事業の概要
- グループ構成と事業領域エムティジェネックスは、連結子会社3社を含む計4社で構成されており、オフィスビルや住宅のリニューアル工事、駐車場の運営、不動産の運営管理、そして保険代理事業を主な業務としています。親会社である森トラストグループの不動産に関連する幅広いサービスを提供することで、安定した事業基盤を築いています。
- 森トラストグループとの連携親会社である森トラスト株式会社が所有するビルや住宅の内装・リニューアル工事、外構工事、駐車場の運営管理、不動産の保守管理などを一手に引き受けています。これにより、グループ内での安定的な受注を確保し、効率的な事業運営を実現しています。
- 多角的な収益源リニューアル工事、駐車場運営、施設保守管理、保険代理と、複数の事業を展開することで、収益源を多角化しています。これにより、特定の事業に依存することなく、グループ全体としての安定した収益構造を構築しており、リスク分散にもつながっています。
出典: FY2025 有価証券報告書(AI要約)
セグメント構成
- リニューアル事業森トラストグループが所有するビルや住宅の内装・リニューアル工事を請け負う事業です。最新年度の売上は14.67億円、営業利益は2.27億円と、グループ内で最も高い利益率を誇る稼ぎ頭の一つです。不動産の価値向上に貢献する重要な役割を担っています。
- 駐車場運営事業森トラストグループが所有する駐車場の運営管理を受託し、また駐車場を賃借して運営する事業です。最新年度の売上は14.58億円、営業利益は2.72億円と、リニューアル事業と並ぶ主力事業であり、安定した収益を上げています。都市部の駐車場需要に応えるサービスを提供しています。
- 施設保守管理事業森トラストグループが所有する不動産の運営管理や保守を受託する事業です。最新年度の売上は9.55億円、営業利益は0.80億円です。不動産の長期的な価値維持と安全な運営を支える基盤事業であり、安定した収益貢献が見込まれます。
2025-03 セグメント別業績
| セグメント | 区分 | 売上(億) | 営業利益(億) | 営業利益率 |
|---|---|---|---|---|
| Renewal | 事業 | 15 | 2 | 15.5% |
| ParkingLot | 事業 | 15 | 3 | 18.7% |
| FacilitiesMaintenanceAndManagementReportableSegment | 事業 | 10 | 1 | 8.4% |
| InsuranceAgency | 事業 | 1 | 0 | 52.1% |
有価証券報告書「事業の内容」の全文を見る(年度切替)
3 【事業の内容】当社グループは、当社、連結子会社(森トラスト保険サービス株式会社、株式会社チヨダMEサービス、エムティアイテック株式会社)の計4社で構成されており、オフィスビルや住宅のリニューアル工事及び駐車場運営事業、並びに不動産の運営管理、保険代理事業を主たる業務としております。また、当社グループ及び親会社(株式会社森トラスト・ホールディングス、森トラスト株式会社)の事業に係わる位置付けは、次のとおりであります。リニューアル森トラスト株式会社が所有しておりますビルや住宅等の内装工事、リニューアル工事を請負っております。また、森トラスト株式会社が所有しております不動産の外構工事等の請負及び設計施工監理をしております。駐車場運営森トラスト株式会社が所有しております駐車場の運営管理等を受託しております。また、森トラスト株式会社より駐車場を賃借しております。施設等保守管理森トラスト株式会社が所有しております不動産の運営管理等を受託しております。保険代理森トラスト株式会社に対して、各種損害保険などの総合的なリスクマネジメントプランを企画・提案しております。 上記の関係を事業系統図によって示すと次のとおりであります。
事業の優位性(モート)
事業の質(有価証券報告書から抽出)
数字に出ない事業の性質を、同じ物差しで全銘柄そろえています。FY2025時点の記載が出典です。
| 価格決定力値上げを通せるか。強いほどインフレ耐性が高い | 弱い 特定の法人への依存度が高く、取引形態の見直しが業績に影響を及ぼす可能性があるため。 |
|---|---|
| 参入障壁新規参入を阻む要因の種類 | なし |
| 顧客集中度特定顧客への依存度。高いほど失注リスクが大きい | 高い(依存) |
会社が挙げる主要リスク:特定の法人への依存 / 特定地域(東京都内)への依存 / 小規模組織であること
同じ条件で他の銘柄を探す → 定性スクリーニング(価格決定力・参入障壁・景気敏感度などで絞り込めます)
モート総合 3 / 25 5類型それぞれの強度と、そう判定した根拠
無形資産☆☆☆☆☆
時系列財務データが未収録のため、ブランド力、特許、規制ライセンス、IPなどの無形資産に関する具体的な評価は困難です。不動産業界全体としては、土地という物理的資産が中心であり、無形資産による競争優位性は限定的と考えられます。
スイッチングコスト★☆☆☆☆
不動産賃貸業においては、テナントが他の物件へ移転する際のコスト(移転費用、業務中断リスク)は一定程度存在します。しかし、エムティジェネックスの具体的な物件ポートフォリオやテナント構成に関する情報が不足しており、スイッチング・コストの強さを判断する材料が限定的です。
ネットワーク効果☆☆☆☆☆
