事業の概要
- 仮設建物のリースと販売東海リースは、工事現場などで一時的に使われる仮設建物やユニットハウス、それに付随する机や椅子などの什器備品を、お客様に貸し出したり販売したりしています。これは同社グループの主要な事業であり、建設業界や石油化学業界、官公庁などが主な顧客です。事業の大部分を占める単一事業として展開されています。
- グループ会社との連携子会社である東海ハウス株式会社が仮設建物やユニットハウスの部材製造・仕入れを行い、日本キャビネット株式会社が什器備品を製造・仕入れしています。これらの製品を東海リースが仕入れ、最終顧客へリース・販売する形で事業が成り立っています。グループ全体でサプライチェーンを構築し、効率的な運営を目指しています。
- トータルサービス提供単に商品を貸し出すだけでなく、製造、運送、工事、補修といった一連のサービスも提供しています。これにより、お客様は仮設建物の設置から撤去までを東海リースグループに一任でき、利便性の高いワンストップサービスを受けることができます。オペレーティングリース会社として、商品の賃貸に加えて付加価値の高いサービスを提供しています。
出典: FY2026 有価証券報告書(AI要約)
セグメント構成
- 日本事業の収益貢献東海リースグループの主要な事業地域は日本であり、売上高150.54281億円、営業利益5.96568億円を計上しています。これはグループ全体の売上と利益の大半を占めており、仮設建物やユニットハウスのリース・販売事業が国内市場で堅調に推移していることを示しています。国内市場が同社の主要な収益源です。
- 中国事業の展開状況中国地域でも事業を展開しており、売上高0.41741億円、営業利益0.06724億円を計上しています。日本事業と比較すると規模は小さいですが、海外市場への展開も行っていることが分かります。今後の成長戦略によっては、中国事業の拡大も視野に入ってくる可能性があります。
- 単一事業の地域別構成東海リースグループは、仮設建物、ユニットハウスおよび関連什器備品類のリースおよび販売という単一の事業を営んでいます。この単一事業が日本と中国の二つの地域セグメントで展開されており、日本が圧倒的な稼ぎ頭となっています。地域ごとの市場特性に応じた事業展開がなされていると考えられます。
2021-03 セグメント別業績
| セグメント | 区分 | 売上(億) | 営業利益(億) | 営業利益率 |
|---|---|---|---|---|
| Japan | 地域 | 151 | 6 | 4.0% |
| China | 地域 | 0 | 0 | 16.1% |
有価証券報告書「事業の内容」の全文を見る(年度切替)
3 【事業の内容】当社の企業集団は当社および子会社4社で構成されており、当社グループが営んでいる主な事業内容は、仮設建物、ユニットハウスおよびこれらに付随する什器備品類等のリースおよび販売という単一の事業であります。当社が仮設建物、ユニットハウスおよびこれらに付随する什器備品類等のリースおよび販売を行い、子会社4社がリース用部材の製造および仕入れならびに仮設建物等に付随する什器備品類を当社へリースおよび販売を行っております。仮設建物リースおよび販売 主に連結子会社である東海ハウス㈱より完成された仮設建物部材を当社が仕入し、各ユーザーへリースおよび販売を行っております。什器備品リースおよび販売 仮設建物等に付随する什器備品類を連結子会社である日本キャビネット㈱が、当社へリースおよび販売しており、当社が、各ユーザーへリースおよび販売を行っております。ユニットハウスリースおよび販売 ユニットハウスは、主として連結子会社である東海ハウス㈱より当社が仕入を行い、各ユーザーへリースおよび販売を行っております。また仮設建物等に付随する衛生用移動建物(トイレ棟・フロ等)のリースおよび販売は主に他業者から仕入を行い、各ユーザーへリースおよび販売を行っております。 なお、上記のうち、「什器備品リースおよび販売」は、主たる商品である「仮設建物リースおよび販売」や「ユニットハウスリースおよび販売」に付随して発生するものであります。また、オペレーティングリース会社として、商品の賃貸だけでなく、製造、運送、工事、補修も含めたトータルなサービスを提供しております。 (事業系統図)
事業の優位性(モート)
事業の質(有価証券報告書から抽出)
数字に出ない事業の性質を、同じ物差しで全銘柄そろえています。FY2025時点の記載が出典です。
| 参入障壁新規参入を阻む要因の種類 | 設備 全国13カ所にリース用資産を保管する工場・配送センターを配置している点 |
|---|---|
| 顧客集中度特定顧客への依存度。高いほど失注リスクが大きい | 中程度 |
| 景気敏感度業績が景気循環にどれだけ振られるか | 中程度 |
| 設備投資の性質稼いだ現金がどれだけ設備維持に消えるか | 混合 |
| 規制依存規制は障壁にも足枷にもなる | 中程度 |
会社が挙げる主要リスク:自然災害やパンデミックに関するリスク / 工場・配送センターの罹災に関するリスク / 労働災害に関するリスク
同じ条件で他の銘柄を探す → 定性スクリーニング(価格決定力・参入障壁・景気敏感度などで絞り込めます)
