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タマホーム(1419)は何で稼いでいるか — 事業の柱と依存度

建設業 建設・資材

事業の概要

  • 住宅建築請負事業
    タマホームは、主に「大安心の家」シリーズなどの注文住宅の建築請負を主力事業としています。顧客と直接工事請負契約を結び、設計から施工管理まで一貫して行い、全国に展開するロードサイド型独立店舗や住宅総合展示場を通じて集客し、販売しています。
  • 不動産開発・販売事業
    分譲宅地や戸建分譲の販売、マンションの企画・開発・販売、オフィスビルの転貸や区分所有権販売も手掛けています。これは住宅事業と連携し、土地の仕入れから販売までを行うことで、住宅事業の顧客基盤を広げ、収益源を多様化しています。
  • 多角的な事業展開
    金融事業(火災保険代理、つなぎ融資取次)、エネルギー事業(メガソーラー運営)、その他事業(広告代理、家具販売、農業、海外投資など)も展開しています。これにより、住宅関連サービスを総合的に提供し、顧客のライフスタイル全般をサポートすることで、安定的な収益構造を構築しています。
出典: FY2026 有価証券報告書(AI要約)
セグメント構成
  • 住宅事業
    売上高1,461.3億円、営業利益3.3億円。注文住宅の建築請負、リフォーム工事、外構工事紹介、設計支援などを手掛ける主力事業です。全国展開する店舗網と多様な商品ラインナップで、地域特性や顧客ニーズに対応した住宅を提供し、収益の大部分を占めています。
  • 不動産事業
    売上高478.16億円、営業利益24.18億円。分譲宅地・戸建分譲の販売、マンションの企画・開発・販売、オフィスビルの転貸・区分所有権販売などを行っています。住宅事業と連携し、土地の仕入れから販売までを一貫して手掛けることで、安定した収益を上げています。
  • 金融・エネルギー事業
    金融事業は売上高9.16億円、営業利益1.53億円で、火災保険代理やつなぎ融資取次を行います。エネルギー事業は売上高8.33億円、営業利益2.66億円で、メガソーラー発電施設の運営・管理を行います。これらは住宅関連サービスを補完し、収益源の多様化に貢献しています。
2025-05 セグメント別業績
セグメント区分売上(億)営業利益(億)営業利益率
Housing 地域 1,461 3 0.2%
RealEstate 事業 478 24 5.1%
Financing 事業 9 2 16.7%
EnergyBusiness 地域 8 3 31.9%
有価証券報告書「事業の内容」の全文を見る(年度切替)
FY2026|5,541 文字
3 【事業の内容】当社グループは、当社および当社の関係会社(子会社11社および関連会社3社(2026年5月31日現在))で構成されております。 セグメントは「住宅事業」「不動産事業」「金融事業」「エネルギー事業」の4つに分類し、それらセグメントに含まれない事業を「その他事業」に分類しており、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメントと同一であります。事業内容と当社グループの当該事業における位置づけは、次のとおりであります。住宅事業事業内容注文住宅の建築請負、リフォーム工事等の請負、外構工事等付帯工事の紹介、プレカットCAD入力・図面作成等の設計支援事業担当会社タマホーム㈱、TAMA SON THANH VIETNAM JOINT STOCK COMPANY 不動産事業事業内容分譲宅地・戸建分譲の販売、マンションの企画・開発・販売、オフィスビルの転貸事業、オフィス区分所有権販売事業、不動産仲介担当会社タマホーム㈱ 金融事業事業内容火災保険等の保険代理業務、注文住宅購入者向けつなぎ融資の取次業務担当会社タマホーム㈱、タマファイナンス㈱エネルギー事業事業内容メガソーラー発電施設の運営、管理担当会社㈱九州新エネルギー機構、タマホーム有明メガソーラー合同会社その他事業事業内容広告代理業、家具販売・インテリア工事の請負、地盤保証、農業、海外における投資・情報収集・開発、車両リース事業担当会社タマホーム㈱、タマ・アド㈱、タマリビング㈱、在住ビジネス㈱、タマアグリ㈱、THオートリース㈱、Tama Global Investments Pte. Ltd.、Tama Global Investments (Cambodia) Ltd.、Kakehashi Tama Home Development Co.,Ltd. (住宅事業)・住宅建築(住宅建築事業の特徴)住宅建築事業は、注文住宅の建築請負を行う事業であります。注文住宅の建築は、当社が顧客との間で戸建住宅の工事請負契約を締結し、設計及び施工(工事管理)を行うものであります。当事業における特徴の一つは、ロードサイド型の独立店舗を中心とした店舗展開にあります。当社グループは、全国47都道府県にロードサイド型の独立店舗を出店しており、2026年5月31日現在、183店舗を展開しております。独立店舗には、主にモデルハウス、事務所及びショールームを併設しており、モデルハウスの見学から仕様打合せまで、一貫した営業活動を行っております。また、営業エリアの拡充を目的として、住宅総合展示場への出店も行っており、2026年5月31日現在、住宅総合展示場を51箇所出店しております。当社グループでは、ロードサイド型独立店舗及び住宅総合展示場の双方を活用し、地域特性や集客効率等を踏まえた店舗展開を行っております。店舗への集客については、テレビCM、WEB動画CM、チラシ及びWEB広告等を活用した広告宣伝活動に加え、展示場来場者向けの販売促進施策を実施しております。これらの施策を通じて、展示場来場者数の増加及び集客力向上に努めております。 (商品の特徴)当社グループは、「より良いものをより安く 提供することにより 社会に奉仕する」という経営方針のもと、設立当初より、「自由設計・オール電化・豊富な設備仕様」を特徴とする住宅商品「大安心の家」を提供してまいりました。設立当初は九州地区を中心に営業展開を行っていたことから、断熱地域区分(注1)5・6・7地域向けの商品を中心に展開しておりましたが、営業エリアの拡大に伴い、北関東・北陸・南東北地区(4地域)向けの「大安心の家〔愛〕」、北東北地区(3地域)向けの「大安心の家〔暖〕」、北海道地区(1・2地域)向けの「大地の家」、沖縄地区(8地域)向けの「大安心の家〔沖縄〕」など、地域特性に対応した商品を投入してまいりました。また、価格帯や顧客ニーズの多様化に対応するため、価格を抑えた「木麗な家」、都市部の狭小地向け3階建て住宅「木望の家」、屋上緑化が可能な住宅「グリーンエコの家」、外観意匠を向上させた「大安心の家PREMIUM」、ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)に対応した「大安心の家ZERO」、品質とコストバランスを重視した「シフクノいえ」など、商品ラインナップの拡充を進めてまいりました。なお、「大安心の家」シリーズについては、2009年6月の「長期優良住宅」認定制度(注2)の開始に伴い、同制度へ適合する仕様への改良を実施しております。また、2022年5月には、住宅性能表示制度の改定により新設された「断熱等性能等級5」へ対応いたしました。「自由設計・オール電化・豊富な設備仕様」を維持しつつ、高耐久・高断熱・高耐震性能を備えた商品展開を行っております。さらに、省エネ基準の最高水準である「HEAT20 G3」水準及びUA値0.23W/(㎡・K)(注3)を実現した、高耐久・高断熱・高気密住宅「笑顔の家」を全国で販売しております。 当社グループの販売する商品の主なラインナップは以下のとおりです。 商品名特徴大安心の家「自由設計・オール電化・豊富な設備仕様」が特徴で、当社設立以来の主力商品であります。また、長期優良住宅認定制度(注2)に標準で対応となっております。