事業の概要
- 主力事業の概要北沢産業グループは、業務用厨房機器・家具の販売を核として収益を上げています。具体的には、レストランやホテルなどの外食産業、デパートやスーパーなどの中食産業向けに、厨房機器や関連家具を提供しています。また、これらの機器の修理・保守サービスも手掛け、顧客の厨房運営を多角的にサポートしています。
- 製造と販売の一貫体制子会社のエース工業株式会社が業務用厨房機械器具を、サンベイク株式会社が製菓・製パン機械器具を製造しており、自社グループ内で製品開発から製造までを行っています。これにより、品質管理を徹底し、顧客の多様なニーズに応じた製品供給を可能にしています。
- その他事業と収益源主力である業務用厨房関連事業のほか、一般家庭向けのキッチン販売や、保有する不動産の賃貸業務も行っています。これらの事業は、グループ全体の収益の多様化に貢献しており、特に不動産賃貸事業は安定的な収益源となっています。
出典: FY2026 有価証券報告書(AI要約)
セグメント構成
- 業務用厨房関連事業この事業は、北沢産業グループの主要な収益源であり、売上高は152.2275億円、営業利益は14.30395億円を計上しています。主に業務用厨房機器や家具の販売、修理・保守サービス、そして業務用厨房機械器具や製菓・製パン機械器具の製造を行っており、外食産業や中食産業の顧客に貢献しています。
- 不動産賃貸事業この事業は、不動産の賃貸業務を通じて収益を得ており、売上高は3.38789億円、営業利益は1.8651億円となっています。グループ全体の売上高に占める割合は小さいものの、安定した収益源として、グループの財務基盤を支える役割を担っています。
- 事業構成と収益性北沢産業グループは、業務用厨房関連事業が売上高の大部分を占める単一事業構造に近い形ですが、不動産賃貸事業が安定的な収益をもたらしています。業務用厨房関連事業は高い売上を誇り、利益も大きく貢献していますが、不動産賃貸事業は売上規模は小さいものの、比較的高い営業利益率を確保していると考えられます。
2025-03 セグメント別業績
| セグメント | 区分 | 売上(億) | 営業利益(億) | 営業利益率 |
|---|---|---|---|---|
| CommercialKitchenEquipment | 事業 | 152 | 14 | 9.4% |
| Leasing | 事業 | 3 | 2 | 55.1% |
有価証券報告書「事業の内容」の全文を見る(年度切替)
3 【事業の内容】当社グループは当社及び子会社2社により構成されており、事業は業務用厨房機器・家具の販売を主に、これらに附帯する業務用厨房機器の修理・保守サービス及び業務用厨房機械器具、製菓・製パン機械器具の製造を行っているほか、家庭用キッチンの販売および不動産の賃貸業務を営んでおります。 事業内容および当社と関係会社の当該事業に係る位置付け並びに報告セグメントとの関連は、次のとおりであります。なお事業内容の区分は、報告セグメントの区分と同一であります。 区分主要な会社業務用厨房関連事業 業務用厨房機器・家具の販売 家庭用キッチンの販売当社(会社総数 1社) 業務用厨房機器の修理・保守サービス当社(会社総数 1社) 業務用厨房機械器具の製造エース工業㈱(会社総数 1社) 製菓・製パン機械器具の製造サンベイク㈱(会社総数 1社)不動産賃貸事業 不動産の賃貸当社(会社総数 1社) 以上の企業集団等について図示すると次のとおりであります。 (注) 上記の製造子会社は、全て連結子会社であります。
事業の優位性(モート)
事業の質(有価証券報告書から抽出)
数字に出ない事業の性質を、同じ物差しで全銘柄そろえています。FY2025時点の記載が出典です。
| 価格決定力値上げを通せるか。強いほどインフレ耐性が高い | 弱い 原材料の需給状況により価格上昇の可能性があり、価格転嫁力が低い可能性がある。 |
|---|---|
| 顧客集中度特定顧客への依存度。高いほど失注リスクが大きい | 高い(依存) |
| 景気敏感度業績が景気循環にどれだけ振られるか | シクリカル |
会社が挙げる主要リスク:特定の販売先への依存度が高いこと / 原材料の価格上昇リスク / 景気変動の影響
同じ条件で他の銘柄を探す → 定性スクリーニング(価格決定力・参入障壁・景気敏感度などで絞り込めます)
モート総合 3 / 25 5類型それぞれの強度と、そう判定した根拠
無形資産☆☆☆☆☆
財務データが未収録のため、ブランド力、特許、規制ライセンス、独占的IPなどの無形資産に関する具体的な評価は不可能。
スイッチングコスト★☆☆☆☆
卸売業という業態から、顧客が取引先を変更する際の一定のスイッチングコスト(取引関係の構築、システム連携など)は存在する可能性があるが、その程度は不明。
ネットワーク効果☆☆☆☆☆
ネットワーク効果が事業の競争優位性に寄与しているという情報は現時点では確認できない。
コスト優位★☆☆☆☆
卸売業として、仕入れや物流における効率化によるコスト優位の可能性はあるが、具体的なデータがなく評価は困難。
規模の経済★☆☆☆☆
