エイベックス(7860)
株価
主要指標
各カードをクリックすると、過去22年の時系列ページへ遷移します(→マーク付き)
株価推移
チャート上をドラッグすると区間の騰落率を表示(ダブルクリックで解除)。
10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2018 | 1,601 | 71 | 24 | 46 | 4.5 | 54.5 | 50.0 | 38.6 |
| FY2019 | 1,355 | 40 | -11 | -75 | -2.2 | -25.4 | 50.0 | 38.2 |
| FY2020 | 815 | -63 | 128 | 636 | 22.0 | 298.1 | 50.0 | 52.6 |
| FY2021 | 984 | 26 | 9 | -79 | 1.5 | 20.8 | 121.0 | 59.2 |
| FY2022 | 1,216 | 34 | 27 | 61 | 4.7 | 60.8 | 50.0 | 53.3 |
| FY2023 | 1,334 | 13 | 10 | 13 | 1.8 | 21.8 | 50.0 | 50.2 |
| FY2024 | 1,317 | -18 | 11 | -37 | 2.2 | 26.1 | 50.0 | 47.3 |
| FY2025 | — | — | — | — | — | — | 50.0 | — |
| FY2026 | — | — | — | — | — | — | 50.0 | — |
| FY2027 | — | — | — | — | — | — | 50.0 | — |
バフェット流モート診断
総合スコア:6/25 主要モート:無形資産 持続性:判定中
エイベックスは、長年にわたり蓄積された強力なアーティストIPと楽曲ライブラリを有している。これらは新規参入者にとって容易に模倣できない無形資産であり、音楽・映像コンテンツの企画・制作・販売・配信におけるブランド力として機能している。特に、過去のヒット曲や人気アーティストの存在は、継続的な収益源となる。
音楽ストリーミングサービスにおいては、プラットフォーム間の乗り換えコストは比較的低い。しかし、エイベックスが提供する特定のアーティストの楽曲や、ファンクラブ、ライブイベントといった独自のコンテンツ体験は、一部の熱狂的なファンにとっては乗り換えを躊躇させる要因となりうる。
エイベックスのビジネスモデルは、直接的なネットワーク効果を生まない。プラットフォーム型ビジネスではなく、コンテンツホルダーとしての側面が強い。ユーザーが増えることでコンテンツの価値が直接的に増幅する構造ではない。
音楽・映像コンテンツの制作には多額の初期投資が必要であり、また、プロモーションや流通においても競合他社とのコスト競争は激しい。構造的に他社より低コストで生産・提供できる優位性は見られない。
音楽・映像業界において一定の規模を持つ企業ではあるが、グローバルなプラットフォーム事業者や大手メディアグループと比較すると、業界規模に対して最適化された少数寡占を形成しているとは言えない。規模の経済による顕著なコスト優位性は限定的。
競合との比較優位
強気シナリオ
強力なアーティストIPと楽曲ライブラリの活用によるIPビジネスの拡大
デジタル配信・サブスクリプションモデルへの適応と収益安定化
ライブエンターテイメント事業の回復と成長
弱気シナリオ(モート侵食)
音楽・映像市場の競争激化と価格下落圧力
新たなヒットコンテンツ創出の失敗リスク
ストリーミングプラットフォームへの依存度上昇と収益構造の変化
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
エイベックスの投資が失敗するには、同社が長年培ってきたアーティストIPの価値が急速に失われるか、あるいはそのIPを効果的に収益化する能力が著しく低下する必要がある。具体的には、主要アーティストの離脱が相次ぎ、新規アーティストの発掘・育成に失敗し、かつ、過去の楽曲ライブラリの価値もデジタル化の波で陳腐化してしまうシナリオだ。また、音楽ストリーミング市場におけるプラットフォーム事業者(例:Spotify, Apple Music)が、コンテンツホルダーであるエイベックスに対する交渉力を一層強め、分配率の低下や独占契約の強要などを通じて、エイベックスの収益基盤を蝕む可能性も考えられる。さらに、ファンが特定のプラットフォームやアーティストに縛られず、より安価で多様なコンテンツへ容易にアクセスできるようになることで、エイベックスの提供する付加価値が相対的に低下することも、モートの侵食につながるだろう。
5年後のモート予測
強力なIPを活用したデジタルコンテンツ事業の拡大と、ライブエンターテイメントの回復により、売上・利益ともに堅調な成長を遂げる。
既存IPの活用と新規コンテンツ開発のバランスを取りながら、安定的な収益基盤を維持。デジタルシフトは進むものの、競争環境の厳しさから大幅な成長は限定的。
競争激化やヒット創出の失敗により、売上・利益ともに減少。IPの価値も低下し、事業基盤が弱体化する。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 513億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 47.3% | |
| 3. 利益の安定性 | 9年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 7.9% | |
| 6. 適度なPER | PER 45.1倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 1.00倍 |
合格数:2/7 部分的合格
直近の適時開示
エイベックスについてよくある質問
- エイベックス(7860)は割安ですか?
- エイベックスのPERは45.12倍、PBRは1倍です。グレアムの7基準では2項目を満たしており、基準の一部を満たしていません。※投資助言ではありません。
- エイベックス(7860)に堀(モート)はありますか?
- エイベックスのモート判定は「無形資産」で、5類型の総合スコアは25点満点中6点です。強力なアーティストIPと楽曲ライブラリの活用によるIPビジネスの拡大。デジタル配信・サブスクリプションモデルへの適応と収益安定化。ライブエンターテイメント事業の回復と成長。
- エイベックス(7860)の財務は健全ですか?
- 自己資本比率47.3%、有利子負債0億円、現預金357億円。ネットキャッシュは357億円です。手元資金が有利子負債を上回っており、財務の余裕は大きい水準です。
出典:有価証券報告書(EDINET)・株価データをもとにモート先生が集計(株価は2026-10-27時点)。