地域断熱区分によって各種ラインナップ(「大安心の家[愛]」「大安心の家[暖]」「大地の家(1・2地域対応)」「大安心の家[沖縄]」)を取り揃えております。木麗な家「大安心の家」と同じ耐震性能を持ち自由設計でありながら、子育て世代や一次取得者向けに、よりお求めやすい価格設定とした商品です。木望の家市街地などの限られた敷地でも、ライフスタイルに応じた住まいづくりが実現可能な3階建住宅です。ピロティ式カーポート(注4)など、限られた敷地で、広く快適な生活ができる立体的な間取り構成などの工夫がなされている住宅です。防火面での安全性の向上も図られ、標準にて準耐火仕様の設定となっております。グリーンエコの家屋上スペースを庭園やアウトドアリビングとして有効活用可能で、都市部の狭い敷地でもプライベートな屋外空間を確保できる自由設計の住宅です。大安心の家 PREMIUM開放感を演出するハイ&ワイドサッシや高いデザイン性と耐久性を併せ持つ外壁材を標準採用し、ワンランク上のライフスタイルを実現する商品です。大安心の家 ZERO「大安心の家」をベースに年間一次エネルギー収支をゼロ以下にする住宅を実現しました。経済性、快適性、環境性に優れた商品です。シフクノいえ プレミアシンプル&ベーシックなプランバリエーションに人気の住宅設備、最高等級3の高耐震性を備えた企画型商品です。笑顔の家省エネ基準の最高レベルとなる「HEAT20 G3」水準のUA値0.23w(㎡/K)(注3)を実現した、高耐候、高耐久、高断熱、高気密な商品です。「ダブル断熱工法」で一年を通し快適に暮らすことができます。 (注1) 断熱地域区分断熱地域区分とは、「建築物省エネ法」において、全国の気候条件に応じて地域区分されたものです。適合する地域区分に応じて断熱性能基準が設けられ、断熱材の厚み・開口部の断熱性・気密性能など規定されています。断熱地域区分ごとの主な対応地域は以下のとおりであります。(山間部等一部例外もあります。)1、2地域・・・北海道3 地域・・・青森県、岩手県、秋田県4 地域・・・宮城県、山形県、福島県、栃木県、新潟県、長野県5、6地域・・・茨城県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、富山県、石川県、福井県、山梨県、岐阜県、 静岡県、愛知県、三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、 鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県、 福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県7 地域・・・宮崎県、鹿児島県8 地域・・・沖縄県(注2) 「長期優良住宅」認定制度「長期優良住宅の普及の促進に関する法律(2009年6月4日施行)」が施行されたことにより、長期優良住宅としての性能(劣化対策、耐震性、維持管理の容易性等の基準)が定められ、同制度に適合している住宅を購入し、認定を受けることで税制の特例措置(住宅ローン減税、登録免許税、固定資産税等の減免等)を受けることができる制度であります。(注3) HEAT20 G3・UA値一般社団法人20年先を見据えた日本の高断熱住宅研究会(HEAT20)が定める断熱基準において、最も高い断熱性能を誇るグレードです。断熱地域区分 1・2・3 地域の笑顔の家は G2 レベルに該当します。UA 値は、プラン、その他諸条件により異なります。(注4) ピロティ式カーポートピロティとは建物の一階部分にあって壁のない、柱だけで囲われた空間のことです。この空間を利用した駐車場をピロティ式カーポートといいます。 ・リフォーム当社グループは、設立から28年が経過し、初期に建築した住宅におけるメンテナンス需要及び増改築需要が増加しております。引渡し後の経過年数や顧客ニーズに応じた商品・サービスを展開し、リフォーム事業を行っております。・住宅関連紹介住宅建築に付随する各種工事(解体工事、外構工事等)並びに引越し、インターネット回線契約等について、提携事業者への紹介を行い、紹介手数料を受領しております。・設計支援業務プレカットCAD入力、図面作成等の設計支援業務を行っております。 (不動産事業)・戸建分譲当社グループでは、多様化するお客様の住宅ニーズに対応するため、注文住宅に加え、戸建分譲事業を展開しております。土地を保有していないお客様への提案に加え、立地や利便性、入居時期などを重視されるお客様にも幅広い選択肢を提供することで、より多くのお客様の住まいづくりに貢献しております。当社グループは、これまで培ってきた住宅建築のノウハウを活かし、戸建分譲事業を展開することで、経営方針である「より良いものをより安く」の実現に努めております。事業開始当初は、5区画程度の小規模開発案件を中心に展開しておりましたが、事業ノウハウの蓄積に伴い、30区画を超える大規模プロジェクトにも対応可能となりました。現在は、資金効率及び回転率を重視し、主に10区画以下の案件を中心に展開しております。また、住宅の提供にとどまらず、街並み・景観・周辺環境にも十分配慮した総合的な住環境の提供に取り組んでおります。・マンション販売中古マンションの買取及びリノベーション再販を主な業務としております。・サブリースサブリース事業は、ビルを1棟又はフロア単位で借り受け、転貸する事業であります。オーナー(所有者)に対して賃料保証を行い、テナントから受領する賃料を収益として計上しております。また、改修工事等によるビルの価値向上を図るとともに、リーシング活動を通じてテナント誘致を行っております。・オフィス区分所有権販売オフィス区分所有権販売事業は、サブリース事業で培った経営資源を活用した事業であります。当事業では、都心商業地に所在する小・中規模オフィスビルを1棟単位で取得し、リノベーション等によるバリューアップを実施することで、オフィス物件としての付加価値向上を図っております。その後、賃料水準及び入居率の改善を進め、1棟単位又はフロア単位で販売しております。 (金融事業)・保険代理業当社グループでは、保険代理業として、火災保険、地震保険、自動車保険等の損害保険及び生命保険の取次業務を行っております。保険代理業務は、契約の取次に加え、事故発生時の窓口対応や保険会社との折衝業務等、多岐にわたっております。また、取扱商品の拡充を目的として生命保険の販売を推進するとともに、社内ファイナンシャル・プランナーを活用したライフプラン提案等にも取り組んでおります。・ファイナンスタマファイナンス㈱において、本融資実行までの資金立替に係るつなぎ融資の取次サービスを、当社の新築住宅購入者向けに提供しております。 (エネルギー事業)・メガソーラー事業当社グループでは、大規模太陽光発電所の運営を行っております。福岡県大牟田市において、「タマホーム有明メガソーラー発電所」を2015年1月に竣工し、2015年2月より商業運転を開始いたしました。発電した電力については、固定価格買取制度に基づき、九州電力㈱へ売電しております。 (その他事業)・広告代理業タマ・アド㈱は、総合広告会社として広告代理業を行っております。広告媒体の仕入販売に加え、広告コンテンツの制作、イベント企画等の業務を行っております。・家具販売・インテリア工事請負 タマリビング㈱は、家具の販売(卸売及び直販)並びにカーテン、照明工事等のオプション工事の請負を 行っております。・地盤保証在住ビジネス㈱は、地盤調査、地盤改良工事、地盤保証、省エネ適合性判定の申請代行及び構造計算サービスに関する事業を行っております。・農業タマアグリ㈱は、農業への進出及び障がい者雇用機会の創出を目的として、福岡県筑後市において農作物等の生産・加工・販売を行っております。・車両リースTHオートリース㈱は、当社グループ内の社用車を中心としたリース、中古車販売、メンテナンス、修理並びに損害保険管理業務を行っております。 以上述べた事項を事業の系統図によって示すと、次のとおりであります。