不動産業において、ネットワーク効果が競争優位性の源泉となるケースは稀です。エムティジェネックスの事業内容から、ユーザー数の増加がサービス価値を向上させるようなネットワーク効果は期待できません。
コスト優位★☆☆☆☆
不動産業におけるコスト優位性は、土地取得コスト、建設コスト、運営コストの効率化に依存します。エムティジェネックスの具体的なコスト構造や、競合他社と比較した優位性を示すデータは現時点では不明です。一般的に、規模の小さい企業ではコスト優位性は築きにくい傾向があります。
規模の経済★☆☆☆☆
不動産業は一般的に規模の経済が働きやすい業界ですが、エムティジェネックスの具体的な事業規模や市場シェアに関する情報が不足しています。業界全体と比較して、最適な少数寡占を形成しているかどうかの判断は困難です。
- 親会社との強固な関係性森トラスト株式会社の子会社であるエムティジェネックスは、親会社およびそのグループ各社から安定的に業務を受注しています。これにより、駐車場運営管理、オフィスビルの内装工事、ビル管理、損害保険契約といった多様な事業において、安定した収益基盤を確保しており、事業の継続性において大きな強みとなっています。
- 都心部での事業集中エムティジェネックスグループが運営・管理する駐車場や不動産は、東京都内に集中しています。これは、日本の経済活動の中心地である東京において、質の高い不動産サービスを提供できることを意味し、安定した需要と高い収益性を期待できる立地上の優位性を持っています。
- 効率的な組織運営従業員数30名という比較的小規模な組織でありながら、効率性を重視した運営体制を構築しています。これにより、意思決定の迅速化やコスト削減が可能となり、変化の速い事業環境にも柔軟に対応できる機動性を持っていると考えられます。
出典: FY2025 有価証券報告書(AI要約)
経営戦略
有価証券報告書「経営方針・対処すべき課題・MD&A」の全文を見る(年度切替)
経営方針・経営戦略
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、次の通りであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。当社グループは、オフィスビルにおける内装工事、駐車場の管理・運営、衛生消耗品の供給をはじめ、さまざまなビル管理業務により培ってきた技術、ノウハウを活かし、時代のニーズに応じた快適な都市環境・オフィス空間の提供を通じて、持続的な社会の実現に貢献することを経営の基本方針としております。 当社を取り巻く事業環境につきましては、企業の設備投資意欲は底堅いものの、受注獲得競争の激化や原材料価格の高騰ならびに労務費上昇に伴う利益の圧迫が懸念されるなど、厳しく推移するものと予想されます。 このような状況下、当社が認識している事業上及び財務上の対処すべき当面の課題とその対処状況については次のとおりであります。(1) 前事業年度において、対処すべき課題として記載した重要な事項の経過等について 継続的な株主配当ができるよう、安定的な収益基盤を確立する一方、これまで蓄積された内部留保資金を成長 資金として有効活用し、事業規模の拡大を図ることを重要な課題として取り組んでまいりました。 その結果、業績は安定的に推移し、株主配当につきましては、昨年に引き続き期末配当(1株当たり40円)を実施することができました。(2) 現在の事業上及び財務上の対処すべき課題について 引き続き安定的な収益基盤の維持と、これまで蓄積された内部留保資金を用いた成長投資と配当による株主還 元のバランスをとりながら、将来にわたる企業価値の向上を図ることを重要課題と認識し、取り組んでまいりま す。M&Aにつきましては、対象会社の企業価値測定、シナジー効果、減損リスク等に関して十分な検討を行い、 投資判断については慎重な姿勢で検討することを継続いたします。 また、事業規模の拡大、グループ外顧客獲得のための営業強化ならびに一層のサービス品質の向上、技術力の向 上を図るべく人財育成にも注力してまいります。
対処すべき課題
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、次の通りであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。当社グループは、オフィスビルにおける内装工事、駐車場の管理・運営、衛生消耗品の供給をはじめ、さまざまなビル管理業務により培ってきた技術、ノウハウを活かし、時代のニーズに応じた快適な都市環境・オフィス空間の提供を通じて、持続的な社会の実現に貢献することを経営の基本方針としております。 当社を取り巻く事業環境につきましては、企業の設備投資意欲は底堅いものの、受注獲得競争の激化や原材料価格の高騰ならびに労務費上昇に伴う利益の圧迫が懸念されるなど、厳しく推移するものと予想されます。 このような状況下、当社が認識している事業上及び財務上の対処すべき当面の課題とその対処状況については次のとおりであります。(1) 前事業年度において、対処すべき課題として記載した重要な事項の経過等について 継続的な株主配当ができるよう、安定的な収益基盤を確立する一方、これまで蓄積された内部留保資金を成長 資金として有効活用し、事業規模の拡大を図ることを重要な課題として取り組んでまいりました。 その結果、業績は安定的に推移し、株主配当につきましては、昨年に引き続き期末配当(1株当たり40円)を実施することができました。(2) 現在の事業上及び財務上の対処すべき課題について 引き続き安定的な収益基盤の維持と、これまで蓄積された内部留保資金を用いた成長投資と配当による株主還 元のバランスをとりながら、将来にわたる企業価値の向上を図ることを重要課題と認識し、取り組んでまいりま す。M&Aにつきましては、対象会社の企業価値測定、シナジー効果、減損リスク等に関して十分な検討を行い、 投資判断については慎重な姿勢で検討することを継続いたします。 また、事業規模の拡大、グループ外顧客獲得のための営業強化ならびに一層のサービス品質の向上、技術力の向 上を図るべく人財育成にも注力してまいります。
