDEX』 アルバイト・派遣情報サイト『Lacotto』 成果報酬型採用支援サービス『Adopt Admin』 ファッション・アパレル業界の転職情報サイト『Fashion HR』 職業紹介サービス『ホワイトキャリア』 不動産賃貸情報サイト『DOOR賃貸』『キャッシュバック賃貸』 フレキシブルオフィス情報サイト『JUST FIT OFFICE』 (2)DX事業 当社グループのDX事業は、ContractS株式会社、株式会社Sales X 及び株式会社マージナルの3社を通じて展開しております。 ContractS株式会社では、企業の契約・契約管理のDX化を支援する契約ライフサイクル管理システム(CLM:Contract Lifecycle Management)「ContractS CLM」を提供しております。契約締結前の草案作成・法務確認から、契約締結、締結後の書類管理まで一貫して対応できるほか、過去の紙の契約書についても電子化(PDF等)による一元管理が可能です。契約に関わる全プロセスを効率的に管理することで、業務最適化・リスク軽減・内部統制対応を支援しております。ContractS株式会社においては、収益構造の継続的な改善に取り組んだ結果、2026年3月期での通期黒字化を達成し、DX事業セグメント全体の利益黒字化に大きく貢献いたしました。 株式会社Sales Xでは、営業BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)を中心にサービスを展開しております。従来の主要顧客層であったSaaS企業に加え、深刻な人手不足を背景とする外部リソース活用の需要を取り込み、より広範な業種からの受注拡大を実現しております。また、当社グループが蓄積してきた求人情報データをデータベースとして構築し、法人向けに販売することで収益を得ております。 株式会社マージナルでは、大量採用・大量選考を必要とするクライアント(事業者、学校等)に対し、オンライン面接システム「BioGraph」を提供しております。スケジュール管理や録画選考といった通常のWeb会議システムでは対応困難な機能に加え、クライアントのカスタマイズ要望にも対応しております。特に「撮り直しができない」録画選考機能は、被選考者の習熟効果によるバイアスを排除できる点が高く評価されております。また、同社の開発リソースはグループ全体の技術拠点として活用され、グループ内システムの内製化支援や生成AIを活用した新機能開発など、グループ全体の開発スピード向上とコスト効率の最適化にも貢献しております。 DX事業で展開している主なサービスは下記のとおりです。 契約プロセス管理システム『ContractS CLM』 DX営業支援・コンサルティング『Sales X』 SaaS型営業支援クラウドサービス『Leadle』 オンライン面接システム『BioGraph』 当社の主な事業の系統図は、次の通りであります。

事業の優位性(モート)

事業の質(有価証券報告書から抽出)
数字に出ない事業の性質を、同じ物差しで全銘柄そろえています。FY2025時点の記載が出典です。
価格決定力値上げを通せるか。強いほどインフレ耐性が高い 弱い
インターネット広告市場は競合が多く、広告費用の増加や広告手段の選択に制限があるため。
参入障壁新規参入を阻む要因の種類 なし
インターネット及びシステムを活用したサービスは比較的参入障壁が低く、新規参入者が増加すると予想される。
景気敏感度業績が景気循環にどれだけ振られるか 中程度
設備投資の性質稼いだ現金がどれだけ設備維持に消えるか 混合
規制依存規制は障壁にも足枷にもなる 中程度
会社が挙げる主要リスク:インターネット広告市場の変動 / 競合の激化 / 新規事業の不確実性
同じ条件で他の銘柄を探す → 定性スクリーニング(価格決定力・参入障壁・景気敏感度などで絞り込めます)
モート総合 0 / 25 5類型それぞれの強度と、そう判定した根拠
無形資産☆☆☆☆☆
根拠:弱いブランド・特許・許認可

提供された情報からは、ディスラプターズ(6538)の無形資産に関する具体的な情報は確認できませんでした。ブランド力、特許、規制ライセンス、独占的IPなどの有無や強さを評価するデータが不足しています。

スイッチングコスト☆☆☆☆☆
根拠:弱い乗り換えの手間・コスト

顧客がサービスを乗り換える際のコストや、乗り換えによる損失に関する情報が提供されていません。そのため、スイッチング・コストの有無やその強さを評価することは困難です。

ネットワーク効果☆☆☆☆☆
根拠:弱い利用者増が価値を生む

ネットワーク効果に関する具体的な情報(例:ユーザー数の増加がサービス価値を向上させる仕組み)が提供されていません。プラットフォーム型ビジネスやSNSのような特徴は見られず、ネットワーク効果の存在は確認できません。

コスト優位☆☆☆☆☆
根拠:弱い同じ物を安く作れる

ディスラプターズのコスト構造や、競合他社と比較して構造的に安価にサービスを提供できる優位性に関する情報はありません。財務データも未収録のため、コスト優位性を評価する根拠がありません。

規模の経済☆☆☆☆☆
根拠:弱い規模が参入障壁になる

業界内での規模や市場シェアに関する情報が不足しており、効率規模の経済が働いているかを判断できません。競合比較も行われていないため、寡占的な市場構造の有無も不明です。

  • ポータルオブポータルズモデル
    HR領域で展開する「ポータルオブポータルズモデル」は、複数の求人サイトの情報を集約し、ユーザーが一括で検索・応募できる独自の仕組みです。これにより、ユーザーは効率的に求職活動ができ、企業は多くの候補者と接点を持てるため、高い集客力と利便性を実現しています。
  • DX支援の専門性と独自性
    DX事業では、オンライン面接システム『BioGraph』の「撮り直しができない」録画選考機能や、契約ライフサイクル管理システム『ContractS CLM』の一貫した契約管理機能など、独自の強みを持つサービスを提供しています。これにより、クライアントの特定の課題解決に特化したソリューションを提供し、差別化を図っています。
  • アライアンス・マーケティング
    マーケティング事業のHR領域では、人材紹介会社や派遣会社と提携し、マッチングが成立していない候補者に自社の巨大な求人プラットフォームを提供する「アライアンス・マーケティング」を拡大しています。これにより、既存の顧客基盤を最大限に活用し、効率的な収益増大を目指しています。
出典: FY2025 有価証券報告書(AI要約)