事業の優位性(モート)

事業の質(有価証券報告書から抽出)
数字に出ない事業の性質を、同じ物差しで全銘柄そろえています。FY2025時点の記載が出典です。
価格決定力値上げを通せるか。強いほどインフレ耐性が高い 弱い
木材等の主要部材の急激な高騰や人件費上昇が工事原価を押し上げるリスクがあるため。
参入障壁新規参入を阻む要因の種類 規制
建設業法に基づく建築工事業許可が必要であり、許認可の取消や更新不可は事業に重大な支障を及ぼす。
顧客集中度特定顧客への依存度。高いほど失注リスクが大きい 低い(分散)
景気敏感度業績が景気循環にどれだけ振られるか シクリカル
設備投資の性質稼いだ現金がどれだけ設備維持に消えるか 混合
規制依存規制は障壁にも足枷にもなる 高い
会社が挙げる主要リスク:業績の季節性に関するリスク / 個人消費動向等の住宅受注棟数への影響 / 規制に関するリスク
同じ条件で他の銘柄を探す → 定性スクリーニング(価格決定力・参入障壁・景気敏感度などで絞り込めます)
モート総合 8 / 25 5類型それぞれの強度と、そう判定した根拠
無形資産★☆☆☆☆
根拠:弱いブランド・特許・許認可

タマホームは「ハッピー・アワー」などの独自のブランドイメージを構築しているが、他社も類似の低価格帯住宅ブランドを展開しており、特許や独占的IPによる明確な優位性は見られない。ブランド認知度は一定程度あるものの、強力な無形資産とは言い難い。

スイッチングコスト★☆☆☆☆
根拠:弱い乗り換えの手間・コスト

住宅購入は人生における大きな決断であり、一度契約・建築を開始すると、他の住宅メーカーへの乗り換えは物理的・心理的コストが非常に大きい。しかし、タマホームの住宅仕様やサービスが他社と比較して極端にユニークでなく、顧客が乗り換えを強く躊躇するほどのスイッチング・コストは限定的。

