事業の概要
- 飲食事業の展開東天紅は主に中国料理レストランと宴会場の経営を通じて収益を得ています。結婚披露宴や企業イベントなど、多人数での利用を想定した宴会需要に応えることで、客単価の高いサービスを提供し、安定的な収益源としています。
- 不動産賃貸による収入自社で保有する不動産を他社に貸し出すことで、賃料収入を得ています。これは飲食事業とは異なる安定した収益源であり、事業ポートフォリオの多様化に貢献しています。
- 複合的な収益構造飲食業と賃貸業という異なる性質の事業を組み合わせることで、特定の市場変動リスクを分散し、安定した企業経営を目指しています。特に飲食業は景気変動の影響を受けやすいため、賃貸業がリスクヘッジの役割を果たしています。
出典: FY2022 有価証券報告書(AI要約)
セグメント構成
- レストラン事業中国料理レストランと宴会場の経営が主要な事業内容です。2023年2月期の売上高は45.19892億円、営業利益は4.10493億円を計上しており、東天紅の収益の大部分を占める主力事業です。主に東京を中心とした関東圏で展開しています。
- 賃貸事業不動産の賃貸収入が主な収益源です。2023年2月期の売上高は1.90711億円、営業利益は0.79549億円であり、飲食事業に比べると規模は小さいものの、安定した収益を確保しています。これは、飲食事業の景気変動リスクを補完する役割も果たしています。
- 事業セグメントの変更当事業年度より報告セグメントの区分を変更しており、より実態に即した事業内容の開示を行っています。これにより、投資家は各事業の収益性や成長性をより正確に把握できるようになります。
2025-02 セグメント別業績
| セグメント | 区分 | 売上(億) | 営業利益(億) | 営業利益率 |
|---|---|---|---|---|
| RestaurantBusinessReportableSegment | 地域 | 45 | 4 | 9.1% |
| LeaseBusinessReportableSegment | 地域 | 2 | 1 | 41.7% |
有価証券報告書「事業の内容」の全文を見る(年度切替)
3 【事業の内容】当社は、レストラン及び宴会場の経営を主たる業務としております。当社の事業内容は次のとおりであります。以下に示す区分は、セグメントと同一の区分であります。なお、当事業年度より、報告セグメントの区分を変更しております。詳細は、第5「経理の状況」1「財務諸表等」(1)「財務諸表」「注記事項」(セグメント情報等)をご参照下さい。 (1)飲食業中国料理による飲食店、宴会場の経営等であり、当社が販売しております。(2)賃貸業不動産の賃貸収入等であります。 [事業系統図]以上述べた事項を事業系統図で示すと次のとおりであります。
事業の優位性(モート)
事業の質(有価証券報告書から抽出)
数字に出ない事業の性質を、同じ物差しで全銘柄そろえています。FY2026時点の記載が出典です。
| 価格決定力値上げを通せるか。強いほどインフレ耐性が高い | 弱い 外食市場における新規参入や中食の台頭等により競争が激化しているため。 |
|---|---|
| 参入障壁新規参入を阻む要因の種類 | なし 外食市場は新規参入が容易であり、中食の台頭により競争が激化している。 |
| 景気敏感度業績が景気循環にどれだけ振られるか | シクリカル |
| 規制依存規制は障壁にも足枷にもなる | 中程度 |
会社が挙げる主要リスク:景気動向と競合 / 食材の安定確保 / 衛生管理
同じ条件で他の銘柄を探す → 定性スクリーニング(価格決定力・参入障壁・景気敏感度などで絞り込めます)
モート総合 4 / 25 5類型それぞれの強度と、そう判定した根拠
無形資産☆☆☆☆☆
東天紅(8181)に関する公開情報からは、強力なブランド力、特許、規制ライセンス、または独占的IPといった無形資産に裏付けられた競争優位性は確認できません。
スイッチングコスト★☆☆☆☆
顧客は特定の店舗やサービスに愛着を持つ可能性はあるものの、他の飲食店への乗り換えに対する心理的・物理的な障壁は低いと考えられます。リピート利用はブランドロイヤリティや利便性に依存する部分が大きく、明確なスイッチング・コストは限定的です。
ネットワーク効果☆☆☆☆☆