経営戦略

  • 事業ドメインの変革とイノベーション
    2024年10月の持株会社化と商号変更を機に、「様々な事業ドメインにおいて革命を起こし、従来のビジネスモデルを変革する」ことを経営方針として掲げています。デジタル技術とイノベーションを駆使し、常に現状に挑戦することで、新たなビジネスモデルを創造し、市場に新しい価値を提供することを目指しています。
  • マーケティング事業の強化と効率化
    HR領域では「アライアンス・マーケティング」の拡大を通じて収益増大を図り、ユーザーニーズを捉えた企画やアプリ開発で集客力を強化します。また、AIを活用した制作業務の効率化にも取り組み、不動産領域では付帯サービスの拡充や仲介型ビジネスモデルへの進化により、収益力の向上を目指しています。
  • DX事業の拡大とグループ内連携
    SaaSサービスの提供とDX営業支援の両輪で事業を拡大し、顧客需要を確実に捉えることで売上増大とコスト低減を図ります。また、グループ内でのDX営業支援を推進し、リソースの最適化と売上・利益の最大化を支援することで、グループ全体のシナジー効果を高めていく方針です。
出典: FY2025 有価証券報告書(AI要約)
有価証券報告書「経営方針・対処すべき課題・MD&A」の全文を見る(年度切替)
経営方針・経営戦略
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 当社グループは、2024年10月の持株会社化と商号変更とともに『様々な事業ドメインにおいて革命を起こし、従来のビジネスモデルを変革する』ことを掲げ、傘下の事業会社にて、マーケティング事業及びDX事業を展開しております。ディスラプターズという社名には、デジタル技術の力、イノベーション、そして才能あるチームのたゆまぬ努力によって、様々な事業ドメインにおいて革命を起こし、従来のビジネスモデルを変革するという私たちの揺るぎないコミットメントが込められています。当社グループは常に現状に挑戦し、未開拓の機会を特定し、ビジネスのあり方を再定義する新たな基準を生み出すことに取り組んでおります。 (2)経営戦略等当社グループにおける経営戦略等は以下のとおりとなります。 マーケティングの事業のHR領域では、今後も継続が見込まれる労働力不足に対し、「求人シェアリング事業(アライアンス・マーケティング)」のさらなる拡大と新規施策の積極的な展開により、一層の成長を図ってまいります。また、顧客ニーズを的確に捉えたアプリ開発に加え、生成AIの利活用による制作業務の効率化を推進することで、よりスピーディかつ収益性の高いサービス展開を実現してまいります。 不動産領域の個人向けサービスにおいては、集客力の強化とともに、引越し見積もりをはじめとする不動産付帯サービスの拡充を継続し、収益基盤のさらなる安定化に努めてまいります。法人向けサービスでは、オフィス回帰の潮流を追い風に、大型案件の獲得と中規模案件における営業効率の向上を両立させ、売上拡大を目指してまいります。 DX事業では、通期黒字化を達成したContractS株式会社において、これまでの構造改革による収益体質を維持しつつ、高単価のエンタープライズ(大手企業)向け機能の拡充やカスタマーサクセスの強化することにより、解約率の低減と LTV(顧客生涯価値)の最大化を図り、ストック型収益のさらなる積み上げによる安定した利益貢献を実現してまいります。また、一方で収益基盤を強化すべく、低単価企業へのサービス開発も進めてまいります。 株式会社Sales Xでは、これまでのSaaS業界で培った高度な営業ノウハウを汎用化し、「営業DX」の伸び代が大きい広範な産業へと横展開を加速させます。これにより、ターゲット市場(TAM)の大幅な拡大と、顧客基盤のさらなる多様化を推進してまいります。また、生成AIの発展による市場の変化を好機と捉え、顧客開拓を進める一 方、自社による生成AIの活用を進めてまいります。株式会社マージナルではオンライン面接システム「BioGraph」を通じて、採用市場のデジタル化を牽引するとともに、同社の開発リソースをグループ全体の技術拠点として活用いたします。具体的には、グループ内のシステムの内製化支援や、生成AIを活用した新機能の開発など、グループ全体の開発スピード向上とコスト効率の最適化を進めてまいります。 (3)経営環境近年、生成AI(Generative AI)の急速な普及は、産業構造や企業の事業運営に広範な変革をもたらしております。コンテンツ制作・業務自動化・意思決定支援といった領域において生成AIの活用が加速しており、企業の生産性向上や新たなサービス創出の手段として不可欠な存在となりつつあります。一方で、既存ビジネスモデルの代替や人材需要の変化といった事業環境の変容も同時進行しており、各企業にとって生成AIへの対応は経営上の重要課題となっております。当社グループにおいても、こうした潮流を好機と捉え、マーケティング事業における制作業務の効率化やDX事業における新機能開発など、グループ全体での生成AI活用を積極的に推進してまいります。 マーケティング事業は、主にインターネット広告市場での展開をしております。インターネット広告費は、株式会社電通「2025年日本の広告費」によりますと、4兆459億円と前年比110.8%の伸びを示し、初の4兆円超えとなっており、当社グループの事業基盤となる市場は引き続き拡大傾向にあります。 HR領域では、労働力不足の深刻化を背景に、企業の採用活動はますます活発化しております。求職者の行動面においても、従前の能動的な応募型から受動型のスカウトへの変容が進むとともに、テレワークをはじめとする働き方の多様化が転職市場における環境変化をもたらしております。また、育児・介護休業法の改正をはじめとする法制面の動向も、事業者側の採用・雇用管理に影響を与える要因となっております。 こうした環境変化は、転職市場における新たなビジネスチャンスの萌芽となっており、当社グループは「アグリゲーションモデル」及び「求人シェアリング事業(アライアンス・マーケティング)」のさらなる拡大を通じてその機会を積極的に捉えることで、HR領域の一層の事業拡大を図ることができると考えております。 不動産領域では、人口移動の正常化により個人向け不動産分野が再び活性化しているほか、HR領域における働き方の多様化が住環境やオフィス環境の変化をもたらす要因となっております。法人向け不動産分野においては、オフィス回帰の潮流が追い風となっており、フレキシブルオフィス需要の拡大とともに、大型案件の獲得機会も増加していることから、事業拡大の好機と捉えております。 DX事業においては、人手不足による事業効率化への需要が当面継続することが見込まれ、当社グループが提供する法務DX及び営業BPOサービスへの引き合いも引き続き旺盛に推移すると考えております。ContractS株式会社においては通期黒字化を達成し収益基盤が整いつつあるなか、エンタープライズ向け機能の拡充や解約率の低減によるLTV(顧客生涯価値)の最大化を図ることで、ストック型収益のさらなる積み上げを目指してまいります。