ネットワーク効果☆☆☆☆☆
根拠:弱い利用者増が価値を生む

住宅建設業において、顧客が増えることでサービスの価値が向上するようなネットワーク効果は基本的に存在しない。タマホームのビジネスモデルには、ユーザー数の増加が直接的な競争優位に繋がる要素は見当たらない。

コスト優位★★★☆☆
根拠:中程度同じ物を安く作れる

タマホームは、大量仕入れ、標準化された工法、効率的なサプライチェーン管理により、低価格帯住宅市場においてコスト競争力を維持している。特に、木材の安定調達や、FC展開による販売網の拡大がコスト削減に寄与していると考えられる。

規模の経済★★★☆☆
根拠:中程度規模が参入障壁になる

タマホームは、低価格帯住宅市場において一定のシェアを確立しており、規模の経済を活かした事業運営を行っている。全国に広がる販売網と生産体制は、同業他社と比較して効率的な運営を可能にしている。

  • 全国展開の店舗網
    全国47都道府県に183のロードサイド型独立店舗と51の住宅総合展示場を展開しており、これにより広範な顧客層にアプローチし、地域に密着した営業活動を可能にしています。モデルハウスと事務所、ショールームを併設することで、顧客は一貫したサービスを受けられます。
  • 多様な商品ラインナップ
    設立当初からの主力商品「大安心の家」に加え、地域特性(北海道向け「大地の家」、沖縄向け「大安心の家〔沖縄〕」など)や顧客ニーズ(価格を抑えた「木麗な家」、都市部向け「木望の家」、ZEH対応「大安心の家ZERO」など)に対応した幅広い商品を展開しています。これにより、多様な顧客層の獲得と市場変化への対応力を高めています。
  • 高品質・高機能住宅の提供
    長期優良住宅認定制度や住宅性能表示制度の改定に対応し、高耐久・高断熱・高耐震性能を備えた住宅を提供しています。特に「笑顔の家」では省エネ基準最高水準の「HEAT20 G3」を実現するなど、高い品質と環境性能を追求することで、顧客からの信頼と競争力を維持しています。
出典: FY2026 有価証券報告書(AI要約)