東天紅の事業モデルは、ユーザー数の増加がサービスの価値を直接的に高めるネットワーク効果を生み出す構造ではありません。顧客基盤の拡大が直接的な競争優位に繋がる要素は薄いです。
コスト優位★☆☆☆☆
外食産業全体として、食材調達や人件費などのコスト構造は競争環境に左右されやすく、東天紅が構造的に他社より大幅に低いコストを実現している証拠は乏しいです。一部、立地や仕入れルートによる効率性は考えられます。
規模の経済★★☆☆☆
都心部を中心に複数店舗を展開しており、一定の規模のメリットは享受している可能性があります。しかし、外食産業全体で見ると、その規模は業界の最適規模に対して限定的であり、寡占的な地位を確立しているとは言えません。
- 長年のブランド力と信頼東天紅は長年にわたり中国料理レストランとして事業を展開しており、その名前は多くの顧客に認知されています。特に宴会需要においては、その実績と信頼が顧客獲得の強みとなっています。
- 都心部への店舗集中東京を中心とする関東圏に多くの店舗を展開しており、特に上野店のような主要店舗はアクセスが良い立地にあります。これにより、ビジネス利用や観光客など、幅広い顧客層を取り込みやすい環境にあります。
- 多様な会食空間の提供単なる食事の場としてだけでなく、結婚式や各種パーティーなど、多目的な会食空間を提供しています。これにより、顧客の様々なニーズに対応し、幅広い利用シーンを創出することで競争力を維持しています。
出典: FY2022 有価証券報告書(AI要約)
経営戦略
- DX化と高効率運営の推進慢性的な人手不足に対応するため、デジタル技術の活用(DX化)と従業員の多能工化を進めています。WEBとリアルを融合した店舗運営により、業務効率を高め、持続的な成長と競争力強化を目指しています。
- 顧客体験価値の向上安心・安全な商品の提供を最優先とし、料理とサービスの質を一層充実させることで、お客様からの高い評価を獲得することを目指しています。また、快適な設備と雰囲気を提供するため、既存店舗の改装・改修にも注力し、顧客満足度を高める方針です。
- 持続的成長のための人材戦略企業理念に基づいた人材採用と育成を強化し、従業員の幸福度向上に努めています。また、離職防止や職場環境改善のため、調理部門での一部機械化を導入し、作業負担を軽減することで、人材確保と定着を図り、企業の永続的な発展を支える基盤を強化しています。
出典: FY2026 有価証券報告書(AI要約)
有価証券報告書「経営方針・対処すべき課題・MD&A」の全文を見る(年度切替)
経営方針・経営戦略
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において、当社が判断したものであります。 (1) 経営の基本方針当社は社会に対して上場会社としての責任を果たすと共に「食」を通じて、経済的、文化的に貢献すること。複合レストランの展開により外食産業界における卓越性を築くこと。社員とその家族の幸福の向上に努力すると共にお客様、株主、取引先との連携を一層強化すること。新時代のリーダーシップ育成に必要な人間完成を目指す自己開発を推進すること。労使一体となって東天紅の永続のために経営強化を図ることを企業理念としております。 (2) 目標とする経営指標当社は「豊かな食事文化を創造、提供する」ことを企業使命とし、多目的な会食空間をお客様にご利用頂くために、食事の豊かさと楽しさを提供するホスピタリティの充実に努めると共に、経営指針として、永続、発展のための増収増益。企業価値の向上。株主、取引先、社員への利益還元。内部留保による企業体質の強化を掲げ、達成するために、以下の項目を実践してまいりました。1.DX化と多能工化による慢性的な人材不足への対応2.WEBとリアルを融合した高効率な店舗運営の確立3.企業理念・企業使命・八徳を基にした人材採用・人材育成への取組強化4.SDGsへの具体的な取組みにより未来を切り開く成長戦略の創造5.安心・安全な商品の提供を通じて、より高いお客様評価を獲得 (3) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等当社は企業価値の増大を重要な経営課題と位置づけ、売上高成長率及び売上高営業利益率を経営の目標指標として掲げています。