事業の概要
- 不動産ソリューション事業: エリアクエストは、事業用不動産のビルオーナーや経営者に対し、ビルの収益性を高め、資産価値を維持・向上させるためのサービスを提供しています。同時に、ビルを使用するテナント(借主)には、効率的な施設運営サービスを提供し、双方のニーズに応えることで収益を上げています。
- テナント誘致と契約管理: ビルオーナー向けには、テナントのニーズを分析し、誘致から契約締結までのノウハウを提供する成功報酬型のサービスを展開しています。また、テナントの入居後の契約更新やトラブル解決、さらには売買仲介まで幅広くサポートすることで、安定した収益源を確保しています。
- ビル管理とサブリース: ビルのメンテナンスコスト削減や法令順守のアドバイス、清掃業務などのビル管理サービスを提供しています。また、オーナーの要望に応じてサブリース(転貸)も行い、安定した賃料収入を確保することで、キャッシュ・フローの最大化を目指しています。
出典: FY2025 有価証券報告書(AI要約)
セグメント構成
- 不動産ソリューション事業: エリアクエストグループは、不動産ソリューション事業の単一セグメントで事業を展開しています。この事業は、事業用不動産のビルオーナーや経営者、そしてテナントに対し、多岐にわたるサービスを提供し、収益を上げています。
- テナント誘致事業: ビルオーナーや経営者に対し、テナントのニーズ分析から誘致、リーシングノウハウの提供までを行う成功報酬型のサービスです。多店舗展開企業の出店支援や、潜在的借主へのアプローチによるデータベースマーケティングを通じて、ビルの空室率抑制とキャッシュ・フローの極大化を目指しています。
- 更新及び契約管理・ビル管理事業: 賃貸借契約の更新やトラブル解決、売買仲介、さらにはビルのメンテナンスコスト効率化や法令順守のアドバイス、清掃業務など、ビル経営全般をサポートするサービスです。特に「プレミア会員」サービスでは、ビル管理と問題解決アドバイスをパッケージ化し、安定的な収益源を確保しています。
有価証券報告書「事業の内容」の全文を見る(年度切替)
3【事業の内容】 当社グループの事業の内容及びグループ各社の当該事業に係わる位置付けは次のとおりであります。 なお、当社グループは不動産ソリューション事業の単一セグメントであります。 不動産ソリューション事業 当社グループが展開する不動産ソリューション事業は、事業用不動産のビル所有者又はビル経営者に対して、ビルの収益性を追求し資産価値を維持・向上させるためのサービスを提供し、同時に、事業用不動産を使用する借主に対して、日常的なファシリティ(施設)を効率よく運営するためのサービスを提供しております。① テナント誘致事業 テナント誘致事業の業務は、ビルの所有者又はビルの経営者に対して、ビルを使用する借主のニーズマーケティングからテナント誘致及びリーシングノウハウの提供までを行う成功報酬型のサービスです。 テナント誘致力を強めるために、当社グループは、多店舗展開を行っていくクライアントごとの独自の戦略を策定することから、出店物件の調査・選定、設備環境の問題解決、そして最終的に出店を実現するところまで業務受諾を行っております。各クライアントの店舗の業態情報及び出店戦略を入手し、各クライアントの戦略立地に人員を派遣し集中的に情報を入手し、またクライアントの出店意思を直接貸主に伝えていきます。当社グループに業務を委託することにより、各クライアントは従来の情報入手、立地調査及び貸主との折衝等の業務が短縮され効率よい出店を実現させていきます。さらに当社グループは、退店情報についても各クライアントから入手することにより、退店クライアントの退店コストを削減し、スクラップ&ビルドの店舗網再構築を容易にすることができると考えており、新たなる顧客開拓の手段として活用しております。 当社グループは、強いテナント誘致力を背景に、顧客であるビル所有者又はビル経営者が所有するビルの空室率上昇の抑制を図り、ビルが生み出すキャッシュ・フローの極大化を目指しております。そのため、当社グループは、顕在的借主へのアプローチにとどまらず、ニーズが明確化されていない段階の潜在的借主に積極的にアプローチを行い、借主の情報を収集・蓄積しております。借主の情報がより多く蓄積されることが、結果、貸主とのマッチング力を高め、貸主所有の不動産の収益性を追求することになり、ビルのキャッシュ・フローを高めるという目的に合致することになると考えております。