経営戦略

  • V字回復と持続的成長
    2027年5月期から2031年5月期までの中期経営計画「タマステップ2031」を策定し、「V字回復から持続的成長へ」を基本方針としています。事業競争力の強化、人的資本への投資、資本効率を意識した経営を通じて、企業価値の持続的な向上を目指しています。
  • 事業ポートフォリオの強化
    注文住宅事業では商品ラインナップの再編・共通化や営業・施工体制の再構築により収益力向上を図ります。戸建分譲事業、リフォーム事業、不動産事業でもそれぞれの強みを活かした成長戦略を推進し、事業ポートフォリオ全体の強化を目指しています。
  • 生産性向上と資本効率重視
    DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進や人的資本への投資を通じて、生産性および組織力の向上を図ります。また、ROE(自己資本利益率)を重要な経営指標として、収益性と資本効率の向上に取り組むことで、持続的な成長と中長期的な企業価値の向上を実現する計画です。
出典: FY2026 有価証券報告書(AI要約)
有価証券報告書「経営方針・対処すべき課題・MD&A」の全文を見る(年度切替)
経営方針・経営戦略
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末において当社グループが判断したものです。 (1) 経営方針当社グループは、2027年5月期から2031年5月期までを対象とする中期経営計画「タマステップ2031」を策定しております。当社の経営理念である「より良いものをより安く提供することにより社会に奉仕する」のもと、「V字回復から持続的成長へ」を基本方針に掲げ、事業競争力の強化、人的資本への投資及び資本効率を意識した経営を推進することで、企業価値の持続的向上を目指してまいります。 (2) 経営戦略等当社グループは、2027年5月期を初年度とする中期経営計画「タマステップ2031」において、「V字回復から持続的成長へ」を基本方針に掲げ、事業競争力の強化と収益基盤の再構築を進めることで、持続的な企業価値の向上を目指しております。住宅市場を取り巻く環境が大きく変化する中、注文住宅事業においては、商品ラインナップの再編・共通化や営業・施工体制の再構築を通じて収益力の向上を図るとともに、戸建分譲事業、リフォーム事業及び不動産事業についても、それぞれの強みを活かした成長戦略を推進し、事業ポートフォリオの強化を図ってまいります。また、DXの推進や人的資本への投資を通じて生産性及び組織力の向上を図るとともに、資本効率を意識した経営を実践し、ROEを重要な経営指標として収益性及び資本効率の向上に取り組んでまいります。これらの取組みにより、中期経営計画に掲げる経営目標の達成を目指し、持続的な成長と中長期的な企業価値の向上を実現してまいります。 連結経営目標数値 2027年5月期 予想2031年5月期計画売上高2,300億円3,100億円営業利益75億円160億円営業利益率3.3%5.3%経常利益67億円155億円親会社株主に帰属する当期純利益40億円100億円ROE-25% (3) 経営環境並びに優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題当社グループを取り巻く経営環境は、物価や建築資材価格、人件費の上昇に加え、住宅取得コストの増加や金利動向の変化などにより、お客様の住宅取得に対する慎重な姿勢が継続しております。また、中長期的には、人口減少や新設住宅着工戸数の減少、建設業における人手不足や高齢化など、住宅業界を取り巻く環境は引き続き変化していくものと認識しております。このような環境のもと、当社グループは、中期経営計画「タマステップ2031」に基づき、注文住宅事業の競争力強化を中心に、事業基盤及び収益基盤の再構築を推進しております。注文住宅事業では、商品ラインナップの再編・共通化や営業・施工体制の強化、DXの活用による業務効率化を進めることで、収益力の回復と生産性の向上を図ってまいります。あわせて、戸建分譲事業ではブランド力の向上や中規模分譲への取組み、不動産事業では収益機会の拡大、リフォーム事業ではオーナー様との接点を活かした提案力の強化など、各事業の競争力向上に取り組み、事業ポートフォリオの強化を進めてまいります。また、人的資本への投資やDXの推進を通じて組織力及び生産性の向上を図るとともに、資本効率を意識した経営を実践し、持続的な成長と中長期的な企業価値の向上に努めてまいります。これらの取組みにより、2027年5月期は収益力の回復を着実に進めるとともに、中期経営計画の実現に向けた経営基盤の強化を推進してまいります。 以上を鑑み、当社グループの2027年5月期の連結業績予想は、売上高230,000百万円(前連結会計年度比16.3%増)、営業利益7,500百万円(同95.2%増)、経常利益6,700百万円(同78.3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益4,000百万円(同229.7%増)を見込んでおります。
対処すべき課題
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末において当社グループが判断したものです。 (1) 経営方針当社グループは、2027年5月期から2031年5月期までを対象とする中期経営計画「タマステップ2031」を策定しております。当社の経営理念である「より良いものをより安く提供することにより社会に奉仕する」のもと、「V字回復から持続的成長へ」を基本方針に掲げ、事業競争力の強化、人的資本への投資及び資本効率を意識した経営を推進することで、企業価値の持続的向上を目指してまいります。 (2) 経営戦略等当社グループは、2027年5月期を初年度とする中期経営計画「タマステップ2031」において、「V字回復から持続的成長へ」を基本方針に掲げ、事業競争力の強化と収益基盤の再構築を進めることで、持続的な企業価値の向上を目指しております。住宅市場を取り巻く環境が大きく変化する中、注文住宅事業においては、商品ラインナップの再編・共通化や営業・施工体制の再構築を通じて収益力の向上を図るとともに、戸建分譲事業、リフォーム事業及び不動産事業についても、それぞれの強みを活かした成長戦略を推進し、事業ポートフォリオの強化を図ってまいります。また、DXの推進や人的資本への投資を通じて生産性及び組織力の向上を図るとともに、資本効率を意識した経営を実践し、ROEを重要な経営指標として収益性及び資本効率の向上に取り組んでまいります。これらの取組みにより、中期経営計画に掲げる経営目標の達成を目指し、持続的な成長と中長期的な企業価値の向上を実現してまいります。 連結経営目標数値 2027年5月期 予想2031年5月期計画売上高2,300億円3,100億円営業利益75億円160億円営業利益率3.3%5.3%経常利益67億円155億円親会社株主に帰属する当期純利益40億円100億円ROE-25% (3) 経営環境並びに優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題当社グループを取り巻く経営環境は、物価や建築資材価格、人件費の上昇に加え、住宅取得コストの増加や金利動向の変化などにより、お客様の住宅取得に対する慎重な姿勢が継続しております。