業界内での規模の経済性が競争優位に働く可能性はあるが、市場シェアや規模に関する具体的な情報がないため、現時点では弱い評価。
- 総合的なソリューション提供力北沢産業は、単に厨房機器を販売するだけでなく、キッチンの設計・施工、新商品開発、メンテナンスサービス、ファニチャー販売まで、厨房に関するあらゆる面でのトータルサポートを提供しています。これにより、顧客は複数の業者とやり取りする手間を省き、一貫したサービスを受けることができます。
- 自社ブランドと多様な商品ラインナップ自社ブランド製品の開発・製造に加え、世界の優れた商品も取り扱うことで、幅広い顧客ニーズに対応しています。これにより、顧客は用途や予算に応じた最適な製品を選択でき、北沢産業は多様な市場セグメントへのアプローチが可能となっています。
- 顧客との継続的な関係構築顧客の声に真摯に耳を傾け、市場ニーズの変化に柔軟に対応する企業運営を目指しています。アフターサービス体制の充実や提案営業の推進を通じて、顧客との継続的かつ安定的な取引関係を構築し、長期的な収益基盤を強化しています。
出典: FY2026 有価証券報告書(AI要約)
経営戦略
- 顧客ニーズへの対応と事業基盤強化顧客の多様なニーズに合わせた提案営業を強化し、製品販売だけでなく、アフターサービス体制を充実させることで、顧客との継続的かつ安定的な取引関係を築くことを目指しています。これにより、既存事業の収益性を高め、事業の土台をより強固なものにする方針です。
- 新たな需要分野の開拓食品加工場やスーパーマーケットなどの中食分野へ積極的に営業活動を展開し、新たな市場での需要を取り込むことを目指しています。これにより、事業ポートフォリオを多様化し、特定の市場への依存度を低減させながら、成長分野での収益機会を拡大していく戦略です。
- 人材の確保と育成将来の事業を担う人材の採用と教育体制の充実に力を入れ、技術やノウハウを円滑に次世代へ引き継ぐことを重要な経営課題としています。持続的な成長を支えるために、従業員が安心して働き続けられる職場環境を整備し、企業価値の向上にも繋げていく方針です。
出典: FY2026 有価証券報告書(AI要約)
有価証券報告書「経営方針・対処すべき課題・MD&A」の全文を見る(年度切替)
経営方針・経営戦略
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】(1)経営方針当社は、食品加工機器・厨房機器の総合販売商社として自社ブランドの商品及び世界の優れた商品を提供する事はもとよりキッチンコーディネイト、厨房設備設計施工、新商品開発、メンテナンスサービス、ファニチャー販売といったあらゆる面からのトータルサポートを提供し、常にお客様の声に真摯に耳を傾け、市場ニーズの多様化や経営環境の変化にも柔軟に対応できる当社独自の企業運営を行い、株主の皆様にとって魅力ある企業集団であることを目指すとともに、お客様及び従業員を大切にし、社会に貢献できる企業集団であることを目指しております。 (2)経営環境及び対処すべき課題今後の見通しにつきましては、物価上昇による実質賃金の低下などの影響から、依然として先行き不透明な状況が続くものと見込まれます。そのような状況において、当社グループはこうした経営環境を踏まえ、以下の事項を重点課題として取り組んでまいります。第一に、既存事業における収益性の向上と事業基盤の強化であります。顧客ニーズに即した提案営業の推進およびアフターサービス体制の一層の充実を図り、継続的かつ安定的な取引関係の構築に努めてまいります。第二に、新たな需要分野への取り組み強化であります。食品加工場やスーパーマーケット等を中心とした中食分野への営業活動を積極的に展開し、事業ポートフォリオの多様化と成長分野の開拓を進めてまいります。第三に、人材の確保および育成であります。将来を担う人材の採用および教育体制の充実、ならびに技術・ノウハウの円滑な承継を重要な経営課題と位置付け、持続的な成長を支える人材戦略を推進してまいります。第四に、持続可能な社会の実現に向けた取り組みであります。省エネルギー型・省資源型製品の開発および販売を通じて環境負荷の低減に取り組むとともに、多様な人材が安心して働き続けられる職場環境の整備を進め、企業価値の向上に努めてまいります。当社グループといたしましては、単品販売の強化を図り、競争力の高い商品の重点的な拡販を進めるとともに、24時間365日対応のサービス体制をさらに充実させてまいります。加えて、リスク管理およびコンプライアンスの一層の強化を図り、安定した事業運営と持続的な成長の実現に努めてまいる所存であります。
対処すべき課題