その目標指標を達成するために、お料理とサービスのより一層の充実に努めると共に、一方では全社的な業務の見直しを継続的に行い効率化を推進するなど、経営資源の有効かつ適切な投入を行ってまいりました。(参考)目標経営指標の推移 2022年2月期2023年2月期2024年2月期2025年2月期2026年2月期売上高成長率(%)24.085.526.30.72.1売上高営業利益率(%)△52.4△16.49.110.410.7 (4) 対処すべき課題対処すべき課題といたしましては、国内では原油価格や物価の上昇、人件費の高騰、人手不足など様々な問題が山積しており、依然として予測不能な状況が続いております。また外食業界に目を向けると、各業種・業態でロボット化、オートメーション化が進み、生成AIによる変革が既にみられております。このような環境に対応するため、営業面ではWEBでの訴求とセールス活動を一層強化し、更なる新規のお客様獲得を目指し、宴会部門・婚礼部門・グリル部門を中心に営業活動に邁進してまいります。今後はAI活用により持続的な成長と競争力の強化につなげてまいります。また、当社の重要な商品の一つである「快適な設備・雰囲気」をお客様に提供するため、今後とも、上野店をはじめ既存店舗の改装・改修に注力してまいります。管理面では、高効率な店舗運営を目指し、更なるシステム化の推進及び効率化を図ってまいります。さらに、人手不足への対策として、当社の魅力を打ち出す採用戦略をより一層強化するとともに、離職防止や職場環境の改善の一環として、調理部門での一部機械化を実施し、作業軽減につなげてまいります。今後も引き続き、商品やサービスの付加価値向上を保ちながら増収・増益を図り、事業の継続性を確固たるものとしてまいります。
対処すべき課題
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において、当社が判断したものであります。 (1) 経営の基本方針当社は社会に対して上場会社としての責任を果たすと共に「食」を通じて、経済的、文化的に貢献すること。複合レストランの展開により外食産業界における卓越性を築くこと。社員とその家族の幸福の向上に努力すると共にお客様、株主、取引先との連携を一層強化すること。新時代のリーダーシップ育成に必要な人間完成を目指す自己開発を推進すること。労使一体となって東天紅の永続のために経営強化を図ることを企業理念としております。 (2) 目標とする経営指標当社は「豊かな食事文化を創造、提供する」ことを企業使命とし、多目的な会食空間をお客様にご利用頂くために、食事の豊かさと楽しさを提供するホスピタリティの充実に努めると共に、経営指針として、永続、発展のための増収増益。企業価値の向上。株主、取引先、社員への利益還元。内部留保による企業体質の強化を掲げ、達成するために、以下の項目を実践してまいりました。1.DX化と多能工化による慢性的な人材不足への対応2.WEBとリアルを融合した高効率な店舗運営の確立3.企業理念・企業使命・八徳を基にした人材採用・人材育成への取組強化4.SDGsへの具体的な取組みにより未来を切り開く成長戦略の創造5.安心・安全な商品の提供を通じて、より高いお客様評価を獲得 (3) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等当社は企業価値の増大を重要な経営課題と位置づけ、売上高成長率及び売上高営業利益率を経営の目標指標として掲げています。その目標指標を達成するために、お料理とサービスのより一層の充実に努めると共に、一方では全社的な業務の見直しを継続的に行い効率化を推進するなど、経営資源の有効かつ適切な投入を行ってまいりました。(参考)目標経営指標の推移 2022年2月期2023年2月期2024年2月期2025年2月期2026年2月期売上高成長率(%)24.085.526.30.72.1売上高営業利益率(%)△52.4△16.49.110.410.7 (4) 対処すべき課題対処すべき課題といたしましては、国内では原油価格や物価の上昇、人件費の高騰、人手不足など様々な問題が山積しており、依然として予測不能な状況が続いております。また外食業界に目を向けると、各業種・業態でロボット化、オートメーション化が進み、生成AIによる変革が既にみられております。