当社グループはこのように、借主の情報及び貸主の情報を日常の営業活動により取得しております。それらの情報を、当社で開発したシステムを利用したデータベースに日々蓄積し、更新することにより、当社グループ独自の情報を利用したデータベースマーケティングを行っております。 また、オフィス開設を行うクライアントに対して企業の事業戦略を実現するために適切なオフィスを開設する戦略アドバイスを行っております。当社グループは従来の単なる借主の賃借条件(立地、予算、規模等)と物件情報のマッチングによるオフィスの開設ではなく、長期的且つ経営的視点で計画的にオフィスを開設することにより、設備投資の最小化、機能性・生産性等に対する効用の最大化等の、借主の事業収益につながる一つの経営資源としてのオフィスを開設する提案を行っております。 なお、テナント誘致事業の収益は、原則として貸主と借主の賃貸借契約が締結された時点で顧客より手数料として受領しております。② 更新及び契約管理事業(売買仲介事業含む) 当社グループは、ビルのキャッシュ・フロー極大化のため、トラブルを未然に防止・解決することが重要であると考えております。ビル経営における諸問題を解決していくためのアドバイスや情報を提供しております。 ビル経営においては、トラブル等多種の問題が発生しておりますが、当社グループは親切丁寧に時間をかけてテナントと折衝し、建物新築に伴う立退きや賃料滞納の解消または明渡し等、合意に導くことを第一に考えております。 また、総合的なビル管理の見地において当社グループは相続問題にも取り組んでおり、ビルの所有者またはビルの経営者の売却ニーズにもお応えしております。③ ビル管理事業(サブリース事業含む) 当社グループは、ビルのキャッシュ・フロー極大化のために、ビルのメンテナンスコストの効率的なサービスを提供し、法令改正によるビルメンテナンスの見直し等のアドバイスを行っております。当社グループは、強いテナント誘致力、トラブルを未然に防止・解決力、パノラマクリーニングという独自の清掃業務や各種法定点検の徹底を図り、快適なビル経営をサポートしております。 また、ビル経営における諸問題を解決していくためのアドバイスや情報を提供する業務とビルメンテナンスをパッケージ化した「プレミア会員」サービスを、ビル所有者又はビル経営者に提供しております。また、ビルの所有者又はビルの経営者のご要望によってはサブリースも行っております。 なお、テナント誘致事業及びビル管理事業の内サブリース事業については株式会社エリアクエスト店舗&オフィスが行っておりますが、株式会社エリアクエスト不動産コンサルティングから顧客の紹介を受けることも多くあります。また、更新及び契約管理事業、ビル管理事業については株式会社エリアクエスト不動産コンサルティングが行っております。 事業の系統図は、次のとおりであります。 (注) 不動産ソリューション事業…テナント誘致事業、更新及び契約管理事業、ビル管理事業 当社は持株会社として、連結子会社2社に対して経営コンサルティング及び管理業務代行を行っており、各社との間で締結している経営コンサルティング契約、管理業務受託契約、採用業務受託契約及びシステム管理業務契約に基づき、コンサルティングフィー及び業務受託料を得ております。なお、当該取引は連結上消去されております。 なお、当社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しており、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。
事業の優位性(モート)
事業の質(有価証券報告書から抽出)
数字に出ない事業の性質を、同じ物差しで全銘柄そろえています。FY2025時点の記載が出典です。
| 価格決定力値上げを通せるか。強いほどインフレ耐性が高い | 中程度 成功報酬型サービスであり、独自のデータベースマーケティングでマッチング力を高めているため。 |
|---|---|
| 参入障壁新規参入を阻む要因の種類 | ネットワーク 独自のシステムで借主・貸主情報を蓄積し、データベースマーケティングを行っている。 |
| 景気敏感度業績が景気循環にどれだけ振られるか | シクリカル |
| 設備投資の性質稼いだ現金がどれだけ設備維持に消えるか | 軽い(資本不要) |
| 規制依存規制は障壁にも足枷にもなる | 高い |
会社が挙げる主要リスク:経済環境悪化による業績への影響 / 宅地建物取引業法等違反による行政処分 / 顧客情報の外部漏洩による信用力低下