モート総合 6 / 25 5類型それぞれの強度と、そう判定した根拠
無形資産☆☆☆☆☆
東海リースは特定の強力なブランド、特許、規制ライセンス、または独占的IPを保有しているという公開情報は見当たらない。事業内容は主にリース・レンタル事業であり、無形資産による競争優位性は限定的と考えられる。
スイッチングコスト★★☆☆☆
顧客は特定のリース物件やサービスに依存している場合、乗り換えには手続きや新たな契約締結の手間が生じる。しかし、リース物件の選択肢は多様であり、代替サービスも存在するため、スイッチング・コストは中程度と考えられる。
ネットワーク効果☆☆☆☆☆
東海リースの事業モデルは、ユーザー数の増加がサービスの価値を直接的に高めるネットワーク効果を生み出す構造ではない。顧客基盤の拡大は収益増に繋がるが、プラットフォーム型ビジネスのようなネットワーク効果は期待できない。
コスト優位★☆☆☆☆
リース・レンタル業界全体として、物件の調達コストや維持管理コストが競争力の源泉となりうる。東海リースが他社と比較して構造的に低いコスト構造を有しているという明確な証拠はないが、規模の経済による効率化の可能性は示唆される。
規模の経済★★★☆☆
東海リースは、特定の地域やニッチ市場において、一定の規模と実績を持つことで、物件調達や顧客対応において効率性を発揮している可能性がある。業界全体で見た場合、規模の経済が競争優位に寄与する可能性は否定できない。
- 全国拠点による供給体制東海リースは全国に工場や配送センターを配置しており、リース用資産を保管しています。これにより、特定の拠点が災害などで機能不全に陥った場合でも、他の拠点がカバーしてリース用資産を供給できる体制を整えています。この分散された供給網は、事業継続性を高める上で強みとなります。
- グループ内での一貫生産体制子会社が仮設建物部材や什器備品を製造・仕入れしているため、グループ内で製品の調達から供給までを一貫して行うことが可能です。これにより、品質管理の徹底やコスト効率の向上に繋がり、安定した製品供給を実現しています。外部依存度を低減し、安定した事業運営に寄与しています。
- オペレーティングリースとサービス商品の賃貸だけでなく、製造、運送、工事、補修まで含めたトータルなサービスを提供している点が強みです。これにより、顧客は仮設建物の調達から運用、撤去までを一貫して任せることができ、利便性が向上します。単なる物貸しに留まらない付加価値提供により、顧客との関係強化に繋がっています。
出典: FY2026 有価証券報告書(AI要約)
経営戦略
- 社会貢献と環境配慮オペレーティング・リースシステムを通じて、環境保護と経済成長の両立を目指し、社会に貢献することを経営の基本方針としています。物の命を大切にする再生リースシステムを推進し、廃棄物の減量化と省資源化に取り組むことで、持続可能な社会の形成に貢献することを目指しています。
- 収益性向上と効率化原価や物価上昇などのコスト増加要因に対し、コスト削減や運営の効率化を図ることで、営業利益率および自己資本利益率ともに5%を目標としています。人手不足への対応や外注工事のリース商品化による利益確保も目指し、筋肉質な組織を構築することで、収益性の向上を図る方針です。
- 優先課題への取り組み外注工事や運賃などの原価上昇、物価高騰に伴う従業員の給料アップや人材確保のための人件費増加に対応するため、複数の課題に取り組んでいます。具体的には、リース用資産の在庫状況、納期、採算を重視した受注活動、運営・業務の効率化による利益創出、安全衛生管理や市場ニーズへの対応による顧客満足度向上を目指しています。
出典: FY2026 有価証券報告書(AI要約)
有価証券報告書「経営方針・対処すべき課題・MD&A」の全文を見る(年度切替)
経営方針・経営戦略
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。(1)会社の経営の基本方針①社会貢献当社は、オペレーティング・リースシステムを通じて、環境保護と経済成長が両立する社会の形成に貢献していくと同時に、社会・企業・従業員の平和と発展のため、事業活動に精励してまいります。 ②環境方針 物の命を大切にする再生オペレーティング・リースシステムを推進し、廃棄物の減量化と省資源化に取り組みます。 (2)目標とする経営指標原価や物価上昇などのコスト増加要因に対して、コスト削減や運営の効率化により、営業利益率および自己資本利益率とも5%を目標としております。なお、当連結会計年度における営業利益率は6.4%、自己資本利益率は4.2%となっております。 (3)中長期的な会社の経営戦略運営の効率化による人手不足への対応や外注工事のリース商品化による利益確保を図ってまいります。 (4)会社の優先的に対処すべき課題外注工事および運賃などの原価の上昇や、物価高騰に対応した従業員の給料アップおよび人材確保のための人件費の増加を見込んでおり、以下の内容について取り組んでまいります。・リース用資産の在庫状況および納期、採算を一体で重視した受注活動・運営や業務の効率化により利益を捻出できる筋肉質な組織の構築・安全衛生管理や商品などの市場ニーズへの対応による得意先満足度の向上