また、中長期的には、人口減少や新設住宅着工戸数の減少、建設業における人手不足や高齢化など、住宅業界を取り巻く環境は引き続き変化していくものと認識しております。このような環境のもと、当社グループは、中期経営計画「タマステップ2031」に基づき、注文住宅事業の競争力強化を中心に、事業基盤及び収益基盤の再構築を推進しております。注文住宅事業では、商品ラインナップの再編・共通化や営業・施工体制の強化、DXの活用による業務効率化を進めることで、収益力の回復と生産性の向上を図ってまいります。あわせて、戸建分譲事業ではブランド力の向上や中規模分譲への取組み、不動産事業では収益機会の拡大、リフォーム事業ではオーナー様との接点を活かした提案力の強化など、各事業の競争力向上に取り組み、事業ポートフォリオの強化を進めてまいります。また、人的資本への投資やDXの推進を通じて組織力及び生産性の向上を図るとともに、資本効率を意識した経営を実践し、持続的な成長と中長期的な企業価値の向上に努めてまいります。これらの取組みにより、2027年5月期は収益力の回復を着実に進めるとともに、中期経営計画の実現に向けた経営基盤の強化を推進してまいります。 以上を鑑み、当社グループの2027年5月期の連結業績予想は、売上高230,000百万円(前連結会計年度比16.3%増)、営業利益7,500百万円(同95.2%増)、経常利益6,700百万円(同78.3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益4,000百万円(同229.7%増)を見込んでおります。
MD&A(経営者による分析)
4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】(1)経営成績等の状況の概要1.財政状態及び経営成績の状況当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善を背景に、景気は緩やかな回復基調で推移いたしました。一方で、物価上昇の継続や金融政策の動向による金利上昇への関心の高まりに加え、中東情勢をはじめとする地政学的リスクや金融資本市場の変動等の影響もあり、経済環境は引き続き注視が必要な状況で推移いたしました。当社グループの属する国内住宅業界は、物価上昇や建築コストの高止まりに加え、住宅ローン金利動向への関心の高まりなどを背景に、住宅取得に対する消費者マインドは慎重な状況が続きました。このような環境のもと、新設住宅着工戸数は弱含みで推移しました。このような事業環境の中で当社グループにおきましては、注文住宅・戸建分譲・リフォーム・不動産の4つの事業の柱を中心に成長する、2022年5月期よりスタートした5ヵ年計画「タマステップ2026」の中で、早期受注・早期着工・早期売上を目標に掲げ、事業拡大、企業価値向上に取り組んでまいりました。そして、地域特性に合わせた販売戦略を策定・実施するとともに、変化するお客様の価値観・行動様式に柔軟に対応していくことで、中核事業である注文住宅事業の収益基盤をより一層強化するとともに、各事業において収益力の向上に努めました。その結果、当社グループの連結経営成績は、売上高197,740百万円(前年同期比1.5%減)となりました。利益につきましては営業利益3,842百万円(同6.6%減)、経常利益3,757百万円(同0.8%減)、親会社株主に帰属する当期純利益1,213百万円(同17.9%減)となりました。また、当社グループの当連結会計年度末における資産総額は、86,468百万円(前連結会計年度比6.3%減)となりました。流動資産は、仕掛販売用不動産の増加9,892百万円等があったものの、現金及び預金の減少9,824百万円、販売用不動産の減少3,888百万円などにより63,713百万円(同5.7%減)となりました。なお、現金及び現金同等物は「2.キャッシュ・フローの状況」に記載のとおり、21,176百万円(同31.7%減)となりました。また、固定資産は建物及び構築物の減少などにより22,755百万円(同8.0%減)となりました。負債総額は、56,768百万円(同2.2%減)となりました。流動負債は、1年内返済予定の長期借入金の減少2,336百万円があったものの、短期借入金の増加4,835百万円、未成工事受入金等の増加712百万円などにより49,984百万円(同11.5%増)となりました。固定負債は、長期借入金の減少などにより6,784百万円(同48.6%減)となりました。純資産は、親会社株主に帰属する当期純利益1,213百万円の計上等があったものの、配当金の支払5,652百万円等により4,575百万円減少し、29,700百万円(同13.4%減)となりました。 2.キャッシュ・フローの状況当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ9,824百万円減少し、当連結会計年度末には21,176百万円となりました。 (営業活動によるキャッシュ・フロー)当連結会計年度において営業活動による資金の増加は、926百万円(前連結会計年度は2,248百万円)となりました。これは主に、減価償却費2,368百万円(同2,487百万円)、棚卸資産の増加5,741百万円(同1,975百万円の減少)、未成工事受入金等の増加712百万円(同804百万円)等によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー)当連結会計年度において投資活動による資金の減少は、1,156百万円(同1,741百万円)となりました。これは、新規支店の開設等の有形固定資産の取得による支出1,002百万円(同1,720百万円)等によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー)当連結会計年度において財務活動による資金の減少は、9,625百万円(同4,390百万円の増加)となりました。これは、長期借入金の返済による支出11,580百万円(同2,598百万円)等によるものであります。 3.生産、受注及び販売の実績(1) 生産実績当社グループ(当社及び連結子会社)が営む住宅事業、不動産事業、金融事業、エネルギー事業及びその他事業では生産実績を定義することが困難であるため「生産実績」は記載しておりません。 (2) 受注実績当連結会計年度の受注状況をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。セグメントの名称受注高(百万円)前期比(%)受注残高(百万円)前期比(%)住宅事業142,851+3.4102,680+9.6合計142,851+3.4102,680+9.6 (注) 1 セグメント間取引については相殺消去しております。2 金額は、販売価格によっております。3 不動産事業、金融事業、エネルギー事業、その他事業では、受注活動を行っていないため記載しておりません。 (3) 販売実績当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。セグメントの名称金額(百万円)前期比(%)住宅事業135,902△ 7.0不動産事業54,917+ 14.9金融事業965+ 5.3エネルギー事業804△ 3.5その他事業5,149+ 0.6合計197,740△ 1.5 (注) 1 セグメント間取引については相殺消去しております。2 主たる販売先は不特定多数の一般消費者であり、相手先別販売実績の総販売実績に対する割合が100分の10以上の販売先はありません。