同じ条件で他の銘柄を探す → 定性スクリーニング(価格決定力・参入障壁・景気敏感度などで絞り込めます)
モート総合 3 / 25 5類型それぞれの強度と、そう判定した根拠
無形資産☆☆☆☆☆
エリアクエストは特定の強力なブランド、特許、規制ライセンス、または独占的IPを保有しているという公開情報は見当たらない。不動産業界において、これらの無形資産が競争優位の源泉となっているとは考えにくい。
スイッチングコスト★☆☆☆☆
不動産賃貸事業においては、入居者との賃貸契約が一定期間拘束力を持つため、短期的なスイッチングは限定的である。しかし、新たな物件への移転は比較的容易であり、顧客の乗り換えによる損失は大きくない。
ネットワーク効果☆☆☆☆☆
エリアクエストの事業モデルにおいて、ユーザー数の増加がサービス価値を向上させるネットワーク効果は確認できない。不動産賃貸は基本的に一対一の取引である。
コスト優位★☆☆☆☆
不動産開発・賃貸においては、土地取得コストや建築コスト、維持管理コストが重要となる。エリアクエストが構造的に競合他社より低コストで事業運営できるという明確な証拠はないが、規模の経済が限定的なため、コスト優位性は低いと推測される。
規模の経済★☆☆☆☆
エリアクエストは特定の地域や物件種別に特化している可能性があり、業界全体の規模に対して最適な少数寡占を形成しているとは言えない。不動産市場は競争が激しく、多くのプレイヤーが存在する。
- 独自のデータベースマーケティング: エリアクエストは、日常の営業活動で得た貸主と借主の情報を独自開発システムに蓄積し、データベースマーケティングを行っています。これにより、潜在的なニーズを持つ借主にもアプローチし、高いマッチング力でビルの空室率抑制と収益性向上に貢献しています。
- テナント誘致と課題解決力: 多店舗展開を行うクライアントの出店戦略策定から物件選定、設備問題解決までを一貫して支援する「テナント誘致力」が強みです。また、賃料滞納や立ち退き交渉といったビル経営のトラブルを未然に防ぎ、解決に導く専門的なノウハウも有しています。
- 総合的な不動産サービス提供: テナント誘致、契約管理、ビル管理、さらには相続問題や売却ニーズへの対応まで、事業用不動産に関する幅広いサービスをワンストップで提供しています。これにより、顧客であるビルオーナーやテナントの多様な課題に対し、包括的なソリューションを提供できる点が競争優位となっています。
出典: FY2025 有価証券報告書(AI要約)
経営戦略
- 地域密着と顧客サービス: エリアクエストは「地域密着を旨とし、貸主・借主に徹底サービスを提供する」ことを経営理念としています。情報と組織の強みを活かし、顧客と共に成長することを目指し、顧客満足度を高めることで事業基盤を強化しています。
- 収益最大化と情報連携: 「テナント誘致・ビル管理・更新及び契約管理」の三事業部が情報を共有・連携し、事業用不動産の収益最大化を追求する企業哲学を掲げています。これにより、各事業の相乗効果を高め、効率的なサービス提供と顧客価値向上を図っています。
- ストック収入基盤の強化: 中長期的な安定成長を目指し、売上高経常利益率10%と配当性向30%以上を目標としています。景気や企業の出店意欲に左右されない「磐石なストック収入の基盤」を創ることを重視しており、特にリノベーションサブリース事業を2026年6月期に280件まで伸ばすことを目標としています。
出典: FY2025 有価証券報告書(AI要約)
有価証券報告書「経営方針・対処すべき課題・MD&A」の全文を見る(年度切替)
経営方針・経営戦略
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 会社の経営の基本方針 当社グループは、以下の経営理念と企業哲学を経営の基本方針として事業に取り組んでおります。(経営理念)「地域密着を旨とし、貸主・借主に徹底サービスを提供する。情報と組織の強みを活かしたサービスに従事し、顧客と共に栄える。」(企業哲学)「テナント誘致・ビル管理・更新及び契約管理の三事業部が情報を共有・連携し、事業用不動産収益の最大化を追求する。」 (2) 目標とする経営指標 当社グループは、中長期的に安定した成長を目指し、売上高経常利益率10%を目標としています。また、配当性向30%以上を維持します。 (3) 経営環境 国内外の経済は、日本においては雇用環境の改善や省力化推進による設備投資の増加などにより、経済活動は底堅く推移したものの、為替相場の変動に加え、ロシア・ウクライナ紛争の長期化、中国市場の低迷、中東情勢に伴う物価上昇やサプライチェーンの混乱など、経営環境は不安定かつ不透明な状況が続いております。海外におきましては、AI関連投資等を背景に、米国を中心に緩やかな成長を維持したものの、中東情勢の緊迫化による地政学リスクの高まりなど不安定かつ不透明な状況が継続いたしました。 このような環境下におきまして、仲介関連事業は前年比増加、サブリース事業は前年比件数微増、粗利益3.3%増とすることができました。 当連結会計年度においては、人材採用及び販売促進費の拡大等、積極的な営業姿勢を続けてまいりました。景気や企業の出店意欲等に左右されない磐石なストック収入の基盤を創ることが、次期のさらなる業績向上につながると考えております。 (4) 対処すべき課題 当社グループは、当社独自の専門的な不動産サービスによって、問題解決力のある管理会社を目指し顧客の囲い込みを進めます。また、中核事業であるリノベーションサブリース事業を着実に伸ばし、リノベーションサブリース件数を2027年6月期に265件を目標とします。
対処すべき課題
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 会社の経営の基本方針 当社グループは、以下の経営理念と企業哲学を経営の基本方針として事業に取り組んでおります。(経営理念)「地域密着を旨とし、貸主・借主に徹底サービスを提供する。情報と組織の強みを活かしたサービスに従事し、顧客と共に栄える。」(企業哲学)「テナント誘致・ビル管理・更新及び契約管理の三事業部が情報を共有・連携し、事業用不動産収益の最大化を追求する。」 (2) 目標とする経営指標 当社グループは、中長期的に安定した成長を目指し、売上高経常利益率10%を目標としています。また、配当性向30%以上を維持します。 (3) 経営環境 国内外の経済は、日本においては雇用環境の改善や省力化推進による設備投資の増加などにより、経済活動は底堅く推移したものの、為替相場の変動に加え、ロシア・ウクライナ紛争の長期化、中国市場の低迷、中東情勢に伴う物価上昇やサプライチェーンの混乱など、経営環境は不安定かつ不透明な状況が続いております。海外におきましては、AI関連投資等を背景に、米国を中心に緩やかな成長を維持したものの、中東情勢の緊迫化による地政学リスクの高まりなど不安定かつ不透明な状況が継続いたしました。 このような環境下におきまして、仲介関連事業は前年比増加、サブリース事業は前年比件数微増、粗利益3.3%増とすることができました。 当連結会計年度においては、人材採用及び販売促進費の拡大等、積極的な営業姿勢を続けてまいりました。景気や企業の出店意欲等に左右されない磐石なストック収入の基盤を創ることが、次期のさらなる業績向上につながると考えております。 (4) 対処すべき課題 当社グループは、当社独自の専門的な不動産サービスによって、問題解決力のある管理会社を目指し顧客の囲い込みを進めます。また、中核事業であるリノベーションサブリース事業を着実に伸ばし、リノベーションサブリース件数を2027年6月期に265件を目標とします。
MD&A(経営者による分析)
4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当社グループにおける財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析は、以下のとおりであります。 なお、文中における将来に関する事項につきましては、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 (1)重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針は、「第5 経理の状況」1.連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項 4.会計方針に関する事項」に記載しているとおりであります。 当社グループは、固定資産の減損損失、税効果会計、貸倒引当金、投資その他の資産の評価等に関して、過去の実績や当該取引の状況に照らして、合理的と考えられる見積り及び判断を行い、その結果を資産・負債の帳簿価額及び収益・費用の金額に反映して連結財務諸表を作成しておりますが、実際の結果は見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。 (2)経営成績 当連結会計年度における国内外の経済は、日本においては雇用環境の改善や省力化推進による設備投資の増加などにより、経済活動は底堅く推移したものの、為替相場の変動に加え、ロシア・ウクライナ紛争の長期化、中国市場の低迷、中東情勢に伴う物価上昇やサプライチェーンの混乱など、経営環境は不安定かつ不透明な状況が続いております。海外におきましては、AI関連投資等を背景に、米国を中心に緩やかな成長を維持したものの、中東情勢の緊迫化による地政学リスクの高まりなど不安定かつ不透明な状況が継続いたしました。 このような環境下におきまして、仲介関連事業は前年比増加、サブリース事業は前年比件数微増、粗利益3.3%増とすることができました。 当連結会計年度においては、人材採用及び販売促進費の拡大等、積極的な営業姿勢を続けてまいりました。景気や企業の出店意欲等に左右されない磐石なストック収入の基盤を創ることが、次期のさらなる業績向上につながると考えております。 以上の結果、当連結会計年度の業績は、売上高2,521,604千円(前連結会計年度比1.8%の増加)、営業利益276,961千円(前連結会計年度比4.9%の減少)、経常利益243,097千円(前連結会計年度比29.6%の増加)、親会社株主に帰属する当期純利益は129,565千円(前連結会計年度比15.2%の増加)となりました。 (3)財政状態(資産) 当連結会計年度末における流動資産は583,171千円となり前連結会計年度末に比べ37,952千円減少いたしました。これは主に現金及び預金が35,397千円減少したことによるものであります。 固定資産は3,266,275千円となり、前連結会計年度末に比べ61,759千円減少いたしました。これは、主に投資有価証券が51,411千円減少したこと等によるものであります。 この結果、総資産は3,853,486千円となり、前連結会計年度末に比べ100,688千円減少いたしました。(負債) 当連結会計年度末における流動負債は967,344千円となり、前連結会計年度末に比べ51,898千円減少いたしました。これは、主に1年内返済予定の長期借入金が32,954千円減少したこと及び短期借入金が18,000千円減少したこと等によるものであります。 固定負債は1,550,091千円となり、前連結会計年度末に比べ3,953千円増加いたしました。これは、主に長期借入金が34,294千円減少したこと及び社債が21,300千円減少したものの、長期預り保証金が75,766千円増加したこと等によるものであります。 この結果、負債合計は2,517,435千円となり、前連結会計年度末に比べ47,945千円減少いたしました。(純資産) 当連結会計年度末における純資産は1,336,050千円となり、前連結会計年度末に比べ52,743千円減少いたしました。これは、主に親会社株主に帰属する当期純利益の計上129,565千円があったものの剰余金の配当により48,077千円減少、自己株式の取得により100,793千円減少したこと等によるものであります。 (4)経営成績に重要な影響を与える要因について 「3 事業等のリスク」に記載のとおりであります。 (5)資本の財源及び資金の流動性についての分析 ①キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における連結ベースの現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ35,397千円減少し、当連結会計年度末残高は386,012千円となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。・営業活動によるキャッシュ・フロー 営業活動の結果獲得した資金は、288,865千円(前年同期比8,324千円の収入減少)となりました。これは、主に税金等調整前当期純利益が222,452千円によるものであります。・投資活動によるキャッシュ・フロー 投資活動の結果獲得した資金は、46,480千円(前年同期は183,271千円の使用)となりました。これは、主に預り保証金の受入による収入159,726千円及び差入保証金の回収による収入23,757千円等によるものであります。