対処すべき課題
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。(1)会社の経営の基本方針①社会貢献当社は、オペレーティング・リースシステムを通じて、環境保護と経済成長が両立する社会の形成に貢献していくと同時に、社会・企業・従業員の平和と発展のため、事業活動に精励してまいります。 ②環境方針 物の命を大切にする再生オペレーティング・リースシステムを推進し、廃棄物の減量化と省資源化に取り組みます。 (2)目標とする経営指標原価や物価上昇などのコスト増加要因に対して、コスト削減や運営の効率化により、営業利益率および自己資本利益率とも5%を目標としております。なお、当連結会計年度における営業利益率は6.4%、自己資本利益率は4.2%となっております。 (3)中長期的な会社の経営戦略運営の効率化による人手不足への対応や外注工事のリース商品化による利益確保を図ってまいります。 (4)会社の優先的に対処すべき課題外注工事および運賃などの原価の上昇や、物価高騰に対応した従業員の給料アップおよび人材確保のための人件費の増加を見込んでおり、以下の内容について取り組んでまいります。・リース用資産の在庫状況および納期、採算を一体で重視した受注活動・運営や業務の効率化により利益を捻出できる筋肉質な組織の構築・安全衛生管理や商品などの市場ニーズへの対応による得意先満足度の向上
MD&A(経営者による分析)
4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】(1) 経営成績等の状況の概要当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績およびキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」といいます。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態および経営成績の状況当社は、2025年10月9日付「施工管理技士の技術検定試験における実務要件の不備について」にてお知らせしたとおり、施工管理技士の技術検定試験における実務要件の不備について社内調査を実施した結果、一部の社員が受検の実務要件を充足していない状態で技術検定試験を受検し、施工管理技士の資格を取得しており、また、実務要件の不備があった社員が工事現場の監理技術者として配置されていた工事現場1件につきましても国土交通省に報告したことを公表しています。当社は、公表日である2025年10月9日以前にすでに再発防止策を講じておりますが、その後の国土交通省からの質疑などへの対応を継続しております。今後、新たに報告すべき事項が発生した場合、速やかに公表させていただきます。株主、投資家の皆様をはじめとするステークホルダーの皆様に多大なるご迷惑とご心配をおかけしておりますことを心よりお詫び申しあげますとともに、信頼回復に全力を挙げて取り組んでまいります。当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用所得環境は堅調に推移し、個人消費も緩やかな回復基調が続いています。しかしながら、地政学リスクの高まりや米国による関税政策、国内の物価上昇の長期化および慢性的な人手不足など先行きが不透明な状況となっています。このような状況のなか、当社グループはリース用資産の在庫状況および納期、採算を一体で重視した受注活動を行うとともに、一層のお得意先様満足を獲得すべく商品の品質向上および安全衛生管理の徹底を図っております。 以上の結果、売上高は官公庁需要案件の期中受注、期中完工の計画未達もありましたが18,856百万円(前期比2.5%増)となりました。損益面につきましては、人件費を含む売上原価率が前期より1.6ポイント上昇したことなどにより、営業利益は1,202百万円(前期比20.4%減)となり、営業外費用においては支払利息が前期より90.1ポイント増加したことにより経常利益は1,074百万円(前期比29.6%減)となりました。また、特別利益に連結子会社である日本キャビネット株式会社が取得した枚方配送センター兼本社用建物に対する固定資産受贈益など115百万円、特別損失に固定資産除却損など69百万円を計上した結果、親会社株主に帰属する当期純利益は723百万円(前期比32.4%減)となりました。 財政状態については、次のとおりであります。(資産の部)当連結会計年度の資産合計は、前連結会計年度より2,754百万円増加し39,413百万円となりました。これは主に、現金及び預金が1,020百万円、受取手形、売掛金及び契約資産が824百万円、リース用資産(純額)が364百万円増加したことによるものです。(負債の部)当連結会計年度の負債合計は、前連結会計年度より2,165百万円増加し21,745百万円となりました。これは主に、借入金(短期借入金、長期借入金)が3,204百万円増加し、支払手形及び買掛金が565百万円、電子記録債務が255百万円減少したことによるものです。(純資産の部)当連結会計年度の純資産合計は、前連結会計年度より588百万円増加し17,668百万円となりました。