また、株式会社Sales Xにおいては、SaaS業界で培った営業ノウハウを広範な産業へ横展開することで、ターゲット市場の大幅な拡大を推進してまいります。さらに、生成AIの急速な発展は当社グループにとって大きな事業機会となっており、制作業務の効率化や新機能開発への活用を通じて、グループ全体の競争力強化につなげてまいります。 (4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題今後事業を展開するにあたり、当社グループが対処すべき課題として認識している点は以下のとおりであります。 ①生成AIの活用推進について生成AIの急速な普及は、事業運営のあらゆる領域に変革をもたらしており、その活用への対応は当社グループにとって経営上の重要課題であると認識しております。マーケティング事業においては、コンテンツ制作や広告運用における生成AIの積極的な活用により、制作業務の効率化とスピードアップを図ってまいります。DX事業においては、ContractS株式会社における契約書レビューの高度化、株式会社Sales Xにおける営業プロセスの自動化・効率化、株式会社マージナルにおける採用選考システムへの新機能開発など、各事業会社が生成AIを活用した付加価値の高いサービスを提供することで、競争優位性の強化を図ってまいります。また、社内業務においても、個人情報や機微な情報に接しない形での生成AIの利活用を推進することで、グループ全体の生産性向上を実現してまいります。 ②営業体制の強化について当社グループはこれまで取引先の拡大を図ってまいりました。今後も、既存の取引先と信頼関係を保ちながらビジネスパートナーとしての深耕を図り、収益を拡大させていく必要があります。持株会社化を機に事業会社同士の連携をさらに深めることにより、新規顧客開拓の加速と既存顧客へのクロスセルを進めていくことは必要不可欠であると考えております。 ③マーケティングの強化について当社グループは、主にWebマーケティング手法によりユーザー数の拡大を図っておりますが、インターネット広告市場は継続して拡大しており、競争の激化や新たなWebマーケティング手法の出現等が予測されます。Webマーケティングの強化による効率化に加え、成果の出ているアライアンス・マーケティングの適用範囲を拡大するとともに、生成AIを活用したコンテンツ制作の効率化・高度化を推進することで、ユーザー数のさらなる拡大を図ってまいります。 ④ブランドの構築について当社グループでは、主にWebマーケティング手法によりユーザー数の拡大を図ってきた一方、ブランディングを目的とした広告活用はいまだ積極的に展開できておりません。ユーザー獲得や行動喚起を主とした運用型マーケティングとブランディングを目的とした認知型のマーケティング活動は、露出方法・費用面で大きく異なることから、その費用対効果と意義を十分に検討していく必要があります。当社グループがより利便性の高いサービスを提供し続けることで、当社グループ及び各サービスがユーザーに広く支持・認知されていくものと考えております。 ⑤優秀な人材の確保・育成について当社グループが展開するビジネスは、取引先にとって有益なサービス、ユーザーにとって最も便利なサービスを、取引先又はユーザーの視点に立って企画・開発することが強く求められます。従業員一人ひとりの感性や経験がサービスの質に大きな影響を及ぼすため、優秀な人材を確保することは経営上の重要課題であると認識しております。優秀な人材にとって魅力ある会社づくりを行うため、労働基準法等の関連法令に従った労務管理の実施はもとより、公正な評価基準や教育研修の充実に力を入れてまいります。あわせて、生成AIをはじめとする先端技術への対応力を持つ人材の育成にも積極的に取り組んでまいります。 ⑥システム開発、改良、増強及び保守管理体制について当社グループの運営する事業は、サービスの性質上、システムの開発・改良・増強及び保守管理体制が極めて重要であり、今後もさらに充実させていくことが求められております。インターネットの利用端末の多様化への対応も必須となるなか、株式会社マージナルの開発リソースをグループ全体の技術拠点として活用し、グループ内システムの内製化支援や生成AIを活用した新機能開発を推進することで、グループ全体の開発スピード向上とコスト効率の最適化を図ってまいります。 ⑦新領域への展開について当社グループはマーケティング事業からDX事業へと事業領域の拡大を図ってまいりました。今後は、生成AIの活用を新たな軸として、さらなる新領域への事業展開を図ることで取引先の満足度及びユーザーの利便性を向上させ、収益の拡大を図っていくとともに、新しい収益モデルの構築にも積極的に取り組んでまいります。 (5)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社では、持続的な利益成長を目指して成長性や効率性の向上に取り組んでおり、主な経営指標として、売上高、営業利益及び経常利益を特に重視しております。
対処すべき課題
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 当社グループは、2024年10月の持株会社化と商号変更とともに『様々な事業ドメインにおいて革命を起こし、従来のビジネスモデルを変革する』ことを掲げ、傘下の事業会社にて、マーケティング事業及びDX事業を展開しております。ディスラプターズという社名には、デジタル技術の力、イノベーション、そして才能あるチームのたゆまぬ努力によって、様々な事業ドメインにおいて革命を起こし、従来のビジネスモデルを変革するという私たちの揺るぎないコミットメントが込められています。当社グループは常に現状に挑戦し、未開拓の機会を特定し、ビジネスのあり方を再定義する新たな基準を生み出すことに取り組んでおります。 (2)経営戦略等当社グループにおける経営戦略等は以下のとおりとなります。 マーケティングの事業のHR領域では、今後も継続が見込まれる労働力不足に対し、「求人シェアリング事業(アライアンス・マーケティング)」のさらなる拡大と新規施策の積極的な展開により、一層の成長を図ってまいります。また、顧客ニーズを的確に捉えたアプリ開発に加え、生成AIの利活用による制作業務の効率化を推進することで、よりスピーディかつ収益性の高いサービス展開を実現してまいります。 不動産領域の個人向けサービスにおいては、集客力の強化とともに、引越し見積もりをはじめとする不動産付帯サービスの拡充を継続し、収益基盤のさらなる安定化に努めてまいります。法人向けサービスでは、オフィス回帰の潮流を追い風に、大型案件の獲得と中規模案件における営業効率の向上を両立させ、売上拡大を目指してまいります。 DX事業では、通期黒字化を達成したContractS株式会社において、これまでの構造改革による収益体質を維持しつつ、高単価のエンタープライズ(大手企業)向け機能の拡充やカスタマーサクセスの強化することにより、解約率の低減と LTV(顧客生涯価値)の最大化を図り、ストック型収益のさらなる積み上げによる安定した利益貢献を実現してまいります。