・財務活動によるキャッシュ・フロー 財務活動の結果使用した資金は、370,743千円(前年同期比36,159千円の支出増加)となりました。これは、主に自己株式の取得による支出100,793千円、社債の償還による支出34,100千円及び配当金の支払額47,656千円等によるものであります。 ②財務政策当社グループは現在、運転資金及び設備投資資金につきましては、内部資金又は借入により資金調達することとしております。売上債権の圧縮及び有価証券の売却等、資金の効率を高め、財務基盤の健全化を進めていく方針であります。 当社グループは、健全な財務状態及び営業活動によるキャッシュ・フローを生み出す能力があることにより、当社グループの成長を維持するために将来必要となる資金を調達することが可能と考えております。 (6)販売実績 当連結会計年度における販売実績を不動産ソリューション事業の事業部門別に示すと、次のとおりであります。事業部門第27期(自 2025年7月1日至 2026年6月30日)前年同期比(%)テナント誘致事業(千円)138,08186.3更新及び契約管理事業(千円)58,192103.9ビル管理事業(千円)2,325,331102.9合計(千円)2,521,604101.8(注)主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合 外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がないため、記載はありませ ん。 (7)経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、中長期的に安定した成長を目指し、売上高経常利益率10%と、配当性向30%以上を目標としています。 当期においては、売上高経常利益率(連結)9.6%、配当性向(連結)49.3%と、配当性向は達成したものの、売上高経常利益率は未達となりました。
事業リスク
- 経済状況の変動: 不動産業界は経済状況に大きく左右されるため、景気悪化や地政学的リスクによる経済環境の厳しさが増した場合、エリアクエストの業績に悪影響を及ぼす可能性があります。特に企業の出店意欲の低下は、テナント誘致事業の収益に直接影響します。
- 法的規制の遵守違反: 宅地建物取引業法などの法的規制を受けているため、法令遵守を徹底しています。しかし、万が一、これらの法令に違反した場合、免許取消を含む行政処分を受ける可能性があり、その場合、事業継続に重大な影響を与え、業績に悪影響を及ぼす恐れがあります。
- 顧客情報の漏洩リスク: 営業活動で得た顧客情報を独自システムで管理していますが、外部からの不正アクセスなどにより情報が漏洩した場合、エリアクエストの信用力が低下し、顧客離れや損害賠償請求などにより経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。
出典: FY2025 有価証券報告書(AI要約)
有価証券報告書「事業等のリスク」の全文を見る(年度切替)
3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 ①経済状況について 当社グループが事業を営む不動産業界においては、経済環境悪化により、当社を取り巻く環境が厳しくなった場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ②法的規制について 連結子会社株式会社エリアクエスト店舗&オフィスは収益不動産の賃貸仲介業務を行っており、宅地建物取引業法及び関係法令の規制を受けております。当社グループが営む事業においては、国土交通大臣・都道府県知事から免許を受ける必要があります。 当社グループは、法令順守を徹底した社員教育を行いコンプライアンス体制の整備に努めておりますが、同法及び関係法令に定められた事項に違反した場合、免許取消を含む行政処分がなされる可能性があり、免許取消等の処分がなされた場合、当社グループの業績に影響が及ぶ可能性があります。 ③顧客情報について 当社グループは営業活動に伴って入手した顧客情報を、当社独自に開発したシステムに蓄積しており、顧客情報の管理に注意を払っておりますが、外部からの不正な手段によるサーバ内侵入等により、顧客情報の外部漏洩がなされた場合、当社グループの信用力が低下し、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。