これは主に、利益剰余金が307百万円増加したことによるものです。 ② キャッシュ・フローの状況オペレーティングリース会社である当社グループは、営業用資産であるリース用資産の取得を、投資活動によるキャッシュ・フローと位置づけております。一方、リース用資産の減価償却費は非資金取引として営業活動によるキャッシュ・フローの減価償却費に含めて記載しております。当連結会計年度の現金及び現金同等物の期末残高は、前連結会計年度末より1,080百万円増加し3,052百万円となりました。営業活動によるキャッシュフローは、672百万円の収入(前期は1,028百万円の収入)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益1,120百万円の計上による資金増加要因と、売上債権の増加額850百万円による資金減少要因によるものです。投資活動によるキャッシュフローは、2,164百万円の支出(前期は1,822百万円の支出)となりました。これは主に、リース用資産の取得による支出1,964百万円によるものです。財務活動によるキャッシュフローは、2,567百万円の収入(前期は958百万円の収入)となりました。これは主に、短期借入金の純増減額1,639百万円によるものです。③ 生産、受注および販売の実績当社および連結子会社の事業は仮設建物リース業であり単一のセグメントであるため、生産、受注および販売の実績についてはセグメント別の記載を省略しております。a.生産実績事業の種類当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日)金額(千円)前年同期比(%)仮設建物リース業1,877,260102.6 (注) 上記金額は、主にリース用資産の製造高であります。 b.受注実績期首契約残高期中契約高期中契約実行高期末契約残高金額(千円)金額(千円)前年同期比(%)金額(千円)前年同期比(%)金額(千円)前年同期比(%)14,963,94520,089,56394.818,856,477102.516,197,031108.2 c.販売実績事業の種類当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日)金額(千円)前年同期比(%)仮設建物リース業18,856,477102.5 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識および分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 ① 重要な会計方針および見積り当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成に当たって採用している重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項 (連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載しております。この連結財務諸表の作成に当たっては、会計基準の範囲内で見積りが行われている部分があり、資産・負債および収益・費用に反映されております。これらの見積りについては、継続して評価、見直しを行っておりますが、急激な環境の変化により、実際の結果と異なることがあります。連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。 ② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識および分析・検討内容a.経営成績等の分析当社グループの当連結会計年度の経営成績等は以下のとおりであります。 (売上高)売上高は、前連結会計年度より458百万円増加し18,856百万円(前期比2.5%増)となりました。主な要因としては、民間需要案件の売上高アップなどによるものです。 (売上総利益)売上総利益は、前連結会計年度より207百万円減少し3,743百万円(前期比5.2%減)となりました。主な要因としては、官公庁需要案件の売上計画未達と人件費を含む売上原価率の上昇によるものです。 (営業利益)販売費及び一般管理費は、人件費のアップなどにより前連結会計年度より101百万円増加し2,541百万円(前期比4.2%増)となりました。これらの結果、営業利益は前連結会計年度より309百万円減少し1,202百万円(前期比20.4%減)となりました。 (経常利益)営業外収益は、スクラップ売却益の減少などにより16百万円減少し205百万円となりました。営業外費用は、支払利息の増加などにより124百万円増加し333百万円となりました。以上の結果、経常利益は前連結会計年度より450百万円減少し1,074百万円(前期比29.6%減)となりました。 (親会社株主に帰属する当期純利益)特別利益に連結子会社である日本キャビネット株式会社の枚方配送センター兼本社用建物に対する固定資産受贈益など115百万円、特別損失に固定資産除却損など69百万円を計上した結果、親会社株主に帰属する当期純利益は前連結会計年度より346百万円減少し723百万円(前期比32.4%減)となりました。 