このような環境に対応するため、営業面ではWEBでの訴求とセールス活動を一層強化し、更なる新規のお客様獲得を目指し、宴会部門・婚礼部門・グリル部門を中心に営業活動に邁進してまいります。今後はAI活用により持続的な成長と競争力の強化につなげてまいります。また、当社の重要な商品の一つである「快適な設備・雰囲気」をお客様に提供するため、今後とも、上野店をはじめ既存店舗の改装・改修に注力してまいります。管理面では、高効率な店舗運営を目指し、更なるシステム化の推進及び効率化を図ってまいります。さらに、人手不足への対策として、当社の魅力を打ち出す採用戦略をより一層強化するとともに、離職防止や職場環境の改善の一環として、調理部門での一部機械化を実施し、作業軽減につなげてまいります。今後も引き続き、商品やサービスの付加価値向上を保ちながら増収・増益を図り、事業の継続性を確固たるものとしてまいります。
MD&A(経営者による分析)
4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 (財政状態の状況)当事業年度末の流動資産につきましては、上野店を中心に宴会部門、婚礼部門が好調に推移したことも有り、現金及び預金並びに売掛金が増加したことなどにより前事業年度末比2億4,277万円増の22億8,198万円となりました。固定資産は主に改装に伴う有形固定資産の取得並びに投資有価証券の時価評価などにより前事業年度末比1億4,355万円増の90億725万円となりました。総資産は前事業年度末比3億8,633万円増の112億8,924万円となりました。負債につきましては、借入金の返済などにより前事業年度末比3億850万円減の39億188万円となりました。純資産につきましては、繰延税金資産を計上したことも有り、当期純利益6億1,834万円の計上により、前事業年度末比6億9,483万円増の73億8,736万円となりました。負債・純資産合計は前事業年度末比3億8,633万円増の112億8,924万円となりました。 (経営成績の状況)当事業年度におけるわが国経済は、雇用情勢や所得環境の改善により、緩やかな回復を続けております。一方で、米国の通商政策の動向、金融資本市場の変動、緊迫化する国際情勢や物価上昇による消費者心理の冷え込みなど、先行き不透明な状況が継続しております。外食業界におきましても、インバウンド需要を背景に堅調な推移をみせておりますが、国産米をはじめとする原材料価格、物流費、人件費及び水道光熱費など、各種コスト高騰の状況が続いております。このような環境が続く中ではありますが、当社は引き続き、新規顧客の獲得を目指し、宴会、婚礼、グリル、外販の4部門において積極的な営業活動を展開し、安定した収益を創出し続けられる経営基盤の確立に向け取り組んでまいりました。この取り組みの結果、当事業年度におきましては宴会部門・婚礼部門が上野店を中心に好調を維持し、増収・増益となりました。宴会部門では、堅調な需要を確実に受注へつなげるため、WEBでの訴求強化ならびに法人向け営業に注力してまいりました。今後につきましても上野店を中心に予約受注は順調に推移しております。引き続き、お客様のご要望を的確に捉え、積極的な情報発信を通じて新規宴会の獲得に努めてまいります。婚礼部門では、激化する市場において競争に打ち勝つため、体験価値・接客力・デジタル戦略等の強化を行い、価格競争から価値創造へとシフトいたしました。今後も継続的に新規プランや演出の導入を通じて、付加価値の創出を目指してまいります。グリル部門では、WEBを中心にプランを訴求し、既存顧客に加えて新規顧客の獲得に努めてまいりました。コンセプトの再徹底と他社との差別化及び顧客データの活用により、集客力の一層の強化を図ってまいります。さらに、将来的な増収に向けた店舗投資として既存3店舗の改装・改修を実施するなど各施設の継続的な見直しを行いました。管理面では、更なる業務効率化を進め省人化・省力化に向け社内電子決裁システムの運用や新レジシステムの導入などを実施いたしました。これからも企業価値の向上と競争力の強化を目指し、人材・設備・システムといった重要分野への戦略的な投資を積極的に進めてまいります。このような取り組みにより、売上高・営業利益・経常利益はいずれも前年を上回りました。