MD&A(経営者による分析)
4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】(1) 経営成績等の状況の概要当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、賃上げや雇用環境の改善などで個人消費が持ち直したことやインバウンド需要が寄与したこと、日経平均株価が史上最高値となるなど明るい兆候がみられました。一方、円安長期化の影響による原材料価格の上昇、中東情勢の不確実性に伴う原油価格の高騰、人手不足の継続などが企業活動に影響を及ぼしており、先行きは依然として不透明な状況が続いております。当社を取り巻く事業環境につきまして、オフィスマーケットは、出社回帰の定着や人員増など業容拡大等を背景にオフィス需要が高まっており、都心の空室率は低水準を維持しています。建設業界におきましては、民間設備投資の持ち直しの動きなどもあり、工事受注は底堅い推移をしています。一方で建築資材価格の高止まり、労働者不足に伴う人件費の高騰等の影響を受けて依然として厳しい事業環境が続いております。このような状況下、当社は、人材確保のために機能や設備が充実したオフィス空間を求める各企業の新たなニーズにも応えながら、オフィス利用者の快適性と資産価値の向上に努めてまいりました。 当社グループの業績につきましては、売上高4,714,304千円(前期比19.3%増)、営業利益463,856千円(同12.9%増)、経常利益489,892千円(同13.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益314,857千円(同18.8%増)となりました。 セグメント別の業績は、次のとおりであります。事業セグメント当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)前連結会計年度 (自 2024年4月1日) 至 2025年3月31日)増減売上高セグメント利益売上高セグメント利益売上高セグメント利益(千円)(千円)(千円)(千円)(千円)(千円)リニューアル2,000,074276,7511,467,443227,361532,63149,390駐車場1,592,608290,9091,458,786272,407133,82118,502施設等保守管理1,056,61185,402955,29880,080101,3135,322保険代理65,00929,71269,02635,964△4,016△6,252合計4,714,304682,7763,950,554615,813763,74966,962 財政状態の概要につきましては、次のとおりであります。 当連結会計年度(2026年3月31日)前連結会計年度(2025年3月31日)増減金額(千円)金額(千円)金額(千円)資産合計5,645,3725,121,160524,212負債合計1,245,356992,694252,662純資産合計 4,400,0154,128,465271,549 ② キャッシュ・フローの状況当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末と比較し13,396千円減少し、1,993,873千円となりました。なお、各キャッシュ・フローの状況は以下のとおりであります。(営業活動によるキャッシュ・フロー)営業活動により増加した資金は、76,334千円(前年同期比218,969千円の減少)となりました。収入の主な内訳は、税金等調整前当期純利益 491,301千円、のれん償却額47,994千円、支出の主な内訳は、法人税等の支払額155,232千円であります。(投資活動によるキャッシュ・フロー)投資活動により減少した資金は、28,848千円(前年同期比17,040千円の減少)となりました。この主な内訳は、有形固定資産の取得による支出22,894千円、定期預金の預入による支出6,600千円であります。(財務活動によるキャッシュ・フロー)財務活動により減少した資金は、60,881千円(前年同期比51,113千円の増加)となりました。この主な内訳は、社債の返還による支出10,000千円、配当金の支払額42,960千円であります。 ③ 生産、受注及び販売の実績a. 生産実績該当事項はありません。 b. 受注実績当連結会計年度の受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。セグメントの名称受注高(千円)前年同期比(%)受注残高(千円)前年同期比(%)リニューアル4,369,101+206.22,647,833+849.7 (注)1.受注高および受注残高の前年同期比増加は、当連結会計年度の後半に、オフィスビルの大規模リニューアル工事を複数受注したこと、ならびに翌期まで当該工事が継続するものが複数あるためです。 