また、一方で収益基盤を強化すべく、低単価企業へのサービス開発も進めてまいります。 株式会社Sales Xでは、これまでのSaaS業界で培った高度な営業ノウハウを汎用化し、「営業DX」の伸び代が大きい広範な産業へと横展開を加速させます。これにより、ターゲット市場(TAM)の大幅な拡大と、顧客基盤のさらなる多様化を推進してまいります。また、生成AIの発展による市場の変化を好機と捉え、顧客開拓を進める一 方、自社による生成AIの活用を進めてまいります。株式会社マージナルではオンライン面接システム「BioGraph」を通じて、採用市場のデジタル化を牽引するとともに、同社の開発リソースをグループ全体の技術拠点として活用いたします。具体的には、グループ内のシステムの内製化支援や、生成AIを活用した新機能の開発など、グループ全体の開発スピード向上とコスト効率の最適化を進めてまいります。 (3)経営環境近年、生成AI(Generative AI)の急速な普及は、産業構造や企業の事業運営に広範な変革をもたらしております。コンテンツ制作・業務自動化・意思決定支援といった領域において生成AIの活用が加速しており、企業の生産性向上や新たなサービス創出の手段として不可欠な存在となりつつあります。一方で、既存ビジネスモデルの代替や人材需要の変化といった事業環境の変容も同時進行しており、各企業にとって生成AIへの対応は経営上の重要課題となっております。当社グループにおいても、こうした潮流を好機と捉え、マーケティング事業における制作業務の効率化やDX事業における新機能開発など、グループ全体での生成AI活用を積極的に推進してまいります。 マーケティング事業は、主にインターネット広告市場での展開をしております。インターネット広告費は、株式会社電通「2025年日本の広告費」によりますと、4兆459億円と前年比110.8%の伸びを示し、初の4兆円超えとなっており、当社グループの事業基盤となる市場は引き続き拡大傾向にあります。 HR領域では、労働力不足の深刻化を背景に、企業の採用活動はますます活発化しております。求職者の行動面においても、従前の能動的な応募型から受動型のスカウトへの変容が進むとともに、テレワークをはじめとする働き方の多様化が転職市場における環境変化をもたらしております。また、育児・介護休業法の改正をはじめとする法制面の動向も、事業者側の採用・雇用管理に影響を与える要因となっております。 こうした環境変化は、転職市場における新たなビジネスチャンスの萌芽となっており、当社グループは「アグリゲーションモデル」及び「求人シェアリング事業(アライアンス・マーケティング)」のさらなる拡大を通じてその機会を積極的に捉えることで、HR領域の一層の事業拡大を図ることができると考えております。 不動産領域では、人口移動の正常化により個人向け不動産分野が再び活性化しているほか、HR領域における働き方の多様化が住環境やオフィス環境の変化をもたらす要因となっております。法人向け不動産分野においては、オフィス回帰の潮流が追い風となっており、フレキシブルオフィス需要の拡大とともに、大型案件の獲得機会も増加していることから、事業拡大の好機と捉えております。 DX事業においては、人手不足による事業効率化への需要が当面継続することが見込まれ、当社グループが提供する法務DX及び営業BPOサービスへの引き合いも引き続き旺盛に推移すると考えております。ContractS株式会社においては通期黒字化を達成し収益基盤が整いつつあるなか、エンタープライズ向け機能の拡充や解約率の低減によるLTV(顧客生涯価値)の最大化を図ることで、ストック型収益のさらなる積み上げを目指してまいります。また、株式会社Sales Xにおいては、SaaS業界で培った営業ノウハウを広範な産業へ横展開することで、ターゲット市場の大幅な拡大を推進してまいります。さらに、生成AIの急速な発展は当社グループにとって大きな事業機会となっており、制作業務の効率化や新機能開発への活用を通じて、グループ全体の競争力強化につなげてまいります。 (4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題今後事業を展開するにあたり、当社グループが対処すべき課題として認識している点は以下のとおりであります。 ①生成AIの活用推進について生成AIの急速な普及は、事業運営のあらゆる領域に変革をもたらしており、その活用への対応は当社グループにとって経営上の重要課題であると認識しております。マーケティング事業においては、コンテンツ制作や広告運用における生成AIの積極的な活用により、制作業務の効率化とスピードアップを図ってまいります。DX事業においては、ContractS株式会社における契約書レビューの高度化、株式会社Sales Xにおける営業プロセスの自動化・効率化、株式会社マージナルにおける採用選考システムへの新機能開発など、各事業会社が生成AIを活用した付加価値の高いサービスを提供することで、競争優位性の強化を図ってまいります。また、社内業務においても、個人情報や機微な情報に接しない形での生成AIの利活用を推進することで、グループ全体の生産性向上を実現してまいります。 ②営業体制の強化について当社グループはこれまで取引先の拡大を図ってまいりました。今後も、既存の取引先と信頼関係を保ちながらビジネスパートナーとしての深耕を図り、収益を拡大させていく必要があります。持株会社化を機に事業会社同士の連携をさらに深めることにより、新規顧客開拓の加速と既存顧客へのクロスセルを進めていくことは必要不可欠であると考えております。 ③マーケティングの強化について当社グループは、主にWebマーケティング手法によりユーザー数の拡大を図っておりますが、インターネット広告市場は継続して拡大しており、競争の激化や新たなWebマーケティング手法の出現等が予測されます。Webマーケティングの強化による効率化に加え、成果の出ているアライアンス・マーケティングの適用範囲を拡大するとともに、生成AIを活用したコンテンツ制作の効率化・高度化を推進することで、ユーザー数のさらなる拡大を図ってまいります。 ④ブランドの構築について当社グループでは、主にWebマーケティング手法によりユーザー数の拡大を図ってきた一方、ブランディングを目的とした広告活用はいまだ積極的に展開できておりません。ユーザー獲得や行動喚起を主とした運用型マーケティングとブランディングを目的とした認知型のマーケティング活動は、露出方法・費用面で大きく異なることから、その費用対効果と意義を十分に検討していく必要があります。当社グループがより利便性の高いサービスを提供し続けることで、当社グループ及び各サービスがユーザーに広く支持・認知されていくものと考えております。 ⑤優秀な人材の確保・育成について当社グループが展開するビジネスは、取引先にとって有益なサービス、ユーザーにとって最も便利なサービスを、取引先又はユーザーの視点に立って企画・開発することが強く求められます。