また当期純利益については、最近の業績動向と今後の見通しを踏まえて繰延税金資産の回収可能性を慎重に検討し、当期末に計上いたしました。 結果として、当事業年度の売上高は、前年同期比2.1%増の48億752万円、営業利益は前年同期比5.1%増の5億1,523万円、経常利益は前年同期比2.6%増の4億7,406万円、当期純利益は前年同期比43.8%増の6億1,834万円となりました。 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。①飲食業飲食業におきましては、上記の理由により、売上高は前年同期比2.1%増の46億1,434万円、営業利益は前年同期比6.0%増の4億3,532万円となりました。②賃貸業賃貸業におきましては、安定的に賃貸収入を確保しております。売上高は前年同期比1.3%増の1億9,318万円、営業利益は前年同期比0.5%増の7,991万円となりました。 ② キャッシュ・フローの状況当事業年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は18億7,380万円となり前事業年度末と比較して2億1,485万円の増加となりました。これは税引前当期純利益の計上、減価償却費の計上などによるものであります。当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。(営業活動によるキャッシュ・フロー)営業活動の結果得られた資金は6億2,713万円となりました。(前年同期は7億2,677万円の収入)これは主に、税引前当期純利益の計上、減価償却費の計上などによるものであります。(投資活動によるキャッシュ・フロー)投資活動により使用した資金は1億5,023万円となりました。(前年同期は1億1,165万円の支出)これは主に、既存店の改装による有形固定資産の取得などによるものであります。(財務活動によるキャッシュ・フロー)財務活動により使用した資金は2億6,204万円となりました。(前年同期は1億7,752万円の支出)これは主に、借入金の返済並びに配当金の支払いなどによるものであります。 ③ 生産、受注及び販売の実績 a. 生産能力及び生産実績当事業年度の生産能力(客席数)及び生産実績(客数)をセグメントごとに示すと次のとおりであります。 セグメントの名称生産高客席数(千人)前年同期比(%)客数(千人)前年同期比(%)飲食業1,060100.046396.2 (注) 客席数につきましては、営業日数を乗じて算出しております。 b. 販売実績当事業年度の販売実績をセグメントごとに示すと次のとおりであります。 セグメントの名称販売高(千円)前年同期比(%)飲食業4,614,342102.1賃貸業193,184101.3合計4,807,526102.1 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容経営者の視点による経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。 ① 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この財務諸表を作成するにあたって、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。財務諸表の作成に当たって用いた見積り及び仮定のうち、重要なものは、第5「経理の状況」1「財務諸表等」(1)「財務諸表」「注記事項」(重要な会計上の見積り)に記載しております。 ② 経営成績の分析当社は適切な成長性と収益性の確保を通じて着実な業容拡充と企業価値の向上を図ることを経営目標としております。そのために、売上高成長率及び売上高営業利益率を目標指標としております。単年度の売上高、営業利益、経常利益の目標を設定し、目標達成に向けた分析・検討を行っております。 a. 売上高及び営業利益売上高は前年同期比9,692万円増の48億752万円となりました。これは主に、様々な用途に合わせたプランの見直しを継続的に行い、ネット媒体からの受注強化と法人への対面セールスに注力し、上野店を中心に宴会部門・婚礼部門が好調に推移したことなどによるものであります。売上原価は前年同期比2,815万円増の19億2,208万円となりました。