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容(当連結会計年度の経営成績等)当社グループの売上高は、注文住宅事業における引渡棟数の減少により、197,740百万円(前連結会計年度比1.5%減)となりました。利益面は、営業利益3,842百万円(同6.6%減)、経常利益は3,757百万円(同0.8%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は、1,213百万円(同17.9%減)と各段階利益において減益となり、1株当たり当期純利益は41円86銭(前連結会計年度は50円99銭)となりました。住宅事業は、中核である注文住宅事業における引渡棟数の減少等により減収減益となりました。不動産事業では、戸建分譲事業及びオフィス区分所有権販売事業が前連結会計年度を上回り、増収増益となりました。引き続き、お客様の多様なニーズに対応した商品・サービスの提供を通じて注文住宅事業の競争力を強化するとともに、戸建分譲事業、リフォーム事業及び不動産事業の成長を推進することで、収益基盤の多様化を図り、持続的な成長及び企業価値の向上に努めてまいります。セグメントごとの経営成績等の詳細は、「(3)セグメントごとの経営成績等の状況に関する認識及び分析」に記載しているとおりであります。 (キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性について)当社グループの事業活動における運転資金需要の主なものは、不動産事業における販売用不動産取得があります。また、設備投資資金需要の主なものとしては、注文住宅事業における展示場の新設および移転があります。当社グループの事業活動に必要な資金を安定的に確保するため、内部資金の活用、金融機関からの借入等を行っており、自己資本比率等の財務健全性指標を注視しながら、最適な選択を実施していきます。なお、当連結会計年度における借入金及びリース債務等を含む有利子負債の残高は15,113百万円(前連結会計年度は19,071百万円)となっております。また、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は、21,176百万円となっております。 (3)セグメントごとの経営成績等の状況に関する認識及び分析(住宅事業)住宅事業においては、当連結会計年度における営業拠点は234ヶ所となりました。注文住宅の引渡棟数は5,176棟と前期比で7.5%減少いたしました。注文住宅事業では、受注促進施策の実施や市場ニーズを踏まえた商品提案の強化に取り組むとともに、集客チャネルの拡充及び営業体制の強化を推進いたしました。一方で、WEB施策の変更や住宅取得マインドの低下等を背景に集客は低調に推移したものの、価格帯が市場ニーズと合致したことや受注促進施策の効果により成約率は向上し、受注は堅調に推移いたしました。施工面では、受注減少下においても着工の前倒しや工程管理の徹底により工期短縮及び売上確保に努めました。また、中東情勢や為替変動等を背景に輸入木材やナフサ由来製品を中心として資材価格は上昇基調で推移したものの、調達先の多様化や協力会社・メーカーとの連携強化により、安定した資材調達及び施工体制の維持に努めました。リフォーム事業におきましては、保証延長工事を中心としたオーナー様向け提案活動の強化に取り組みました。物価上昇や金利動向の影響により、お客様のリフォーム需要は慎重な状況が続いたものの、引渡後10年超のオーナー様へのアプローチ強化が奏功し、主力である保証延長工事の受注は堅調に推移いたしました。また、エコキュート交換工事等の住宅設備工事の受注拡大にも努めました。保証延長工事においては、防蟻工事及びシーリング工事を中心に受注を獲得し、安定した収益基盤の構築に寄与いたしました。以上の結果、当事業の売上高は135,902百万円(前年同期比7.0%減)、営業損失は1,066百万円(前年同期は営業利益330百万円)となりました。 (不動産事業)不動産事業においては、戸建分譲事業では、用地仕入れが順調に進捗したことに加え、販売活動の強化に取り組んだ結果、引渡棟数は1,444棟と前期比で7.1%増加いたしました。また、完成在庫の適正化を進めるとともに、仕入れから販売までの回転率改善にも取り組みました。用地取得競争の継続や建築資材価格、人件費等の上昇を背景に、収益性を重視した事業運営が求められる事業環境となりました。サブリース事業では、東京都心部を中心にオフィス賃貸市場が堅調に推移する中、高い入居率の維持及び安定した賃貸運営に努めました。一方で、新規サブリース物件の受託拡大に取り組んだものの、新規受託には至りませんでした。区分所有権販売事業では、国内外からの投資マネーの流入を背景にオフィス売買市場が堅調に推移する中、販売活動を推進いたしました。また、空室区画のリーシングや物件価値向上に取り組み、収益性の向上に努めました。一方で、物件価格の高止まりや金利上昇等を背景に仕入環境は厳しい状況が継続しており、立地や収益性を重視した案件の厳選に加え、賃料水準や稼働率の改善を見込めるバリューアップ型物件への取り組みを強化いたしました。以上の結果、当事業の売上高は54,917百万円(前年同期比14.9%増)、営業利益は3,581百万円(同48.1%増)となりました。 (金融事業)金融事業においては、住宅ローン及び損害保険を中心に手数料収入が堅調に推移いたしました。住宅ローンでは、提携金融機関とのキャンペーンや支店単位での勉強会の開催、オーナー様の借り換え需要の掘り起こし等により利用促進に努めました。また、損害保険では、火災保険の補償額上昇に伴う損保単価の上昇等を背景に、1件当たりの収益性が向上いたしました。一方、生命保険については、新築住宅の受注動向や顧客の慎重な検討姿勢の影響を受けましたが、金融事業全体としては概ね計画どおりに推移いたしました。以上の結果、当事業の売上高は965百万円(前年同期比5.3%増)、営業利益は252百万円(同64.8%増)となりました。 (エネルギー事業)エネルギー事業においては、福岡県大牟田市で運営するメガソーラー発電所において、九州電力株式会社による出力制御における代理制御の仕組み導入及び天候要因等により、売電実績は、前期を下回りました。当事業の売上高は804百万円(前年同期比3.5%減)、営業利益は249百万円(同6.6%減)となりました。 (その他事業)その他事業においては、住宅周辺事業を中心に増収減益となり、当事業の売上高は5,149百万円(前年同期比0.6%増)、営業利益は813百万円(同10.6%減)となりました。 以上の結果、当社グループの連結経営成績は、売上高197,740百万円(前年同期比1.5%減)となりました。利益につきましては営業利益3,842百万円(同6.6%減)、経常利益3,757百万円(同0.8%減)、親会社株主に帰属する当期純利益1,213百万円(同17.9%減)となりました。 (4)重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づいて作成されております。この連結財務諸表の作成にあたり、見積りが必要な事項につきましては、合理的な基準に基づき会計上の見積りを行っていますが、見積り特有の不確実性が存在するため、実際の結果はこれらの見積りと異なる場合があります。連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載しております。