従業員一人ひとりの感性や経験がサービスの質に大きな影響を及ぼすため、優秀な人材を確保することは経営上の重要課題であると認識しております。優秀な人材にとって魅力ある会社づくりを行うため、労働基準法等の関連法令に従った労務管理の実施はもとより、公正な評価基準や教育研修の充実に力を入れてまいります。あわせて、生成AIをはじめとする先端技術への対応力を持つ人材の育成にも積極的に取り組んでまいります。 ⑥システム開発、改良、増強及び保守管理体制について当社グループの運営する事業は、サービスの性質上、システムの開発・改良・増強及び保守管理体制が極めて重要であり、今後もさらに充実させていくことが求められております。インターネットの利用端末の多様化への対応も必須となるなか、株式会社マージナルの開発リソースをグループ全体の技術拠点として活用し、グループ内システムの内製化支援や生成AIを活用した新機能開発を推進することで、グループ全体の開発スピード向上とコスト効率の最適化を図ってまいります。 ⑦新領域への展開について当社グループはマーケティング事業からDX事業へと事業領域の拡大を図ってまいりました。今後は、生成AIの活用を新たな軸として、さらなる新領域への事業展開を図ることで取引先の満足度及びユーザーの利便性を向上させ、収益の拡大を図っていくとともに、新しい収益モデルの構築にも積極的に取り組んでまいります。 (5)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社では、持続的な利益成長を目指して成長性や効率性の向上に取り組んでおり、主な経営指標として、売上高、営業利益及び経常利益を特に重視しております。
MD&A(経営者による分析)
4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】(1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況当連結会計年度におけるわが国の経済は、ウクライナ情勢による地政学リスクや原材料費上昇、各国の中央銀行の金利動向による急激な為替変動や米国大統領選挙の結果を受けた株価動向等、極めて不透明な状況が続いております。このような環境下、当社グループは、2024年10月に新設分割による持株会社化を行い、傘下の事業会社においてマーケティング事業、及びDX事業を運営してまいりました。 以上の結果、当社グループの当連結会計年度の売上高は5,114百万円(前年比19.1%増)となりました。営業利益は726百万円(同106.1%増)、経常利益は724百万円(同106.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は680百万円(同221.4%増)となりました。また、当連結会計年度の総資産は4,237百万円(前連結会計年度と比べ449百万円増加)、負債合計は1,547百万円(同41百万円減少)、純資産は2,689百万円(同490百万円増加)となりました。 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。 (マーケティング事業)マーケティング事業においては、大きな課題であるCPA(顧客獲得単価)の高止まりへの対応策の一つとして、ユーザーデータベースを活用した収益モデルの立ち上げを進めてまいりました。 その取り組みの一つとして、HR(人材)領域では、人材紹介会社、派遣会社等においてマッチングが成立していない候補者に対し、当社グループの巨大な求人プラットフォームを提供するサービスであるアライアンス・マーケティングの取り組みを立ち上げた結果、大きな成果を上げ、今後も収益源としての成長を見込めるようになりました。 加えて、人材紹介事業を展開する株式会社ホワイトキャリアをはじめとして、当社グループ全体でアライアンス・マーケティングを推進したことにより、当社グループ全体における求職者の登録・応募も増大することが出来ました。 不動産領域では、限られたクライアント予算に対して、安定的な収益を得るべく、利益獲得重視にシフトする一方、個人向け不動産サービスにおいては、付帯サービスの連携先開拓を進めてまいりました。法人向け不動産サービスでは、既存顧客に対する営業に加え、新規大型施設の建設・開業に対する積極的な営業提案を行ってまいりました。 以上の結果、セグメント売上高は3,917百万円(前年比26.6%増)、セグメント利益は696百万円(同54.6%増)となりました。なお、サービス別の売上高の内訳は以下の通りとなります。 転職 2,108百万円アルバイト・派遣 818百万円不動産 990百万円その他 0百万円 (DX事業)DX事業においては、SaaS(Software as a Service)サービスの提供とDX営業支援の両面から事業を推し進め、営業支援サービス「Leadle」では、機能改善と株式会社Sales Xによる販売体制構築を図ってまいりました。Web面接ツール「BioGraph」においては、競合との差別化を図るべく、顧客からのカスタマイズ要望に応え、小回りを効かせながら、受注を積み重ねております。 契約マネジメントシステム「ContractS CLM」においては、サービスメニューとコスト構造の見直しが奏功し、当連結会計年度における通期黒字化を達成いたしました。また、前出の株式会社Sales Xでは、DX商材の拡販を目指すクライアントに対し、BPO(Business Process Outsourcing:営業プロセスの外注化)を提案してまいりましたが、その効果を認めていただいているクライアントからの継続受注をすることが出来ました。 以上の結果、セグメント売上高は1,196百万円(前年比0.3%減)、セグメント利益は29百万円(前連結会計年度はセグメント損失104百万円)となりました。 ②キャッシュ・フローの状況当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ470百万円増加し、1,538百万円となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次の通りであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー)当連結会計年度において営業活動の結果得られた資金は、998百万円(前連結会計年度は539百万円の獲得)となりました。これは主に、法人税等の支払による支出179百万円があったものの、税金等調整前当期純利益853百万円の計上に加え、減価償却費211百万円、のれん償却額85百万円の収入があったことによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー)当連結会計年度において投資活動の結果使用した資金は、113百万円(前連結会計年度は37百万円の収入)となりました。