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】(1)経営方針当社は、食品加工機器・厨房機器の総合販売商社として自社ブランドの商品及び世界の優れた商品を提供する事はもとよりキッチンコーディネイト、厨房設備設計施工、新商品開発、メンテナンスサービス、ファニチャー販売といったあらゆる面からのトータルサポートを提供し、常にお客様の声に真摯に耳を傾け、市場ニーズの多様化や経営環境の変化にも柔軟に対応できる当社独自の企業運営を行い、株主の皆様にとって魅力ある企業集団であることを目指すとともに、お客様及び従業員を大切にし、社会に貢献できる企業集団であることを目指しております。 (2)経営環境及び対処すべき課題今後の見通しにつきましては、物価上昇による実質賃金の低下などの影響から、依然として先行き不透明な状況が続くものと見込まれます。そのような状況において、当社グループはこうした経営環境を踏まえ、以下の事項を重点課題として取り組んでまいります。第一に、既存事業における収益性の向上と事業基盤の強化であります。顧客ニーズに即した提案営業の推進およびアフターサービス体制の一層の充実を図り、継続的かつ安定的な取引関係の構築に努めてまいります。第二に、新たな需要分野への取り組み強化であります。食品加工場やスーパーマーケット等を中心とした中食分野への営業活動を積極的に展開し、事業ポートフォリオの多様化と成長分野の開拓を進めてまいります。第三に、人材の確保および育成であります。将来を担う人材の採用および教育体制の充実、ならびに技術・ノウハウの円滑な承継を重要な経営課題と位置付け、持続的な成長を支える人材戦略を推進してまいります。第四に、持続可能な社会の実現に向けた取り組みであります。省エネルギー型・省資源型製品の開発および販売を通じて環境負荷の低減に取り組むとともに、多様な人材が安心して働き続けられる職場環境の整備を進め、企業価値の向上に努めてまいります。当社グループといたしましては、単品販売の強化を図り、競争力の高い商品の重点的な拡販を進めるとともに、24時間365日対応のサービス体制をさらに充実させてまいります。加えて、リスク管理およびコンプライアンスの一層の強化を図り、安定した事業運営と持続的な成長の実現に努めてまいる所存であります。
MD&A(経営者による分析)
4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の概況 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、インバウンド需要や名目賃金の上昇などにより、緩やかに回復することが期待されたものの、米国の関税引き上げ政策や日中関係の悪化、イラン情勢の緊迫化等の地政学リスクの高まりなど、景気の下振れリスクに対する警戒感から、先行きは不透明な状況が続いております。当社グループの主要取引先におきましても、物価高や実質賃金の減少による節約志向、光熱費等の上昇や人手不足の影響などにより、引き続き厳しい経営環境が続いております。このような状況のなかで、当社グループの当連結会計年度の売上高は140億31百万円(前年同期比9.8%減)となりました。 利益面では、営業利益2億66百万円(前年同期比68.4%減)、経常利益3億67百万円(前年同期比59.6%減)、親会社株主に帰属する当期純利益2億20百万円(前年同期比66.0%減)となりました。 セグメントの業績を示すと、以下のとおりであります。 (業務用厨房関連事業)業務用厨房関連事業につきましては、売上高は136億97百万円(前年同期比10.0%減)となり、営業利益は11億17百万円(前年同期比21.9%減)となりました。 (不動産賃貸事業)不動産賃貸事業につきましては、売上高は3億41百万円(前年同期比3.1%減)となり、営業利益は1億89百万円(前年同期比1.5%増)となりました。 ② キャッシュ・フローの状況当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は31億57百万円となり、前連結会計年度末より7億22百万円減少しました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動によって使用した資金は、6億99百万円となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益4億53百万円の計上、減価償却費3億98百万円及び売上債権の減少額9億11百万円に対し、仕入債務の減少額19億27百万円、法人税等の支払額2億78百万円及び投資有価証券売却益1億55百万円によるものです。(投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動によって得られた資金は、1億63百万円となりました。これは主に、投資有価証券の取得による支出1億70百万円及び有形固定資産の取得による支出1億46百万円に対し、投資有価証券の売却による収入1億83百万円、保険積立金の解約による収入1億41百万円、有価証券の償還による収入1億円及び有形固定資産の売却による収入63百万円によるものです。(財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動によって使用した資金は、1億85百万円となりました。これは主に、配当金の支払額によるものです。 ③ 生産、受注及び販売の実績 a.生産実績当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称生産高(千円)前年同期比(%)業務用厨房関連事業886,038△0.9 (注) 1 金額は製造原価によっております。