c. 販売実績当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。セグメントの名称当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)前年同期比(%)リニューアル(千円)2,000,07436.3駐車場(千円)1,592,6089.2施設等保守管理(千円)1,056,61110.6保険代理(千円)65,009△5.8合 計(千円)4,714,30419.3 (注)1.主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合相手先前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)販売高(千円)割合(%)販売高(千円)割合(%)森トラスト株式会社720,94518.21,108,01623.5 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。①重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表作成にあたっては、経営者による会計方針の選択・適用ならびに過去の実績や合理的な方法に基づく見積りが行われ、資産・負債や収益・費用の数値に反映されております。なお、これらの見積りについては継続して評価し、必要に応じて見直しを行っておりますが、見積り特有の不確実性が伴うため、実際の結果と異なる場合があります。 当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1.(1)連結財務諸表 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載しております。②当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容当連結会計年度における経営成績は、売上高4,714,304千円(前期比19.3%増)、売上原価3,616,478千円(同22.8%増)、売上総利益1,097,825千円(同9.1%増)となりました。この結果、売上高総利益率は、23.3%(同2.2%減)となりました。販売費及び一般管理費は633,968千円(同6.4%増)となりました。この主な要因は、中長期的な視点に立ち、事業規模拡大を目指すための採用費及び広告宣伝費の増加によるものです。この結果、営業利益463,856千円(同12.9%増)、売上高営業利益率は9.8%(同0.6%減)となりました。営業外収益は、親会社への貸付金等に係る利息収入20,948千円により26,563千円(同22.6%増)となりました。営業外費用は、528千円(同0.3%減)となりました。この結果、経常利益489,892千円(同13.4%増)となりました。特別利益1,409千円は、車両運搬具売却などによる固定資産売却益によるものです。特別損失は、当連結会計年度におきまして計上はありません。この結果、税金等調整前当期純利益は、491,301千円(同13.8%増)となりました。法人税、住民税及び事業税185,363千円、法人税等調整額△8,918千円を計上した結果、親会社株主に帰属する当期純利益は314,857千円(同18.8%増)となりました。③セグメントごとの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容(リニューアル事業)大規模オフィスの内装工事及び電気設備工事の受注が増加した結果、売上高2,000,074千円(前期比36.3%増)、セグメント利益276,751千円(同21.7%増)となりました。(駐車場事業)周辺物件における工事の増加に伴い、工事関係車両による時間貸駐車場の利用が増加し、あわせて月極駐車場についても堅調に推移した結果、売上高1,592,608千円(前期比9.2%増)、セグメント利益290,909千円(同6.8%増)となりました。(施設等保守管理事業)オフィス向けの衛生消耗品の販売や電気設備システムの保守保全事業が好調に推移した結果、売上高1,056,611千円(前期比10.6%増)、セグメント利益85,402千円(同6.6%増)となりました。(保険代理事業)契約ポートフォリオの見直しを進めた結果、一部契約の満了に伴う影響により、売上高65,009千円(前期比5.8%減)、セグメント利益29,712千円(同17.4%減)となりました。 ④財政状態に関する分析当連結会計年度末における総資産は、前連結会計年度末に比べ524,212千円増加いたしました。主な要因は、工事進行基準計上により契約資産が526,595千円増加したことによるものであります。 負債は、前連結会計年度末に比べ252,662千円増加いたしました。主な要因は、工事未払金が177,975千円増加、未払法人税等が31,140千円増加、預り敷金が21,240千円増加したことによるものであります。 純資産は、前連結会計年度末に比べ271,549千円増加いたしました。これは主に親会社株主に帰属する当期純利益314,857千円を計上したことによるものであります。 以上の結果、総資産は5,645,372千円、負債合計は1,245,356千円、純資産合計は4,400,015千円、自己資本比率は77.9%、1株当たり純資産額は4,088円22銭となりました。 ⑤キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報当社グループの主要な資金需要は、運転資金として、工事下請業者等への外注費、駐車場賃料等の運営コスト、商品・材料の購入費等の仕入原価ならびに事業遂行に伴う販売費及び一般管理費の営業費用があり、設備資金としては、本社事務所及び駐車場の設備新設・改修等があります。また、事業規模拡大を企図したM&Aによる企業買収費用等があります。 これらの資金需要につきましては、営業活動によるキャッシュ・フロー及び自己資金にて対応していく予定であります。なお、現在のところ、社債の発行や金融機関等からの借入による資金調達を行う予定はありません。また、資金需要に備えて一時留保しております自己資金については、親会社への短期極度貸付を行うことで流動性を確保しつつ、利息収入を得ております。金利については市場金利を勘案して決定しております。 なお、当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの状況につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載しております。⑥経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等当社グループは、経営の効率化及び株主利益を重視する視点からROE(自己資本利益率)を重要な経営指標として認識し、10%を目標値としております。内部留保資金につきましては、安定的な配当による株主還元を継続的に行うために備える一方、既存事業の拡大や新規事業への参入を目的としたM&Aによる成長投資資金として有効に活用してくことを目的に蓄積していることから、当連結会計年度末におきましては、自己資本比率77.9%と高水準にあります。ROEにつきましては、7.4%と目標値の10%を下回る状況にあります。今後も中長期的な視点で企業価値の向上を図り、ROE10%を目指してまいります。⑦経営成績に重要な影響を与える要因当社グループの経営成績等に重要な影響を与える要因につきましては、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおりであります。
事業リスク
- 特定法人への依存森トラスト株式会社およびそのグループ各社からの受注が収益の大部分を占めています。もし親会社グループの事業方針や取引形態が見直された場合、エムティジェネックスの業績に大きな影響を及ぼす可能性があります。安定的な収益基盤である反面、依存度が高いことがリスクとなります。
- 特定地域への集中運営・管理する駐車場や不動産が東京都内に集中しているため、大規模な地震などの自然災害や不測の事態が東京近郊で発生した場合、これらの施設が損壊・閉鎖される可能性があります。これにより、事業活動が停止し、業績に深刻な影響が出るリスクがあります。
- 小規模組織の限界従業員30名という小規模な組織であるため、急速な事業拡大や新規事業への進出があった場合、組織的な対応が追いつかず、事業展開の速度に影響が出る可能性があります。人材の確保や育成、組織体制の強化が課題となる可能性があります。
出典: FY2025 有価証券報告書(AI要約)
有価証券報告書「事業等のリスク」の全文を見る(年度切替)
3 【事業等のリスク】有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。(1) 特定の法人への依存について当社は森トラスト株式会社の子会社でありますが、同社及び同社グループ各社より駐車場運営管理業務、オフィスビルの内装工事業務、ビル管理業務、損害保険契約等を受注しており、当社の安定的な収益基盤の確保に寄与しております。今後、同社のグループ各社に対する事業ならびに取引形態の見直しによっては、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。 (2) 特定地域への依存について当社グループが運営・管理する駐車場及び不動産は東京都内に集中しております。このため事業活動に大きな影響を及ぼすような大規模な地震等の災害、その他不測の事態が東京近郊において発生し、当社グループが運営・管理する駐車場及び不動産が損壊・閉鎖となった場合には、業績に影響を及ぼす可能性があります。 (3) 小規模組織であることについて当社(提出会社)の従業員(臨時雇用者含む)は38名であり、効率性を重視した運営組織となっております。今後急速な事業の拡大、新規事業への進出等があった場合、即応して適切かつ十分な組織的対応ができず、事業の展開速度に影響を及ぼす可能性があります。 (4) M&Aについて当社グループは、事業拡大や新規事業への参入を目的としたM&Aを重要な経営戦略の一つとしております。M&Aの実施にあたりましては、対象企業の財務内容や法令遵守状況、契約関係等について詳密なデューデリジェンスを行いつつ、事業計画の策定や将来価値の測定について十分な検討を行うなど、投資判断については慎重な姿勢で取り組んでまいりますが、買収後において予期せぬ偶発債務等の発生や、事業環境の変化等により、当社グループが想定したシナジーや事業拡大の成果が得られず、減損損失が発生するなど、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。