これは主に、無形固定資産取得による支出106百万円があったことによるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー)当連結会計年度において財務活動の結果使用した資金は、413百万円(前連結会計年度は500百万円の支出)となりました。これは主に、長期借入金の返済による支出223百万円、配当金の支払額143百万円、連結の範囲の変更を伴わない子会社株式の取得による支出46百万円があったことによるものであります。 ③生産、受注及び販売の実績a.生産実績当社グループで行う事業は、提供するサービスの性格上、生産実績の記載になじまないため、当該記載を省略しております。 b.受注実績当社グループで行う事業は、提供するサービスの性格上、受注実績の記載になじまないため、当該記載を省略しております。 c.販売実績 当連結会計年度の販売実績は、次の通りであります。セグメントの名称当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日)前年同期比(%)マーケティング事業(百万円)3,91726.6DX事業(百万円)1,196△0.3(注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。2.最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次の通りであります。相手先前連結会計年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日)金額(百万円)割合(%)金額(百万円)割合(%)株式会社リクルート66015.465112.7エン株式会社2395.554010.6 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容経営者の視点による当グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次の通りであります。文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容a.当グループの当連結会計年度の財政状態及び経営成績は、以下の通りとなります。1)財政状態(資産)当連結会計年度末における総資産残高は4,237百万円となり、前連結会計年度末に比べ449百万円増加しました。これは主に、顧客関連資産の減少184百万円、のれんの減少85百万円、現金及び預金の増加470百万円によるものであります。(負債)当連結会計年度末における負債の残高は1,547百万円となり、前連結会計年度末に比べ41百万円減少しました。これは主に、長期借入金の減少170百万円、1年以内返済予定の長期借入金の減少53百万円、買掛金の増加46百万円、未払金の増加36百万円、未払法人税等の増加47百万円によるものであります。(純資産)当連結会計年度末における純資産の残高は2,689百万円となり、前連結会計年度末に比べ490百万円増加しました。これは主に、親会社株主に帰属する当期純利益の計上や配当金の支払いの結果、利益剰余金の増加537百万円によるものであります。この結果、自己資本比率は63.5%となりました。 2)経営成績(売上高)当連結会計年度における売上高は5,114百万円となり、前連結会計年度と比べ820百万円増加しました。主な要因につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」をご参照ください。(売上原価)当連結会計年度における売上原価は1,789百万円となり、前連結会計年度と比べ341百万円増加しました。これは主に、業務委託料、従業員に関する人件費の増加によるものです。(売上総利益)上記の結果、当連結会計年度における売上総利益は3,325百万円となり、前連結会計年度と比べ479百万円増加しました。 (販売費及び一般管理費)当連結会計年度における販売費及び一般管理費は2,599百万円となり、前連結会計年度と比べ105百万円増加しました。これは主に、広告宣伝費の増加によるものです。(営業利益)上記の結果、当連結会計年度における営業利益は726百万円となり、前連結会計年度と比べ373百万円増加しました。(営業外損益)当連結会計年度における営業外収益は9百万円となり、前連結会計年度と比べ1百万円増加しました。これは主に、受取賠償金の発生によるものです。当連結会計年度における営業外費用は10百万円となり、前連結会計年度と比べ1百万円増加しました。これは主に、損害賠償金の発生によるものです。(経常利益)上記の結果、当連結会計年度における経常利益は724百万円となり、前連結会計年度と比べ373百万円増加しました。(当期純利益)当連結会計年度における税効果会計適用後の法人税等合計は172百万円となり、前連結会計年度と比べ27百万円増加しました。上記の結果、当連結会計年度における親会社株主に帰属する当期純利益は680百万円となり、前連結会計年度と比べ469百万円の増益となりました。 b.経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容当社グループの経営状況につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりであります。また、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載の通り、事業環境等の様々なリスク要因が経営成績に重要な影響を与える可能性があると認識しております。そのため、当社は常に市場動向等の外部環境を注視・分析することで現在及び将来における事業環境を確認するとともに、事業体制及び内部管理体制を強化し、社会のニーズに合ったサービスを展開していくことにより、経営成績に重要な影響を与えるリスク要因に対し適切な対応を行ってまいります。その結果、当社が重要な経営指標としている売上高、営業利益、及び経常利益の達成状況につきましては、2025年11月25日に開示いたしました計画に対して、それぞれの達成率が100.3%、100.1%、100.6%となっております。 ②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報当社グループの当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載の通りであります。 当社グループの資本の財源及び資金の流動性については、短期、経常的な資金需要は運転資金であり、主なものは広告宣伝費や人件費のほか法人税等の支払いとなります。これらについては営業キャッシュ・フローにより獲得した内部資金により充当してまいります。なお、今後におきましては、M&A等による突発的な大型の資金需要については借入金や増資等による調達も柔軟に検討してまいります。流動比率につきましては202.5%となっております。 ③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載の通りであります。