これは主に、売上高の増加及び原材料価格の高騰によるものであります。販売費及び一般管理費は前年同期比4,357万円増の23億7,020万円となりました。これは主に、人手不足による人件費並びに店舗改装に伴う減価償却費等の増加によるものであります。上記の結果、営業利益は5億1,523万円(前年同期は営業利益4億9,004万円)となりました。 b. 営業外損益及び経常利益営業外収益は前年同期比523万円増の1,511万円となり、営業外費用は前年同期比1,827万円増の5,629万円となりました。上記の結果、経常利益は4億7,406万円(前年同期は経常利益4億6,190万円)となりました。 c. 特別損益、法人税等及び当期純利益特別損失は前年同期比933万円減の1,120万円となりました。これは主に、店舗改装に伴う解体撤去等によるものでありますまた、最近の業績動向と今後の見通しを踏まえて繰延税金資産1億6,736万円を計上いたしました。以上の結果、当期純利益は6億1,834万円(前年同期は当期純利益4億3,007万円)となりました。 ③ 経営成績に重要な影響を与える要因について経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、第2「事業の状況」3「事業等のリスク」をご参照下さい。 ④ 経営戦略の現状と見通し当社は複雑で高度化した社会のニーズに対応し、お客様にご満足頂くため、カスタマーズ・ヴァリューのある商品を創造・提供できる体制づくりを目指しております。その実現のために、ホスピタリティ精神にあふれる人材の育成、時代の要請に応える商品、業態や店舗の開発、管理部門の高度情報化に力を注いでまいります。今後とも「豊かな食事文化を創造、提供する」ことを目指して、お客様一人ひとりのご要望にお応えするために、企業価値を高めながら社会と共に発展してまいりたいと考えております。 ⑤ 資本の財源及び資金の流動性についての分析当社の運転資金需要は、原材料及び人件費を主とした販売費及び一般管理費等の営業費用であります。投資を目的とした設備資金需要は、新規出店、改装・改修等によるものであります。また、金融機関の借入枠も十分有しており、今後の運転資金や設備資金の需要にも迅速に対応できるものと考えております。キャッシュ・フローの状況につきましては、第2「事業の状況」4「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況をご参照下さい。なお、当社のキャッシュ・フロー指標のトレンドは下記のとおりであります。 2024年2月期2025年2月期2026年2月期自己資本比率(%)59.061.465.4時価ベースの自己資本比率(%)20.420.724.8キャッシュ・フロー対有利子負債比率(年)6.14.14.5インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍)19.712.312.8 自己資本比率:自己資本/総資産時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/キャッシュ・フローインタレスト・カバレッジ・レシオ:キャッシュ・フロー/利払い(注)1.株式時価総額は、期末株価終値×期末発行済株式数(自己株式控除後)により算出しております。 2.キャッシュ・フローは、キャッシュ・フロー計算書の営業活動によるキャッシュ・フローを使用しております。有利子負債は、貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っている全ての負債を対象としております。また、利払いにつきましては、キャッシュ・フロー計算書の利息の支払額を使用しております。 ⑥ 経営者の問題認識と今後の方針について当社は「豊かな食事文化を創造、提供する」ことを企業使命とし、多目的な会食空間をお客様にご利用頂くために、食事の豊かさと楽しさを提供するホスピタリティの充実に努めると共に、企業価値の増大を目指してまいります。特に、企業価値の増大を重要な経営課題と位置づけ、その目的を達成するために、お料理とサービスのより一層の充実に努めると共に、一方では全社的な業務の見直しを継続的に行い効率化を推進するなど、経営資源の有効かつ適切な投入を行ってまいります。
事業リスク