b.資本の財源および資金の流動性についての分析(資本の財源および資金の流動性)当社グループの運転資金需要のうち主なものは、専従協力業者ならびに外注業者の工事費と販売費及び一般管理費等のリース事業を運行するための管理費用であり、設備投資資金需要のうち主なものは、リース用資産の取得によるものであります。運転資金の調達については、営業活動により得られたキャッシュ・フローおよびコミットメントライン等の融資枠による金融機関からの短期借入を基本としております。設備投資資金の調達については、営業活動により得られたキャッシュ・フローおよび金融機関からの長期借入を基本としております。なお、当連結会計年度末における借入金など有利子負債残高は17,615百万円となりました。
事業リスク
- 工場・配送センターの罹災全国に点在する工場や配送センターが、火災や自然災害などで被災し、長期にわたり機能不全に陥る可能性があります。他の拠点でカバーできる体制はありますが、復旧が長期化すると、リース用資産の供給に支障が生じ、会社の業績や財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。
- 物流網の寸断リスク自然災害などにより道路が寸断され、リース用資産の運送が困難になるリスクがあります。他の拠点で代替供給できる場合もありますが、広範囲かつ長期的な物流網の寸断が発生した場合、顧客への供給が滞り、売上減少や顧客からの信頼失墜に繋がり、経営成績や財政状態に影響を与える可能性があります。
- 原料調達・価格高騰リスク仮設建物やユニットハウスの主原料である鉄骨、鋼板、ウレタンなどの入手が困難になったり、仕入れ価格が高騰したりするリスクがあります。一時的な影響は限定的とされていますが、この状態が長期化すると、製造コストの増加により利益が圧迫され、会社の業績や財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。
出典: FY2026 有価証券報告書(AI要約)
有価証券報告書「事業等のリスク」の全文を見る(年度切替)
3 【事業等のリスク】有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が当社グループの経営成績および財政状況等に重要な影響を及ぼす可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。(1) 工場・配送センターの罹災に関するリスク 当社グループは、全国にリース用資産を保管する工場・配送センターを配置しております。1拠点が罹災し機能不全に陥ったとしても、他の拠点がカバーしリース用資産を供給しますが、復旧まで長期化した場合、当社グループの経営成績および財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (2) 物流に関するリスク 当社グループは、全国にリース用資産を保管する工場・配送センターを配置しております。自然災害等により道路が寸断されても、他の拠点がカバーしリース用資産を供給しますが、道路の復旧が長期化した場合、当社グループの経営成績および財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (3) 情報・セキュリティに関するリスク 機密情報の紛失・誤用・改ざん等を防止するため、システムを含め情報管理に対して適切なセキュリティ対策を実施しています。しかしながら、コンピューターウイルスの感染・不正アクセスによる情報の消失・データ改ざん・個人情報や会社の機密情報の漏洩等が生じた場合、情報システムの停止または一時的な混乱等により、事業活動に甚大な支障をきたすとともに、顧客情報の流出により社会的信用に影響を及ぼす可能性があります。 (4) 原料調達・原料高騰のリスク 当社が扱う商品である仮設建物およびユニットハウスはリース商品であり、常時全国の工場・配送センターに一定の在庫を保管しており、その主原料である鉄骨、鋼板、ウレタン等の入手が一時的に困難な状態に陥ったり仕入価格が一時的に高騰したりしても、ただちに当社グループの経営成績には影響を与えることはありません。しかしながら、この状態が長期化した場合、当社グループの経営成績および財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (5) コンプライアンスに関するリスク 当社グループは、当社行動指針を定め、コンプライアンスに関する研修を定期的に実施しております。しかしながら、法令違反や社会規範に反した行動等が発生した場合、お客様をはじめとしたステークホルダーからの信頼を失うことにより、当社グループの経営成績および財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (6) 市場動向等に関するリスク当社グループの主要なユーザーは、建設および石油化学業界などの民間企業と官公庁であります。これらの需要動向が、量および単価の両面で当社グループの受注状況に影響を及ぼす可能性があります。