事業リスク

  • インターネット広告市場の変動
    マーケティング事業はインターネット広告市場に大きく依存しており、インターネット環境の整備や利用に関する新たな規制、特定領域の寡占化による広告費高騰、景気変動などが事業運営や業績に影響を与える可能性があります。市場の変化に迅速に対応できる体制が求められます。
  • 競合激化と新規事業の不確実性
    インターネットを活用したサービスは参入障壁が比較的低く、競合他社の増加による収益低下や競争激化のリスクがあります。また、新規事業への先行投資は利益率を低下させる可能性があり、想定通りの収益が得られない場合は撤退判断を迫られることもあり、業績に影響を及ぼす可能性があります。
  • システムトラブルと情報セキュリティ
    地震、水害、サイバー攻撃、ウイルス感染などによりシステム障害が発生した場合、サービス停止や信頼性低下を招き、事業運営や業績に悪影響を与える可能性があります。また、個人情報漏洩が発生した場合は、多大なコスト負担や社会的信用の失墜につながるリスクがあります。
出典: FY2025 有価証券報告書(AI要約)
有価証券報告書「事業等のリスク」の全文を見る(年度切替)
FY2026|5,882 文字
3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財務状況、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下の通りであります。 なお、以下の記載における将来に関する事項については、当連結会計年度末現在において判断したものであります。また、以下の記載は当社グループに関連するリスクの全てを網羅するものではありません。 1.事業に関するリスクについて(1)生成AIの技術革新について 生成AIの急速な進化は、インターネット関連ビジネスのあらゆる領域において、既存のビジネスモデルやサービスのあり方を根本から変革しうる可能性を有しております。当社グループのマーケティング事業においては、生成AIの普及によるユーザーの情報収集行動の変容、検索エンジンの利用動向の変化等が、集客構造や広告効果に影響を及ぼす可能性があります。またDX事業においても、生成AIを活用した競合サービスの台頭により、既存サービスの競争優位性が損なわれるリスクが存在します。一方で、生成AIは当社グループにとって事業効率化や新サービス創出の機会でもあることから、その動向を注視しつつ、マーケティング事業における制作業務の効率化、DX事業における新機能開発等への積極的な活用を推進することで、リスクの低減と競争力の強化を両立してまいります。また、生成AIの活用にあたっては、個人情報や機微な情報の取り扱いに十分配慮した運用ルールを整備し、適切なガバナンス体制のもとで推進してまいります。 (2)インターネット広告市場について 日本の広告市場において、インターネット広告は広告手法の主要な手段となり、インターネット利用者数の拡大に伴い、今後も成長が続くものと認識しております。現在、当社グループのマーケティング事業は、インターネット広告市場を中心に事業を展開しており、マーケティング事業の継続的な拡大発展の前提として、社会におけるさらなるインターネット環境の整備、インターネットの利用拡大が必要と考えております。しかしながら、インターネットの環境整備やその利用に関する新たな規制の導入等により、今後のインターネット普及の障害となる予期せぬ要因が発生した場合、マーケティング事業の運営及び業績に影響を及ぼす可能性があります。また、特定領域における寡占化は広告費用の増加や広告手段の選択に対して制限を与える可能性があります。さらに、広告市場は景気変動の影響を受けやすい市場であり、インターネット広告は今後も他の広告媒体との競合が継続していくと考えられることから、今後これらの状況に変化が生じた場合、マーケティング事業の運営及び業績に影響を及ぼす可能性があります。このため、当社グループは、インターネットサービスが置かれている事業環境及び技術の進化等について、常に最新の情報を把握できる体制を整えてまいります。 (3)競合について 当社グループは、マーケティング事業においては、インターネット及びシステムを活用したサービスを提供しております。インターネット及びシステムを活用したサービスは、比較的参入障壁が低く、新規参入者は増加すると予想されるため、競合他社の出現による収益の低下及び競争激化等により、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。また、DX事業においてはSaaS型を主として、市場創世期においては参入を狙う事業者が多く現れる傾向があり、各サービスの独自性を打ち出していくことと、当社グループのシナジーを活かした事業展開等を進めることで、競合との差別化を図ってまいります。 (4)新規事業について 当社グループは、マーケティング事業(人材領域、不動産領域)及びDX事業を中心にサービスを展開しておりますが、さらなる事業の拡大を目指し、新領域でのサービス開発に取り組んでまいります。しかしながら、新規事業においては、ウェブサイトやシステム開発、広告宣伝費等の先行投資が必要とされ、利益率の低下を招く可能性があります。また、新規事業には不透明な点が多く、先行投資額が想定を上回る場合があります。さらに、想定した収益が得られない場合、新規事業からの撤退という経営判断をする可能性もあります。このような場合、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。このため、新規事業におきましては、投資対効果を慎重に判断し、決定してまいります。 (5)インターネットの技術革新及びサービスの陳腐化について インターネット関連分野における技術革新は著しく、現在利用している技術や業界で標準とされる技術が急激に変化することも予想され、また技術革新に伴う顧客ニーズの変化、それに対応したビジネスモデルやサービスの開発・進化が活発に行われております。当社グループの想定の範囲外にある技術革新や当社グループが提供するサービス等を必要としない何らかのビジネスモデルの成立等により、現在の業態でのビジネス展開が縮小し、又は成立しなくなる可能性があります。これらの変化に対応すべく、継続的なサービスの向上を図るとともに、インターネット技術の進歩においても、常に状況を把握する体制を整えてまいります。特に生成AIについては、(1)に記載のとおり、ユーザーの行動変容や事業者側の生産性に大きなインパクトをもたらす可能性があると認識しており、その動向を継続的に注視してまいります。 (6)インターネットを取り巻く法的規制について 当社グループは、各種法令を遵守するとともに、社員教育等の啓蒙体制を整備しております。しかしながら、インターネット及び端末の普及・拡大とともにそれを活用したビジネスも多様化してきており、これに伴い、法改正または新たな法規制等が行われた場合、当社グループの業務が制約を受け、又は変更を余儀なくされ、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。特に、生成AIの利活用に関する法整備は国内外で急速に進んでおり、AIに関する規制動向についても継続的な確認と適切な対応を図ってまいります。 (7)システムトラブルについて 地震、水害等の自然災害、火災、事故、停電等予期せぬ事象の発生によってコンピュータシステム及び通信ネットワークが切断された場合、当社グループではサービスの停止を余儀なくされることとなり、また、アクセスの急激な増加や役職員の過誤によるネットワーク障害が発生した場合、当社グループの直接の損害に加えて、当社グループの信頼の低下を招き、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。