事業リスク

  • 業績の季節変動リスク
    戸建住宅の引き渡しが新年度を控えた3月から5月に集中する傾向があり、売上高と利益が第4四半期に偏重します。この期間に景気悪化や自然災害が発生すると、引き渡しに支障が生じ、業績に大きな影響を与える可能性があります。
  • 個人消費動向の影響
    主な顧客が住宅一次取得者であるため、景気動向、金利変動、消費税率改定、住宅ローン減税などの個人消費動向に業績が左右されやすいです。国内景気の悪化や消費マインドの低下は、住宅需要の減少を通じて受注・売上の減少につながる可能性があります。
  • 資材価格・人件費の高騰
    木材などの主要部材価格や物流費の上昇、労働力不足による外注費・人件費の高騰は、工事原価を押し上げ、収益性を悪化させる可能性があります。これにより、販売価格への転嫁が難しい場合、利益率が低下するリスクがあります。
出典: FY2026 有価証券報告書(AI要約)
有価証券報告書「事業等のリスク」の全文を見る(年度切替)
FY2026|2,787 文字
3 【事業等のリスク】本有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資家の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 ① 業績の季節性に関するリスク当社グループでは、戸建住宅の建築請負を主な事業としていることから、新年度を控えた引越シーズンである3月から5月までの間に引渡しが集中する傾向にあります。そのため、当社グループの売上高及び利益は、第4四半期に偏重する傾向があります。すなわち、景気動向や自然災害等の外的要因により、第4四半期の引渡しに支障が生じた場合は、当該期間の売上高が減少し、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。その対策として当社グループでは着工時期の平準化を図ることにより、引渡棟数の季節変動を抑え、四半期ごとの売上・利益の平準化を図っております。 ② 個人消費動向等の住宅受注棟数への影響について当社グループの主たる顧客は、住宅一次取得者を中心とする個人のお客様であることから、景気動向、金利動向、消費税率の改定、住宅ローン減税等の税制変更など、個人消費動向の影響を受けやすい事業構造となっております。このため、国内景気の悪化や消費マインドの低下等により住宅需要が減少した場合には、受注・売上の減少を通じて、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 規制に関するリスク当社グループは、住宅建築事業を中心に幅広い事業活動を行っており、事業運営にあたっては各種法令・規則等を遵守する必要があります。特に、建設業法に基づく建築工事業許可について、許認可の取消しや更新が行えなくなった場合には、住宅建築事業における営業活動に重大な支障を及ぼす可能性があります。これらの法令等を遵守できなかった場合、また、これらの法令等の改廃や新たな法的規制が設けられた場合には、当社グループの業績に影響を与える可能性があるため、当社グループではこれらの法令等を遵守し、許認可等の更新に支障が出ないよう、従業員に対するコンプライアンスに関する教育指導を継続的に実施しております。 ④ 資材価格・人件費等の高騰に関するリスク当社グループでは、木造注文住宅の建築請負を主要な事業としていることから、住宅を構成する木材等の主要部材価格の高騰及び物流費の上昇、並びに労働力不足等を背景とした外注費・人件費の上昇が進行した場合には、工事原価が上昇し、当社グループの収益性に影響を及ぼす可能性があります。当社グループは、原価変動の動向をモニタリングすることにより、事前の調達対応や代替策を行う体制を整え、原価高騰による影響低減に向けた取り組みを行っております。 ⑤ 大規模自然災害等に関するリスク地震、台風等の大規模自然災害が発生した場合には、当社が保有する設備や建築現場の被害に伴う修復費用に加え、建物の点検、応急措置、支援活動等に係る費用が発生する可能性があります。当社グループでは、保有資産等のリスク特性に応じた損害保険を付保しております。また、サプライチェーンの寸断や社会インフラの損壊による事業活動の中断、完成引渡しの遅延等により当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。当社グループは、人的な応援や代替調達ルートへの切り替え体制を整える等、自然災害等に伴う当社グループの業績に及ぼす悪影響を最小化するための対策を講じております。 ⑥ 不動産等の保有資産の評価損に関するリスク当社グループでは、不動産事業に係る分譲・マンション事業用地およびオフィスビルの仕入に際して、立地条件、競合物件の動向、地中埋設物の有無、仕入価格変動等について十分な調査を行いその結果を踏まえて仕入を行っております。しかしながら、不動産価格の急激な変動による販売価格の引き下げ、近隣の開発計画の遅れ、土壌汚染や地中埋設物等の契約不適合が発見されることによる事業中止、延期が発生した場合には、事業計画の遂行に支障を来し、販売用不動産の評価損が発生する可能性があります。また、当社グループが保有する販売用不動産以外の、その他有形固定資産、投資有価証券等の投資その他の資産についても、市場環境や経営環境等の変化により減損処理の必要が生じるリスクが考えられ、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ⑦ 情報セキュリティに関するリスク当社グループは、多数のお客様の個人情報をお預かりしております。個人情報保護につきましては「個人情報保護規程」を制定し全社的な対策を継続的に実施しておりますが、サイバー攻撃等により個人情報の漏洩等のセキュリティインシデントが発生した場合には、当社グループの社会的信用が毀損される可能性があります。また、システム停止等により事業活動に支障が生じ、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑧ 人材確保に関するリスク当社グループが属する住宅業界においては、少子高齢化や労働人口の減少等を背景として、営業社員、施工管理担当者、技能労働者等の確保が難しい状況が継続しております。当社グループでは、採用活動の強化、人財育成の充実、労働環境の改善等に取り組んでおりますが、必要な人財を十分に確保・育成できない場合には、受注活動や施工体制に支障が生じる可能性があります。また、人件費や外注費の上昇により工事原価が増加した場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ⑨ 訴訟に関するリスク当社グループでは、現段階において業績に重大な影響を及ぼす訴訟を提起されている事実はありません。しかしながら、当社グループの販売する住宅、不動産において、契約不適合等の発生、または工事期間中における近隣からの様々なクレーム等が発生した場合、これらに起因する訴訟その他の請求が発生する可能性があります。当社グループでは、施工に関するお客様の満足度を高めるために徹底した品質管理に努めておりますが、重大な訴訟等が発生した場合には、当該状況に対応するために多額の費用が発生するとともに、当社グループの社会的信用が毀損されると考えられ、業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ⑩ 感染症に関するリスク感染症の流行により、従業員や取引先に健康被害が発生した場合には、事業所の閉鎖、サプライチェーンの停滞等により、当社グループの事業活動が制限され、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。当社グループでは、感染症発生時における情報収集体制や対応方針を整備し、感染拡大防止および事業継続に向けた対応を実施しております。

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