2 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。3 不動産賃貸事業については該当事項はありません。 b.受注実績当連結会計年度の受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称受注高(千円)前年同期比(%)受注残高(千円)前年同期比(%)業務用厨房関連事業13,348,613△10.5604,284△5.8 (注) 1 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。2 不動産賃貸事業については該当事項はありません。 c.販売実績当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称販売高(千円)前年同期比(%)業務用厨房関連事業13,697,622△10.0不動産賃貸事業333,635△1.5合計14,031,258△9.8 (注) 1 セグメント間の取引については相殺消去しております。2 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 重要な会計方針及び見積り当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して作成しています。その作成には経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額及び開示に影響を与える見積りを必要としています。経営者は、これらの見積りについて過去の実績等を勘案し合理的に判断していますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。 当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針は、「第5 経理の状況 の連結財務諸表の(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載しておりますが、特に次の重要な会計方針が連結財務諸表における重要な見積りに大きな影響を及ぼすと考えております。ⅰ) 収益の認識基準当社グループの商品売上高は、出荷基準または検収基準により売上計上しております。売上計上基準の適用は当社の販売管理規程に基づいて決定しております。 ⅱ) 貸倒引当金の計上基準当社グループは売上債権等の貸倒損失に備えて回収不能となる見積額を貸倒引当金として計上しております。将来、顧客の財政状況が悪化し支払能力が低下した場合には、引当金の追加計上または貸倒損失が発生する可能性があります。ⅲ) 有価証券の減損処理当社グループは金融機関や販売または仕入に係る取引会社の株式を保有しております。これらの株式は株式市場の価格変動リスクを負っているため、合理的な基準に基づいて有価証券の減損処理を行っており、株式市場が悪化した場合には多額の有価証券評価損を計上する可能性があります。ⅳ) 固定資産の減損処理 当社グループは固定資産のうち減損の兆候がある資産又は資産グループについて、当該資産又は資産グループから得られる割引前将来キャッシュ・フローの総額が帳簿価額を下回る場合には、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として計上しております。減損の兆候の把握、減損損失の認識及び測定にあたっては慎重に検討しておりますが、事業計画や市場環境の変化により、その見積りの前提とした条件又は仮定に変更が生じ減少した場合、減損処理が必要となる可能性があります。ⅴ) 繰延税金資産の回収可能性の評価当社グループは繰延税金資産の回収可能性を評価するに際して将来の課税所得を合理的に見積もっております。繰延税金資産の回収可能性は将来の課税所得の見積りに依存するので、その見積額が減少した場合は繰延税金資産が減額され税金費用が計上される可能性があります。 ② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容(経営成績の分析) ⅰ) 売上高当連結会計年度におけるわが国経済は、インバウンド需要や名目賃金の上昇などにより、緩やかに回復することが期待されたものの、物価上昇による実質賃金の低下などの影響から、依然として先行き不透明な状況が続いております。当社グループの主要取引先である外食産業におきましても、原材料や人件費・物流費等の上昇や消費者の生活防衛的節約志向への動きなどから、引き続き厳しい経営環境が続いております。このような状況のなかで、当社グループの当連結会計年度の売上高は140億31百万円(前年同期比9.8%減)となりました。 ⅱ) 売上総利益当連結会計年度の売上総利益は、前連結会計年度に比べ1億40百万円減少し、43億90百万円(前年同期比3.1%減)となりました。ⅲ) 営業利益当連結会計年度の営業利益は、前連結会計年度に比べ5億75百万円減少し、2億66百万円(前年同期比68.3%減)となりました。ⅳ) 経常利益当連結会計年度の経常利益は、営業外収益を1億34百万円(前年同期比59.2%増)、営業外費用を32百万円(前年同期比85.2%増)を計上した結果、前連結会計年度に比べ5億40百万円減少し3億67百万円(前年同期比59.5%減)となりました。