このため、当社グループは、停電や地震に対応可能な無停電設備、耐震構造を備えたクラウドサービスを利用し、そのデータについてはバックアップを取る等、事業の安定的な運用のための体制強化及びセキュリティ対策を行っております。 (8)ネットワークセキュリティについて ネットワークセキュリティについて、予防が困難な未知の手段によるコンピュータハッカーの侵入及びコンピュータウイルス等の外的な要因により、ウェブサイトに対して破壊的な影響を与えた場合、当社グループではサービスの停止を余儀なくされ、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。また、サービス停止により、企業としての社会的信用に影響を及ぼす可能性があります。当社グループでは、コンピュータシステム及び通信ネットワークは、外部からの不正アクセスを防止するためにファイアウォール等のセキュリティ手段によって保護されております。また、ネットワークセキュリティについては、今後とも十分な対応を図ってまいります。 (9)個人情報等の管理について 当社グループが保有する個人情報等につき漏洩、改ざん、不正使用等が生じる可能性を完全に否定することはできません。また、外部からの不正アクセスや想定していない事態によって個人情報の外部流出等が発生した場合には、適切な対応を行うための相当なコスト負担、当社グループへの損害賠償請求への対処、企業としての社会的信用の低下により、当社グループの事業及び業績並びに企業としての社会的信用に影響を及ぼす可能性があります。当社グループでは、ユーザー等の個人情報につきましては、システム設計上での配慮は当然ながら、個人情報に関する社内でのアクセス権限の設定等、管理面及び物理的側面からも取り扱いに厳重な注意を払っております。また、生成AIの活用にあたっては、個人情報や機微な情報を学習・入力データとして使用しない運用ルールを設け、情報漏洩リスクの低減に努めてまいります。なお、当社グループは複数の事業会社において、一般社団法人日本情報経済社会推進協会よりプライバシーマークの認定・付与を受けております。 (10)マーケティング事業に係る広告宣伝活動について マーケティング事業では、より多くのユーザーを獲得し、クライアント需要に応えるために、売上高に対して相当額の広告宣伝費を投下しております。広告宣伝活動においては、費用対効果を重視する方針で支出の可否を判断し、インターネット上の検索連動型広告を中心に出稿しております。今後、検索連動型広告の料金の高騰や検索エンジン運営者による上位表示方針の変更等に加え、生成AIの普及によるユーザーの検索行動の変容が集客費用対効果に影響を及ぼす可能性があります。このため、当社グループでは広告宣伝費及び集客費用対効果を適切に管理するとともに、アライアンス・マーケティングの活用拡大や新たな広告媒体の開拓・開発にも積極的に取り組んでおります。 (11)知的財産権について 当社グループは、現時点において、第三者の知的財産権の侵害を理由とした使用差止請求や損害賠償請求等を受けている事実はありません。しかし、今後、使用差止請求や損害賠償請求等が提起され、多額の賠償金の支払やサービスの停止等を余儀なくされた場合、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。また、生成AIを活用したコンテンツ制作においては、著作権をはじめとする知的財産権に関するリスクが新たに生じる可能性があることから、その動向を注視しつつ、適切な運用ルールの整備を進めてまいります。このため、当社グループでは、第三者の特許権に抵触する可能性の低減を目的として、当社グループの事業に関係性のあるキーワードを用いて特許検索・検討を行っています。 2.当社グループの事業運営体制に関わるリスクについて(1)特定人物への依存について 当社の代表取締役社長CEOである板倉広高と上席執行役員グループCOOである齊藤慶介は、当社設立以来の事業の推進者であり、当社及び当社グループの経営方針や事業戦略、新規事業展開の意思決定等、当社グループの企業運営上、極めて重要な役割を果たしております。また、持株会社化に伴い、事業会社の代表取締役には、当社グループの執行役員を中心に選任をしております。そのため、上記メンバー業務の遂行が困難な状態となった場合や次世代経営幹部職員の育成、採用が進捗しなかった場合、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。当社グループでは、過度な依存を回避すべく、経営管理体制の強化、経営幹部職員の育成、採用を図っております。 (2)小規模組織であることについて 当社グループは当連結会計年度末において、従業員107名と事業規模を考慮すると小規模組織で展開しており、また、内部管理体制も規模に応じたものとなっております。このため、必要な人材を当社グループの計画どおりに確保できなかった場合、事業規模に応じた内部管理体制を構築できなかった場合、さらに必要な人材の流出が発生した場合には、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。このため、性別等にとらわれない採用を進めるとともに、女性の管理職割合の増加等を進めるとともに、事業の拡大にあわせて、優秀な人材の確保、育成を図る方針であります。 3.その他のリスクについて(1)訴訟の可能性について 当社グループは、現在において、損害賠償を請求されている事実や訴訟を提起されている事実はありませんが、システム障害や人為的ミス等の予期せぬトラブルが発生した場合、取引先との関係に何らかの問題が生じた場合、第三者の知的財産権を侵害したとのクレームが発生した場合等には、これらに起因する損害賠償を請求される、あるいは、訴訟を提起される場合があります。損害賠償の金額、訴訟の内容及び結果によっては、当社グループへの信頼性の低下を招き当社グループの事業及び業績並びに企業としての社会的信用に影響を及ぼす可能性があります。当社グループでは、契約時には法務確認を徹底していることに加え、必要に応じて弁護士等に相談をする等、訴訟リスク等の低減を図っております。 (2)大株主について 当社代表取締役社長CEOである板倉広高の当事業年度末日現在の株式保有率は、57.31%となっております。当社株式の保有方針に関して、当該株式の売却が行われた場合には、当社株式の流通状況及び市場価格に影響を及ぼす可能性があります。当社では、当社株式の保有方針等を定期的に確認する等、適切な対応を図ってまいります。 (3)減損リスクについて 当社グループは当連結会計年度末時点において、のれん及び顧客関連資産の合計が1,685百万円あります。今後、子会社及び取得したサービスの収益が著しく低下した場合には、減損損失が発生し、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。当社グループでは、子会社及び各サービスの収益及び財務の状況を月次で確認し、子会社の経営状況及びサービスの状況を適切に把握できるように努めております。 4.リスクを把握し、管理する体制等について 当社は、グループ代表、及び事業会社代表もって構成する経営会議を原則週1回、必要に応じて随時開催しており、上記リスクの把握及びその対応状況等を適宜管理しております。経営会議においては、発生した事象の緊急性、業績等への影響額、重要性等を考慮の上対応し、特に重要性が高いものについては取締役会に報告し、必要に応じて取締役会において対応の決定をいたします。

このページのバフェット流コメンタリーは順次自動生成中です。生成されると、ここに「数値の読み解き方」「同業比較」「投資判断のポイント」を表示します。

もっと深く分析したい?

モート先生 AI が ディスラプターズ の事業を 4 賢人の理論で詳しく解説します

モート先生に聞く →