- 景気変動と競争激化景気の後退、特に法人需要の低迷は、宴会利用の減少に直結し、東天紅の業績に大きな影響を与える可能性があります。また、外食市場における新規参入や中食(持ち帰りや宅配)の台頭により、競争が激化しており、顧客獲得が難しくなるリスクがあります。
- 食材の安定供給と価格変動BSE問題や鳥インフルエンザなどの伝染病、異物混入問題は、食の安全に対する消費者の不安を高め、食材の調達に影響を及ぼす可能性があります。また、天候不順や為替変動により食材の仕入れコストが大きく変動した場合、利益率を圧迫し、業績に悪影響を与えるリスクがあります。
- 衛生管理と風評被害飲食店であるため、食中毒などの衛生問題が発生した場合、営業停止処分や顧客からの信頼失墜、風評被害により、売上高が大幅に減少する可能性があります。徹底した衛生管理を行っていても、予期せぬ問題が発生するリスクは常に存在します。
出典: FY2026 有価証券報告書(AI要約)
有価証券報告書「事業等のリスク」の全文を見る(年度切替)
3 【事業等のリスク】有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が財務状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。 (1) 景気動向と競合当社の経営成績は景気動向、特に法人需要の動向に大きく影響を受けます。外食市場においては新規参入や中食の台頭等により競争は更に激しさを増しております。今後も景気の後退、競争の激化等が続いた場合、当社業績に影響を及ぼす可能性があります。 (2) 食材の安定確保BSE問題、鳥インフルエンザ等の伝染病、異物混入問題等、食に対する不安が広まる中、良質な食材の量及び価格の両面における安定的確保が外食企業として成長を遂げるための不可欠な要素となっております。当社では良質な食材の安定的確保に向けて従来以上に慎重に取り組んでいく方針ですが、外的要因により当社の使用する食材の安全性に疑義が呈された場合、また、天候要因ならびに外国為替相場の動向等を反映して食材の仕入コストが大きく変動した場合などに当社業績に影響を及ぼす可能性があります。 (3) 衛生管理当社は飲食店営業及び食品製造・販売について食品衛生法に基づき、各営業許可を取得し、事業を行っております。当社は衛生管理の重要性を十分認識した上で、従業員に対して衛生管理の指導を徹底すると共に、外部の検査機関による定期的な検査実施等により衛生問題の発生防止を徹底しております。しかしながら、店舗において食中毒等衛生上の問題が発生した場合には、営業停止あるいは風評悪化等により当社業績に影響を及ぼす可能性があります。 (4) 個人情報の取扱いに関するリスク当社は営業目的で大量の顧客情報を取扱っております。当社は個人情報の漏洩を重要なリスクと認識し、「個人情報保護にかかる規程」を制定し、厳重な管理取扱を社内に周知徹底しております。しかしながら、顧客情報の流出等の問題が発生した場合には、当社の信用及び、業績に影響を及ぼす可能性があります。 (5) 自然災害等のリスク当社の事業所の多くは東京を中心とする関東圏に集中しております。従って大規模な地震・台風等の災害やウイルス感染症の流行等が発生した場合、状況によっては、正常な事業活動が行うことができなくなり、結果として当社業績に影響を及ぼす可能性があります。 (6) 法的規制について当社に関する主な法的規制には「食品衛生法」、「製造物責任法(PL法)」、「食品循環資源の再生利用等の促進に関する法律(食品リサイクル法)」等があります。これらの法規制が強化された場合や、今後新たな法律が制定された場合は、設備投資などの新たな費用が発生・増加することなどにより当社業績に影響を及ぼす可能性があります。 (7) 敷金及び保証金について当社は外食事業を展開するにあたり、店舗オーナーと賃貸借契約を結び敷金及び保証金の差入れを行っております。オーナーの経営状況によって、保証金の回収不能や店舗営業の継続に問題が発生した場合、当社業績に影響を及ぼす可能性があります。 (8) 固定資産の減損について当社では減損会計を適用しておりますが、当社の保有資産について実質的価値の下落や収益性の低下等により減損処理が必要となった場合、当社業績に影響を及ぼす可能性があります。