ⅴ) 親会社株主に帰属する当期純利益当連結会計年度の親会社株主に帰属する当期純利益は、2億20百万円(前年同期比66.0%減)を計上いたしました。 (財政状態の分析)ⅰ)資産流動資産は、前連結会計年度末に比べて14億86百万円減少し、72億42百万円となりました。これは主にその他が2億4百万円増加したことに対し、現金及び預金8億22百万円及び受取手形及び売掛金9億49百万円が減少したことによるものです。固定資産は、前連結会計年度末に比べ3億84百万円増加し、97億42百万円となりました。これは主に無形固定資産1億69百万円及び有形固定資産1億15百万円が減少したことに対し、投資その他の資産が6億68百万円が増加したことによるものです。ⅱ)負債流動負債は、前連結会計年度末に比べて19億4百万円減少し、44億50百万円となりました。これは主に電子記録債務16億36百万円及び支払手形及び買掛金2億90百万円が減少したことによるものです。 固定負債は、前連結会計年度末に比べて2億29百万円増加し、11億79百万円となりました。これは主に退職給付に係る負債21百万円が減少したことに対し、繰延税金負債が2億60百万円増加したことによるものです。純資産は、前連結会計年度末に比べて5億72百万円増加し、113億55百万円となりました。これは配当金の支払1億85百万円が減少したことに対し、その他有価証券評価差額金5億34百万円の増加及び親会社株主に帰属する当期純利益2億20百万円が計上されたことによるものです。 (キャッシュ・フローの状況)当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況の分析につきましては、「4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の概況 ② キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 (経営成績に重要な影響を与える要因) 「第2 3 事業等のリスク」に記載のとおりであります。 (資本の財源、資金の流動性)ⅰ) 資金需要当社グループの資金需要は、運転資金としましては、商品等の仕入れに係る費用等があり、設備資金としましては、当連結会計年度に実施いたしました設備投資額は1億52百万円であり、主に建物及び車両運搬具への投資額であります。ⅱ) 財務政策当社グループは、現在及び将来の事業活動のために適切な水準の流動性維持及び、効率的な資金の確保を最優先としております。これに従い、営業活動によるキャッシュ・フローの確保に努めると共に、自己資金を効率的に活用しております。また、資金不足が生じた場合に備え、複数の金融機関より融資枠を確保しており、当社グループの今後の事業活動において必要な運転資金及び設備資金を確保することは可能であると考えております。
事業リスク
- 特定販売先への高い依存度北沢産業グループの売上高の97.6%が業務用厨房関連事業に集中しており、その中でも外食産業とデパート・スーパー等の中食産業への売上が全体の44.4%を占めています。これらの業界は景気変動の影響を受けやすいため、今後の景気動向によっては、グループ全体の業績に大きな影響が出る可能性があります。
- 原材料価格の変動リスク業務用厨房機器の製造に必要な資材の調達において、供給の安定性、品質、価格を考慮して最適な調達先を選定しています。しかし、世界的な需給状況の変化や市場の変動により、原材料の価格が上昇する可能性があり、これが製造コストの増加や利益率の低下につながるリスクがあります。
- その他事業活動に伴うリスク上記に明記されたリスク以外にも、事業活動には様々な潜在的なリスクが存在します。例えば、競合他社の動向、技術革新への対応、法規制の変更、自然災害などが挙げられます。これらのリスクに対しては、継続的な対策と発生時の影響最小化に努める必要があります。
出典: FY2026 有価証券報告書(AI要約)
有価証券報告書「事業等のリスク」の全文を見る(年度切替)
3 【事業等のリスク】(1) 依存度の高い販売先について当社グループは、業務用厨房関連事業の売上高が97.6%を占めております。業務用厨房機器の販売先として外食産業の売上高が21.5%、デパート・スーパー等の中食産業の売上高が22.9%となっており、これら2業種で44.4%を占めることとなっております。外食産業、デパート・スーパーともに景気の影響を多大に受ける販売先であり、今後の景気動向により当社グループの業績に影響を与える可能性があります。(2) 原材料の調達について当社グループに必要な資材調達につきましては、供給の安定、品質、価格の面から最適な調達先の選定を行っておりますが、需給状況などにより価格上昇する可能性があります。(3) その他当社グループの事業活動は様々なリスクを伴っており、上記に記載されたものがリスクの全てではありません。リスクに対しては、不断の対策を怠らず、その未然防止を図るとともに、リスクの発生の際はその影響を最小限に留めるように努めてまいります。